たかがクルマのことだけど
携帯電話は便利だけれど
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昨年の道交法改正で運転中の携帯電話使用が禁止になった。でも、いまだに話しながら運転するドライバーが絶えない。クルマの運転はそんなに簡単になったのだろうか。運転中に無線交信をしてきた経験では注意力散漫のモトだと言いたい。愚か者のツケを歩行者や他のドライバーに追わせてほしくない。
●便利さを拒む気はない
PHSに始まって携帯電話を5台使ってきた。旅行先で宿や勤務先と連絡したり、バラバラに行動している家族の連絡に欠かせない。また、ブログに掲載する写真を撮るためにわざわざ買い替える始末だ。便利さを拒む気はない。でも、使う時と場所を選んで、逆に言えば使ってはいけない時と場所を知って利用するものだろう。
●無線運用をしてきて思うこと
運転中に無線の交信を10年ほど続けたことがある。マイクを握り、ギヤチェンジするのは危ないからハンドフリー機器を使った。また、スイッチのON・OFFでさえ視線がズレないように注意した。それでも、何度か冷やっとしたことがある。これは運転の上手下手やオートマ車かマニュアル車かにかかわりない。危険の認識の欠如やドライバーのうぬぼれの反映である。
●どんな危険が伴うかを具体的にあげてみよう
■電話を手に持てば片手運転になって蛇行走行したり、とっさの場合のハンドル操作ができない
■スイッチやボタン操作を行なうために視線が室内に移り、前方不注意状態になる
■操作を慎重にするがために低速走行して、クルマの流れを乱すとともに割り込まれる
■話しに夢中になって運転していることを忘れ、歩行者や二輪車を見失う
■ながら運転をするから信号無視やまわりの確認が雑になって追突や巻き込み事故を生む
無線をするためにマニュアル車からオートマ車に替えても同じであったことをつけ加えておきます。罰則があるからやめるのでなく、危険だから使わないことを忘れてほしくない。
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