ハヤテ:@
ハヤテ・サイトウ。ナゴヤ月光支部第十三部隊、かの伝説の魔王殺しの部隊に所属していた剣士。

曰く、盲人、なれど達人。
曰く、当世一の剛剣使い。

ハヤテ
@
視覚こそないが、聴覚・嗅覚・触覚はては味覚によって周囲を“観”ることができるという共感覚の持ち主であり、間流抜刀術(ハザマリュウバットウジュツ) の使い手として知られる。間流はともかく抜刀術といえば居合道といったイメージであるが技術体系の中には通常の斬術はもちろん当身・柔術も含まれる古式剣 術であるとか、剛剣というからにはやはり有名であるのは居合道奥義・“海原”であるとか。

ハヤテ
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間流抜刀術奥義ともされる居合抜き“海原”においては“剛剣の最適解”ともされるほどの剛力を秘め、
天翳月照流・居合道奥義にして“速度の最適解”とも謳われる“流れ星”と対とも言われていたらしい。

剣で防ごうとすれば剣ごと絶たれるだの、柱に隠れてやり過ごそうと思えば柱ごと叩っ切られるだの、
“流れ星”と衝突したさいには衝撃で辺りの物が根刮ぎ吹っ飛んだの、
魔王がこれを往なすべく結界を張り巡らしたら結界ごとぶち抜いて胴体泣き別れにしかけただの……

ハヤテ
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どす黒い輝きに満ちた伝説も数多く残っている。
『あ、それマジマジ。あとそれ最後のやつ以外全部ハヤテが人間の時の事』byハイリ

後世に残る逸話や、生き字引ことハイリのたまに語られる昔の仲間自慢により、解っているのはこんなところか。

ハヤテ:@
……その、ハヤテ・サイトウが目の前に居て。その、剛剣使いはどうもちょっとこう、宮本武蔵みたいなところがある奴だった。
物は試しに斬ってみるとか。強い奴が目の前に居るとうずうずするとか。ああ、やっぱ昔の生き残りってろくな奴居ないんだなって感じだ。

ハヤテ:@
冥土喫茶を出て、被害があるといけないからと場所を移動したはいいが、そこはいつも色んなことがある例の砂浜なのはなんの因果か。
こんなところからスタートです。

ハヤテ:ん~。きもちのいい風ですね、最近は昼は暑いんですが夜になると涼しくて。しかも特にここらへんは妙に落ち着くというか……
マリー(人間態):ええと、本当にやらなければならないのでしょうか…?
イオン:(砂に棒切れで「Help me!!」とざりざり書いている)
ワカメ:ここってあれだよね。生体魔力の塊がたたっ斬られた例の砂浜…… で、いま僕らが立ってるのがそのたたっ斬られた塊があった位置だよね(
イオン:縁起が悪いことこの上ないの(
ルナ:今から逃げたら背中から斬られそう(
ハヤテ:ハハハ、そんなことしませんよ、きちんと前に回り込んで斬ります
ルナ:余計こわい(
ワカメ:(イソイソとルナの背後に隠れてる)
ハヤテ:さて。(するりと上着を脱ぎ、ネクタイを外したあとには綺麗に畳んで岩場に置き)
ハヤテ:(ごどん! と。どう見ても軽く置いただけにしか見えないが刀を岩に置いたら凄い音した)
マリー(人間態):私、剣には疎いのですが…今までの経験からすれば、元に戻っても防ぎきれるようなものでもないですよね…(
ルナ:だろうねー……(
ハヤテ:(そこから鍔を切り、ゆっくりと引き抜かれていく刀身も例外なく黒い。というかその過程でたまたま見えたが、柄尻に『岬』の文字があった)
ハヤテ:ほら、鞘もこうして置いてあるし。アンシン。
ワカメ:銘を見て早くもストレス全開で死にそうだよ(
ルナ:まるで安心できないこの(
マリー(人間態):剥き身の方が危険なのでは…(居合を知らない)
イオン:安心って何だっけなの(
ハヤテ:いい刀でしょう? 現ミサキ本家ステファニーの貯蔵庫から紛失されている名刀の一つ、岬家二十一台目当主、岬冬刃の傑作にして愛刀の『暁月』です
ワカメ:アレじゃ碌に武器破壊も狙えないね…… 前線で切り結ぶのも危険極まりないし。此処に居る面子だと半円形に囲んで全員死ぬ気で遠距離攻撃が一番妥当なんじゃないかな
ハヤテ:五千年も前のとですがね、ハイリさんが当時自分の刀がないもんだからって祖父のを借りてきたんですがあんまりに重くて扱えなかったのを私が一時的に借り受けまして。
ハヤテ:そのまま借りパクしました
イオン:泥棒なの(
ルナ:大丈夫だったんですかそれ?(
マリー(人間態):時効だと思います(
ワカメ:ミサキ家だと実力があれば認めるんじゃないかな、もしくは貸したハイリが責任取れって言われそう(
ルナ:ハイリが戻ったら聞いてみよう(
ハヤテ:あ、ハイリさんに黙って借りパクしてるだけで冬刃氏にはきちんと了承受けてますよ
イオン:その頃のハイリ>なんだろう寒気がする(
ハヤテ:扱うのには大分苦労しましたがね。何せ重さがそこらの刀と比べものになりませんので、まったく。ま、それはともあれ……
イオン:本人の了承があればいい気もするけどした人が死んでるんでもう色んな意味で時効になってしまうの(
ハヤテ:(その超重の刀を小枝でも扱うようにすらりと刃先を地面に向け、両手で握る)
ハヤテ:いーきーまーすーよー?
ルナ:お、お手柔らかに…(二本の剣を構え)
マリー(人間態):とにかく、あの『爪』の範囲に入らずになんとかすればいいんですね?(左手が変形して3つの銃身が現れる)
ワカメ:可能な限りね!
ワカメ:(使えそうな召喚陣をカード型の用紙に描きはじめ)
ハヤテ:(ゆるりとまるで刀身の重さに引っ張られる様に上半身と腰が落ち、そこから砂地を大きく弾き、まっすぐに決して速過ぎるわけでもなく真っ直ぐルナに向かって走っていく)
ルナ:そうできれば何よりかな…(近付いてくる相手に、まずは牽制のジャックランタンを2つ、放ち)
ハヤテ:ほい、ほいっと(ひょい、ひょいっと、炎弾そのものはもちろん炎弾が描く軌跡さえも見えているのか、初見にも関わらず見慣れたものかのようにあっさり軌道を見切って左右に避けてる)
イオン:(槍を構えつつ一旦ルナから距離を開けて)確かに間合いに入らないのが確実だけど。見事に遠距離すら避けて来やがるの(
ハヤテ:(刀は、下段。右腰に備え、切り上げの構えのまま、走り込んでいき)
ルナ:うん、まぁ当たらないよね…(剣に爆砕の霊を付与し、交差させて体の前に、迎え撃つ構え)
ハヤテ:そいや。(気の抜けた掛け声が、終わるや否や。ルナの間合い自分の間合いに入った瞬間に、腕を振り。腕が、刀が、消える。ごう、と、轟音だけ残した、正中線の、切り上げ)
ワカメ:(素早く2枚の召喚陣を描き上げ、1枚目を地面に投げると、そこから紫電と共に旧式の7.62ミリアサルトライフルを召喚する)
イオン:うっわ急に早送りみたいに速いの!
マリー(人間態):かといって、この身体ではどれだけの力が出るか測りかねますので、私は上から…ッ(轟音に驚いて)
ルナ:分かってた、けど、やっぱり見えないっ!(消える瞬間の構えと動きから判断して、交差した剣で切り上げを受け——ると同時に爆砕起動。衝撃波を浴びせ軌道を逸らそうとすると同時、反動で自ら吹き飛ぶ)
ワカメ:トリガーが貝殻になっちゃったよ、砂浜は材料が少ないからキツイね(急いでルナから離れ、ハヤテだけ射線に入るように移動し)
イオン:んんんん…これは面倒なの!(大きく迂回してハヤテの横合いに位置取り、ルナが吹っ飛んだ所で足元に冷刃を撃つ)
ワカメ:ルナ! ええいこっちくんな!(足元にもう一枚を投げる。そして狙いもそこそこにハヤテ目掛けて発砲開始し、反動でふら付きながらも7.62ミリ弾をばら撒いて行く)
ハヤテ:(——衝撃。ルナの剣が、ルナの腕ごと吹き飛んでしまったのではないかというほどに重い衝撃。ルナのガードを爆砕の衝撃などまるで関係がないと力で上へと無理くりぶち抜いた。そこから追撃、のところでルナ自身が後ろに飛んだため断念)
ハヤテ:(それでようやく、切り上げた形の刀と腕とが目視できる)んん。反応良し。遠距離が豊富ですね、うんうん。
ルナ:重っっっ!! こんなのまともに受けられるのエイルくらいだし!(衝撃でしびれた腕でどうにか剣を握り締めながら、騒霊でバランスを取り着地する)
ハヤテ:それじゃー次の獲物は君だーあははー待て待てー(横へと半歩飛んだり、斜めに飛んで軌道を戻したりしながら、ひょいひょいとやはり何処に落ちるのかさえ知っている様に冷刃も弾丸も避けながらイオンに走り出した)
イオン:あんな重そうな刀であんな速度出すの卑怯なの! 全速ダッシュのドラ◯もんくらいの脅威なの(
マリー(人間態):出し惜しみをしている余裕はありませんね…(ふわりと地面から離れ、無音かつ等速で上空へと飛翔する)
イオン:わあいこっちこないでなのー☆(割とガチ目な速度で走り出す)
ハヤテ:まーてーって速いな! ……ん? ……。(くるりと、顔を傾け、耳だけがマリーに向いて)……一人、飛んだな。
ルナ:見た目だけなら平和な追いかけっこ…いやダメだった。見た目もすでに犯罪だった(治癒魔力で腕の痺れを癒し、イオンに駆けてく相手の後方から追う)
マリー(人間態):原理不明の飛翔能力も見破られますか…でも、これならどうですか?(空気の流れと熱分布を狂わせる為、銃身を火炎放射器に切り替え、上空から放つ。)
ワカメ:ごめんイオン絶望的に追いつける気がしない(走り書きで召喚陣をカードに書いては足元にバラまき、イオンを追いかけ、またばら撒き、を繰り返していく)
ハヤテ:ハハハ、なるほどたしかに、ピット器官みたいなもので外を見ているとしたら火炎放射はいい手でしょうが。私はちょっと違う
イオン:私を切るならそれなりの速度が必要だけど、相手取るのは私一人じゃないから油断してると危ないの! っていうか少しは疲れてほしいの!
ハヤテ:私は、耳はもちろん、肌に伝わる空気の揺れでも、鼻に伝わる体臭でも、物を観れる。“目”潰しは、きーきませんよっと。(ひょい。やはり、あっさりと火炎放射の熱波から簡単に逃げてしまう)
ハヤテ:まーてーまーてー(息も切らさず、イオンから大きく引き離されはしないがイオンに追いつけもしないぐらいの速度でずっと走ってる)
マリー(人間態):私なりに知恵を絞ってはみたのですが…やはり規格外ですね…(効果なしと見るなり、すぐに火炎放射をやめて様子を見る)
ルナ:あの回避性能、当たる気がしないんだけども私……(そのさらに後ろから追いかけている状態)
ワカメ:ぜーーー、はーーー……(←すでに相当置いて行かれて豆粒レベルに離された)
ワカメ:……マリーさん助けて(両手上げてヘーールプ! と呼んでいる。抱えて移動させてほしいらしい)
ハヤテ:(くるり、急速反転。弧を描いて、ルナを避けながらワカメに走り出した)
ハヤテ:フヒヒヒヒえものじゃーえものがひりでおるんじゃー!(
ワカメ:Σおおうっ うわああコッチクンナコッチクンナ!?
イオン:視覚が使えない代わりに他の器官が発達してるとか、そういうやつっぽいの! ってあー! ワカメー!!(急停止&Uターン)
ワカメ:いやぁぁ(ありったけの召喚陣をさらにばら撒き)
マリー(人間態):少し耐えてください!(わかめに向かって急降下)
ルナ:兄さーん!(避けられつつ追跡)
ハヤテ:(ぐんぐんと、ワカメに近づいて行っている。ぎりぎり、イオンが追いつけない距離をキープしながらルナを三馬身差ぐらいの位置に付け、走り寄っていき)
ワカメ:(ハヤテが此方に来そうなのを見てから)なんてね、そっちからきてくれるなら好都合だよ。…… 召喚! 来たれマイフレンズ!
ワカメ:(特に必要ないはずだがキメッキメのポーズで叫ぶと、足元にばら撒いた大量の召喚陣 から同時に紫電が溢れ始める。それらは一瞬足元に落雷が走ったかのように発光すると、むくむくと膨らんでいき――――うわぁ、といいたくなる程巨大なイソ ギンチャクが大量に出現した。2m級のうねうねした奴がワカメの周辺を覆い尽さんばかりに大量に、そして、それはハヤテの足元にも)
マリー(人間態):えっ(
イオン:うわ(
ルナ:なにそれ(
ワカメ:うははは、いけぇぇぇ、ハヤテの足に絡みつきたまえーー!!
ワカメ:(大量のうねうねがハヤテの足に絡みつこうと迫ってくる。見た目がえぐい)
ハヤテ:ふんぬ。(刀身を、平らに。刀を出来の悪いスコップのようにイソギンチャクを何匹か串刺しにしながら地面に突き刺し)
ワカメ:それは東方生息のセンジュイソギンチャクと言ってね、ぶっちゃけただのデカいイソギンチャクだけど動きにくくはなっただろう! なってほしい!
ハヤテ:……っんんんんん! っせい!!(イソギンチャクをやはり何匹か踏み潰し、腰を切る。腕が、消える。突き刺した刀身の腹と膂力で無理くり前面の砂とイソギンチャクどもを大量に空に巻き上げ、ワカメに掛けに行った)
ワカメ:僕は僕より強い生物は召喚できないけどこういう使い方なら…… ああマイフレンズたちが!?
イオン:いつの間にお友達になったの(
ハヤテ:さすがにイソギンチャクなんてどうしたらいいのかわかんないので、乾かしにいってみた(ぶいサイン)
ルナ:はかない命だったね…(
ハヤテ:(しかし、足は止まった。そうすれば、ルナに追い付かれる)しかし、やはり、なるほど。巧いもんです。結局足は止められましたか。
ワカメ:いや、浜辺を歩いてるとやたらこれ系の生物が寄ってくるというか、向こうに好かれるというかふべっ!?(大量の砂とイソギンチャクが伸し掛かってきて一瞬で半身が埋もれ)
マリー(人間態):ワカメさん!失礼します!(急降下の勢いのままワカメの首根っこを右手で鷲掴みして、タッチアンドゴーよろしく再浮上する)
ルナ:まあどうにか追いつけはしたけれど、も!(姿勢を低く、駆ける速度をそのまま活かしてハヤテの脚を狙い右の剣で斬撃を放つ)
イオン:ルナ! 一旦任せるの!(速度を上げて突っ走る。そのままハヤテを通り過ぎ、正面に回り込もうと駆け込んで)
ワカメ:うげぇーぺっぺっ砂が口に…… 助かったよマリーさん(マリーさんに釣り上げられて辛うじて生き埋め状態から脱出し)
ハヤテ:厄介そうなので出来れば早めに仕留めときたかったんですが。(空に舞い上がったワカメとマリーにサングラスをむけ)一筋縄ではいかないか、さっすがぁ~。
ハヤテ:(目は、向いていない。しかし、観えている。無造作にただ切っ先を振り下ろしただけに見えて、切っ先が器用過ぎるほど飛来してきたルナの刀身の腹に当たり、ずしん! と、やはりとんでもない重さでそのまま砂地に叩き落とす)
ハヤテ:(くるりと手首を返す。くるりと刀身がルナの顔に向く。ただ腕力だけ使った切り上げ、なので速くはないが体勢を崩させてから向かう刃が、ルナの耳を削ぎ落とそうと迫り上がった)
ルナ:了解早く来てねイオーン!!(叩き落とされた剣を一度手放し。騒霊で体の動きを制御し、強引に体を大きくかしがせて切り上げを避けようと)
マリー(人間態):ええ、ワカメさんが持ち上がるか不安だったのですが、なんとかなるようですね(片手でワカメさんを保持したまま、同じ高度まで飛翔する)
ハヤテ:(ごうん、と、ただの腕力がそれでも強いのと刀の重さが重々しい風切り音を上げ、急制動、からの急転換をしたルナには追いつけず髪を数本切りながら空を切る)
ワカメ:見た目は人間でも出力は元の姿基準って言ってたしね。うをっ、高っ!
ハヤテ:おや、惜しい。まずは耳一つ、と思ったら成る程? ……普通に走る飛ぶの間合いで考えない方がいいと。……次はそのつもりでいきますかぁ。
ルナ:怖っ! これ怖っ!(言いつつ口元では詠唱を重ね、残った左の剣で切り上げを放った相手の腕を狙って突きを放つ)
イオン:とうちゃっく!!(ハヤテの前方に回り込み、一旦止まる。雪消月の刃先が見えなくなるほど砂に突っ込み)あ、あと巻き添えはいったらごめんなの!(着火。と同時に力任せに砂をえぐり出して、炎に撒かれながら瞬時に高熱となった砂をハヤテにぶっかける)
ハヤテ:@
ハヤテ:@前と後ろから挟まこまれたハヤテ! 剣一本でどうするのか! 続く! って、途中なんですがすみませんー! あかん11時半近い。寝ねば。くそう早出め……
ワカメ:@うぃうぃ
マリー(人間態):小回りが利く分、背中に載せられないのが難点ですが…大丈夫です、一人くらいなら片手で十分支えられます(荷電粒子砲をチャージしつつ、隙を伺う)
マリー(人間態):@あら