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- 2003年6月28〜29日、奄美大島の笠利町に検診に行った際
- 知人の牧野氏から風欄をいただいた。
- 期待したとおりに、風欄は1週後から白い可憐な花を開きはじめ、
- 7月23日には盛りのピークを通りすぎようとしていた。
- この花のこの美しい姿を散る前に記録したくて、
- 一気に描いたのであった。
- エム ナマエ画伯から受けた影響と、
- 検診のあとに見た田中一村画伯の画風の影響を受けて、
- 最初、左の作品を仕上げた。バックを紫にしたのは、
- とにかく、紫にしたかったからである。
- ところが、意外なことに、家内も次女も、紫が欄に不釣合いで、変な感じだと言った。
- どうしたら、彼女らに気に入ってもらえるか考えた末、
- 思い切ってバックに黒の上塗りをしたのが右の絵である。
- 二人に気に入ってもらえただけでなく、自分でもやっと納得のゆく絵になった。
- ちなみに、左の絵は今やこの世に存在しないので、
- ここに電子画像として残すことにした。
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