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                  | もくじ 
 ●おすすめしたい本
 ●おすすめできない本
 ●私の立場
 ●先行き不透明なアウトライン
 
 
 ■おすすめしたい本
 
 買ったまま放っておいた舘神龍彦『パソコンでムダに忙しくならない50の方法』(岩波アクティブ新書、二〇〇四年)を流し読みした。あれこれ思い当たることが多い。手を広げ、おだてられて無限地獄にはまるのがパソコンの恐さである。あとがきで51番目の方法が「パソコンを使わない」とあるのに思わず苦笑した。
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 ■おすすめできない本
 
 先日はパソコンをめぐる夫婦のどたばたエッセイである呉エイジ『我が妻との闘争』(アスキー、二〇〇二年)を読んで家族のヒンシュクを買った。この読後感は12月24日のあれこれ日誌にまとめた。パソコンに夢中になるほど家族を敵に回すハメになる。
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 ■私の立場
 
 そこで私の経験に基づく振り回されない秘訣をこれから順次並べたい。ハマると楽しくてやめられず、OS・ソフト・機器にムダな出費を増やし、知識慾にめざめて本を読んだり、向上心にもえてプログラムを組んだり、資格試験に手を染め、夜更しを重ねて、友人を失うのもパソコン生活につきまとう。
 楽しいものを止めろというつもりはない。機械操作、ソフトの活用、プログラム、ゲーム操作、インターネットなどは好きだからこそ幅を広げられる。好奇心、向上心、単なる興味や関心は極めて人間的な営みである。つまらなければパソコンに誰もが手に染めないだろう。
 なお、苦行を伴っても耐えなければならないものは仕事に限らず、受験勉強、家庭生活、社会人としての交際など多い。パソコンにもそういう面がある。この点については「パソコン利用法」ですでに触れているのであわせて読んでください。
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 ■先行き不明なアウトライン
 
 これから続けるのは、舘神氏の51番目の「パソコンを使わない方法」を除いたものである。とりあえず、目次だけを並べれば次のようなものだ(順序未定)。
 ●向上心が地獄への入口
 ●金食い虫との付き合い
 ●夜更しで顔付きが変わる
 ●好奇心が首を締める
 ●おだてられてお勉強
 ●バージョンアップはスリリング
 ●ゲームは楽しい
 ●整理のしすぎでクラッシュ
 ●メモリーを増やしてガラクタ集め
 ●検索しすぎて持論なし
 ●仲間集めでコビを売る
 ●宣伝に振り回されて
 ●手書きのほうが良かった
 ●家族に当たり散らして逆エビ堅め
 
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