87 ギターを気楽に弾くために

ギターに挑戦

 あれこれゴタクを並べてきましたが、ギターになじむことが苦手意識をうすめて、なじませてくれるようです。
 口ずさんだり耳慣れた曲を選び、手抜きを工夫して、アレルギーを緩和するしかありません。
 山歩きやドライブを続けてきたわたしは、迂回したり、寄り道してそのときその場を楽しんできました。
 義務感や悲愴感で取り組んでも楽しくはありません。、

弾きやすい曲を選ぶ


  1 コードの少ない曲を選ぶ
     少なくても変化がある曲は多いので指の動きに慣れ、リズム感を身につける

  2 移調を行って弾きやすいコードに換える
     Fのないスケールにしたり、SUSやaddなどの付加したコードを無視する

  3 7thコードを上手に使い分ける
      E7、D7、G7、A7・B7は意外に簡単だ

  4 進行パターンを知る
      展開や終了に共通パターンがある
      ※トニック、サブドミナント・ドミナント

  5 なじんだり、好む曲に絞って繰り返す
      ※わたしは「なごり雪」と「おまえだけが」を2年続けて弾いてきました

  6 カポタストを使って弾きやすいフレットや歌いやすいキーを選ぶ
      ギターには押えやすい位置もある
7


手抜きを工夫する

  1 移調で弾きやすいスケール(音階)を選ぶ
     F、G、Bで始まる曲をCやAmに変える

  2 同じコードはシンプルなものを選ぶ
     GやG6はG7にする

  3 代理コードで対応する
     3音のうち2音が一致するコードを代理コードといいます
     たとえば次のようなものです

     FをDmに換える(ファラド→レファラ)
     F→Am(ファラド→ラドミ)

     G→Bm(ソシレ→>シレファ)
     G→Em(ソシレ→>ミソシ)

      C→Em(ドミソ→ミソシ)
      C→Am(ドミソ→ラドミ)
   
      Dm→Bm(レファラ→シレファ)


苦手なコードと対策

  1 人さし指を寝かせるセーハーが絡むコード(F)
     ・他の指に力を入れる
     ・人さし指を曲げる
     ・人さし指の片側だけに力を集中
     ・裏面の押え方でフォロー

  2 指が重なって押さえにくい3つ縦に並らぶコード(A・B)
     ・カポタストを使って幅の広いフレットを使う
     ・3ついっぺんに押えてしまう

  3 弦が細く、小指を使う1~3弦で押えるコード(D、D7)
     ・慣れるしかない