ここでは各素材の膨張係数をリストアップしておく。
たとえばアルミのボディとパイレックスの鏡を使った焦点距離1000mmの望遠鏡では、 温度10℃変化すると、 アルミ 1000 x 10 x 24 x 10^-6 = 0.24mm パイレックス 1000 x 10 x 3.3 x 10^-6 = 0.033mm それぞれ膨張し、アルミボディはガラスよりも長くなりその差0.21mmだけピント位置が 前に移動する。 一方、鉄と青板ガラスの組み合わせでは同じ10℃の変化でも0.05mmしか移動しないので 温度変化に強い組み合わせとなる。 オプティカルサイトに戻る TOP |