第37夜 ああ、哀愁の「メトロクロス」
ナムコの横スクロール型アクションゲーム。
僕は、いままでのゲーム人生で一番哀愁を感じるゲームは何か?と聞かれることがあれば、真っ先に挙げるのはこの「メトロクロス」だと思います。
主人公は、ヘルメットをかぶり、黄色の宇宙服みたいなのを着た怪しい男。
この主人公が、何の因果か(理由は不詳)さまざまな障害物を避けながら、ときにはジャンプ台を使ったりスケボーに乗ったり(スケボーに乗ってるときの怪しい腰つきがなんともいえない)しながら、制限時間内になんとかゴールまでたどり着き、次のステージに進んでいくというゲームです。
障害物はコーラの缶だったり、落とし穴だったりするのですが、この缶は上から踏むと時間が何秒かかせげます。とにかく時間命のゲームなので、こういう細かい時間稼ぎがとっても大事。首尾よく時間内にゴールするとボーナスが入るのですが、その間、主人公が肩で息をしているのがなんとも哀愁。
単純でなんだか物悲しいけれども、いいゲームですよ「メトロクロス」。巨大な缶につぶされてペシャンコになったりするのも、趣があり。