風月@GM:@
「た、食べないでくださいっ」

イオンの目が割と本気だったせいか、トンビは捕縛されながら土下座するというワザマエを見せていた。

風月@GM:@
「お塩は返すっ、返すから! ただ……」

鳶色のロングコートから小瓶に入った九十九の鍵『星の塩』を取り出しつつ、トンビは上目遣いに皆を見る。

風月@GM:@
「もうちょっとだけ貸してもらえるともらえると嬉しいなー、なんて……」

食物連鎖の頂点に居るとは思えない勢いで土下座しながら涙目&上目遣いで必死に懇願するトンビ。
理由はやはり友達が欲しいからなのだろう。
そう思うと可哀想ではあるが、ソレイユ管轄の九十九の鍵を持ってるとバレればトンビも恐らく賞金首の仲間入りである。
自分たちの境遇を思うとそれもそれでオススメできない逃亡者たちなのであった。

風月@GM:@
「ほんのちょっと分けてもらうだけでも……」

どうしたものか。

風月@GM:@というところからスタートです。
るにゃ:食べないよー。と、まあこれ以上フレンズパンデミックが起こらなければ貸すくらいはまあいいとは思うんだけど…
風月@GM:トンビ>ほんとっ!?(土下座しながらるにゃの鼻先までにじり寄り)
イリナ:マリー>それを持っていると私達よりも怖い人間に追い回されるかもしれませんし…あまりオススメは…
風月@GM:トンビ>ええっ! そんなヒトがいるのっ!? し〇っちゃうオジサンより怖いの!?
イヌイン:燃やしちゃうおじさんとかいるの(
風月@GM:トンビ>ええええっ!?
るにゃ:すごく、こわいです(
イリナ:うん、休みくれないもんね(
風月@GM:トンビ>ちょっと前にキツネっぽいお姉さんから油揚げ取ろうとしたら危うく山ごと燃やされかけたことがあるけどアレより怖いのかな(
イヌイン:うっかりその塩で自分が味付けされる可能性もあるの(
イヌイン:えらいもんに手出してるしシズカも大人気なさすぎなの(
風月@GM:トンビ>ぴぃぃぃ、ヤキトリはいやぁぁぁぁぁ(がくがくぶるぶる)
イリナ:ですから、それは此方に返していただいたほうが身の為かと…
風月@GM:トンビ>だって物凄く美味しそうに食べてたんだもん……
風月@GM:トンビ>わ、わかったよ……(とりあえず人型のマリーに小瓶を献上し)
るにゃ:まあ、ひとつの手として私たちのところに一緒に来るっていうのはアリかもしれないけど。
イヌイン:もしくは月光に身を寄せれば怖いのに追い掛け回される頻度は減りそうなの。
風月@GM:トンビ>ゲッコーってたまに山で異貌を狩ってるヒトたち? そこに行けばお塩かしてくれるの?
イヌイン:あの人達の言うことを聞くんであれば限定的に貸してくれると思うの。
イリナ:マリー>でも、お仕事しないといけませんよ?(小瓶受取り)
るにゃ:トンビさん一人だと辛いかも。お友達と一緒ならあるいはだけど…
風月@GM:トンビ>友達のためならなんだってやる所存だよ(腕ぐっ)
風月@GM:トンビ>友達と行っていいの? けっこういっぱいいるよ?(自慢げである)
るにゃ:月光の受け入れ体制がパンクしなければ…(
イヌイン:触れ合いコーナーとか作って一般公開するといいの(
風月@GM:ワカメーマウス>まぁあそこは割と皆過労気味だから体制できてなくても人材は喜んで受け入れそうではあるけど(
イヌイン:これぞWin-Winなの(
るにゃ:こき使われるのは間違いなさそうだけども(
風月@GM:トンビ>が、がんばるもんっ
風月@GM:@皆が話していると、イオンの携帯端末に着信音が入る。戦闘で若干周囲が開けたせいか、SNSメッセージが届いたようだ
るにゃ:ん、じゃあ話を通してみようか…っと、タイミングよく。
イリナ:なんだろう?
風月@GM:@
送信元はカナだ。
戦闘があるかもしれないので車で留守番をしていたので車中からメッセージを飛ばしたのだろう

風月@GM:『お塩、見つかった?』
イヌイン:『見つかったの』
るにゃ:カナさんからだね(横からのぞきこみ)
風月@GM:『ひま』

『おなかすいた』

『(お腹がべこっと凹むスタンプ)』

イリナ:器用だね(反対側から覗き込み)
風月@GM:@通信が悪かったのか送信時間の空いたメッセージが一気に届いて来る
るにゃ:だいぶ退屈だったみたいだね(
風月@GM:@
『なんか、からだが、へん』

『もど』

イヌイン:なんかダイイングメッセージっぽくなってるの(
風月@GM:@メッセージ連打はここで途切れている。最後のメッセージの送信時刻は10分ほど前だ
イリナ:マリー>…もしかして、カナさんに何かあったんじゃ
イヌイン:とりあえず戻ってみたほうがよさそうなの。
るにゃ:そうだね、戻ろうか。トンビさんも一緒にきてくれる?
アーガード:これは……タイヘン・フラグ・アトモスフィア……ッ(
イヌイン:大変さがいまいち伝わらないの(
風月@GM:ワカメ>ニンジャはもういいから(
フラグ・ニンジャ:え?(
イリナ:マリー>飛びますので、掴まって下さい(アニマルズを拾って)
風月@GM:エイヌ>ニンジャスピリットが完全に伝播してますね(ワカメーマウスを咥えてマリーの肩にぶら下がる感じに掴まり)
フラグ・ニンジャ:トンビ=サンは自力で飛べるから良しとして皆=サンかかえてマリー=サン、俺も乗せれるか? 俺結構重いぜ?
イヌイン:アーガードも早くしがみつくの。足とかに。(背中にへばりつく)
るにゃ:よろしくねマリーさん(頭に乗っかって)
風月@GM:ワカメーマウス>飛翔能力は元の身体と一緒らしいし、アーガード以外は物凄く軽くなってるから割と行けるんじゃないかな
イリナ:マリー>元の能力が引き継がれているなら、みなさんが軽い分問題ないかと。
風月@GM:エイル>軽いって初めていわれました…… もう戻らなくても良いかもしれません(
フラグ・ニンジャ:そうか。そんじゃあ乗せ、ってそうだなその身体だとどっかしがみ付くか。ああ、うん、足でいいや、先ず軽く浮いて貰える?
フラグ・ニンジャ:いや、お互い立ったままだとこう。今の状態で捕まるとこう。スカート覗こうとしてるヘンタイ・ニンジャ一人出来上がっちゃうからさ(
イヌイン:私は見てる分には一向に構わんの(
イリナ:マリー>はい、これでどうでしょう?(アーカードさんがしがみつきやすいように1mくらい浮いて)
るにゃ:セクハラ・インシデントはよくないからね(
フラグ・ニンジャ:セクハラ・インシデント、個人的には望むところなんだが少年誌アトモスフィアだいじにする系ニンジャだから俺(
フラグ・ニンジャ:あいよ、ありがとさん。(マリーさんの足首を左手で掴み)あ、これで大丈夫。
風月@GM:エイヌ>マリー、セクハラ・インシデントは見つけ次第撃っても良いですので(
イリナ:マリー>では、行きますよ(もう2mほど浮いて、垂直離着陸機よろしくその高度のままかなりスピードを出して飛んでいく)
るにゃ:(しっかりしがみついている)
フラグ・ニンジャ:渡る男子にキビシイクラン、んっんー、メイゲンだなこれは(風防用にサングラスかけつつ、片手ポケットに突っ込み割りとヨユー)
イリナ:(マリーにしっかり抱いてもらってる)
風月@GM:エイヌ>(風に吹かれてゴールデンレトリバー的な長い毛並みがモサモサ波打ってる)
フラグ・ニンジャ:あ、もうちょい高度上げて貰える? 位置関係上、俺が木に激突しかねん。
風月@GM:トンビ>はっやーい! そういえばマリーちゃんって何の動物? 凄く速いね!(マリーの後ろの風を捕まえて滑空し)
イリナ:マリー>一応、元は竜です。人工ですけれどね。
イヌイン:サラマンダーより速いの。
フラグ・ニンジャ:おいやめろ(
風月@GM:トンビ>りゅうーー! すっごーい! かっこいいーーー! …………ねぇ、りゅうってどんな動物?(
イリナ:マリー>すみません、今上げますね。今度元に戻った時に会いましょうか
風月@GM:@空中で騒ぎつつ、急いできた道を戻る一行
るにゃ:口で説明するより、実物見てもらったほうが早いもんね(
風月@GM:@それほど離れても居ないのでほどなくしてキャンピングカーを止めた位置まで戻ってくる
風月@GM:@しかし、到着したは良いが、そこにあるはずのキャンピングカーがなぜか亡くなっていた
フラグ・ニンジャ:マリーさんとフツーの竜では出来が大分違うけど比較しようにもフツーの竜は遭ったら基本命の危機だしなぁ……
風月@GM:@ミス。召されてないよっ、居なくなっただけだよっ
風月@GM:@代わりにその場所にあったのは、……ちょっとした山だ
風月@GM:@トラック数台で土砂を積み上げたような大きさで、ゴツゴツとした黒光りする鉱石が固まってできたような質感。で、よく見たらその頂上にキャンピングカーがちょこんと乗っかってる。新手の嫌がらせだろうか。
イヌイン:なんぞ(
るにゃ:なにあの山。
フラグ・ニンジャ:あれまぁ……。
風月@GM:@違和感ありまくりだがトウホウならよくあること…… というわけでもない。やっぱり違和感しかない。
イリナ:マリー>流石にキャンピングカーは持ち上がりませんね…
フラグ・ニンジャ:エイルさんならできるだろうが今のサイズじゃ腕力は兎も角、バランスがな。しゃあねぇ、俺がやろう。
風月@GM:@違和感に次ぐ違和感。その中で…… マリーにだけはなぜかこう感じられた、『あれのナワバリに近付いてはいけない』と
るにゃ:と、あの山も気になるけどカナさんは?
風月@GM:エイヌ>ちょっとこの身体だとうまく下ろせないかもですね、お任せしてよいでしょうか
風月@GM:エイヌ>……人の気配はないですね
フラグ・ニンジャ:お任せあれ。ちっとしんどいけどな……。
フラグ・ニンジャ:(マリーから片手を離して一足先に地面に着地し、腕捲りしつつキャンピングカーに近寄っていく)
風月@GM:ワカメーマウス>丁寧に下ろしておくれよ、このまえようやく傷の塗装修理が終わったところなんだから(
イリナ:マリー>待って下さい。嫌な気配がします
イヌイン:やな気配?
フラグ・ニンジャ:わかってるって、ガシャーンニングは俺も嫌な思い出が……(足を止める)ん?
るにゃ:なにかいるの?
イリナ:マリー>なんというか…近付かないほうが懸命なような…何かいると思います、おそらくですが
風月@GM:@マリーが言うと同時に、地面が少しずつ揺れ始める。地響きのようなそれは、段々と強くなり、皆の身体を揺らすほど大きくなる
るにゃ:そっかぁ。っと?
フラグ・ニンジャ:フラグ・センスには何も反応が無いが……あ、あったわ、今(
イヌイン:アーガード、戻ったほうがいいかもしれないの(
フラグ・ニンジャ:オーライ(回れ右)
風月@GM:@地響きが地震と呼べるような大きさになった瞬間、アーガードの足元に亀裂が走り、巨大な落とし穴でもできたかのように急に崩れはじめる
フラグ・ニンジャ:馬鹿なっ。このフラグ・ニンジャの足元に何故っ。……っあ、フラグ・ニンジャだからか!
イリナ:マリー>アーガードさん、もう一度掴まって下さい!
るにゃ:フラグ回収しちゃった。
イヌイン:サラマンダーより速く走るの!(
フラグ・ニンジャ:助かるワー!(左手をマリーさんに向け、念動力で手をキャッチ。したあとリールの戻しよろしく自分の身体を引っ張る)
風月@GM:@アーガードが飛び上がった瞬間、その空間を飲み込むようにして亀裂が”閉じた”
イリナ:マリー>(出来るだけ高度を稼いで静止)
風月@GM:???>アンギャァァァァ!!!
フラグ・ニンジャ:あっぶねぇ~あやうくサ・ヨ・ナ・ラ案件!
風月@GM:@空振りした怒りを込めるかの如く、何かが大地を震わせる声で吼える。そしてそれは周囲の地面をめくり上げるかのように、その巨体を地表へと持ち上げていく
るにゃ:なにあれなにあれ?
フラグ・ニンジャ:(するすると高度を上げてまたマリーさんの足に捕まり)カイジュウ・インシデント?
イリナ:マリー>…おそらくですが、本物の竜なのではないかと…
るにゃ:マジで?
イヌイン:ある意味カイジュウと近からず遠からずなの
フラグ・ニンジャ:え、なに、俺? 俺のせい?
フラグ・ニンジャ:フツーの竜がどうとか言っちゃったから出ちゃった?
イリナ:マリー>いえ、あの…完全に憶測なんですが…あれ、カナさんなんじゃないかと…(冷や汗)
風月@GM:@エイルの斧槍ほどもありそうなかぎ爪のついた前足が大地を踏みしめ、残りの身体をめきめきと大地から引き抜いて行く。マリーの言う通り、その爬虫類のカイジュウめいた外見は竜種のそれに近いようだ
イヌイン:ええ……
るにゃ:カナさん…ずいぶん立派になって…
風月@GM:@よく見るとドラゴンというよりは角があるタイプの恐竜に近い、例えるなら一本角のトリケラトプスを10tトラックサイズにした感じだ
風月@GM:@その特徴は背に巨大な鉱石群を持つこと、そして…… 全身に血管のように走った亀裂から灼熱のマグマが脈打っているのが見える
イリナ:マリー>竜…ではないみたいですね。飛べない様で一安心ですが…
風月@GM:@次第にその赤熱は四肢にも走り、その根元からは白煙が立ち込め、水たまりが広がるように地面が灼熱していく
フラグ・ニンジャ:なんかどっかの図鑑で見た感じだが。図鑑で見たのはあんなファイアブレスジュツ打ちそうな感じじゃなかったなぁ。
イヌイン:とりあえずどうしたらいいのこれ
風月@GM:@緊急ミッション : キャンピングカーがヤバイ(
るにゃ:車がヤバい(
フラグ・ニンジャ:地面に置いといたら拙い系と見る。
フラグ・ニンジャ:……キャンピングカーより重そうだな、浮かせるかな、あれ。
イリナ:これ、かけたらいいんじゃないかな(マリーさんの胸元ごそごそしてソルトスター出してきた)
るにゃ:それかな、やっぱり。
風月@GM:@竜? の背中に辛うじて引っかかっているが今にもキャンピングカーが落っこちそうである。そしてタイヤがジュウジュウいいながら白煙をあげはじめてる
風月@GM:ワカメーマウス>(声にならない悲鳴)
フラグ・ニンジャ:地面を護るかキャンピングカーを守るかどうするか。いや、キャンピングカーだな、よーし。
るにゃ:アーガードさんは車を守って。イリナさんは上空からそれをぱらぱらっと。かな。
フラグ・ニンジャ:(マリーさんの足を右手で掴み直して左手を向け、力場を巨大な掌状に形成してから車を掴む)
イリぴょん:うん、わかった(前脚で挟むように持ってる)
イヌイン:頑張るのアーガード。ニンジャならそれくらいできるはず!
フラグ・ニンジャ:まあこのフラグ・ニンジャのネンドウジツ、なら、た、や、す……重っも、た!
風月@GM:@足元のマグマは竜?の身体が沈まない程度になっているらしく、周囲数メートル以上には広がらないようだ、冷やされて固まっている
るにゃ:がんばって(
風月@GM:@ふよふよと頼りない感じに車が浮きはじめる
フラグ・ニンジャ:ちょっとごめんマリーさん、俺の右手掴んでもらっていい? で、持ってて。力み過ぎてうっかり足握り潰しかねん。
風月@GM:ワカメーマウス>ふぁいとぉぉぉ
イリぴょん:マリー>わかりました(左手でアーガードさんの右手を掴む)
フラグ・ニンジャ:おう、すまんね。地面に足ついてりゃ楽なんだが……よし、せぇ、の!
フラグ・ニンジャ:(右手も左手もしっかりと握り込み、左腕をゆっくりと持ち上げていき、連動する力場と車を持ち上げていく)
風月@GM:@「ぬぉぉぉぉ」っと声が聞こえそうな踏ん張りの利いた動きでキャンピングカーが持ち上がっていく
フラグ・ニンジャ:しっかし想像以上に重てぇなこの車……! ルーカスのぶちかまし受け止めた時思い出すわ……!
風月@GM:ワカメ>見た目は普通のサイズだけど、中は拡張されて皆の食料とか武器とか着替えとか家具とか食料とかが入ってるからね
フラグ・ニンジャ:それでか! 道理であの見た目にしちゃ変だと思った!
るにゃ:たぶん一番多いのは食料(
イリぴょん:ご飯だよね(こっそり甘いもの蓄えてる)
風月@GM:竜?>ぐるぅぅぅ、アンギャァァァァァ!!!(目の前にいたアーガードを何度が探すそぶりをしたが、すぐに諦めて手近な大木に噛みつくと、まるでポッキ〇でも齧るように数本まとめてかみ砕いていく)
風月@GM:竜?>(ばりばり、ごりごり、ごっきゅん)
フラグ・ニンジャ:おーおーあのカイジュウ、この車を背にのっけて平然としてたからまぁ予想は付くが……すげぇな……。
イヌイン:わあお
フラグ・ニンジャ:ああ、オッケー、この高さぐらいまで上げときゃとりあえず良いだろ。(自分たちと同じぐらいの高度まで持ち上げ)
るにゃ:お疲れ様。じゃあイリナさん、お塩を。
イリぴょん:うん、今のうちにだね(小瓶を逆さにしてフリフリ)
風月@GM:@小瓶からサラサラと流れ落ちた星の塩(ソルトスター)が小雨のように食事中の竜の背中に降りかかっていく
風月@GM:トンビ>あんなおっきい子にも効くんだねー。どんな子になるのかなぁ、たのしみたのしみー
風月@GM:竜>げぷっ(適度に森林破壊をした後、背中に違和感を感じたのか後ろ足でかこうとする。だが次第にそれでは耐えきれなくなったのか、あの巨体で地面をごろごろと横回転して背中を何とかしてかこうとする。余程かゆいのだろう、森林破壊が加速度的に進んでいく)
フラグ・ニンジャ:やっぱりアレも持ち上げるべきか……。
イリぴょん:あれ、痒いんだよね…(
風月@GM:竜?>アンギャ、アンギャァァ!!(ジタバタした動きで若干地形を変えつつ、段々とその体が縮んでいく)
るにゃ:あ、効いてる効いてる。
フラグ・ニンジャ:あ、助かった、縮んでく。
イヌイン:これ以上森を破壊される前でよかったの。
イリぴょん:そろそろいいかな、よいしょ(小瓶フリフリをやめて)
風月@GM:竜?>(だんだんと大型車サイズになり、軽自動車サイズになり、やがてはヒト型のサイズまで…… そこまで見届けると、案の定、その場所にはカナが横たわることになった)
るにゃ:おー。本当にカナさんだったね。
風月@GM:カナ>(好き放題暴れたせいか若干満足気な寝顔)
るにゃ:すっきりした顔してる(
フラグ・ニンジャ:頭引っ叩いてやっていいかな(
イヌイン:頬引っ張るくらいで許してあげてなの(
イリぴょん:マリー>何はともあれ、一旦降りましょうか(ふわーっと着陸)
るにゃ:たぶん理性なかっただろうし(
風月@GM:ワカメ>そりゃあこれだけやればね……(そこかしこに溶岩が固まった黒い縞模様のできた地面と、大木が引っこ抜かれまくった森を見渡しながら)
フラグ・ニンジャ:ああ、マリーさん、助かったよ。ありがとな(マリーに手を離して貰い、キャンピングカーを地面に下ろす。どすん)
イヌイン:タイヤ溶けちゃったかなー。
風月@GM:ワカメーマウス>うをぉぉぉ無事でよかったーー!(車に駆け寄り)
フラグ・ニンジャ:重かった~。タイヤ交換する時はジャッキ使えってくれよ、手伝うからさ
るにゃ:まあそれくらいなら交換すればいいしね。さて大丈夫かな(着地してカナさんに駆け寄り)
風月@GM:ワカメ>タイヤのドレッドぐらいなら召喚しなおせば復元できるさ。車体が無事でよかったよ……
イヌイン:車になにかあるとワカメの心が死ぬからね(
風月@GM:カナ>ふあぁ…… あ、るな。おはよう(何事もなかったかのように起き上がり)
フラグ・ニンジャ:……便利だな、機械召喚。俺もちょっと習うか、っと、そのまえに森に残り火とか余熱で引火しないよう水巻くか。
イリぴょん:地面だけでも治しちゃおっか(裁縫箱を頭に乗せて、溶けた地面の四隅にまち針を召喚して杭のように打ち立て、範囲内の地表を布化させようと)
るにゃ:はいおはよう。お塩取り戻してきたよ。(肉球でてちてち)
風月@GM:@地面は問題なく布化できる。カナが元に戻ったからなのかは分からないが、特に何かの能力の支配領域というわけではないようだ
フラグ・ニンジャ:(あっち、こっち、といくつかの布化されてない地面に指差して)間歇泉(ゲイザー)、と、水泡運搬(バブルキャリー)。
フラグ・ニンジャ:(間欠泉を吹き上げさせて、拭き上げた水をあっちこっちにばら撒いてる)
イヌイン:(水をかぶって毛皮がしぼんでごぼうみたいになってる)
イリぴょん:よいしょ(鋏とまち針を器用に動かして、皮を剥がすように解けた部分をぺろんと捲る)
風月@GM:@続いてアーガードの発生させた水流がチロチロとしぶとく残っていた火種を鎮火していく。用心したおかげで山火事になることはなさそうだ
フラグ・ニンジャ:あ、悪い、本職じゃねぇんでちょっと操作荒いんだ。勘弁な。
イリぴょん:マリー>遅くなってしまってすみません(小瓶をカナさんに返して)
風月@GM:カナ>おお、感謝! ありがとう! これないとロゼに怒られる、あと色々困る(ほっとした様子で)
イヌイン:(ぶるぶるして水を飛ばす)ある意味今が一番危機感強かったの。
るにゃ:うん、今も困ったことになってたもんね(てちてちしながら周りの様子見せて)
風月@GM:カナ>(小瓶を大事そうに首に下げ)問題ない、間に合っ…… (ようやく周囲の様子に気付き) あ
るにゃ:間に合わなかったのはこっちも悪かったけど、うん。まあ内緒にしておくから。
フラグ・ニンジャ:閃いた、頬引っ張ったり頭引っ張ったりするよりロゼさんにコトダマジツ・チクリをしたほうがよいのでは!?
風月@GM:カナ>……もしかして、これ、カナがやった?
るにゃ:たいへんお元気でした。
イヌイン:わんぱくだったの。
イリぴょん:うん、でも私達も知らなかったから(大きな溶岩模様の布が手に入ってご満悦)
フラグ・ニンジャ:あやうく俺が地面に飲まれてサヨナラするとこだった。
るにゃ:イリぴょんが新素材を(
風月@GM:カナ>ああー(流れるようにorz) ……おこられる
るにゃ:どんまい(肉球てちてち)
イヌイン:生きてれば良いことあるの(
風月@GM:カナ>ぅぅ、お説教いや……
るにゃ:私たちも一緒に謝るよ。こっちのトンビさんもきっと謝ってくれる(
風月@GM:トンビ>ごめんよー、まさかこんなことになるとは思わなくて
イリぴょん:トンビさん、頑張ってね(戦場へ見送る人の目)
るにゃ:お塩分けてもらうためにも、一生懸命謝ろう。
風月@GM:カナ>ロゼのお説教は死ぬよりつらい、覚悟必須(
風月@GM:トンビ>ぴぃぃぃ
るにゃ:がんばって(
フラグ・ニンジャ:ロゼさんのお叱りムーブがどんなもんか興味が有るが、俺は逃げる。何か何のかんの理由つけて鍛え上げるとか言われそうだし(
イヌイン:有り得そうなの(
イリぴょん:私も一緒に謝るよ。いい布が出来たし(
フラグ・ニンジャ:せっかくの休暇がこんな形で潰されてるのに挙句にロゼ・ブート・キャンプとかやってられん(
るにゃ:でも巻き込まれそう、フラグ・ニンジャだし(
フラグ・ニンジャ:フラグ・ニンジャはフラグ・センスの導きにより華麗に去るぜ!
フラグ・ニンジャ:……去ろうとして失敗するところまでがフラグジツだってか? だよな(
風月@GM:ワカメーマウス>今後のためにちょっと溶岩に入っても大丈夫な練習しましょうかフフフとかいって束縛魔術キメるような人だからね(
イヌイン:どんな今後を想定してるの?(
フラグ・ニンジャ:そういう今後だろ(
イヌイン:ライオンだって精々千尋の谷に突き落とす程度なのに(
フラグ・ニンジャ:魔術界の獅子はそんなもんじゃねぇってことだろ(
イリぴょん:これ、だいぶ火に強そうだから、マントとか作ってみようかなぁ。…ルナさんの鍋つかみにもよさそう(
るにゃ:あ、それはちょっと便利(
風月@GM:エイヌ>地味に便利な戦利品が(
フラグ・ニンジャ:大体、ついてる字名が“赤き疾風のロゼ”だぞ。いいか、この業界はまともな人に二つ名は付かねぇしまともじゃない人にだって赤き疾風なんて付かねぇんだよ(
風月@GM:ロゼ>赤が何の赤なのか聞いちゃいけないってほ生徒の人が行ってた(
イリぴょん:私はそういう訓練はちょっと…(
るにゃ:ち、治癒は使えるから…(
フラグ・ニンジャ:懲罰隊総督の赤がなんの赤かは想像に難くねぇが言わぬが華だ(
イヌイン:鉄分豊富そうなの(
フラグ・ニンジャ:しかしロゼさんねぇ。一度、ガキの時分、ソレイユに社会科見学いったときに見て以来だな。
るにゃ:そのときも叱られたの?(
イヌイン:溶岩入ったの?(
風月@GM:ワカメーマウス>社会見学で何をやったらそうなるのさ(
風月@GM:ワカメーマウス>アーガードならありそうだけど(
フラグ・ニンジャ:……。……。……(
イリぴょん:あっ(
るにゃ:ねえ。黙っちゃったんだけど、ねえ。(
イヌイン:なにをしでかしたの(
フラグ・ニンジャ:……いや……その……自分とこの先生とよく似ててな……?
風月@GM:ワカメ―マウス>掘り起こしたくない記憶ってあるよね。わかるわかる(
フラグ・ニンジャ:……しかもほれ、なんかふっつーにフレンドリーに輪ん中入ってきたもんで間違えて……その……
るにゃ:なにやったの(
イヌオン:スカートでも捲ったのー?
フラグ・ニンジャ:……社会科見学で舞い上がるガキっているじゃん……? ……いや、それでこう。ドロップキックを後頭部に……(
るにゃ:あっ(
風月@GM:ワカメーマウス>そこまで体張って死亡フラグ立てなくても(
フラグ・ニンジャ:……いや、今思い出したんだが。不思議だな、そこからの記憶は無い(
フラグ・ニンジャ:気付いたら社会科見学終わってたなぁ……。
イヌオン:前にスフェラが、孤児院でスフェラをいじめてたガキ大将に木の上から飛び蹴り食らわせたって言ってたけど身軽すぎるのも考えものなの(
るにゃ:よく無事だったね…(
風月@GM:ワカメーマウス>無事じゃなかったから記憶が途切れてるんじゃ(
フラグ・ニンジャ:ま、まままままさかとは思うが覚えてねぇよな!? 20年前だよ!? 覚えてないよね!? ね!?(
イヌオン:……。(
風月@GM:カナ>……。(
イリぴょん:マリー>………。(
るにゃ:……。(
フラグ・ニンジャ:えっちょっとまって何その間!? 特にカナちゃんなに!? ひょっとして何か聞いちゃってたりします!?(
フラグ・ニンジャ:20年前すげぇわんぱくなガキがいたとか聞いてたりしませんよね!? 確かに西方広しといえどあのロゼのドたまにケリ食らわせたガキはそう居ねぇとは思うけど!
フラグ・ニンジャ:ってインパクト十分か!? 覚えてる!? 覚えてる流れかこれぇぇぇっ!!
風月@GM:カナ>ロゼの背後から近づいたことがあって、その……
風月@GM:カナ>ごめん(申し訳なさそうに目をそらした)
フラグ・ニンジャ:近付いたことがあって!? その!?
るにゃ:私の後ろに立つなパターン?(
フラグ・ニンジャ:ごめん!!?
風月@GM:トンビ>(一緒に死のっか、的な生暖かい目)
イヌオン:遺品整理は誰に任せるー?(
るにゃ:冥福を祈るよ…
イリぴょん:頑張ってね(諦め顔)
フラグ・ニンジャ:じ、じじじ上等だぁ!? このフラグ・ニンジャの生存力見せたらぁ!? ろ、ろろろ、ロゼが……なんぼの……もんじゃいorz
イヌオン:早くも折れてるの(
風月@GM:@
風月@GM:@その後、ロゼを含めた関係各所に土下座巡りをしたトンビは、莫大な補償金を月光に肩代わりしてもらう形で仲間と共に集団就職することになったのだとか
風月@GM:@大量の人件費+被害保障額でスフェラの血管がまとめて弾けそうになったのと引き換えに、過労で死にそうだった月光の現場の面子には喜ばれたようである
風月@GM:@鍵の効果時間に関しては、カナを含めたデジマ学園小等部の有志が週に一回『星の塩』を持ってきて振りまくことも取り決められた。ケモノ係というそうだ。
風月@GM:@因みにカナのフルネームは大地竜ヴァルカナンというらしい。その辺りの話はフラグ・ニンジャ特訓の時にでも聞けるだろう、たぶん(
風月@GM:@そんなこんなで巨大なフラグを残して皆の任務は完了したのであった。めでたしめでたし
風月@GM:@