*200年7月のワタクシ。*

 

7/14.15.16(金土日)

伊豆へダイビングに行く、という計画で、張り切ってダイコン(ダイビング・コンピュータ)買って心待ちにしていたら、なんと台風接近のため、中止になってしまった!
結局、直撃とまではいかなかったが、とてもダイビングなんて状態ではなかったようなので、仕方無いんだけれど。
次の予定も全く無く、がっかり。
まだ新米過ぎて、一人で潜りに行く度胸は無いしなぁ。
ついつい人任せになってしまってて、イカンとは思うんだけれど。

結局、世間で言う3連休を、家でじっと過ごしました。
けっこうな豪雨で出歩くのも大変だし危ないと思ったのもあるけど、それ以上に、台風が来ると身体が重い
なんか年々酷くなるみたい。
週末は実家に行く事が多いのだけれど、今週は以前から「行けないよ」と言ってあったので、そのまま行かずに済ましたが、電話で母に「家が古くて大雨だと水が入って来たり…」等と言われ、心細そうにされたので、やっぱり行けば良かったかと思ったが、もう雨が強くなってきてたので断念、でもちょっと悔やんだ。
そういう事も、言われないと気付かないんだよね…。

それにしてもダイビング、この先を考えたら、おいおい機材も揃えたいし、潜るためには交通費に宿泊費。
お金がいります。
働き甲斐ができたと思って、頑張るか。

 

 

7/20(金)

上野の国立科学博物館『インカ・マヤ・アステカ展』行って来ました。

相変わらずお天気がグズグズで、朝からボーッとして身体が重い。気温が高くならないのが救いだけれど。
上野に13:00待ち合わせ」なのでプールに寄って一泳ぎしてから行こうと思ったのに、くじけてしまい、結局家から直接待ち合わせ場所へ向かった。
街はすっかり夏休みモード、電車は混み合い、なんだかザワついてる。
珍しく(恥)待ち合わせ前に到着。
公園口を出てすぐ(と言うか駅舎の2階にあるんだけど)の『上野ぶんか亭』で昼食。
こういう立地条件のお店って期待しなかったんだけど、ここのお蕎麦は美味しいので、すっかりお気に入り。蕎麦湯も出してくれます。

国立科学博物館は、長い事やってたリニューアル工事も一段落したらしく、だいぶマトモな感じになっていてホッとした。
会場はけっこうな人出。
でも、ギリギリ小中学生の夏休みには入ってないので、そんなに大渋滞ではなかった。
今回初めて知ったんだけど、ここの常設展は小学生以下無料なんだって!おまけに、今回の特別展も、同様に小中生無料。
やっぱり早めに出て来て良かった……。

さて、展示。
以前同じ科学博物館でやった『ナスカ展』も、とても面白かったけれど、今回は同じ南米の文明でもだいぶ時代も新しく、土器や装身具も洗練されて精巧になっている。
でも、地域的にも時代もかなり離れているのに、南米の遺産って独特のテイストは共通だな。
ナスカ程素朴さが無いだけに、「カワイイ!」感は薄れてしまっているけれど、ポップと言うか、クッキリしたデザインは、やっぱり私好み。

そんな高度に洗練された文化遺産と、スペインの侵略によって滅ぼされた歴史の記述を交互に見せられて、スペインが憎くなった。ったく文化度の低い野蛮人めらが、黄金の装身具なんか根こそぎ奪って溶かしちゃったんだから!ああ、もったいない。
今さら怒っても仕方無いけど(笑)。
高度な文明ではあったけれど、やはり現在の我々の感覚とは大きくズレていたようで、なかなかエグい部分もアリ。
なにしろ『生贄(いけにえ)』。祭壇に人間の心臓を捧げる、だの、アステカなんて一度に数千人を生贄にしたの、生贄要員が不足して戦争ばかりしていたの、なかなかに血生臭い。
漠然と、ゆったりのんびり平和に暮らす米大陸の人々を、こすっからく兵力に勝るヨーロッパ人が踏みつぶした、というイメージがあるんだが。そう平和的でもなかったみたい。(上には上って事ね…)

生贄の様子を描き残した絵(血がダラダラ、心臓が飛び出したり)や、内臓ダダ漏れ状態の『死の神』像等、かなりスプラッタな展示も多数。
最終コーナーには、何とも生々しいミイラの展示、それも複数。
エジプト等と違って、死体をほっとくと自然にミイラ化しちゃうんだそうで(ひゃ〜)、スペイン人が侵略して来た頃にも、その歴代指導者のミイラは儀式に参加してたそうな。
それどころか、今でもミイラ廟のような物があって、人々が生ミイラにお参りしたりお祈りしてるビデオまであった。
死生観というのも、文化によって随分違うものだな、とは思うものの、うーん、やっぱりちょっと、イヤかも。
ほぼ同じペースで回っていた親子連れがいて、小学1年生くらいの娘がさかんに「生贄って怖くないのかなぁ」「痛くない?」と母親に聞いている。見れば泣きそうな顔。母親は「いっぺんに数千人やったんだってー」等と解説に余念無く、こと細かに聞かせている。
…ぜったい今夜、うなされるぞ(笑)。

でも、生贄の心臓をえぐり出したり、ミイラのお腹に詰め物したり(これは異例らしいが)してただけあって、外科医学はかなりの発達ぶりだったらしい。
そういう点、死体解剖したら自分の命がヤバかった日本なんかとはえらい違いだね。
それから、『天空都市』マチュピチュの建設も見事ながら、今で言うような無茶な開発だったため、運営に支障があったとか、環境破壊になってたとか。
ちょっと目からウロコな記事がいくつもあった。
でもマチュピチュ、行ってみた〜い!

インカ・マヤ・アステカ展国立科学博物館で9/24まで、一般1400円
ただし、小・中学生は無料。うなされに行くか?

 

7/28(土)

いきなり、隅田川花火大会を見て来た。

やたらと蒸し暑く、何をやる気力も無い今日この頃。
一度は起きて洗濯なんぞをしたものの、返却期限の迫る図書館の本を読もうとして、そのまま窓辺のソファに埋まってグースカ眠ってしまった。
長く深い昼寝から目覚めたのが、すでに夕方の6時頃。
せめてプールだけは行こう…と、用意を始めたら、携帯電話に着信&メールが数本入ってる。
ありゃりゃー、マナーモードもかけてないのに、狭い部屋の中なのに、全く気付かず眠りこけていた!
慌てて開けたら、和裁の先生から。
「今日、隅田川の花火大会で集まるんだけど、来ない?」なんですとー!?

実は私は、花火マニアと言っても過言ではない!
ただ、隅田川はちと遠く、生活圏外にあるので、朝FMラジオで「今日は隅田川花火大会です」と言ってるのを聞いても「いいな〜」としか思わなかった。一人で隅田川まで行く元気は、サスガに無いし、突然人を呼び出す元気も無かったのよ。
でもでも、お誘いがあったなら話は別!
だけど、打ち上げは19:00〜20:54、今は18時を回っている。家から隅田川までは1時間以上かかる。
おまけに昼寝から覚めたばかりの私の姿は、とてもその、そのままお外へ出られる状態ではない!
あきらめかけて、先生に返メールで「間に合わない…(泣)」と送ったら、「知り合いのお宅のビルの屋上でやってるから遅れて来ても大丈夫」。ダーッシュ!!
普段は身仕度の超ノロい私が、別人のような勢いでシャワーをあびワンピースを着て、メイクを済ませ、30分で家を飛び出した。

8時前に到着。携帯メールで教わったビルは、地下鉄出口の真ん前で、すぐそれと分かった。
電車の中も、街も、すごい人出、すごい喧噪。
ビルの階段を6階まで、殆ど駆け上がるようにして、屋上に出た。
暗いので、一瞬立ち止まる。けっこう人がいて(30人くらい?)、殆どが浴衣姿だ。
先生と何人かの知り合いを見つけて、ご挨拶もソコソコ、誘ってもらったテーブルにも付かず、缶ビールと枝豆を持たされてカブリツキで花火見物。
ここに来るまで知らなかったんだけど、隅田川花火大会って打ち上げ会場が2つあるんですって。
このビルは、第一会場が近いけど他のビルの陰になって上の方しか見えず(でも音は楽しめたよ)、少し距離のある第二会場の方が開けていてすっかり見える。
せっかくなんで携帯で写真を撮ってみたが、肉眼で見るイメージよりずっと小さくて、地味。
と、傍にいた人が「花火は動画がいいんだよ」と、教えてくれたので、なんと初の動画撮影にチャレンジ!
なるほど、動きがあると、なかなかそれらしくなるものね。
と、いう事で、せっかくYouTubeのアカウントも取った事だし、携帯から動画をUPしてみました。

あんなに蒸し暑かったのに、ここは夜風が心地良く、地上の喧噪も交通整理の笛の音も遠い。ビールに美味しいおつまみに冷えたスイカまでいただいて、花火はクライマックスを堪能し、すっかり上機嫌になってしまった。
打ち上げは時間通りに終了、三々五々立ち去る人々。
我々数人は最後まで居座って、それでももの足りなそうなメンバーに連れられて浅草の街へ出た。
いや〜、すごい!
まさに祭の後、と言うか、まだ祭。
浴衣率、高い!そして、だいたいが若くてカラフルな化繊浴衣に作り帯、茶髪にマスカラのギャルメイク。足元はミュールだったりする。ホストみたいな男の子も多数。
…正直、ここでの浴衣姿を見ていると、着付けがどうの、決まり事がこうの、なんてバカバカしく思えて来る。それくらい、無法地帯(笑)。

あ〜、残念、せっかく完成した浴衣、着て来たかった!
一緒に歩いたのは和裁の関係のメンバーなので、私以外の4人は皆浴衣、しかも付け焼き刃じゃないからキマッッている。
若い子ならいいけど、いい歳になってしまったら、やっぱりピシッッと着たいよね、和服。

 

 

7/29(日)

せっかく浴衣が完成したのに、13日の月島盆踊りは台風で中止、昨日の隅田川花火大会も急だったんで浴衣で行けず。
今日は和裁教室なので、意を決して着て行った。
幸い、気温はさほど高くなくて、お天気は薄曇り、時々陽が射す、というところ。
天気予報では午後は雷雨、なんて恐ろしい事を言っているが、なんだか今日着ないとこの夏じゅう着られないような気がして、決行を決めた。
えーい、木綿の浴衣だ、濡れたら洗ってやるさ。

和裁教室の前に教室のご近所のR子姐さんのお宅にお邪魔する約束だったので、家を出るのは11時頃。
朝の8時過ぎから緊張して、滅多に点けないクーラーをフル稼働して身体を冷やし、時間の余裕を見て着付けをした。
うーん、なんかボソボソして、ピリッとしないんだよなぁ。
何度かやり直して、いい加減ハラが座った。
和裁教室までたどり着けさえすれば、専門家(和裁の先生)が着崩れなんか直してくれるさ!
予定の11時を10分ばかり過ぎてしまったが、ユニ○ロで買った下駄を引っかけ、日傘を差してドアを出る。ちょっとドキドキ。
R子さんのお誕生祝いをする目論みで、駅前でお寿司とケーキを購入。
ロウソク欲しいな…と、思ったら、お誕生祝いのプレートも売っていて、名前も入れてもらえた。ラッキー!
「お名前の後には“ちゃん"ですか、“さん"にしますか?」と聞かれ、「ん〜、“ちゃん"でお願いします!」。
絶対子供に買ってったんだと思っただろうな。可愛いクマちゃんの絵の入ったプレート選んだし。

買い物を済ませると、和裁教室のお道具とお土産で結構な大荷物になってしまった。浴衣にショルダーバッグはヘンだし、ケーキは崩したくないし、両手がいっぱい。
幸い電車は空いていて直通だったので、かしこまって座っていられたが、駅からR子さん宅まで徒歩約20分(いや洋装なら15分なんだけど)。
荷物が多くて日傘が差せない、けど陽が射してるので無理矢理差す。その上R子さんに「着いたよコール」を歩きながら入れたので、もう物凄い格好で、着物で歩く緊張感も失せた(笑)。
ユニ○ロで790円で買った下駄は、軽くてすこぶる履き易い。良かった。

ドアを開けるなりR子さんは「あ〜浴衣だ〜♪」。
夏風邪をこじらせて喉が痛いと言っていたけど、声はそんなに枯れてなかったんで一安心。でも、話してるうちに咳き込んだりしてちょっと辛そうだった。
お母様は気候のせいか、ちょっとだるそう。私もです、本当に身体が重い、この気候。
お寿司を食べ終わったら、デジカメを持って来て撮影してくれた。
ついでと言ってはナンだが、せっかくなんでケーキも撮影。モチロン、キャンドル立てて、火も点けて。
2時間程お喋りをして、そろそろ和裁教室が始まる…と、外を見たら、雨が降っている!
慌てて教室に移動。って言っても、本当にご近所で徒歩2分程度なんだけど。

和裁教室に入ると、皆が浴衣を誉めてくれた。
けなしはしないと思ったけど、こつこつ作った物を誉めてもらえると、やっぱり嬉しい、えへへ。
そして、今日からは新たに、半襦袢を作り始める。胴体部分を晒(サラシ)で作って別布で袖を付け、半襟を縫い付けて着る、いわゆる『うそつき』というヤツ。
今からだと完成は寒い頃になりそうなので、冬に着られる物にした。
先生が見繕って来てくれた袖用の生地は、白地に赤の小花模様。ちょっと、気恥ずかしい程可愛らしいけれど、袖口からチラッと出るだけだから、許されるかな?正直、まだ和装の感覚が良く分からない。自分がどんな物を好きかも。
取りあえず、今日は晒の胴体部分の裁断と背縫いをして、次回手持ちの着物を持って来て見てもらう事になった。

今日は三味線の先生もいらして、久しぶりに三味線体験教室も受講。
毎回バチの持ち方が分からなくなってる。ひどい(赤面)。
こういう物こそ、教室だけ出てみても上達はしないだろうな、と思う。
楽器を練習できる住環境ではないし、これ以上趣味に手を広げるのも無理があると思うけれど、取りあえず今回で『さくらさくら』は卒業、次回から譜面を使うと言われて嬉しかったりして。
それになにより、先生の声に聞き惚れてしまうのよ。(私の三味線の音は邪魔だけど…)
まあいいや、しばらくは、これで。

今日は一人見学の人がいて、終わってから皆で呑みに行く。
慣れない物を来て、慣れない履き物なのでちょっと心配ではあったけど、一杯だけ、と言って始まっても気が付けばおかわりしてるし。
楽しい席でお酒が入ると気も大きくなって、帰り道で先生が着崩れの直し方を教えてくれた。
心配した雷雨は、夕方ザーッと激しいのが来て、雷もかなり鳴ったし光ったけれど、日暮れ前にすっかり上がって陽も射していたので安心していたら、帰りの電車を降りる頃になってまた降り出した。
傘は晴雨兼用を持っていたので問題ナシだが、かなり雨脚が強くて、裾が濡れたら物凄く重くなって、歩きにくい。
そうか、そういう事もあるんだな、と感心しながら帰った。
そんなにたいした事をした気はしないのに、かなり疲れていたらしく、お風呂から出たら近頃には珍しくバッタリ寝てしまった。

で、翌朝。
起きたら、なんだか身体が痛い。特に脚、スネのあたりが、激しく筋肉痛。
…慣れない下駄と長い裾のせいで、いつもと違う歩き方をしたせいだ。
うわわ〜、和装って、筋肉だったのね!?

 

 


7/27(金)

掲示板でお馴染み“お姐"さんことR子さんのお誕生日祝いに、仲間内でYouTubeに動画を UPしよう、という企画に誘われて、やってみました。

動画と言っても本当に動画ではなくて、Mac搭載のソフトiPhotoに付いてる機能『スライドショー』というのを使ってお手軽に写真を見せる、というもの。
…でも、そんなにお手軽じゃ、なかった………(笑)。

言い出しっぺのD氏は、Mac大好き凝り性大王。私の大学の先輩で、R子さんの後輩。
今回の企画は、規定の曲入りのスライドショーを書き出して送れば、YouTubeにはD氏がULしてくれる、という話だった。
まずお試し版を作って、(重いので)メール宅配便というのを使って送ってみた。
なにしろMacはマイノリティなので、わざわざ「Mac用」という宅配会社を選んで送ったら、D氏から「Winでないと開けない…」と言って来た。「Mac用」って「Macで送ってWinで受け取る用」って事だったみたい。
幸いD氏はWinも持っているので、そちらからDLしてくれて、お試し版はアッという間にYouTubeにUPされた。
やっぱりもうちょっと手を加えて、と思っているうちに期日は迫り、結局改訂版を送ったのはお誕生会の前夜7時頃。
さて、これで済んだし、そろそろ週に一度の走る会に出かけようという頃、「短いけど?」と、D氏から問い合わせ。
チェックしたら、曲DLのさいに失敗していたらしく曲の途中でぶっつり切れてしまっていた。
(実は私、この曲を歌う歌手の声が嫌いで、なるべく音を消して作業をしていたので気付かなかったのよ…トホホ)
一瞬、頭は真っ白。
もう一度曲をDLし直してスライドショーも作り直しYouTubeのアカウントを取ってULしなくては!
0時キッカリにお祝いコメントを入れるはずが、9時〜11時は走りに出てしまうし、曲のDLはうまくいかずYouTubeの会員登録は拒否られる。
思わずテンパッたメールを出したら、D氏もハイテンションなメールを返して来た。
そうか、言い出しっぺでパーティの幹事だから、今頃物凄く忙しくなっているんだ。
なんだか大学時代の学園祭前夜とか、思い出して可笑しくなってしまった。

結局、走って(今日は泳ぐのはあきらめて) 戻って来てやり直したら、曲のDLもYouTubeのアカウント登録もすぐできて、スライドショーも構成は出来ていたのでちゃっちゃと出来上がり、ULも問題無く完了。
遅れてお祝いコメントを入れた後も、なんだか面白くなってしまって別のスライドショーを作ったりしてしまい、また朝になってしまった。

って、この近況を書いてる今も、またまた朝になってしまいました。あーあ。

 

 

7/31(火)

新年から進んでいた、私の漫画が携帯配信される、というお話。
いよいよ準備OKという事で、配信会社のBbmfのHさんから連絡があり、配信開始前のチェックをさせていただいた。

仕事場の最寄り駅まで来てもらい、駅前のファミレスで早速、Hさんの携帯電話で出来上がった(配信前の)ファイルをチェック、と言うか、見物。
おお。意外とキレイ、読みやすい。

配信開始は、8月10日に決定!
詳しくはこちら。
楽しみです。