1988年(辰年)

銀色の空(背景)に、赤い描線、というイメージは、なかなか美しいと思ったんだけど(右)、出来上がりはイマイチ。まだ使い慣れないプリントゴッコでは、版二枚が限界、という事情もありまして。

結果的には、モノクロの下絵(右)の方が、ずっと見栄えがいいでやんの。
ちょっと残念、な結果でした。

小学生の頃、学校の講堂で東映動画(だったと思うけど…)の「白蛇伝」というのを見せられた。
多分中国の、昔のお話で、蛇が美青年に変身して人間の娘と恋に堕ちる悲恋話。
その蛇男が、あまりに美しくなまめかしくて、幼心に衝撃でした。
あんなエッチなものを文部省推薦にした奴は誰だ!?
以来、私の中には根強く、「は中類+男性=セクシー」という図式が定着してしまった。

…で、この絵の竜は男性のつもりだったんだけど、男性の知り合いに「凄いね、この竜女」と言われてしまった。
ちょっと悲しかった…。

 
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