ドライヤー料金のバラツキ
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十数年前は日帰り温泉に出向くときに石鹸やシャンプーを持参した。我が家ではドライヤーまで用意した入浴セットを車に積み込んでい。最近は銭湯もシャンプーや石鹸を備え付け、タオルも自動販売機で売っているから手ぶらで出向く人も多い。持参するようにうながす銭湯でも別料金のコーナーは石鹸やシャンプーの備え付けがある。
そろっていて当たり前と思い込んでいると虚をつかれるときがある。ブラシや櫛は自前のものを持参してもドライヤーを持ち歩かない。ところが銭湯ではいまだにドライヤーの使用料が徴収される。その使用料が100円、30円、20円、10円、無料とバラツキがあって困惑させられる。
ずっと昔は女性の洗髪料が別にかかった。水を多く使うからその分の負担だったのだろう。ドライヤーも同じ理由に違いない。問題は値段のバラツキである。同じ銭湯でも違う場合があるようだ。銭湯に慣れていない妻がそのたびに憤るのが可笑しい。妻や娘は洗い場とドライヤーが空くのを待つようだ。そこに値段のバラツキがあるから怒りが増すのだろう。
入浴料をまけろと言う客もがいたり、一人で長時間使い続ける客もいるから別料金にするのだろうか。入浴料が最低の料金であることを示し、無料にすれば居座る客をけんせいするためにあえて有料ににするのだろう。本当の理由を知りたいものだ。