昼間に決めてあったポイントに真夜中にたどり着き、月明かりに浮かび上がった千尋の滝を1時間余り眺めた。滝の音だけがまわりに響き渡る中で、済みきった天空の星も印象的だった。その時脳裏に刻み込まれた感動を群青の墨絵に託した。