4 コード(和音)がやたら多くて戸惑う
ギターに挑戦
毎日50回の指のグー・パー運動が効を奏して左指で弦を押えるのもようやく慣れてきた。といっても小指の押さえは相変わらず甘い。コードもC、D、Am、Emまでは弾けるようになった。でも、教則本が増えたばかりに今まで気にしなかったことに戸惑った。
わたしがかかわったフォークはC、Am、Dm、G7、Em、E7それに苦手なFの7つで足りたがどの教則本もDやEが入っている。そしてコードを押える指や位置が微妙に異なる。コードはCから入ると思い込んでいたらDやEを持ち出すのもなぜか不可解である。
それが気になって『ギターコードブック』を買い込んで調べてみた。結論からいうと指の位置はまちまちで良いようだ。なぜなら各弦ごとに音階があって和音の組合せは多数あるからだという。ま、こんなことは専門家にまかせて弾きやすいものを使えば良いだろう。
余談になるが、1オクターブには12音あるということも知ったの記録しておこう。ドレミファソラシは7音なのになぜ12音かというのがミソだろう。例の全音と半音の違いが5つ関わるからだ。
5弦(開放はAのラです)を例にすれば
A、
A♯=B♭、
B、
C、
C♯=D♭、
D、
D♯=E♭、
E、
F、
F♯=G♭、
G、
G♯=A♭になる。
全、半、全、全、半、全、半、全、全、半、全、半の組合せは遠い昔の音楽で覚えさせられたものである。【2006/12/27】
【70年代後半から凝った曲が増えている】
週末は朝からギターを弾く。コードの進行パターンも自然と身につき、新しい曲も抵抗なく弾ける。といっても60〜70年代前半の唄に限られる。70年代後半の曲は7やsusに加えて♯や♭が多くなって面倒だ。音楽性が高まったからとも思わないが違和感が伴う。フォークからニューミュージックへの移行だけでなく、ギターもアコースティックからエレキに変わったせいだろうか。
これは苦手なコードにつまずくわたしの都合がそう感じせるのかもしれない。岡林信康から吉田拓郎までは弾けても中島みゆきや荒井由実の曲はリズムも凝っていてフォーク感覚で弾きにくい。微妙な転調があるからコードの移調で対応できない面がある。
というわけで、岡林の『友よ』、荒木とよひさの『四季の歌』、五つの赤い風船の『遠い世界に』、チューリップの『心の旅』そして因幡晃の『わかって下さい』を弾いている。コード進行が簡単で、3コードで済ませられるのがなまけ者に合っているようだ。(2007/03/17)