風月@GM:@
風月@GM:『特別任務―キリサキを追え!―』
風月@GM:@
最近キリサキがフラッと居なくなるので何してるか確かめて欲しい。
ついでに面白い写真が撮れたら買い取るYO。
キリサキは出張で東方来てるから今がチャンス、頼んだ!


と、こけしに頼まれた。

風月@GM:@
パパラッチ依頼を引き受け、月光デジマ支部にやってきた一行。
キリサキは朝礼に出席するらしいので、皆もそこから参加だ。
そうえば普通に朝礼に出るのって初めてかもしれない。

風月@GM:@
朝。
そろそろ半袖では肌寒い風の吹く中、天候は快晴。
月光の野外訓練場にはずらっと数百名の隊員たちが並んでいる。その中にはミユキやスフェラと言った見慣れた面子も居るが、今ばかりは真面目な表情だ。
空気と一緒に引き締まるような雰囲気は、月光が世界屈指の戦闘集団だということを思い起こさせた。

風月@GM:@
「おはようございます、キリサキです。本日も人命第一で任務に取り組んでください、勿論人命には自身も含まれますよ」
「つまり死なない限り気張れっつうことだ! 各員、任務のあるやつは小隊ごとにミーティングルームに移動! ない者は残って本日の訓練メニューをクリアしろ! 以上!」

三々五々速足で持ち場に移動する隊員たち。
訓練場に残るのは半分程度で、各自レベルに応じた訓練を行うようだ。
新入隊員は先輩監督の下で基礎トレーニング(先日大量に入隊したヒト化アニマルたちは大体ここだ)、ベテラン組は小隊同士で模擬戦を行うらしい。
キリサキはそんな隊員たちに気さくに声をかけながら、アドバイスとコンビーフを送っている。

風月@GM:@
ちなみに皆がジャギからもらった訓練メニューは下記のとおりである。

風月@GM:@
『すきにしろ』

風月@GM:@
……急に来たからって雑過ぎではなかろうか。
そんなところからスタートです。

風月@GM:@
なお、本日のキリサキのスケジュールはこうです。

【スケジュール】

9:00  朝礼出席後、訓練視察。及び新兵器の性能実験
11:00 支部長会議「異貌軍動向について」
12:30 昼休み
13:30 TAMAMOコンサルティング役員と会談
15:00 デジマ孤児院訪問
18:00 直帰

イオン:ハイリ>支部にいるのは大体二時間ってところだね
風月@GM:エイル>今のところは普通に仕事をしているようですね(アニマル組に腕立て伏せの実演をして見せてるキリサキを眺めつつ)
イリナ:あれが
風月@GM:@なお、本日のキリサキの衣装は小奇麗な印象のグレーのスーツである。相変わらず本部長というよりは世間ずれした大企業の御曹司といった雰囲気で、やたら似合っている。ニコニコと笑顔を振りまきながら鬼のような速度で腕立て伏せをしている事だけが違和感があるが
イリナ:あれがキリサキさん…?
イオン:せめて運動着を着ろって感じなの(
風月@GM:ワカメ>大体いつもスーツだよね(
ルナ:ん、あの人だね。すっごい浮いてるけど(
イリナ:私、あんなに腕立て伏せ出来ないよ(
ルナ:大丈夫、私も(
風月@GM:ワカメ>イリナじゃなくても秒間5回近く腕立て伏せできる人類はそんなに居ないと思うよ(
風月@GM:@案の定アニマルたちには「え、この速度でやるの?」という感じにドン引きされている(
ルナ:悪い見本だね(
風月@GM:キリサキ>……という感じに。え? あ、はい、勿論各自のペースで良いですよ。まずは自分のできる限界を確認しましょう
風月@GM:キリサキ>おや?(皆の方を振り向き) 今日は皆さんも来ていたんですか、珍しいですね
風月@GM:キリサキ>(こちらに気付いたのか高そうな革鞄を持ってこちらにやってくる)
ルナ:あ、どうも。(ぺこりと一礼)ええ、たまには顔出さないとと思って
イオン:ハイリ>やっほーキリサキ。忙しそうだね。
風月@GM:キリサキ>ははは、毎週のように高難度の依頼をこなしてる皆さんほどではないですよ
イリナ:わ、私はせっかくだから付き添いで…
風月@GM:キリサキ>先日もマルコシアスが訪れて大変だったようですね(
ルナ:ご存知なんですか(
風月@GM:キリサキ>おっと、こちらの…… 確かイリナさんは顔を合わせるのは初めてだったでしょうか。申し遅れました、月光の代表を務めています、キリサキ・マコト(霧咲・誠)です。いつもありがとうございます
イオン:大変の意味合いは少し違ったの(
風月@GM:キリサキ>一応前日入りしていましたから、悪魔が近づいたら分かりますよ
風月@GM:キリサキ>皆さんのところに行くようだったのでスルーしましたけど(
イリナ:あ、イリナです。よろしくお願いします(ぺこり)
ルナ:スルーしないでほしかった…(
風月@GM:キリサキ>どうですか、東方の生活は慣れましたか? なにか困りごとがあれば遠慮なく行ってくださいね、私にできることならば可能な限りサポートしますので
イリナ:もっと学校に行きたいです(遠い目)
イオン:ハイリ>せめてマルコシアスの事情でダンタリオンとバトる羽目になったボクのサポートはしてほしかった( 
ルナ:裏で大変だったねハイリも( 私たちはもうだいぶ長いよね、東方暮らしも。
風月@GM:キリサキ>なるほど、教室にカメラを導入して遠隔授業をできるように交渉してみましょうか
風月@GM:キリサキ>ハイリさんは一応アビス所属なのでサポートはちょっと( 
イリナ:嬉しいけど…嬉しい…けど…(とても微妙そうな顔)
ルナ:もっと根本的サポートがほしいって顔してる(
風月@GM:キリサキ>すみません、依頼内容や頻度については私の権限外なので…… ジャギさんに交渉するしかないですね
イオン:ハイリ>まあイリナ、ジャギにお願いするほうが楽でもあるよ。むしるぞって言えばいいから(
イリナ:うん、そうする(
ルナ:がんばって交渉しよう(
風月@GM:キリサキ>皆さん逞しいですね(
風月@GM:キリサキ>ああそういえば、丁度いいので皆さんに協力していただきたいことがありまして……
ルナ:でないと生き残れませんから…( っと、協力?
風月@GM:キリサキ>(ゴソゴソと革鞄を漁ると、中から『?』と大きく描かれた段ボール箱がぬっと出てくる)
風月@GM:キリサキ>開発部から届いた新兵器のテストです
イリナ:……危なくない?(
イオン:ハイリ>せめてちゃんとした箱に入れるとかさ(
風月@GM:キリサキ>兵器ですので向けられた相手はそれなりに危険かと。使う側は大丈夫ですよ。……そう聞いてます(
風月@GM:キリサキ>この箱はなくしてはならない様式美だと開発部に強く言われまして(
イオン:ハイリ>そのセリフ5千年前にも聞いた( どんな兵器なの?
風月@GM:キリサキ>1d6を振れば分かると聞いています(
イリナ:えっ(
イオン:……だ、誰が振る?(
風月@GM:キリサキ>変な武器だと困るのである程度対応力のある人が見つかるまで開けてなかったんですよ(
ルナ:わ、わたしは譲るよ(
イオン:ハイリ>そういう渡りに船みたいなのやめない?(
イリナ:じゃあ…私が振るよ(
風月@GM:キリサキ>あ、標的が必要なら私を狙ってくれれば良いですので、データ収集のためにも協力してもらえるとすごく助かります
イリナ:1d6
DiceBot : (1D6) → 6

風月@GM:・ぷりてぃ電気鼠  :とてもかわいい黄色いネズミ。可愛さに負けて触ってしま うと10万ボルトの電流が流し込まれる。所有者の命令をある程度聞いてくれる。なお、ネズミの本名を呼ぶとどこからともなく某社の最強の法務部が現れて遠 くに連れ去られてしまうので絶対に呼んではならないらしい
ルナ:なにこのピッピカ○ュウ(
風月@GM:@キリサキが箱を揺らすとぴょこんと黄色いネズミが飛び出してイリナの足元に着地、後ろ足で立ち上がってイリナに敬礼している
イリナ:……かわいい…!
イオン:ハイリ>綱渡りってレベルじゃないぞ!(
風月@GM:キリサキ>相手を社会的に抹殺する方向のようですね(
イリナ:えっと…じゃあ、あの人を狙ってもらえる?(しゃがんでネズミさんを覗き込みながら、キリサキさんを指さして)
風月@GM:電気鼠>(コクンと頷くと小動物らしい素早さでジグザグに高速移動を開始、キリサキの革靴まで一瞬でたどり着くと容赦なく脛に齧りついた)
ルナ:物理攻撃力もあるのかな(
風月@GM:キリサキ>あだっ!(
イリナ:ちょっと小指ぶつけましたみたいな痛さで済まないよね、あれ(
風月@GM:電気鼠>ビーカッ、ッチ(規制音)!!
風月@GM:電気鼠>(黄色い体毛の一気に逆立つと、そこからバチバチと青白い電流が一気に放出され、キリサキの全身が一瞬雷で撃たれたかのような光に包まれる)
イオン:ハイリ>おー。明るい明るい(
ルナ:おお、結構な電力。
イリナ:なんでみんな平然としてるの(
風月@GM:キリサキ>あばばばば!(電流のせいか手足がおかしな動きをしている)
ルナ:この人ならまあ大丈夫だろうし…(
風月@GM:キリサキ>(幸い2,3秒程度で電撃は収まり)……な、中々、強烈ですね。(キリサキの頭が立派なアフロになっていた。なお、スーツの革靴は不思議なほど無傷である)
イリナ:大丈夫?(
風月@GM:キリサキ>へ、平気ですよ、あと2つぐらいなら行けます(
ルナ:さすがですね(
風月@GM:キリサキ>(左手を頭上に翳して瞑想するように手を閉じると、指先から手首にかけて青白い光に包まれていく。その手で髪を梳くと、アフロが徐々に元のショートヘアに戻っていく)
イオン:髪型戻すのにやたら神々しいの。
風月@GM:キリサキ>一応回復能力が私の特徴ですからね、さぁ次をどうぞ(
風月@GM:@因みにネズミはイリナの足元でやってやったぜと自慢げな仕草をしている
イリナ:(ハイリさん、ちゃんと撮れた…?)(ハイリさんに耳打ち)
イリナ:この子、撫でられるように出来ない?(
風月@GM:キリサキ>ゴム手袋をすると大丈夫ですよ。あとは仲良くなれば電撃も抑えてくれるかも知れませんね
イオン:ハイリ>(撮れたよ。漫画みたいになってた)
ルナ:(ぐっじょぶ)
ルナ:じゃあ、次は誰が振る…?(
イオン:ハイリ>じゃあボクが振るよ
イオン:1d6
DiceBot : (1D6) → 3

風月@GM:@ステフ木剣  :ステフの協力のもとその枝から作られた木剣。ある程度の言葉を解し、伸びろというと伸びたりする。あとウネる
風月@GM:@キリサキが?段ボールを振ると、一般的なサイズの木剣が落ちてくる
イリナ:見た目は普通?だね
ルナ:なんかこの木剣、生きてるような気配が…(
イオン:ハイリ>(拾う)びっくりするほど手に馴染むね(
風月@GM:木剣>(ハイリが手に持った瞬間、久しぶりに会った旧友のように肩を叩いて来る。木剣が)
風月@GM:キリサキ>なんだか喜んでいるようですね(
イリナ:なに、これ?(
ルナ:なんだろうね…(
イオン:ハイリ>剣って確かまっすぐしたものだよね(
風月@GM:木剣>(ウネウネウネ)
イオン:ハイリ>……。ああ。(木刀をキリサキに向けて)目標、確保!(
風月@GM:キリサキ>ステフさんの枝から作られた木剣のようですね、なるほどこれは生きが良……おおうっΣ(にゅぅぅぅぅぅっと伸びた木剣に簀巻きの如く胴体に巻き付かれ)
ルナ:まるでハイリ専用装備みたいだね(
風月@GM:キリサキ>(喜びの舞なのか、頭上に持ち上げられたキリサキがブンブンと元気に振り回されている)おっ、おっ、おーろーしーてーくださーい!(
イオン:ハイリ>なるほど、これは結構便利だね。力の無い女性隊員や新人が使うと良いかも
ルナ:確かに使いこなせれば便利そうではあるね
イオン:ハイリ>(こそこそ)撮れた?(
イリナ:凄いね、これ(
イリナ:(手でOKサインを作る)
ルナ:(ぐっじょぶ)
風月@GM:キリサキ>(縁日で見かける吹き戻し笛のようにピュルルル、ペッ! と押し出されて落ちる)
ルナ:あっ(
イオン:ハイリ>キリサキこれくれない?(
風月@GM:キリサキ>(ワカメの上に着地しつつ)目が回りました…… ええ、構いませんよ。その代り後でレポートを下さいね
風月@GM:キリサキ>さぁあと一つ、バッチこいです!(これだけやってもまだ自然な笑顔)
ルナ:じゃ、じゃあふりまーす…(
ルナ:1d6
DiceBot : (1D6) → 3

風月@GM:キリサキ>わんもあ
ルナ:1d6
DiceBot : (1D6) → 1

風月@GM:ニードルシェル  :とげとげのついた甲羅。足で蹴ると高速回転しながら対象を自動追尾する
イオン:まり◯
風月@GM:キリサキ>(?段ボールを振ると、どすんとウミガメ張りのデカさの青いトゲトゲ甲羅が落ちてくる)
イリナ:最後に凄い痛そうなの出てきたね(
風月@GM:キリサキ>だ、だいじょーぶ
ルナ:えーっとこれは…盾じゃないよね?(つんつんとつま先でつっつき)
風月@GM:キリサキ>トゲの無い部分を軽く蹴ればあとは甲羅が勝手に加速して追尾してくれるようですね
ルナ:なんて奇妙な…じゃあ、えいっ(キリサキに向かってスコーンと蹴ってみる)
風月@GM:キリサキ>(ギュルルルルと割とシャレにならない速度で突っ込んでくる甲羅を仰け反って躱し)おっと、性能テストですからすぐには当たりませんよ
ルナ:おー、さすが。ってか思ったより速いんだけどあの甲羅(
イリナ:あれは流石に、だいぶ危ないんじゃ(
イオン:ハイリ>キリサキー、気をつけてねー。
風月@GM:@跳んで、跳ねて、腕立て伏せして、また跳んで、キレキレのダンスみたいな動きで何度となく避けるキリサキ。すると甲賀側が業を煮やしたかのように空中に飛び上がり、そのまま垂直に落下。まさかの甲羅が青白い爆発を起こして爆風でキリサキを真上に吹っ飛ばした
イオン:ハイリ>キリサキー!!(
イリナ:あっ(
ルナ:まさかの垂直!(
風月@GM:キリサキ>(空中で錐もみ回転しながら弧を描き、派手な音を立てて着地)
風月@GM:キリサキ>ケホッ、開発部原作リスペクトしすぎでしょう……(曲がったネクタイを直しながらゾンビのように起き上がる)
ルナ:ご無事でなによりです。結構威力ありましたね(
イオン:ハイリ>君も丈夫だね(
風月@GM:キリサキ>硬貨を持ってたらなんとなくぶちまけていたような気がするするのが恐ろしいところです。カード派でよかった(
イリナ:あれで無事なんだね(
イオン:そういう問題でもないと思うの(
ルナ:血をぶちまけないだけいいんじゃないでしょうか(
風月@GM:キリサキ>ともあれ、どの武器もものすごーく癖が強いですが使えそうですね
イオン:ハイリ>そうみたいだね
風月@GM:キリサキ>平原より障害物の多い場所の方が活用しやすそうですし、今度カンザキさんの部隊で運用してもらいましょうか、ふむ
風月@GM:キリサキ>おっと、そろそろ会議の時間ですね
ルナ:おっと、頑張ってください。
風月@GM:キリサキ>良かったら皆さんも来てみますか? 今日は少し面白い議題があるようですよ
風月@GM:@
風月@GM:@と、次回への引きもできたのでこのぐらいで切りましょうか
イオン:ジュース出る?(
イリナ:いいの?
イオン:@おっと了解。お疲れですよ—
ルナ:@りょうかいでーす
ルナ:@お疲れ様でした