:娘が涙、涙の・・・。
九重『三俣山(みまたやま)』1745m

前へ2000,11,02完成 (山行は8/13)  2004,04,06見直し次へ

登山道から三俣山を望む

   夏休みの一日、すばらしい好天に誘われて久住山群は【三俣山】1745mに家族総出で出かけることにしました。

最近は山はきついからいやだと文句を言う娘達をなんとかなだめすかして、九州横断道路 牧ノ戸峠を経て下りのヘヤピンカ−ブの所にある空き地に車を停め、三俣山に取り付きます。

 三俣山は長者原方面からスガモリ越を経て一気に山頂を目指すル−トが最も一般的ですが、今回は娘達の文句に負けてちょっとだけショ−トカットです。

三股山へ

硫黄岳

 折からの好天で、目指す三俣山がはっきりと見えます。ヘヤピンカ−ブ横の登り口から砂防ダムを渡ってはっきりした踏み跡を一路、スガモリ越へ進みます。途中、数年前に活動が活発化して立ち入りが規制されている硫黄岳を右に見ながら、硫黄採取用の車のための車道をゆっくり登ります。 

 途中立ち入り規制で、車道が通れなくなっていますので標識に従って左下の谷を渡り、上り詰めたところがスガモリ越です。

スガモリ越えには久住のシンボルである愛の鐘がある、木造のスガモリ小屋が立っていましたが、数年前に台風(だったと記憶しています)で壊れてしまったために、現在は写真のようなコンクリ−ト作りの立派な小屋を建造しているところです。

ここで道は大きく二つに分かれます。まっすぐ行くと北千里が浜を経て、右に行けば久住本峰、左は法華院を経て坊がツルへ行く道になります。今日は、三俣山が目標ですので小屋の前から左に折れて急峻な登山道に取り付きます。ここまで、登り口から40分程度です。

新スガモリ小屋
途中 急峻な登山道をガレている石に足を取られながらふうふう言って登ると、ほぼ30分で山頂かと思わせる第一のビ−クにたどり着きます。でも、ここは山頂ではありません。右手よりこのビ−クを巻いて登ると急に視界が開け、遙か遠くに(そんな風に見えます)山頂が見えます。

みなさん、ここでまだあんなにあるのかとガ−−ンとくるようです。(私も初めての時はそうでした)本当に、山頂はここからは遠くに見えます。

写真、左手が第一のピ−ク、右手の丘のもっと右奥に山頂があります。

本当にブウブウ言っている娘達をなだめながら、第一のピ−クからほぼ20分で山頂到着です。第一のピ−クから見えているより、実際は遙かに近いです。

山頂は鈍頂で非常に広く、沢山の方がお弁当タイムでした。我々も記念撮影をして、早速持参のお弁当開きです。娘達もさっきまでのご機嫌斜めは何処へやら、にこにこしてお弁当を食べていました。(^^)>

展望は360°もう言うこと無しです。雲が大船山にいたずら書きをしているのをスナップしたのが下の写真です。

山頂からは雨が池と坊がツルへのル−トがありますがどちらも急峻でお奨めできません。特に坊がツルへの道は滑落事故が起きたことがあるくらい危険です。おとなしく、もと来た道をスガモリ越えに下ることをお奨めします。

三股山頂

大船山遠望

関連リンク 2004/04/06追加 法華院温泉山荘  お帰りは一風呂 九重九湯 特に筌の口温泉がスキです
       最新の情報は   九重町役場

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