たかがクルマのことだけど

クルマを預けて行動する


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 クルマの旅だから何でもクルマを使うというつもりはありません。旅先で歩いて感じることを私はすすめます。疲労回復のためにも欠かせません。



クルマから見えるものは限られ

 路地に入れば行き止まりや渋滞でせっかくの旅がだいなしになります。また、最近はバイパスが増えて、浜辺や都市部を大きく迂回しています。そして、クルマから見えるのは郊外レストランやパチンコ(パーラー)だけであったりします。

市内循環バスでまわる

 京都や金沢などの有名な観光地では安価で市内めぐりをする小型バスが運行しています。慣れない道を走るストレスや駐車場探しに悩むよりクルマを預けてしまったほうが自由に動きまわれます。

気に入った場所に出向く

 日程にゆとりがあれば半日は市内循環バスで主な観光ポイントをまわり、気に入った場所に自分のクルマで出向きます。すでに道もわかっていますから不慣れでギクシャクした運転も避けられます。

歩いて感じる

 町並みは生活とかかわっていますから狭い空間です。木曾の妻籠や馬篭、飛騨の高山や白川郷、輪島の朝市などは歩いて感じる場所です。また、少し健脚な人ならロープウエイを使って山を散策することもできます。高尾山、葛城山、蓼科山その他にはロープウエイがあります。そのためだけのガイドブックもありますから利用してみてください。

長い旅ほどクルマから離れよう

 ドライバーの疲労回復とともに同乗者の気分転換のためにもクルマを預けて行動しましょう。クルマに乗り続けると足腰の苦痛も増えます。同じ体位を続けるのは誰しも苦痛です。歩くことでそれを癒すのも大切でしょう。

まったく活動しない日も

 疲れたときは寝ることも疲労回復になります。長旅になるほど疲労が蓄積しますから思い切って活動を中止することも考えましょう。そのためには予備日を最低1日は設けておきたいものです。

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