藍月GM:@
夏の終わり、短い秋を超えて冬も近づいてきた今日このごろ、地獄の罰ゲームを終えて精神的な疲労を抱えたルナの料理の腕がちょっと鈍ったある日の週末。
天気予報で女性キャスターが度々口にし、ニュースでも何度か取り上げられてきていたあるものがデジマにやってきた。

台風だ。

それも結構大きいやつだ。

藍月GM:@
長旅にも耐えうるため、そしてワカメの丁寧なメンテナンスのおかげでキャンピングカーが壊れるということはないものの、飛んでくる小枝や小石やステフの果 実で車体が傷つく度にワカメが悲鳴を上げるのがうざったいので、現在は月光デジマ支部の車庫にキャンピングカーを保存して宿舎の空き部屋を借りている。
この調子では買い出しをしようにもお店が閉まっているので、支部内の備蓄食料を少し拝借して食いつなげたのもありがたい。

藍月GM:@

「……にしても今年は長いな」

スフェラがそうぼやいたのは悪天候が続く3日目のこと。
まだまだ雨風は強く、天気図を見てみると台風の影がデジマ周辺を行ったり来たりしている。何かの生き物かっていうレベルだ。
食料の心配がないとは言え、今度は暇になってしまって仕方がない。
そんな話をしながら、朝食を食べに食堂に向かう、そんな時だった。

藍月GM:@
食堂への道すがらに通過しようとした正面玄関に、誰かが立っている。

訂正。誰かというよりは、何かが立っている。

それは今しがた(木板を打ち付けてあり外からは容易に開けられないはずの)ドアをくぐってきたようで、真っ黄色の小児用傘をバサバサ振って水気を飛ばしている。
ついでにこれでもかというほどフード周りを絞った黄色い雨合羽に蛇のワンポイントマークがついた黄色い長靴も着用。夜道で車に見つけてもらいやすそうなカラーリングだ。

藍月GM:@
「やれやれ、漸くついたぞ……何度か海まで吹き飛ばされたじゃないか」

ぶつくさ言いながら合羽も脱ぎ、一息をばかりのその生き物は、当然といえば当然なのだが近くを通りがかっていた皆を見つけ。

「ああ、いい所に。元気そうだな」

気さく極まりないセリフと共に。「ピコッ」と擬音でも鳴りそうな勢いで右手を上げた。
……合羽を来ていた割には中までびっしょり濡れていたが。

藍月GM:@
そんなこんなで。

台風直撃真っ只中のデジマに、山の神こと。

びしょ濡れソロモンこと。

72柱が1柱、マルコシアスが唐突にやってきた。

藍月GM:@ということでここからスタートでーす
藍月GM:マルコシアス>(しとどに濡れている)
ルナ:なんでまたこんな時にこんな所に。(朝食のベーコンエッグを作りながら)
イリナ:………みんなの友達?
エイル:いつも変な来客しかないですが最近は特にレベルが上がってますね、学院長に空母級に山の神と……
エイル:取りあえず中にどうぞ、タオルも用意しますね
エイル:ワカメ>マブダチ(
藍月GM:マルコシアス>マブダチ(
クロエ:マブ……ダチ……?(
藍月GM:マルコシアス>(クロエを見つめる)マブダチ
クロエ:ド級の来客ばかりで疲れます。ド級はド級でも色物ばかりだからそのうちブロークン来ますよ(
クロエ:超ド級(
藍月GM:マルコシアス>そのブロークンがどういうものかは知らないが出会いたくなさが溢れるな(
イリナ:うん、変な人なのはわかった(
藍月GM:マルコシアス>(エイルからタオルを貰って顔をぐしぐし拭いてる)ふー、さすがに5回連続で海まで飛ばされた時はここに来るのを諦めるか地形を変えるか悩んだぞ(
エイル:(ペンタ君柄のタオルを持ってきて)気軽に地形を変えないでいただきたい(
イリナ:ごめん、すっごい変な人だった(
藍月GM:マルコシアス>まあ、やったら怒られるのは分かっているのでやめておいた(ドヤァ)
クロエ:@
(遠くの方から、『鋼の肉体(かるぁだ)に乙女のハート! 幻想の果てに……って、あー! おばーちゃまが風に飛ばされてるぅん!! 唸れ私の乙女力ゥゥゥウ!!』
 という妙に野太いくせに無理して高い声出してるような声が聞こえる)

クロエ:あ、近くに来てはいるみたいですね、超ド級(
ルナ:自重してくれてほんとよかったですす。…なんか聞こえたような気がする(
藍月GM:マルコシアス>なんだ今の声は。ベルゼブブの羽音ばりに不吉だったな(
藍月GM:マルコシアス>まあともあれ、今日は少々頼みがあってやってきた
クロエ:ああ、悪魔が来てるもんだから、悪夢が……
クロエ:頼みですか。お断りします。
藍月GM:マルコシアス>そうか、ありがとう助かるぞ(
ルナ:クロエ、気持ちは分かるけど(
クロエ:ハイリさんはどこですか。こーゆー時に限って居ないんですけどあの伝説の悪魔討伐者(
イリナ:私もいや’
藍月GM:マルコシアス>くっくっく、やつはダンタリオンが足止めしているさ…(
エイル:まあまあ、取りあえず話を聞いてから断りましょう(
ルナ:周到なんですけど(
クロエ:おのれ悪魔。霊験あらたか(?)な護符をくらえ(懐から取り出した、そこらへんに売ってそうなお守りを投げつけ)
藍月GM:マルコシアス>それに全体的な目で見るとお前たちにも得がギャー!(お守りがほっぺにあたってジュッてなった)
クロエ:おお、効いた!
エイル:ワカメ>適当な護符でも効くものなんだね(
藍月GM:マルコシアス>(お守りもぐう)
ルナ:たべた!(
イリナ:得って何?スイパラ優待券とか?(きらきら)
藍月GM:マルコシアス>状況によってはそういう可能性もある。
イリナ:やる(
藍月GM:マルコシアス>実は、この台風で私の寝泊まりしているイクサミ山に色々と吹き飛んできたものが集まってしまってな。
ルナ:イリナさんが釣られた!( っと、吹き飛んできたもの?
エイル:看板とかですか(
藍月GM:マルコシアス>元々ガラクタの集まるいわれの山ではあるが、そのへんのものも混ざってしまったせいで山頂がガラクタの山になってしまった。
藍月GM:マルコシアス>看板は私に全力でぶつかってきたので刻んだ(
藍月GM:マルコシアス>まあそれでだ、そのままではまたどこぞへ飛んで人に怪我をさせるかもしれないと思い……。
ルナ:思い?
藍月GM:マルコシアス>一旦全部しまったんだ、腹に。
イリナ:えっ
エイル:……マヂですか(
藍月GM:マルコシアス>そしたらなんかお腹が痛くなったので出すのを手伝って欲しい(
ルナ:何やってるんですか(
クロエ:腹ボコォでいいですか?(歌う火蜥蜴装着して、鉄球持ち出し)
エイル:せめて雨風が止んでからにしませんか(
藍月GM:マルコシアス>待ってくれ、その手段は最後に、最後に!(
藍月GM:マルコシアス>この不調が治らないとことにはこれ以上の積載は御免被りたい(
クロエ:悪魔の対抗策がない現代において、対悪魔という状況は常に最終手段を取らなければいけない危機的状況だと、思うんです。
イリナ:マリー>場所も選んだほうがいいでしょうね(
ルナ:じゃあ手伝うって何やればいいんですか?
藍月GM:マルコシアス>よく見ず一気に吸い込んだせいで妙なものを飲んでしまったようなんだ。それが出さえすればいいんだが私が出そうとすると奥に逃げrおっと(お口ミッフィー)
エイル:生き物的な何かですか(
クロエ:腹ボコォしましょ。ね。(
藍月GM:マルコシアス>しまった、もしツキノワグマとかだったら出した時点で私が屠られるからお前たちに頼ろうとした私の計画が(
ルナ:ダダ漏れですよ計画(
藍月GM:マルコシアス>忘れてもらっては困るが、私は赤子の手をひねるより容易いぞ(
クロエ:知ってますよ。仮にも月光ですからね、助けを求めてきた者を無碍に扱うことは出来ません。ですけど助けるという名目で腹を蹴破った末に死ねば事故です(
クロエ:事故なら仕方ない(
エイル:ワカメ>完全犯罪だね(
ルナ:過失致死かな?(
藍月GM:マルコシアス>ダンタリオン呼ぶぞ(
クロエ:ハイリさんに足止めされているのでは?(
藍月GM:マルコシアス>ハッ(
クロエ:しかもほらー。これ、イキモノではありませんから犯罪も成り立ちません。我ながら完璧です。
ルナ:策に溺れてない?(
イリナ:うん(
藍月GM:マルコシアス>アモンの門開く?(
クロエ:ハハハ、今の貴方が彼の扉を遺失物なしで開けるとでも。遺失物は幸い有志の手によって、別所です(
藍月GM:マルコシアス>ソロモンを舐めてもらっては困るな、地上にて力は減衰しているものの、我が生命をもってすればってくらいお腹痛いんで助けれ(
クロエ:ヤダなぁ……
ルナ:まあ、仮に手伝うとして見返りは何が。
藍月GM:マルコシアス>腹をけるにしても一通りやってからにしてくれ…。とりあえず、腹痛の原因が出てくるまでに出てきた物品はお前たちに譲渡する。報酬は25万3千150円しか用意できなかったが(
エイル:ワカメ>電車で急にお腹が痛くなったときのあの苦痛を思い出すから、助けてあげたいのは山々だけど、ただではねぇ(
エイル:ワカメ>凄く現実的な数字出てきた(
藍月GM:マルコシアス>(合羽の内側に縛り付けておいた二重のコンビニのビニール袋に包まれたくちゃくしゃのお札の束を出してきた)
ルナ:なにこの雑にほったらかされた感のあるお札は。
藍月GM:マルコシアス>賽銭箱(
エイル:ああ……
クロエ:なるほど……
ルナ:なるほど(
藍月GM:マルコシアス>これくらいのっぴきならないと思って欲しい(
イリナ:大変なんだね…(
藍月GM:マルコシアス>というわけで早速だがお願いしたいのだが
クロエ:玄関先でやるわけにもいきません。後、汚れたらイヤなので……外、ですかねぇ
エイル:外、でしょうね
イリナ:外、雨だよ?
藍月GM:マルコシアス>掃除するから(
ルナ:じゃあ開いてる部屋とか…あったかな?(
藍月GM:マルコシアス>さっきの玄関ならいいんじゃないか?
クロエ:ホントにツキノワグマとか、それ以上のものが出てきたらどうするんですか。此処が破損したときの修理代出せませんよ(
藍月GM:マルコシアス>さすがにクマ以上に大きかったら腹が裂けているだろうしその辺が最大サイズだろう(
藍月GM:マルコシアス>私の腹は個数無限だが1個のサイズには制限がある(
ルナ:まあもし壊したら弁償で(
クロエ:ツキノワグマよりサイズが小さくても戦力凄いのがありふれてる業界ですよ、此処は(
イリナ:マリー>いざとなったら焼き熊にしましょう(
エイル:カレーの準備もしないといけないですね(
藍月GM:マルコシアス>お前たちが腹に入ってるなら死も覚悟するがそうでないなら大丈夫だろう(あっはっはと笑いながら玄関に歩いて行く)
クロエ:このまえハシヒメさんが訪ねて来たんですって? あの人ツキノワグマ何千匹分の戦力ですか(
エイル:万じゃないですかね(
クロエ:桁を間違えました、失礼しました(
ルナ:まあ流石にそれは例外としても、ねえ(
エイル:ワカメ>まぁ台風で飛んで行くとは思えないね(
エイル:ワカメ>……リロルならあるいは(
クロエ:ね。やっぱり外でやりましょうよ(
クロエ:リロルが出てきた日には私達、殺されるかもしれないわ宿舎全損の責任負うわで手に負えません(
藍月GM:マルコシアス>空姫が腹に中にいるなら今頃私はあの執事のサンドバックだが?
藍月GM:@というわけで先程びしょ濡れでマルコシアスが入り込んできた玄関まで移動。さすがにこんな日では仕事にならないので周りに人気も無い。
藍月GM:マルコシアス>…よし、それでは。
ルナ:さて何が出るかなー…(
藍月GM:@そう言ったマルコシアスは、(=・ω・)な顔を(=・□・)とした。
藍月GM:@手を突っ込めと、いうことらしい。
ルナ:………誰がいく?(
イリナ:…スイパラのため…(コートを脱いで腕まくりする)
藍月GM:@それではルール説明。今から皆さんにはマルコシアスの口に手を突っ込みつつ1d100を振ってもらいます。
藍月GM:@出た目の数に対応したものが出てくるので、それをプレゼントフォーユー。
藍月GM:@出目のうち、一つだけマルコシアスの腹痛の原因になっているものがありますが、それが時間までに出れば(マルコシアス的に)クリア。
藍月GM:@間に合わなかった場合はクロエに腹ボコぉされて強制的に腹痛の原因が吐き出されます(
イリナ:じゃあ、まずは私が行くね(獲物を狙う目)
ルナ:がんばって(
エイル:ふぁいとです
藍月GM:マルコシアス>(あーん
イリナ:1d100 せいっ!
DiceBot : (1D100) → 60

藍月GM:60:真っ赤なマフラー
ルナ:なんかヒーローっぽいね(
エイル:キックが強くなりそうです
藍月GM:マルコシアス>(口の中からマフラーが乾燥した状態でズルズル出てきた)
イリナ:えっ、長い(引っ張りながら巻き取る)
クロエ:留め具のところに派手な装置が付いたベルトがあれば言うことないですね(
藍月GM:マルコシアス>(1メートル20センチくらいのマフラーになった)
ルナ:長っ(
藍月GM:マルコシアス>風にたなびきやすそうだな(
イリナ:これ…あったかいから嬉しいけど…(試しに巻いてみると風がないのに端のほうがばたばたたなびいてる)
藍月GM:マルコシアス>似合うな(
クロエ:あのたなびくのは通常の仕様ですか。それともマルコシアスの腹の中にあった副作用ですか(
ルナ:イリナさんがつけるとなんかかわいいね(
藍月GM:マルコシアス>私の腹の中で魔力が付与されたようだな(
エイル:これから寒くなりますし丁度良いですね
イリナ:うん、ありがと(微妙そうな顔)
クロエ:……まあ、イリナちゃんにこのまま着せるか何処かでお祓いしてもらうかは後回しにするとして次行きましょう。
クロエ:次、誰がいきます?
藍月GM:マルコシアス>さあ、次もどんどんこい。具体的にはあと24分とかそれくらいで私の命運が決まる気がする(
ルナ:よしじゃあ、次私いってみるよ(腕まくり)
藍月GM:マルコシアス>(口がぱぁ)
ルナ:1d100 そぉれっ
DiceBot : (1D100) → 59

藍月GM:59:インスタントコーヒー詰め合わせ
藍月GM:マルコシアス>(顔が四角く変形して箱詰めの塊が出てきた)
ルナ:これは……まだ使える?(箱詰め掴んで)
エイル:ものすごく実用品が出ていましたね
クロエ:おお、使えるならお茶の時間の経費が少し浮きますね。……魔力付与されてなければ。
ルナ:後で淹れてみるよ。どうなってるか分からないけど(
藍月GM:マルコシアス>全部が全部魔力付与されるとは思わないが…まあ飲み物なら少し元気が出る効果がつくくらいだろう(
ルナ:元気になるならいいかな…(
エイル:元気になるだけなら…(
イリナ:後で試してみよっか…(
クロエ:毒味はお任せします。魔力付与されてあった場合私は拙いので(
クロエ:さ、次です。次はエイルさんいきます?
エイル:さて、では次は私が行きましょう
藍月GM:マルコシアス>ソロモンの中でも割りと癖がないからな私は(
藍月GM:マルコシアス>(あーん)
ルナ:ダメだったら処分するから( がんばってねエイル。
エイル:ワカメ>毒見の部分で僕を見るの止めてくれるかな(
エイル:1d100 では失礼して、ほっ
DiceBot : (1D100) → 3

藍月GM:03:一口肉まん(50個)
藍月GM:マルコシアス>(個包装された小さい肉まんがぼたぼたぼたぼたぼたぼた)
ルナ:食品多くない?(
藍月GM:マルコシアス>偶然だ(口拭う)
エイル:賞味期限は大丈夫でしょうか……(ひっくり返して確かめながら)
藍月GM:@(賞味期限:気合)
エイル:問題ないようですね
クロエ:処分に決まってるでしょう(
イリナ:食費が浮くね(
藍月GM:イオン>えっ(
エイル:ああっ
ルナ:気合が足りてるか分からないからね(
クロエ:どうしても食べたいというなら止めませんがね? 腹痛になったときの薬を誰が処方するかということを、食べる前に思い出すとよろしいかと()
エイル:無念です……
藍月GM:マルコシアス>いらないならうちの今日の夕飯にしたいな(
ルナ:お引取りください( じゃあ、次はクロエいく?
クロエ:では、マルコシアスさんにはあとで腹痛のお薬を処方して差し上げましょう。
クロエ:ええ、それでは次は私が。
ルナ:がんばってー
藍月GM:マルコシアス>(口あーん)
クロエ:1d100 そい。
DiceBot : (1D100) → 52

藍月GM:52:「ジャギさんへ」というメッセージと電話番号が書かれた高級クラブのマッチ
藍月GM:マルコシアス>(ぽたっ)
藍月GM:@なお魔力の影響で電話番号の主の写真もついてきている。若い美人。
ルナ:……これは、見なかったことにするべき?
クロエ:……いえ、奥方に提出すべきでしょう。ここで隠蔽したのがバレた時私達が奥方にどんな目に遭わされるかっ(
イリナ:…ジャギさん用の引換券…とか?(
エイル:明日ジャギさんお休みの連絡入れておきます(
クロエ:ナムサン(
ルナ:生き延びられるといいね、ジャギさん…(
藍月GM:マルコシアス>これを本人が捨てたのか、それとも奥方が捨てたのかでまた色々変わるがな(
藍月GM:マルコシアス>(時計を見上げる)(悲しそうな顔をする)
エイル:時間のようですね(
イリナ:もうダメそう?(
クロエ:出てきませんでしたね、生き物。食品二品に服飾一品に厄ネタ一つ。
ルナ:ダメだったみたいだね(
藍月GM:マルコシアス>マッチなだけに火種といってほしい(
クロエ:マッチ一箱業火の元、ですか(
クロエ:(火蜥蜴のダイヤル、捻ってる)
藍月GM:マルコシアス>(ふるえる)
エイル:血の雨でしか消せない地獄の業火の火種でしょうけど(
エイル:ワカメ>なむ(
ルナ:まあ、この際だからどーんと(
クロエ:それでは。(大きく腰を捻ってからのー腹、 ド ボ ォ )
藍月GM:マルコシアス>(ゴ ボ ォ)
藍月GM:@相当いいのを腹に食らったマルコシアスの頭部が、一瞬大きく膨れて口からぼろぼろと飲み込んだと思しき物品が溢れて落ちてくる。
魚の入ったクーラーボックスとか、使い古した中華鍋とか、レースの黒い下着とか、カワサキZZR1100とかが辺りに撒き散らされ。

ルナ:なんかごちゃごちゃ出てきた(
イリナ:使えそうなのもあるね(
エイル:魚は後で焼きましょう(
藍月GM:@そして辺りが不用有用関係なくあらゆるもので埋め尽くされたその最後に、バスケットボースが出てきた。
バスケットボール、というか、バスケッドボール大の眼球が、ごろりと。

エイル:ワカメ>ZZR1100だと……?
クロエ:ツキノワグマよりある意味インパクトあるのが2つ程出てきた!
ルナ:? なんだろうこのデカい目。
藍月GM:眼球>……キュイ。
エイル:ワカメ>ナンバープレートから後でオーナー探しておこう、飛ばされた人泣いてるよ絶対(
エイル:じゃべったー!?
藍月GM:マルコシアス>ぐふっ…も、もう少し遠慮というものを…。…おや、これは。
ルナ:生きてるの?
エイル:外見的にマルコシアスさんの業界の生き物だと思うんですけど心当たりありますか
藍月GM:マルコシアス>うむ(眼球を両手で持ち上げ)これはあれだな。
イリナ:なに、それ?
藍月GM:マルコシアス>台風の目の幼体だな。
イリナ:マリー>台風の目、ですか?
ルナ:台風の目って…あれって生物的なサムシングだっけ?
藍月GM:マルコシアス>ああ。通りで…台風がいなくならないと思っていたら、はぐれた子供を探していたんだな。
藍月GM:マルコシアス>今回の台風が台風型の異貌だっただけの話だろう(
ルナ:なるほど納得するしかない(
クロエ:納得したくないことですが、しましょう。そして台風にはさっさと去って貰いましょう(
藍月GM:マルコシアス>気象的な要因の台風なら、こんな妙な滞在はしないからな。
藍月GM:マルコシアス>うむ、この幼体は私が責任を持って親に届けよう。
エイル:放置するのも気が引けますが倒してもまずい気がしますね(
ルナ:まあ、そうですね。これで台風も去るなら何よりです
藍月GM:マルコシアス>(目玉を頭に乗せる)では行ってくるので…。
藍月GM:マルコシアス>あとは頼んだ!(ガラクタの山を置き去りにでべでべ走っていく)
イリナ:うん(ちょっと飼いたいと思ってた)
ルナ:いってらっしゃーい。
藍月GM:マルコシアス>持ち主の分かりそうなものがあったら返しておいてくれー(くれー…くれー…れー…)
ルナ:はーい…って、この分別私たちがやるの?(
クロエ:……あっ。掃除するって言ってたのにっ(
藍月GM:イオン>上手いこと逃げられたの(
エイル:次にあったらケツバットですね(
クロエ:次までに良い護符揃えときます(
イリナ:うん、じゃあ……片付けよっか(
ルナ:そうだね…(
藍月GM:@そんなこんなで玄関に広がったもの(後にわかるが目玉以外の生物も入っていた。首輪の付いた柴犬とか。うにとか)を片付ける羽目になった面々。翌日は、マルコシアスが無事に台風の目親子を再会させたのか快晴だったとか。

ちなみにバイクの持ち主はアーガードだったようで、めっちゃお礼を言われた。報酬分も含めて、まあまあお得な仕事ではあったようだ。

藍月GM:@