その昔、魔王<ルシフェル>が絶対神に反逆の狼煙を上げた時、
天界の3分の1の天使が彼に従って堕天したと言われる。
天使と悪魔の戦いは混沌を極めたが、天使側の総隊長であり、
ルシフェルの双子の兄弟、ミカエルの剣によって魔王は深く胸を貫かれ、
戦は一応の終結を見た。
ルシフェルの魂は無数の欠片になって世界に散り、
悪魔たちは、七層からなる深き地獄へとその姿を隠した。
やがて、魔王の欠片うち、一つは目覚めて地獄へと戻り着き。
また他の一つは、ある女性を媒体に甦った。
そのたびに、戦いを繰り返し、天地共に力を浪費したが。
天界と地獄…魔の世界との均衡が崩れることなく、確執は続いていた。
そんな、神話の時代から遥かな時間が経った後。
世界の狭間にある屋敷に、一人の少女が生まれた。
聖と魔の力。そして類稀な容姿を持ち。
まだ、悪魔でも神でもないこの少女が、やがて全世界を揺るがす……
かもしれない。

全テハ、夢ト現ノ狭間ノ物語。
