トウル:@
トウルがキャンピングカーに逗留しはじめて数日が経った。

トウル:@
エンゲル係数が増えた!
しかし、激増しなかった!

トウル:@
エイル、イオン、イリナのお菓子を一日目から少しずつ少しずつ減らしてお菓子代節約。
マクシミリアン旅団にローゼン経由で車用品や食品などをお安くお買い上げ。

などなどエンゲル係数は微増したかも知れないが寧ろ家計簿は赤から黒に代わりつつある程だ。

トウル:@
……マクシミリア旅団といえば件の依頼についてそれとなく探ってみたが、やはりローゼンはそれについては知らなかった。
『つーか坊っちゃん捕まえんならオヤジ(マクシミリアン)呼んだ方が早ぇし』とか皆も考えてた通りのことまで言っている始末。

トウル:@
ハイリがロード・オブ・アビス経由で探りを入れてみても依頼者の男がどこ所属なのかも分からなかった点

トウル:@
を考えるにいったいどこの秘密結社が関わっているのかと不思議なものだが。とりあえずその依頼者の男は、コンタクトを再度取ってみたら普通に繋がり、いつ どこでまた依頼内容を詰めませんかと言ったらやはり普通に是と帰ってきたので不気味と言えば不気味ではあるが。どうせどんなのが出たってゼアノートやシズ カ・ミネとか空母級が出てくる訳も無し……いや、ちょっと、人間界の経済活動に関わってる空母がいるのですこーし不安だが。

トウル:@
不安が事実になるとか、ないとか祈りつつ依頼者がこちらにやってる日時はまだ数日後。
今はまだ平和を享受していられることに全力で甘え、こっそり摘み食いして『本日のオヤツ』を超過しちゃったエイルとイリナが投げ飛ばされているのをほのぼのと見守れそうだ。

トウル:@こんなところからスタートです。
トウル:そぉい(二人まとめて、背負投げ)
エイル:(飛行中)
イオン:ハイリ>ほおら見てご覧イオン、登りエイルと登りイリナだよ。
ルナ:エイルがあんなによく飛ぶところはなかなか見れないね(ほのぼの)
イオン:もうすぐ五月の節句だしちょうどいいの
イリナ:いぃぃぃぃやあぁぁぁぁ………(キラーン)
トウル:あ、やっべ、力入れすぎたか? マリーさん、回収しといてー
イリナ:マリー>任せてください(回収に飛んだ)
エイル:……ハッ、あまりにも綺麗に飛ばされ過ぎて景色に見とれてましたっ。マリーさん、イリナだけでも回収をーぉぉ……(ドップラー効果)
エイル:ワカメ>エンゲル係数が上がらないってなんて平和なんだろう(
ルナ:さすがにイリナさんは軽いもんね…(お茶ずずー)
イオン:エイルをあんなに投げれるなんて、さすがマクシミリアンの秘蔵っ子なの(
トウル:(デニム生地の三角巾とエプロン装備。片手に木べら)本日のオヤツは、チョコムースケーキだ。摘み食いした二人は一切れのさらに半分な。
イリナ:やぁぁぁぁだぁぁぁぁぁ!(マリーに乗って帰ってきた)
エイル:どうか、どうかご慈悲をっ!?
ルナ:バツが厳しい(
イオン:ハイリ>意外と容赦ないよね(
イリナ:マリー>イリナ、流石にケーキ1ホールはつまみ食いの範囲を超えてますからね(
トウル:別に、減らしてるったって、あげてないわけじゃねぇんだ。つってもまあ、超過したらペナルティとも言ってないかったか、んー……
トウル:よし。そんじゃ、つまみ食いした分消費しよう。(木べらをルナに渡して、三角巾とエプロン外し)
トウル:俺と組み手だ。
イオン:やったねイリナとエイル、ケーキが食べれるよ(
イリナ:………よろしくおねがいします!(覚悟を決めた)
ルナ:お菓子がかかってるからかいつになくやる気に見えるね(木べら持ちつつ)
エイル:ありがとうございます。ケーキの為ならば空を飛ぶことも辞さない覚悟ですっ
トウル:じゃ、審査員はルナさんとイオンちゃんにお願いしよっかな。あ、マリーさんはイリナちゃんの装備品みたいなもんとは言え参加駄目だぞ。
イオン:ハイリ>ボクはその間に下準備でもしようか。(ブロックチョコの袋を開ける)
イオン:審査員って脈の有無をみればいいの?(
トウル:うん、だいたいそんなかんじで。
イリナ:マリー>はい、イリナの運動のためですからね
エイル:消費というか、物理的に肉が削れ落ちる予感がしてきました(
ルナ:審査は任されますけどそんな生死確認ギリギリなのはいいのかな(
トウル:回復要員のルナさんいるしな。あ、したらルナさんにはプリンつけちゃおっか。
イオン:生きてると死んでないの違いを確認することになりそうなの(
トウル:そんじゃ、ケーキも作んないといけないから激しめにささっと終わらせるぞ。(てくてくと広いところに移動して、手招き)かま~ん。
ルナ:なんか私まで何かもらうのは申し訳ないけど…まあいいや、ちゃんと治すから頑張って二人とも。
イリナ:私は素手で行けばいいのかな(
トウル:(ゆっくりと大きく息を吸い込み)コォォォォ……(小さく長く吐き出す)
イリナ:ぜっっっったい無理だけど………ちぇ、ちぇすとぉぉぉぉ!(気合一発、拳を構えて走り出す)
トウル:シィィィィ(ゆっくりと大きく息を吸い込み、両手を交差させてから左手を時計周りに右手を反時計回りに回し、更に小さく長く吐き出してから、右手を顔の前に、左手を腰だめに構え)
ルナ:すごい勇気だねイリナさん…(
エイル:イリナ、頑張ってください! 私もすぐに続きますっ
トウル:ちぇすと(そのまま、その場で足踏み。派手ではないが足の形に綺麗にくっきり、地面を陥没させ。たら、イリナの足元にその足踏みの衝撃が吹き出たように地面が急に盛り上がった)
イオン:気軽に地形変えてきやがったの(
トウル:ただの遠当てだ。
ルナ:ただので済ませないでほしかったです(
イリナ:きゃあぁぁぁっ!?(綺麗に放物線を描いて元の位置まで吹っ飛ばされた)
トウル:これぐらいアンタ等がやり合ってきた奴らでも普通にやるだろ。
トウル:ほーら、じっとしてると、ちぇす、ちえす、ちぇーす(どん! どん! どん! と、何度も足踏みすると、何度もイリナの足元を狙って次から次へ地面から衝撃が飛んでくる)
イリナ:ちょ、ちょ、ちょっとたんまー!(なんとか立ち上がって必死で逃げる)
エイル:ワカメ>すごい。イリナが縁日のスーパーボールみたいに飛び跳ねてる(
トウル:実戦でタンマしてくれるのなんて空母級とかそこらへんの変態だーけーでーすー。ちぇすっ!(どんどんどん)
イリナ:あっ(だけどすぐに捕まってまた跳ねた)
ルナ:がんばれイリナさん、せめてワンパン(
イリナ:まっ、私、運動、ダメ、だからぁっ!(ごろごろごろごろ)
エイル:イリナっ、こうなったら空中から攻撃ですっ
イオン:がんばれー! 近づけないなら遠距離攻撃なの!
トウル:遠距離攻撃か、俺も得意だぜ!
ルナ:今まさにね(
イリナ:この状況で、魔法は、無理ぃ!?(
イオン:足場を整えるか向こうの足場を崩すのがいいの。もしくは距離を取り続けるか。
ルナ:まあ流石に、二人連携しないと難しそうだねこれは。
トウル:いいよー、使って。(どんどこ中止。すくっと普通に立つと、スキップでも踊るように軽快にステップを踏み)
エイル:そのようですね。トウルさん、私も参戦してよろしいですか
イリナ:はぁ…はぁ…やっと止まった…(ぐったり)
トウル:俺も、こんなことしちゃう!(自分を中心に幅狭い円を爪先で蹴り描き)シッ!(その円の中心に、これまた足踏み。すると、イリナの周囲ごと、さきほどの遠当ての広い版が足元から飛んできた)
エイル:(組み手なので珍しく武装解除したジャージ姿。背中に入った『減量』の二文字がそこはかとない気合を感じさせる)
トウル:ああ、いいよー、エイルさんも来な。……つってもエイルさんはこれじゃ飛ばせそうにねぇな、よーし、おにーさん、浸透勁とか使っちゃう。
ルナ:気合入ってるねエイル。そしてノリノリだねトウルさん(
イリナ:えっ、これもしかして…やっぱりぃっ!(間一髪立ち上がって、範囲からハリウッドダイブよろしく飛び退く)
エイル:内臓だけは死守しなくては(  では、行きますっ!(イリナが飛び退いたタイミングで間に飛び込むようにダッシュし)
トウル:(ぼんっ! と、イリナが飛び退いた直後、イリナのいた場所にある石から草まで例外なく勢いよく宙に跳ねた)
ルナ:おー、今のよく避けたねイリナさん、危なかった(
イリナ:あ、次は当たっちゃダメなやつだ…(冷や汗をかきながら裁縫箱を構える)
イオン:いいぞー、瞬発力ついてきてるのイリナ。
トウル:(懐から巾着袋を取り出す。中から出てくるのはビー玉)
イリナ:散々色んなのに追いかけ回されてるから…(遠い目)
トウル:(片手に拳を作り、親指と人差指の合間に、挟むと乗せるの中間のような形でビー玉をおいて)
エイル:ほっ!(飛び上がった石に向かって自身も跳躍。つば〇君よろしくオーバーヘッドキックでトウル目掛けてシュートを放つ。背景に虎が見える勢いだ)
イリナ:さっきの飛ぶ技で重要なのは地面だから…(トウルさんの足元と、自分とトオルさんの直線状の地面を何箇所か綿に変える)
トウル:ちぇす(弾いた。バッチィン! と、エイルがフィンガースナップでも効かせたような音を立てて、ビー玉が射出され。飛来してきたエイル石と、正面衝突)
トウル:(バッコン! と、これまた豪快な音を立て、ビー玉も石もどちらも当たって砕け、飛散しつつ凡その破片は衝突地点の下にぱらぱらと落ちる)
トウル:んー。いい威力だ、エイルさん。
イオン:ハイリ>トウルが戦闘してる所なんて、うちの本部でも資料が少ないから貴重な機会だけど。この年でこの戦闘力とは末恐ろしいね。
ルナ:ただのビー玉と石の威力じゃないねどっちも(
トウル:地面ばっかりに気ィ取られてるとー? ちぇす(バッチィン再び、ビー玉再装填or射出、イリナの足に目掛けてビー玉がすっ飛んでいく)
イリナ:それは無理っ!(無理と言いつつかろうじて針山の盾を召喚。クッション状の盾に隠れて身を護る)
イオン:がんばれー! なんとか攻め入るの!
トウル:(バッコン! も、これまた再び。ビー玉は当たればその場で砕けるが、ド派手な音からくる予想通りの重さが針を砕きクッションに減り込み、それでも威力は弱まったかイリナの身体を大きく押すに留まった)
ルナ:ほんとにあれビー玉?(
トウル:で、止まったら、えーと、綿がああだから、こう!(全力スタンプに近い踏み込み。と、同時に、衝撃が今度は地面を走り、綿に変えられた地面の合間合間をラリーのように駆け抜けてモグラのように地面を盛り上げながらイリナに走っていく)
トウル:んで、ついでにぃぃぃぃ……(ビー玉は番えないまま野球の投手のように腕を振り被り)
イオン:ビー玉の概念では説明点かないの(
イリナ:(一瞬盾に身を隠し、大きく押しだされたイリナが………なんか2人に増えてる)
トウル:と、お、あ、てぇっ!!(何を掴むように、空を握ったまま。やはり野球の選手のように振り抜くと、まるで魔術のエア・スプレッドのように魔力反応もないのに空気の塊が、もうひとり増えた方のイリナに目掛けて飛んでった)
エイル:トウルさんこそっ。(着地と同時に再加速、トウル目掛けて一直線にかっ飛び、某格闘ゲームの様な非常識な軌道の回し蹴りを首筋目掛けて撃ち放つ)
ルナ:イリナさんの分身は珍しいね…そしてあの空気玉どうやってるんだろう(
イオン:便利なの(
イリナ:これでダメだったら諦める!でざぁぁぁぁとっ!(増えた方のイリナは吹き飛んで、空中でバラバラにちぎれて布と綿に戻っていく。そして技の隙を突いて接近し、精一杯のパンチを繰り出した)
トウル:おっとこりゃやべえ、打ち終わり狙われたっ。っし、た、らっ、こうしてっ。こう! (急ぎ振り抜いた腕を引き戻し、肘打ちでエイルのハイキックを迎え撃つ。ように見えて、肘の上にエイルの蹴りを乗せ、乗せてから通過にあわせて徐々に傾 け、)ほい。(向かってきたイリナに蹴りが向かうように滑らせた)
イリナ:あっ(悟った顔)
トウル:化勁という。ま、ようは、受け流しだわな、俺んとこの流派じゃ流水の備えって呼ばれてんぜ。
ルナ:あっ。
イオン:あっ。
イリナ:マリー>あっ
トウル:グッバイ☆(親指、グッ。しつつ、ビー玉を一つ空に投げ、化勁の右はそのまま左手で番え、エイルの眉間にビー玉バッチィンと射出)
エイル:これは厳しいっ、ですっ(蹴り足を必死に折り畳み、フィギュアスケートの高速スピンよろしく遠心力を軸足に寄せることでイリナの鼻先を掠める形で蹴りを反らそうとする)
エイル:(付随して、回転速度を上げることでビー玉の直撃をせめて斜めに逸らそうと試みる)
トウル:お、エイルさん上手い。これならイリナちゃんは風圧で……(ビー玉とか、地面から奔る遠当てとか、比べ物にならないぐらいの豪風がイリナに吹き掛かる)吹っ飛ぶで済むな。
イオン:それでも吹っ飛びはするの。
イリナ:きゃあぁっ!(反射で両手をクロスして顔を守ったまま思いっきり吹き飛ばされる)
トウル:(そしてエイルの狙い通り、ぞりぞりぞりっ! と、頬やテンプルなどを引っかかれる程度の衝撃を残しながら、入射角をズラされたビー玉はエイルの頬やテンプルを伝って斜め上に飛んでった)
トウル:よいしょ。(さすがに無理な体勢で化勁したから痛かったのか右手をぷらぷら振りつつ、一歩離れて立ち上がり)えい。(回転中の、エイルの軸足の、これまた器用に爪先だけを狙って足払い)
イリナ:マリー>流石に危険ですね、すみませんが受け止めますよ(吹き飛ばされたイリナの軌道上に割って入り、もふもふ胸毛でキャッチ)
ルナ:大丈夫かな?(治癒の準備しつつ様子見てる)
イオン:脈をとるほどのことはなさそうで安心なの
エイル:(全然落ちてくる気配もないビー玉を視界の端でとらえ、頬から赤い汗がたらり)……あれ、直撃してたら私でも頭蓋がげふぅっ!?(軸足を綺麗に払われ転倒。コマに足払いしたらこうなりますよねって勢いでゴロゴロ地面を転がる)
ルナ:人間ってあんなにスピンするものだっけ(
イリナ:(キャッチされて少ししてからもふりと転げ落ちて)…限界……(体力的に限界のようで、その場にパタリと倒れた)
トウル:俺は一度じーじの拳がクリティカルヒットしたとき、人間掘削機かって勢いでスピンしたことあるぜ
ルナ:怖い(
ルナ:イリナさん、のっくだうーん。(審判っぽく)
イオン:ハイリ>そんな特殊ケースの話されても(
トウル:(たったか普通に走り出し、たったか走ってるだけなのに転がってくエイルにあっという間に追い付き)よいしょ。(どっすん。と、やたら重い音立ててスピン中のエイルに手を当てて、止めた)
トウル:ま、こんなとこかな。二人共、良い汗かけたか?(そのまま片手で腕を持ち上げ、肩を貸す)
イリナ:むり…(
エイル:(地面に轍を作る勢いで勢いで転がったかと思うと)うぐぅっ! (急停止)
エイル:ふ、ふふ。ありがとうございます。ちょうど小腹が、空いて…… きま…… あ、ちょうちょ……(目がグルグルマークになっている)
ルナ:はいはーい、治癒するよー(
トウル:よーし、良い汗かいたな。そいじゃ、ああ、いい、いい、ルナさん。俺が魔法をかけてあげよう。
トウル:ケーキ、一人一ホールだ。
イオン:ハイリ>劇薬では(
ルナ:重症でも起き上がりそうではあるけどそれは(
エイル:(ゾンビの如く立ち上がり)ルナ、食卓の準備をはじめましょう(
トウル:ほら早くも一人目復活。
イリナ:けーき…(ふらりと立ち上がって)
イオン:目を回していたとは思えないの(
トウル:二人目もだな。
トウル:さーて、作るぞー。審査員の二人も下拵えしてくれたハイリちゃんにも特別賞でプリン作ろうかね。
ルナ:二人とも無理はしないでよ(
トウル:@
トウル:@おかしい、なぜ戦闘になったのか( ということで本日は切りでーす