「ゴジラ×コング 新たなる帝国」見ました

−いろんな意味でまるで昭和の「東宝チャンピオンまつり」のような怪獣映画だった−



4月26日から公開された映画「ゴジラ×コング 新たなる帝国」を初日に見ました。
その日はもう1本戦隊VS映画も見なければならなかったのでパンフやグッズを買う関係からこの2作品を上映している映画館を探しました。以前に書いたようにOSの株主優待券がなくなったのでもう劇場にこだわることはなくなったのですがこれが意外に少なかったのです。で候補に挙がったのが東宝シネマズ西宮ガーデンズとTジョイ梅田(旧梅田ブルク7)でした。で、上映時間の関係から結局Tジョイ梅田に決めました。東宝系以外の映画館、しかも東映の直営館でゴジラの映画を見ることになるなんてほんと時代が変わった事を実感しました。
上がそのチラシです。今回はチラシとしてはこの1種類だけでした。
ただ下の「角川まんが科学シリーズ どっちが強い!?ゴジラVSコング」という8Pの冊子が劇場で配布されていました。その裏面は最新のキービジュアルで中に2Pで解説も書かれているのでまあ実質新しいチラシみたいなものですが(笑)。
このハリウッド版ゴジラのシリーズはレジェンダリー版と呼ばれ別名「モンスター・ヴァース」と呼ばれるもので2014年の「GODZILLAゴジラ」(ムートーのやつ)、2017年の「キングコング:髑髏島の巨神」、2019年の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」、2021年の「ゴジラVSコング」に続く世界観の作品で登場人物等「ゴジラVSコング」の完全続編になっています。

見た感想は「東宝チャンピオンまつり」のような昭和のゴジラ映画みたいでした。まあどっちかと言えばコングの映画でゴジラは脇役と言った感じなんですけどね。
前作から3年後メカゴジラを倒したゴジラとコングはゴジラは地上、コングは地下空洞と場所をすみ分けて暮らしていました。そんな中で異変が起きます。
コングの元にコングの同類と思しき猿たちが襲ってきます。さらに地下空洞から謎の助けを求める電波信号が発信されておりそれをコングと話すことのできる少女シアが感知します。シアはモナークのコングを研究している科学者アイリーンの娘として引き取られており、イ―ウィス族の生き残りである彼女は学校での生活に居場所のなさを感じて悩んでいました。コングが地上に現れその虫歯を直したのをきっかけに電波の発信源を突き止めるためにモナークのアイリーンと獣医のトラッパー、そして前作でも活躍したポッドキャスト「大怪獣の真実」のバーニーそして自ら一緒に行くと志願したケイリーと共にコングと一緒に地下空洞へ向かうのです。
一方でゴジラの方はイタリアのコロシアムで寝ていたのが謎の信号を受けて暴走し核施設を襲撃しそのエネルギーを取り込み赤い姿に進化して暴れまわります。以前から言ってるようにこの世界のアメリカ人はなぜかゴジラは人類の味方だと信じてうたがわないんですよね。今回もずっとコロシアムで寝ているゴジラを見守ってるだけだし各施設を襲って暴れまわっているのですよ!それでもまあさすがに戦闘機で攻撃はしますがなんかこれも新たな敵に備えてゴジラがパワーアップしてると思い込んでるふしがあるんですよね(笑)。
で、救援信号は地下で密かに暮らしていたイ―ウィス族が発していたものでそこにはあのモスラの神殿があったのです。そして彼らが怖れていた存在というのがコングの同族である猿たちを率いている邪悪な猿=スカーキングであり彼がその骨のムチとその先の発光体で従えている巨大な怪獣=シーモなのです。
今回の映画では情報としてゴジラとコングのビジュアルしか公開されておらず、かつ明らかに共闘するようなのでその敵が登場する事はわかっていました。それが前作ではメカゴジラだったわけで今作でもガイガンかデストロイアか何かすごい怪獣が登場すると期待していたわけなのですよ。それがただの猿とは・・・しかも従えてる怪獣の方もデザインは地味だしラスボス感もないやつでちょっとガッカリしました。名前もシーモって、やっぱり怪獣はガイガンとかガングリゴンみたいに濁点と力強い音の方が強敵感があっていいですよね。このあたりはほんと日本の怪獣のセンスの素晴らしさにあらためて感心したところです。
スカーキングとシーモにやられて右腕が傷ついたコングにトラッパーたちは開発中断され地下の基地に放置されていた解剖メカ型激震性サンダー・グローブ=ビースト・グローブを装着させます。そしてコングはゴジラを連れに地上へ向かいゴジラとぶつかり合い一緒に地下空洞へ落ちていきます。そしてそのゴジラとコングを説得したのが自らの能力を開花させ巫女のようになったシアによって復活したモスラなのです。このあたりはまるで「ゴジラ・コング・モスラ 三大怪獣地底最大の決戦」って感じですね(笑)。
今回の映画が「東宝チャンピオンまつり」だと思ったのは単にゴジラが正義の味方というだけではなく当時の予算のなかった時代の怪獣映画の特徴で大々的な街の破壊とかはなく限定された場所でのいわゆる怪獣プロレスだったこと、登場人物も数名の関係者だけで政府や軍の人間が登場しないなどといったところです。そういったところを予算がふんだんにあって特撮(CG)コストを少なくする必要もない映画なのにやっているんですよね。
で、最後はゴジラ対シーモ、コング対スカーキングと言った感じの大乱闘のまさにCG怪獣プロレス状態になります。最後はコングに最初は噛みついてきたもののその力にかなわず次第に心を開いた子猿=スーコがスカーキングの発光体を破壊しシーモが制御不能になりコングとゴジラにスカーキングは倒されてしまいます。
最後はシアはイ―ウィス族のところには残らず母親のアイリーンと共に地上へ帰っていきます。そして地下ではコングがスーコと共にシーモを従えて新し猿の国を作るのです。これがおそらくタイトルにある「新たなる帝国」なんでしょうね。一方ゴジラの方はというとまたコロセウムで寝ているという・・・このコロセウムがまあ昭和のゴジラにおける「怪獣ランド」か「怪獣島」ということなんでしょうね(笑)。

ということでほんと昨年の「ゴジラ-1.0」とは対照的な怪獣映画になっていたんじゃないかと思います。それにしてもアカデミー賞の受賞を受け公開後半年近く経った現在も「ゴジラ-1.0」はロングラン上映を続けており同時に映画館で2本の新作ゴジラ映画が見られるという夢のような状態になっています。


上は「パンフレット」です。たしかこれまでは通常版とデザイン画などが増ページされた特別版の2種類があったのですが今回は1種類だけでした。
パンフレットに4つ折りの厚紙のデザインされたカラー印刷のケースが巻かれておりネタバレ防止のため封がされています
パンフレット自体はA4版・60Pでカラー印刷になっています。この仕様とページ数で1100円というのは非常にお買い得だと思います。
内容的にはイントロ、過去の作品のストーリー、今回のストーリーに続いて見開きで怪獣を紹介しています。ゴジラ、コングに2P、スカーキング、シーモに1P、スーコとモスラに半P。さらにコングやゴジラに倒された雑魚キャラの怪獣などもちゃんと紹介されています。
キャストインタビューとしてはアイリーン、バーニー、トラッパー、シアの4人だけが載っています。、
その後はスタッフのインタビューとしてアダム・ウインガード監督、制作のアレックス・ガルシア、エリック・マクレオド、デザイナー、撮影監督などさまざまなスタッフのインタビューが載っています。海外作品でここまでスタッフインタビューが載っているのもめずらしいんじゃないかと思います。
監督は本当に70年代のゴジラ映画が大好きでそれをリスペクトして本気の怪獣プロレスを作りたかったみたいですね。
そしてモンスター・ヴァースの解説とデザイン画も8Pにわたって載っています。
いろんなゴジラ関係の宣伝にもページが割かれています。
そして劇場グッズはこんな感じ。かなりの種類があるので欲しいものだけ選んで買いました。

「クリアファイルセット」
表が最初のキービジュアルで裏がモナークデザインのもの、表が新しいキービジュアルで裏がスカーキングデザインの2種類のA4クリアファイルのセットです。

「メタリッククリアファイル」
ゴジラとコングを配したデザインのメタリッククリアファイルです。

「3Dクリアファイル」
キービジュアルの3Dクリアファイルです。裏面はピクトグラムデザインのものでこちらは3Dではありません。

「トリプルファイル」
ゴジラ、コング、スカーキングの足跡と顔を配した3面のクリアファイルになっています。

「マスコット付きボールペンA」
同じみのゴジラのリアルタイプのマスコットがノック部分についたボールペンです。コングの方はパスしました。

「名刺ケース」
モナークデザインの名刺ケースです。下面にはゴジラとコングの足跡が押されています。

「ボトルキャップマスコットA」
ゴジラ(2024)のボトルキャップフィギュアです。洋画・邦画を問わずこの手の映画を見てボトルキャップフィギュアがあったら買う事にしています。今回のゴジラは尻尾が長く曲がってないのでこれまでのこの手のボトルキャップフィギュアにはなかった長いケースに入っています(笑)。

「ボトルキャップマスコットB」
コングのボトルキャップフィギュアです。右腕にはビースト・グローブが装備されています。

「劇場公開記念ムービーモンスターシリーズ GODZILLA(2024)クリアラメブルー」と5月1日発売の「劇場公開記念ムービーモンスターシリーズ GODZILLA(2024)EVOLVED ver.クリアラメピンク」に関してはまた後日紹介します。



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