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                        | ◎目次 ●気負ってみても
 ●積み重ねて分かる
 ●隠したいもの
 ●開き直るときも
 ●クズで良いじゃない
 
 
 グズに限ってあれこれ理由を並べて弁解をするものである。残す価値がないものでも記録にとどめ、恥をさらすヒントをこれから並べよう。
 
 ■気負ってみても
 
 私はある面では完璧をめざすが、他面ではザルで済ませている。理想と現実を状況に応じて使い分けるコメツキバッタだからである。
 
 気負ってみても始まらない。それが寄り道をしてきた私の持論である。だからこそ、記録を残したり文章を書ける。
 本当は隠しておくべきだが、ここから始めないと書いたり話したりすることが辛くなる。
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 ■積み重ねて分かる
 
 自分が何をすべきかとか、何をしたら良いかを他人に求める人が多い。自分を変える気がないくせに、耳さわりのよい甘言を求めるズルさが潜んでいる。
 
 話すことや書くことは無益ではない。無意識なものを話したり書いて自覚するからである。でも、解答は自分で見つけ出すしかない。自分を変えるしかないことが多いからだ。
 
 パソコンの利用もそういう面がある。良いソフトだとすすめられても、自分の使い道に合わなければ役立たずである。無駄は積み重ねて分かるのであって、やらなければ身につかないだろう。
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 ■隠したいもの
 
 ここで考えたいのは、何でもさらせば良いわけではない。バカが正義の安売りをするようなものだ。大切なものを隠すのが人間の本能ではないか。
 
 また、弱さを口にして同情を求め、優しさを装って安心させ、他人を欺いてヌクヌクと過ごす狡猾な輩もいる。
 
 隠すべきでないと言うのは簡単である。意識するしないにかかわらず、隠したいものは誰にもある。それを無理にさらす必要はない。
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 ■開き直るときも
 
 何をしてもうまくいかないときがある。マージャンで守りに入って役満を振り込んだり、頭上から鳥の糞が落ちてくるようなものだ。また、山道を歩いているうちに道を見失って同じ場所をグルグル回るようなものだ。
 
 こういうときは開き直って一服するにかぎる。あたふたするより、寝てスッキリしてから動けばよい。
 
 パソコンでいえば何もしないでそのままにしておくと元に戻るときがある。余計な小細工をせず、静かに耐えることも必要である。書きたくないときはゲームに夢中になればいい。
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 ■クズで良いじゃない
 
 グズは足かせになるから困り者である。でも、クズはリサイクルできるから使い道がある。
 
 最高の仕上がりなんて滅多にない。少ないから価値がでる。クズは溜って価値が増す。チリ紙交換だってそれなりの量がなければ用を足さない。
 
 残す価値は後でゆっくり決めればよい。いづれそのうち書くと先延ばしをするより、未完成の駄作でも作るだけマシである。
 
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