情報コラム 2006年10月26日 KODAK KAI-16000チップ


     KODAKから35mm判フルサイズ1600万画素チップがオファーされた。 従来35mm判フルサイズ チップといえばKAI-11000がその代名詞であったが、それよりも約1.5倍画素数が多いKAI-16000が 登場である。 画素サイズは従来の9ミクロンから7.4ミクロンへ微細化され、より細かい サンプリングが行われる。

  KODAKのラージチップでもっとも小さい画素サイズは6.8ミクロンであるから、将来さらに 微細化された35mm版チップが登場したとしても2000万画素と予測できる。 光学系の性能を 考えると7.4ミクロンより小さくなっても最終的な解像度はさほど変わらないからKAI-16000は 35mm版フルサイズの最終形と考えて良いかもしれない。 

  次々に新しいチップが出てくるとどれを選んでいいか迷ってしまうが、 35mm判フルサイズにするか中判サイズにするかの2つに分けて考えるべきと思う。 35mm判であれば 画素サイズから考えて7.4ミクロンまたは6.8ミクロンが限界であるので、新たにカメラを 購入するのであればKAI-16000搭載カメラを買うべきではなかろうか。 中判サイズに関しては まだ発展途上であるが、今出ている最高スペックを選んでおけば間違いない。

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