惑星撮影に必要なF値
像面上のPSFの分解能は550nmの波長において 0.671×F値 [μm] であらわされる。
1分解能を表現するには最低3点のポイントが必要なので、1分解能=3ピクセル とすると
3 Psize = 0.671 Fno
Psize:ピクセルサイズ
Fno:F値
となる。
たとえば8ミクロン画素のCCDを使って撮像しようとした場合、
3 × 8 = 0.671 Fno
Fno = 24/0.671 = 35.8
となる。
実際の撮影では大気の状態によって計算どおりの分解能を得ることがむずかしいので、 F値を計算値以下にしてシャッター速度を上げるなどの工夫が必要になる。
2003,May 22st
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