風月@GM:@
昼休み。
意外なことにキリサキはコンビーフではなく野菜サラダとキツネうどんという組み合わせだった。

風月@GM:@
午後は人に合う予定があるので匂いが強いものは避けているのだとか。
それ以外は特にいつも通りで、食堂の大鍋をいくつか空にして皆は食堂を後にした。

風月@GM:@
以後キリサキのスケジュールは外出だ。
流石にここからは同行すると怪しいので、皆はキャンピングカー…… は目立つのでワンポックスタイプのレンタカーを借りてキリサキを尾行することに。

風月@GM:@
13:30

TAMAMOコンサルティング・デジマビル。

風月@GM:@
デジマの建物としては珍しい15階建ての高層ビルである。
午後一はここで会談があるらしい。
周囲には美しい花壇と公園があり、一階は有名高級レストラン、ヘリポートを完備し、駐車場には常時黒スーツの警備員が並ぶという別世界。ソレイユの王宮ともタメを張れそうだ。
「うちの実家でもここまでじゃない……」
そうワカメが漏らすような建物に、マイカー(環境にやさしい電気自動車だ)でやってきたキリサキが入って行く。

風月@GM:@
流石にこのまま突っ込んでも追い返されるだけだろう。
何とかして潜入できないだろうか。

風月@GM:@というところからスタートです
イオン:うーん、中々重警備なの。
風月@GM:@昼休みの終わりごろなのでTAMAMOコンサルティングの社員は多く出入りしている状況です。
入り口を抜けると受付と駅の改札のようなゲートがあり、社員証をかざさないと奥には入れないようになっています。
キリサキは受付嬢に要件を伝えて臨時入館証をもらおうとしているようです。

イオン:ハイリ>普通に侵入しようとしてもちょっとむずかしそうだね…入館証を偽造できればてっとり早いんだけど。
風月@GM:ワカメ>見つからないように入るか、変装するかって感じかな
風月@GM:ワカメ>本物があればそれを見て召喚で増やしたりはできるけど、まずそれがない事にはね
イリナ:どうしよっか
イオン:うーん、エイルとかワカメとかルナは社員で通るけど、私やイリナはどうしようかなの。
イオン:ハイリ>仕事見学に来た親子でも装う?(
風月@GM:ワカメ>デジマ学園の制服を着てればそれっぽいし行けるかもね(
風月@GM:ワカメ>見た目はそれで良いとして、後は社員証だね
イオン:ハイリ>こればっかりは本物を持ってる人をどうこうしないとか…
イリナ:制服は、私の予備のやつでいいならイオンさんの分もあるよ
風月@GM:ワカメ>適当に捕まえて今日は有給休暇ってことにしてもらおうか(
イオン:ハイリ>いいね、見知らぬ会社員に有給をプレゼントだなんて善行以外の何物でもない(
ルナ:私の知ってる善行と違う(
風月@GM:@出入りしている社員は大体一般人に見えます。月光みたいな戦闘集団ではないので1人2人捕縛するのは容易と思われます
イリナ:休みは大事だよ(遠い目)
イオン:ハイリ>ふーむ…捕まえるのは簡単そうだけど、人目につくと困るね。よし、ルナ、ちょっとあそこの男性社員の前で苦しそうにして、人気のないところで休みたいって物陰連れ込んで。鼻の下伸ばしてやってきたらしめたものだ(
ルナ:えー、ハイリがやりなよ(
イオン:えー、じゃあじゃんけん(1d100で出目が低いほうが勝ち)で負けた方にしようよ(
ルナ:それよりイオンがぱっといってばしってやるのが手っ取り早いんじゃない?(
風月@GM:ワカメ>力加減を間違えて大怪我はさせないようにね(
イオン:手加減…(
イオン:ハイリ>豆腐を崩さないくらいで行けばいいよ(
ルナ:おやつのプリンを運んでる時くらいの気持ちで…(
イオン:分かったの(
風月@GM:可能なら社員証だけスパッと取って来れるとスマートかもね。後で落とし物届けるだけで良いし
イオン:じゃあズボンの後ろポッケに入れてそうな人を探してくるのー(車から出て獲物を探しにいく)
ルナ:がんばってねー(手をひらひらしつつ見守り)
イリナ:今、食べ物探しに行くような目してなかった?(
ルナ:それだけ集中してるってことだと思うよ、たぶん、おそらく(
風月@GM:@昼休み事とあってシャインの出入りは多い。戻ってくる人間が多いが、午後一で営業に出かける社員もそれなりの数居るようだ
風月@GM:@ミス  シャイン→社員 輝かないで(
イオン:ハイリ>ワンチャンスるのに失敗したら喰いかねないから警戒しておこう(
イオン:(うろうろうろうろ)
風月@GM:@イオンがうろうろしながら人間観察をしていると、いかにもうだつの上がらないズボラな感じの中年男性社員が目についた。社員証は無造作に後ろポケットに突っ込んでいる
ルナ:なんかどきどきしてきた(
風月@GM:中年社員>(あくびをかみ殺しながら手串で薄い髪を整えつつ、駅の方に歩き出す)
イリナ:はじめてのおつかいみたいだね(
イオン:(ターゲットロックオン。おじさんの背後に音もなく忍び寄る)
イオン:ハイリ>はじめてのお使いだけど足取りが完全に野生動物のそれなんだよね(
風月@GM:中年社員>ふあぁぁ。年末ジャン〇当たらねぇかなー(実にダルそうである)
風月@GM:@では判定を。1d100で20以上成功で行きましょうか
イオン:(そーっと社員証に手を伸ばす)
イオン:1d100
DiceBot : (1D100) → 34

風月@GM:@セーフ! 野生の動きで音もなく社員証を抜き取ることに成功します
イオン:(しゅたたたたたたた)(餌を取った野良猫のように車に戻ってくる)
ルナ:お見事。
風月@GM:ワカメ>その道でもやっていけそうだね(
イリナ:すごい(
風月@GM:ワカメ>おーけー、それじゃ人数分社員証を用意するよ。イオンとイリナは着替えておいて
イリナ:はーい。(着替えに行く)
風月@GM:ワカメ>(社員証を機械召喚しつつ、名前と写真部分だけは皆のものに差し替えていく)
ルナ:よろしくね兄さん。
イオン:お着替えなのー
風月@GM:@それでは、着替えを済ませて社員証を装備した皆は堂々と車内に侵入し、多少の視線は集めつつも入り口ゲートを超えることに成功します
風月@GM:@ミス 車内→社内
風月@GM:@社内は多国籍企業だけあって東方の建物とは違い、ラクナス製と思われる大型ディスプレイを使ったフロア案内やソレイユ製の調度品、ハザード製と思われる大型の観葉植物(動く)があったりします
ルナ:(あの観葉植物うねってる…)
イリナ:(動いてるね…)
風月@GM:観葉植物>(うねうね…… うねうねうねうねっ)←ハイリが通りがかった瞬間動きがアグレッシブに
ルナ:(ハイリ、反応してるよ)
風月@GM:@案内ディスプレイによると来客用の貴賓室は最上階の15階のようです
ルナ:()
ルナ:(キリサキさんは上かな?)
風月@GM:受付嬢>(イリナに気付いたのかお姉さんが声をかけてくる)あら、社会見学の方でしょうか
イオン:ハイリ>(なぜここの植物まで…と、とりあえず上に行こうか)
イリナ:こ、こんにちは。お姉ちゃんの会社に一緒に社会見学に来て…(キョドる)
イオン:はい! 見学に来たのー!(すごい元気に手を挙げる)
ルナ:すみません、お騒がせして(穏やかなすまいる)
風月@GM:受付嬢>いえいえ、ゆっくり見学して行ってくださいね。執務エリアは2F~10Fですけど、10Fの芸能エリアとかは面白いですよ。内緒ですけど、DGM48のプロデューさんとか来てますから
ルナ:ご丁寧にありがとうございます…DGM48?(
イリナ:アイドルの人…?(
風月@GM:受付嬢>今一番勢いのあるアイドルグループさんですね。歌って踊って戦える、守ってくれるアイドルだとか(
イオン:強そうなの( とりあえず上行こうなの上。せっかくだしサインでも貰えたら御の字なの(
ルナ:えらく万能なアイドルですね(
イリナ:あ、ありがとうございました(社員さんにお辞儀)
風月@GM:受付嬢>はい、ごゆっくりどうぞ。エレベーターは突き当りを左手側になります
イオン:ありがとーなのー。
風月@GM:@皆はなんとか受付嬢のスマイルを通り越し、エレベーターに乗り込んで一息つくことに成功します
ルナ:ありがとうございます(一礼して)じゃあ、いってみようか。
風月@GM:@階数を示すディスプレイに「あらゆるお仕事を大成功に、コンサルティングならTAMAMOにお任せ!」と、シズカ本人がややハイテンションに宣伝する動画が流れるのを受け流し、皆は15階に到着する
風月@GM:@広い、そして社員が居ない。フロア名が貴賓室となってるからか、絨毯の敷かれたエレベータ周りの空間は人気が無い
風月@GM:@ただぽつんと重厚な両開きの扉があるだけだ。どうやら、この広いフロア全てが貴賓室たった一つのために使われているらしい
ルナ:えらく人気のない階だね…
イリナ:なんにもないね…
イオン:中にだれかいるのかなー。
ルナ:いるのかなぁ(ちょっと扉に近付いて、聞き耳立ててみる)
風月@GM:ワカメ>予想通りならこの奥にキリサキが居ると思うけど……
風月@GM:@「レディィィィィスッッ、エンッッ、ジェントゥルメェェンン!!!!」
風月@GM:@ルナが聞き耳を立てると割と大音量でなにか聞こえた
風月@GM:@
イオン:ハイリ>…なんかおおよそ会議らしからぬ音声が。
風月@GM:@
風月@GM:@というところで本日は切りましょうか、お疲れ様でしたー