風月@GM:@
風月@GM:@夜。
風月@GM:@
深夜というにはまだ早く、しかし大半の家では夕餉は終えている時間帯。
皆は現地調達の肉串を齧りながら、カグラが宿泊しているというホテルの前に到着した。

風月@GM:@
名はラクザロイヤルパレスと言うらしい。ラクザ中心部に百貨店並みの敷地を有しており、二階建ての総レンガ造り様相は歴史と気品を感じさせる。
騎士風の鎧を着た異貌が出入口の左右を固めており、ホテルというより城の様な印象だ。
きっと宿泊費は一泊で目玉が飛び出るレベルだろう。それを貸し切っているというカグラの経済力は心臓でも飛び出るレベルに違いない。

風月@GM:@
今回は安全な住まいを欲しがってるカグラと交渉するのが目的だが、逆に買収を仕掛けられるかもしれない。
ともかく、まずはカグラの元までたどり着かなければ。

風月@GM:@という所からスタートです
風月@GM:@ホテルはぐるりと城壁の様な3m程度の石壁が囲っており、唯一の正面出入り口は門番が2名立っています。
ルナ:いいところに泊まってるねぇ…セキュリティも固そう。
イオン:それ以上にカグラ本人のセキュリティもあるから、どう潜り込んだものかなの。
クロエ:今から観ますよっと(ゴーグルの鏡面をマジックミラー形式のに取り替えてから装着。そのあと観察機構を起動)
ルナ:便利だねクロエアイ。
イリナ:どう?入れそう?
クロエ:えーどれどれ(赤外線感知、熱源感知、魔力感知、極小物質探査モードエトセトラ切り替えながらぐるりと見回し)
風月@GM:@壁を超えると広大な花壇がホテルを囲うように広がっており、ヒマワリやエーデルワイスなど、背の高い花と低い花を使って立体的なアートを描いています。2階から見るとホテルの紋章が浮き出て見えるという洒落っぷり。
風月@GM:@熱源を見ればもう孔明でもここまでやらんわってほど虫だらけです。隙間はないと見ていいでしょう
クロエ:びっしり。
クロエ:さて、この蟲が攻撃用オンリーなのか魔力リンクでもされてて探知したものが使役者に届くのか……はー。あ、ちょっとルナさん、こっち来て。
イオン:カメレオン大歓喜みたいな状態なの。
風月@GM:ワカメ>蟲を操るって能力はどこまで融通が利くんだろうね
クロエ:聴覚で取ってるデータを視覚化したいんですけど、こんなとこで地面に寝転がったり建物に耳くっつけてたら目立つんで。
クロエ:ちょっとそこの壁際に寄って貰えます? 壁ドンしたあと抱きしめて、イチャつくカップルのフリしながら建物に耳くっ付けます。
どどんとふ:「ルナ」がログインしました。
ルナ:@ただいまです
風月@GM:@ルナさん出番です(
ルナ:え、えーと、それは私相手じゃなきゃダメなやつ?(はずかしそう)
イリナ:クロエさん、ちょっと欲が出てるよね…?(
風月@GM:ワカメ>ふっ、仕方ないな。そういうことなら僕の出番かな(
イオン:安心するのルナ、それ以上のことしたらこのお酢をクロエの耳に注ぐの(
クロエ:イリナちゃんやイオンちゃん相手にやる訳にもいかんでしょ、余計目立ちますし。ワカメさんは生理的に厭ですし(
イオン:ハイリもキリサキも別行動なのが仇になったの(
風月@GM:ワカメ>生理的にっ
クロエ:という実益5割欲は5割です(
ルナ:う、ううう…仕方ないなぁ……イオン、お酢用意しといてね…(
イリナ:ルナさん、頑張って(
クロエ:まあ、原理的には鯨とかコウモリとか。ああ、潜水艦でも使われてますね、ソナーみたいなもんです。隙間探しつつついでに魔力リンク這ってないか魔力感知モードのレベル上げて……
クロエ:……結構忙しいのでルナさんのたわわボディーを心底から楽しめないことだけが悔やまれます
ルナ:仕事に集中してよねっ。うぅぅ…(赤くなりつつ壁際にそっと寄る)
イオン:(お酢の瓶を持って待機)
クロエ:してますよ、久しぶりの偵察業務で鈍ってるかもなんで実はいつもよりしてるぐらいです(ルナの側に寄って)
ルナ:ならいいけど…(緊張気味)
クロエ:(左手で肩を掴みつつ、身体同士をぐっと近づけ、右手で壁。ドン!)
ルナ:ひゃっ(小さく悲鳴)
クロエ:(腹と腹とをくっつけて。胸と胸とをあわせて。更に距離を縮めてー。恋人に我慢出来ずに言い寄るスタイル)
クロエ:(そのままキスに迫ろうとし、避けられてスカッたけどそのまま肩に顔寄せて抱きしめる。ほんとにギュッと抱きしめてるけど左耳は目立たないよう近くの壁に寄せた)どれ……
ラビイリナ:すごい…はじめて見た…(
ルナ:うぅぅ…(わりと本気で恥ずかしいけど我慢してされるままになってる)
イオン:(お酢の瓶を持ってクロエを見つめている)
クロエ:(今居る地点を始点にし、ホテル外観全経を覆えるまで聴覚レベルの引き上げ)
クロエ:ホテル側だけの情報を取れるよう広げた聴覚の半分ほどをカットしてからホテル内部の音を聞き取りつつそれを視覚データに変換)
クロエ:(音の反響から、内部にいる蟲の数からそもそもホテルの内部構造までマッピング中。膨大な作業のようで、ルナの耳元でぶつぶつ言ってる)
ラビイリナ:マリー>あれは教育に悪いですね…(そっとイリナとルナさん達の間に割って入った)
ルナ:……(集中を乱さないように呼吸を整え心音を鎮める)
風月@GM:@まず、魔力視で見ると熱源と同じように魔力の反応だらけで蛍の大群のようです。虫たちの一匹一匹が高い魔力を持っていることが分かります。恐らく全て異貌化した虫でしょう。また、魔力のつながりのようなものは見えません。
クロエ:(マッピング作業と並行して魔力感知レベルを引き上げ。頭蓋内部と眼球から、キンキンと極々小さく金属音のようなものが鳴ってる。これだけ高出力したら作動音出るらしい)
クロエ:……………魔力リンクは、されていない。と、いう、可能性が浮上。偽装系魔術の使用が疑われるが……(ぶつぶつ)
風月@GM:@ホテルの内部構造は2階建てで客室数は10×10の20程度、そのうち2階の真ん中の部屋辺りに明らかに高い魔力反応があります。列車級の異貌レベルなので恐らくカグラでしょう
イオン:(お酢を飲んでいる)
ルナ:(すごい精度だなぁ、と無言で感心している)
クロエ:二階、ど真ん中。高魔力反応。カグラさん、見っけ。
クロエ:列車級ならそこまで複雑な隠蔽術式は使えないはずですが。何級の情報まで疑わしいので確実確信は出来ませんけどね
ラビイリナ:私の魔法がもっと強ければ、この辺りを布に変えて纏めて捕まえたりしちゃえるんだろうけど…
風月@GM:@なお、ソナーと同じ原理ということは、反響を見るためにクロエ側からも微弱な波が出される必要があります。そして相手の潜水艦も同じソナーを持っていると、逆探知されます。という訳でカグラの虫が20匹程度こちらに向かってきているのが分かります
イオン:(けふー)みつけたー?
ルナ:し、調べ終わったらそろそろ離れてほし…(ぷるぷる)
クロエ:……やはり、列車級という情報も眉唾かな? 失礼、まさか逆探知されるとは。私もやはり鈍ってますね。
クロエ:ああ、すみません、ルナさん。ありがとうございまし、た!(最後に、ぎゅー! ってしっかり抱きしめてから離れた)(
風月@GM:@クロエの目には壁を越えて蛍の様な光が皆の頭上を渦巻いているのが見えます
ルナ:はうっ!(ぎゅむられて真っ赤になって)って、逆探知ってことは、見つかった?
クロエ:さて、それじゃ皆さん私から離れましょう
風月@GM:@そしてそこから リーン…リーン…… と鈴虫のような音が聞こえてきます
イオン:(クロエの頬をお酢の瓶でぐりっとして)今から離れて間に合う?
風月@GM:@鈴の音は二つ、四つと徐々に増えて、重なり、まるで合奏のように調律が揃っていく。そしてそれらは次第にある種の恣意的な音律に変換される
風月@GM:「「リ、リリ…… スル……  ケイコク…スル……」」
クロエ:一応の用心ですよ。
風月@GM:「「イマスグ……スグ…… タチサレ…サレ……」」
ラビイリナ:す、ストップ!私達敵じゃないです!話し合いに来ました!(両手を挙げて敵意のなさをアピール)
ルナ:いきなり攻撃されないあたり、優しいね…
イオン:とりあえず食べようとしないで良かったの。
クロエ:ですね。
風月@GM:@イリナの言葉を確かめるかのように虫たちがブンブンとイリナの周りを飛び回ってます
ラビイリナ:こ、これ、きぐるみ脱いだほうがいいかな…?
クロエ:しかし、こっそり侵入してささっと話付けるつもりでしたがこのまま話し合いに入れそうならそれはそれで有りです
風月@GM:@虫はイリナから順にルナ、イオン、クロエの順に飛び交っていきます
ルナ:結果的に繋ぎはつけられたね…(なるべく身動きせずに飛び回る虫を眺め)
イオン:うーん、でも周りを飛ばれると獣の本能的にじゃれてしまいそうなの。
風月@GM:「「レフトスリーデッド…シザクロシスターズ…… アッテルカ…ルカ……」」
ラビイリナ:は、はい!そうです!
ルナ:我慢してイオン。…あってます(こくこく)
風月@GM:「「ヨウケンヲ……キク…… キク…」」
クロエ:丁度いいデモンストレーションになったと考えましょう。相手に潜水艦のソナーみたいな奴がいるってわかったからこそ逆に話し合いする気になったのかもです
クロエ:……しかし本当に鈍ったな私……さすがに300年もブランク空くと……うーやりたくないけどそろそろホントにフルメンテか……うーん……
クロエ:……ああ。ここじゃなんなので中に入れて下さい
イオン:人形師に連絡しとく?(
クロエ:ちょっと考えさせて下さい(
ラビイリナ:マリー>私は外で待っていますね。私がいると話辛いでしょうし
ルナ:まあそれはここを終えてからだね(
風月@GM:@少し間が開き、カグラも話し合いの内容が他の異貌に伝わると不都合だと考えたのか、虫から返事がある
風月@GM:「「リ、リリ…… モンバンニ……ニニ…… ブキヲアズケ…ズケ…… ニーマルイチ…… ニーマルイチ…… コイコイコイ……」」
風月@GM:「「タダシ……セントウハソノウサギ……」」
ルナ:うさぎ…(ラビイリナ見て)
風月@GM:@虫たちがイリナの周りをくるくる回る
クロエ:じゃ、そこのウサギ。先頭。
ラビイリナ:あ、あの、これ預けちゃうとちょっと体調に支障が出ちゃうから、持っていってもいい?具体的には死んじゃうんだけど…(裁縫箱を見せて)
クロエ:私は中列に入りましょうかね、一番動きにくいとこですから安心でしょ、カグラさん
ラビイリナ:あ、私はみんなより戦闘能力は弱いから安心して
風月@GM:「「カマワナイ……」」
ラビイリナ:じゃあ、みんな行こっか(ホテルに向かう)
ルナ:具体的にするとヤバいね。( ん、行こうか
クロエ:はいさーい(鉄球入りの腰袋外して)重いから気をつけて(門番に渡す)
ルナ:(門番に剣を預ける)
ラビイリナ:みなさん、気をつけてくださいね(門番の隣にキチンと座って待機)
イオン:(槍を預ける)おっけーなの。
ラビイリナ:@マリーが抜けてました
風月@GM:門番>はい、確かにお預かりしました。お帰りの際はこの番号札をお持ちください。(001と書かれた歴史のありそうな木札をイリナに渡し)
ルナ:うん。そっちも一応、注意しておいてねマリーさん。
ラビイリナ:あ、ありがとうございます(木札を受け取る)
風月@GM:門番>中で何があっても木札を見せて頂ければお荷物はお返ししますので、そこはご安心ください
クロエ:ハハハ、安心しました
風月@GM:@もう一人の門番が死ぬほど重そうに門の裏手にある事務所のような場所に皆の武器を運んでいる
風月@GM:門番>ただ一週間以上来られない場合は我々のボーナスになりますのでご注意くださいね(
イオン:それはまずいの(
クロエ:(テッサさんに私達がボコられる的な意味合いですね分かります)(
ルナ:すぐに取りに来ます、たぶん(
ラビイリナ:なくさないようにしないとね(口に木札を挟んできぐるみの中にしまった。傍から見たらもきゅもきゅ食べてるように見える)
風月@GM:門番>ゆっくりでも良いですよ(  冗談はさておき。201号室は正面玄関より真っ直ぐお進み頂き、目の前に見える階段を上って右手側に進むと最初に見える部屋で御座います。中に案内板もございますのでご確認下さいませ
クロエ:@さて。交渉本番に立ち会えないのは残念ですが、私はこのへんで。今週のために少しでも寝ねばならんのだ(
ルナ:丁寧にありがとうございます。
ルナ:@おぉう、お疲れ様ですー
ラビイリナ:階段を登って右手の1番目…階段を登って右手の一番目…
風月@GM:@お疲れ様ですー
ラビイリナ:@おつかれさまですー
イオン:@
イオン:@おつかれですよー
クロエ:@交渉したかった……あの手この手で色々言いくるめたかった……!(
クロエ:@まあルナがいるし大丈夫だろ( というわけで、できればまた来週。お疲れ様でしたー
どどんとふ:「クロエ」がログアウトしました。
風月@GM:@心配になったのか虫の1匹が先導するようにイリナの前を飛んで行きます(
ルナ:親切だ(
イオン:不安がられてるの(
ラビイリナ:優しい人なのかな…(緊張が少し解けた)
ラビイリナ:(虫に先導されて先に進む)
ルナ:(その後に続く)
風月@GM:@ホテルの建屋に入ると、内部もまた迎賓館の如く洒脱な内装が皆を迎え入れる。シャンデリアとか赤い絨毯とか、人間領でも中々お目にかかれないゴージャスさだ。月光デジマ支部が霞んで見えるのが悲しい
イオン:すごい豪華なの…
ラビイリナ:ほんとにお城みたいだね…
風月@GM:@201号室の前まで虫の先導でたどり着くと、ドアの中央に黄金に輝くライオンの顔がノッカーを咥えている。多分これでノックするのだろう
ルナ:相当住まいに気を遣ってるんだね…うさぎさんノックノック。
ラビイリナ:こ、こうかな…(ノッカーを二度動かして)
風月@GM:「はい」
風月@GM:@鈴の音の様な透き通った声がドア越しに聞こえ、重厚なドアが開かれる
風月@GM:@ドアを開け皆を招き入れたのは、噂通り若葉色の振り袖を纏った和服美人だ。ちゃんと出迎える辺り最低限礼節は守るつもりらしい。
風月@GM:カグラ>どうぞ。中に入ってくださいデス
ラビイリナ:こんばんは……失礼します…(おずおずと中へ入る)
ルナ:ご丁寧にありがとうございます。(一礼して中へ)
風月@GM:@カグラは優雅な所作で皆を中に案内し、皆はホテルの調度品とは思えないほど広いテーブルの席を勧められる
イオン:おじゃましますなのー。
風月@GM:@客室は洋間になっているようだ。高そうな絵画やらよく分からない芸術品やらが飾ってありいかにも高級そうである
ラビイリナ:…(礼儀作法がよくわからないので、ルナさんに助けを求めるようにチラチラ視線を送る)
風月@GM:@ただ飲みかけのハチミツ酒が天涯付きベッドの横におきっぱになっていたり、読みかけの雑誌(週刊ネコシー)がベッドに投げ出してあったり、着替えらしきジャージがベッドの下からはみ出していたり。そこはかとなく生活感が感じられた
風月@GM:カグラ>初めまして。カグラデス
ラビイリナ:えっと、イリナです。はじめまして(頭を下げる)
ルナ:…たぶんそこまでマナーに細かくなくて大丈夫だと思うよ(イリナさんに耳打ちしつつ)ルナです。お初にお目にかかります。
風月@GM:カグラ>(イリナをジー…… っと目を細めてガン見してる)
ラビイリナ:そっか……ここなら、脱いでもいいかな…?
ルナ:いいと思うよ。ここまで来ちゃったらね
風月@GM:カグラ>やはり着ぐるみだったデスか。此処での会話は口外しないデス、面と向かって話しましょう
イオン:それはりがたいの。
ラビイリナ:じゃあ…よい…しょっと(首の部分を縫製していた魔力の糸を解いて、頭の部分をズルリと剥がすように脱いだ)
風月@GM:カグラ>人間…… ラクザまで侵入してくる根性のあるやつは初めて見たデス
イリナ:私達、月光の所属なんです…一応(
風月@GM:カグラ>なるほど。コクセツザンの侵攻は陽動でこっちが本命と言ったところデスか。ラクザを落とすためにワタシに情報を売れと、あるいは寝返れとでも言うつもりデス?
ルナ:一応、ね。人間要素も少なければ帰属意識も薄い連中ですが(
イオン:まあ正直イリナ以外で人間の匂いしてるのがいないの(
イリナ:私も薄いけどね( 
イオン:まあ近いけど遠いの。単刀直入に話して平気? ルナ。
風月@GM:カグラ>エッ? あなたたちは寝返った異貌じゃなかったデス?(
イリナ:私はあんまり戦いが好きじゃないから…出来るだけ戦わないようにしたくて。
イオン:そう見られてるなら楽座で正体がばれることがなさそうで嬉しいの(
ルナ:人間とはいい難いですが異貌でもないです(
まぁ…ばっさり話していいと思うよ。ここまで来ちゃったら、彼女なら調べようとすればどうせバレるよ。

風月@GM:ワカメ>イリナ以外はやっぱりそういう認識なんだ(
イリナ:みんな、なんか凄いもんね…(
イオン:はーいなの。じゃあまず、カグラはこの大会の優勝商品として安全に暮らせる家がほしいって聞いたの。
風月@GM:カグラ>確かに、それはワタシの望むものデス
風月@GM:カグラ>これだけ警備を厳重にしても今回みたいに探りを入れてくる輩が多すぎるデス。いい加減もううんざりデス
ルナ:苦労してますね…私たちが言うのも何ですけど。
イオン:気が休まらなさそうなの。
イオン:まあ、そういうわけで。その安全に遅らせる家をこっちで用意するから買収されてほしいって話なの。
ルナ:積極的に裏切りを働け、という要望ではありません。ただ、この試合から降りていただければ。
イリナ:人間領で暮らすのが問題ないなら、絶対に安全は保証するよ。私も戦うより、お友達が増えたほうが嬉しいし。
風月@GM:カグラ>こう見えてワタシは多くの異貌に追われてるデス、中には要塞級の異貌も居るデス。それでもなお安全な家とは、どんな家デス?
どどんとふ:「イリナ」がログインしました。
イオン:んー。……ねえねえワカメ、お家立てるお金とかその辺はキリサキが出してくれるんだよね。
風月@GM:カグラ>なるほど人間領なら異貌の追手は掛かりにくいデス。でもその代りワタシは人間から見れば不倶戴天の敵デス。異貌からも人間からも追われない土地などあるのデス?
ルナ:そうですね……これ出してもいいのかな…事後承諾になっちゃうけど…(ちょっと悩んでいる)
風月@GM:ワカメ>それくらいポケットマネーで出してくれると思うよ。最悪家だけなら僕が召喚できるしね
イリナ:私も実は保護されてるんだよ。賞金首だし、人間から追われてるし。ほら(自分の手配書を見せる)
イオン:なにか案があるのルナ。私も一応考えあるんだけどなの(ひそひそ)
風月@GM:ワカメ>まぁでも問題はどこにするかだね
ルナ:うーん…まぁ案としてはひとつ。土地そのものが九十九の鍵という特殊な立地条件に建てられた、東方でも屈指の名家のお屋敷とかどうですか…って。
イリナ:あっ(
ルナ:オオガワラ家ならほら。多少の外圧なんてものともしないだろうし。って思ってさ(
イオン:私の方は要塞級の異貌がちょっとした群れで来てもすべて薙ぎ払うステフのお膝元こと、ミサキ家の敷地内を紹介しようかと思ったの(
ルナ:あ、そっちもいいね(
イオン:カグラはどっちがいい?(
イリナ:あのお家なら、絶対安全だと思う。和風だし住みやすいと思うよ(
ルナ:ミサキ家のほうはセキュリティ(ステフ)万全だね(
風月@GM:カグラ>あなたも追われてるデスか。色々と苦労は察するデス。あなたの方も、異貌領にひっそり家を作ればどうデス? 追われないし案外快適かもデスよ
ルナ:ちょっと空母級はじめいろんな異貌にも目ぇつけられてるんで難しいですね…(
イリナ:うーん…そうすると月光から追われちゃうし…空母級2人に嫌われてるし…(
イリナ:あ、でもハシヒメさんのところなら…(
ルナ:そもそも私たち別の大陸からも逃げてきたくらいですから…(
風月@GM:カグラ>ワタシよりやべぇ奴らに追われてるデスね(
イオン:顔が割れてるの( まあけど、この先異貌領も人間との戦いで徐々に荒れるの。たとえ今安全な家を手に入れても、もしかしたら長持ちしないかもなの
ルナ:まぁ、なのでカグラさんの苦労はお察しします。すごく、すごく。(
イリナ:私、企業ぐるみで追われてるから…悪いことしてないのに(
風月@GM:カグラ>人間でも異貌でも、善悪より利害関係で追われるものデス。わかるわかる(
イリナ:私、カグラさんとお友達になれる気がしてきた(
ルナ:ご理解いただけて幸いです…(
イオン:同情されること多いのは慣れたの( ……(ベッドの上の雑誌をちら見)そういえば。
風月@GM:カグラ>ステフにオオガワラ家…… 情報だけは聞いたことがあるデス
イオン:ネコシー好きなの?
ルナ:まぁ、そういうわけで、どうでしょう。より細かい要望があればそれに沿う形でまた何か考えますが…
風月@GM:カグラ>どちらかを選ぶと言えば、オオガワラ家デスね。そーごーてきな見地から見て。(なお、カグラの背後には様々な世代のゲーム機器が取り付けられて要塞みたいになってる大型テレビがある)
イオン:あっこれマイと同類なの(
ルナ:開発中のオオガワラ家の野望の最新作プレイできないか、マイお嬢様に頼んでみます(
風月@GM:カグラ>ネコシーは嫌いじゃないデス、それは人間領から流れてきたものデスが、中々面白いです
風月@GM:カグラ>オス異貌どもを落とすのに使えるデス(
イオン:ハニトラ用?(
風月@GM:カグラ>正解にゃん!(可愛くウインクしながら頷いた)
イリナ:あ、甘いものとか好き?ちょうど色々あるんだけど(警戒が完全に解けて、何処に収納してたんだというレベルで甘いものを取り出しはじめた)
イオン:じゃあ尚更オオガワラ家オススメなの。あそこならその手の資料も見放題だし。
風月@GM:カグラ>大体これで落ちるデス(
イオン:すごいの(
ルナ:なるほど破壊力高そう(
…イリナさんどこにしまってたのそれ?(

イリナ:え、きぐるみの中とか、裁縫箱のデットスペースとか…(
イオン:あと、何なら1ヶ月で月光デジマ支部の月の武器予算を補う額を稼ぎ出した伝説のねこしー(始祖)みあちゃんも紹介するの(
風月@GM:カグラ>砂糖とハチミツは好きデスよ(虫だけに)
イオン:四次元ポケットみたいなの(
風月@GM:カグラ>あの伝説のネコシーをデス? それはぜひ会いたいデス、彼女の技術の1割でも盗めれば国が取れるデス(
ルナ:傾国目指すんですか(
イリナ:それならたくさんあるよ!(アーリィくんにおすそ分けしてもらった蜂蜜を瓶で取り出して)
イオン:やりかねないの(
ルナ:お菓子限定でなんでも出てくるね(
イオン:そしてハイリは多分5千年の間にやってそうなの(
風月@GM:カグラ>まだ出てくるデス、すげぇデス(
イリナ:詰め込むのにすごく時間かかるんだよ(
イオン:(スマホの画像フォルダからもえもえキュンポーズのみあちゃんモードのハイリと自分の写真を出してきてみせる)
ルナ:見えない苦労だね…(
イオン:さあ、異貌からの襲撃もなく悠々自適にゲーム三昧ができる環境に住める上にハニトラの技を盗む機会もある生活が待っているの。
イリナ:あとでクロエさんにほとんど没収されちゃうから、此処にあるの全部あげる(
イオン:……(あれ、なんか恵まれすぎてて羨ましいのではって気づきかけた顔)
風月@GM:カグラ>収納術という名の魔法みたいデス、おお、しかもこの蜂蜜すごく良いデス。高山に咲く珍しい花の蜜ばかりやつデス(表情は変わらないのにイリナの出した蜂蜜でかなりテンションが上がってるようだ)
イリナ:フルーツとか、金平糖とか、甘いものなら私に任せて!デジマの職人さんはみんなお友達だから!(
ルナ:イリナさんってばいつの間にそんな甘味人脈を広げて…(
風月@GM:カグラ>ここまで来るだけあって交渉というものを良く心得ているデスね…… ふぅむ
イリナ:こうなったのもルナさんのせいだからね(
イオン:クロエに人脈までばれないようにしないとなの(
どどんとふ:「イリナ」がログインしました。
ルナ:だって、雑草ばかり食べさせるわけにはいかなかったし…(
イリナ:野草の方がまだ体によかったと思うよ(
ルナ:そういう問題じゃないの( まあ、こっちの話は置いといて、どうでしょうカグラさん。
風月@GM:カグラ>その条件自体は良いと思うデス。とは言え口約束だけで信じるほどお花畑ではないデス
風月@GM:カグラ>なにか担保が欲しいデスね
イリナ:担保…?
ルナ:担保…保険ですか。何かこちらから約束の保障になるものを、ってことですね。
風月@GM:カグラ>そういうことです。例えばその裁縫箱のようなものをワタシが預かり、家を紹介された暁に返すということデス
イリナ:甘いものはほとんど出しちゃったし…私からは出ないかなぁ…これはダメだし(裁縫箱を大事そうに抱えて)
ルナ:他に出せるものといえば、今表に預けてる武器とか、かな。
イリナ:……あ、ワカメさんとかどう?大会には参加してないし(
風月@GM:カグラ>武器が無ければあなた達の目的に支障が出るのではないデスか?
イオン:ああ、いいね。ワカメで(
ルナ:まあ、困らないとは言いませんが、元より全力を出してしまうのも問題ありますし……って、兄さん?(
風月@GM:カグラ>人質デス? それなら、この虫を頭にでもつけるデス
風月@GM:カグラ>(着物の袖から一円玉サイズのシマウマ柄の独特な蜘蛛が出てくる)
ルナ:約束を破ると爆発する系のやつです?
イオン:蜘蛛だから致死性の毒とか出すんじゃないかなの(
イリナ:あきらかに毒がありますって見た目してる(
風月@GM:カグラ>それ系の奴だと思って貰えれば良いデス。内容は分かると対策されてしまうので言わないデス
イオン:了解なの。じゃあワカメ、はい(
風月@GM:カグラ>それでもかまわないなら信じるデスってはやいデスね(
ルナ:なるほど、道理です。では兄さんよろしく(
風月@GM:ワカメ>少しは躊躇おうよ君たち!?
イリナ:お勤め頑張って(
ルナ:活躍のチャンスだと思って(
イオン:大丈夫なの、私達はカグラにした約束を守るから。ただハイカラな蜘蛛を頭にしばらく載せておくだけの話なの(
ルナ:あ、大丈夫ですカグラさん、別にこの兄さんは捨て駒ってわけではないです。居なくなればそれなりに困るので約束はちゃんと守ります(
イオン:そうなの。いなくなると車のメンテナンスとかもままならないの(
イリナ:うん、大切な仲間だし(
風月@GM:カグラ>まぁいいデス、強く生きるデス。変なことしたら死ぬデスが(カグラの指を伝って蜘蛛がぴょーんとワカメの頭に飛び移った)
イリナ:あ、ちょっとオシャレだよワカメさん(
イオン:似合ってるの(
ルナ:これで信用してもらえますか?
風月@GM:ワカメ>ファッションにしては最先端過ぎるんじゃないかな!? 毒系とか一瞬で終わらないからすごく怖いんですけど!? いやー、つむじをカサカサしないでー
風月@GM:カグラ>分かったデス。明日の決勝トーナメントで皆さんとの試合になったら棄権するデス
イオン:多分その蜘蛛も居心地がいいと思うの(
イオン:わーい、それじゃあこっちも話を通しておくの!
イリナ:もし当たらなくても、約束は守るから
風月@GM:カグラ>かち合うまでは普通に戦うデス、そうすれば露払いもできるし、最悪皆さんが先に負けてしまった場合にワタシが優勝する道も残ってお得デス(
ルナ:ありがとうございます。良かった…(ほっ)
ルナ:しっかりしてますね。それでいいです
イオン:じゃあ交渉成立ってことでなの
風月@GM:カグラ>では、本番はよろしく頼むデス
イリナ:それじゃあ、私達はこれで(兎の頭を被り直して)
イオン:了解なの!
ルナ:お話できて良かったです。お邪魔しました。(一礼する)
風月@GM:カグラ>オオガワラの野望の最新作、楽しみにしてるデス(
風月@GM:@
風月@GM:@今回はこれぐらいで切りましょう。お疲れ様でしたー
イオン:@おつかれでしたー