個人的出来事 第94話 2007年8月14日 記
チベット日本画スケッチ旅行−8〜9日目− 北京で最終日
ラサからの直行便で8月6日の夜遅く北京空港に着き、7月30日に泊まった同じゴルフ場内のホテルに宿泊した。これは、翌朝、泊まった部屋の写真で、窓からは美しいゴルフコースを眺めることが出来た。
この日は、1日中、北京で済ますべき仕事をしながら、比較的ゆっくりと過ごすことが出来た。
この写真は、張院長先生とゴルフ場を散歩しながら、歓談した時のものである。
夜は、今回の旅行の打ち上げの祝宴があった。
左から、胡先生、私、張院長先生、高氏(張院長先生のご親友で、張先生が私に紹介したいと祝宴に呼んでくださった)、王さん(張院長先生の秘書)の5人。私は、チベットでは高山病対策のためにアルコールは全く飲まなかったので、久しぶりのビールが嬉しく、思いっきり飲み、旅の思い出話もはずみ、本当に楽しい祝宴であった。
今回の中国訪問は、私にとって、かけがえの無い貴重なものとなった。何よりも貴重であったのは、張院長先生、高氏はじめ中国の友人達と心からの交流が出来たことであった。張院長先生の暖かい友情に、今回も涙の出る思いがした。 私が鹿児島大学の教授在職中に、私の教室に中国から大学院生として留学生活を送った胡先生と王先生の二人とも、今や中国で教授としてとても活躍しており、その一人の胡先生(上写真の左端の方)は今回チベット旅行に同行してくれ、私の通訳、観光案内、高山病対策などの健康管理など、本当にお世話になったのであった。もう一人の教え子の王先生からは、ホームページを毎日見ていますというメールではじまり、胡先生の携帯を通して高山病対策を含め、親身な電話を幾度となくもらい、これまた、嬉しく、ありがたいことであった。
翌朝は、私の日本への直行便の出発が朝早くであったため、ホテルを午前6時前に出発したが、張院長先生、高氏、胡先生、王さんの全員が空港に見送りに来てくださったのも感動であった。
2008年8月8日の北京オリンピックのちょうど一年前ということで、カウントダウン開始に沸く北京を後にしたのであった。帰路のAIR
CHAINA機上で見た『人民中国』という雑誌の一ページを紹介してこの、楽しく有意義であった中国チベットの旅行記をしめる。