2001年獅子座流星群観測結果



 2001年の獅子座流星群の流星出現レートをまとめました。
観測機器は次の通り。

カメラ:Apogee AP2Ep KAF-1602チップ使用(13.8mmx9.2mm)
レンズ:シグマ円周魚眼レンズ8mmF4.0
波長レンジ:400-700nm
観測場所:山梨県須玉町
露出時間:1分間を連続撮影(ダウンロード時間約10秒)
赤道儀:タカハシ EM-200

魚眼レンズとCCDが捕らえられるフィールドは次のようなマップになりますが、1時間おきにフィールドを東へ約15度ずらして撮影しました。

CCDが捕らえられるフィールド


露出1分間の連続撮影を1時から5時まで行い、各フレームに写っている流星の個数をグラフにすると次のような結果になりました。

CCDに写った流星の個数


魚眼レンズの焦点距離が8mm、F値が4.0ということからレンズの瞳径は2mmとなり人間の夜間の瞳孔よりも小さくなっています。 それゆえCCDに写る流星はせいぜい3等級が限界で、数えることのできた流星はそれより明るい流星となっています。

獅子座流星群画像集はここ
天文雑誌星ナビ2002年1月号でも時間ごとの写真を掲載。

2002,August 2nd

kztanaka@kjd.biglobe.ne.jp
Top



Copyright(C) 2002, Kazuyuki Tanaka. All Rights Reserved.