黒斗GM:@
吹き抜ける風が、生暖かいものから肌に心地よいものへと変わってくる。
キツい日差しが、ちょっとは肌を焼くのを加減してくれるぐらいに変わってくる。

黒斗GM:@
そんな時節に移ろいつつあって多少過ごしやすい気温の中、やっぱり変わらないメンバー御一行の日常。
そろそろまたぞろ命を懸ける危険な任務に駆り出される予感にやや怯え大半諦め一分抵抗の兆しを見せつつ任務・日常の雑務をこなす日々。

黒斗GM:@
お昼時、いつものように大量の料理に囲まれてキャンピングカーの外でキャンプよろしく昼餉の時間。
朝の雑務を終えて、昼からはフリーだからと食卓を囲んでいるとき。

黒斗GM:@
一人の男がこちらに向かって歩いてくる、これがアーガードかスフェラだったら身構えつつ急いで物を口に含む、ベル爺だったら全てを諦めゆっくり食べる、マ クシミリアン・トウルだったらルナが料理追加に席を立つところであったが誰も知らない顔の男だ、が……覚えがあるといえばあるし、ないといえばない。

黒斗GM:@
顔に覚えはないのは間違いないが、僅かばかり漂う魔力の感触や内包された魔力圧には大変いやな覚えがある。
潜在している量はいったいどれほどのものなのか想像もつかないほど莫大なものを伺わせる魔力量に、
炎のように熱く強風のように吹き付けてくる熱風がごとき金色の感触には覚えがあるからこそ訝しむ。

黒斗GM:@
なにせ、これは、かの神代においても三大化生と名高き“白面金毛九尾の狐”ことシズカ・ミネの魔力だ。
通常、似た魔力圧・魔力色はあっても、同じものは二つとない。然しこんなものを漂わせながら、

『やあ、どうも、こんにちは。はじめまして?
 わたくし、お察しの通り。かの方の一部といいますか。かの方の一尾、名前はまーテキトーに、ワン・セコンドとでも。イチビとイチビョウをかけたダジャレですよHAHAHA!』

と名乗られては、ああそうか、と納得せざるを得ない。何せ、アレだし。やれるだろう、これぐらい。

黒斗GM:@
『ご飯時に大変申し訳無い。少々お話よろしいでしょうか? あ、これ、お土産です』

しかしこう、あのシズカの一部にしてはパンクと言うか。側頭部は数センチほど残して刈り込んで白色に染め上げ、頭頂部に残る黒髪は長めに設えオールバック なモノトーンソフトモヒカン、右の口端には口輪が二輪に、左の耳にはステンレスリングのピアスが五輪もつけて、首には炎の衣装をかたどる入れ墨と、大変派 手である。服装はカットソーにジーンズと大人しいが見た目がかなりファンキーな若者の姿である。それがにっこりと、小川で冷やしてきたらしき西瓜片手に笑 いかけてきた。

こんなところからスタートです。

ルナ:なんというかなんともこう、反応に困りますね(とりあえずお土産を受け取りながら)
イオン:いらっしゃいませなの。 (車の中から持ってきた油揚げを頬に叩きつける)
イリナ:えっと…(一度に色々起きすぎて困惑してる)
黒斗GM:ワン>いらっしゃいました!(油揚げキャッチ&イート)
黒斗GM:ワン>(もぐもぐ)
ルナ:やっぱり油揚げは好きなんですね(
イオン:とんでもない反応速度なの(
黒斗GM:ワン>こんなんでも一応、シズカ・ミネなので(
イオン:ハイリ>こんなんでもって言った(
黒斗GM:ワン>一応、シズカ・ミネなので(
ルナ:自分で一応って(
イオン:作った本人のシズカが若干後悔してそうなの(
黒斗GM:ワン>ほら、ここまで姿が違うと自分があの超絶☆傾国&国滅ぼしちゃう系美女だと言われてもやっぱり自覚が、ねぇ
黒斗GM:ワン>とはいっても、まったく同じ姿で造っちゃうと今度はどこで傾国しちゃったりするか分かんないし何処でドジ踏むかも分かんなくて色んな意味で危なっかしいし(
イオン:ハイリ>お父さん喚ぶ?(
ルナ:呼ぶ?(
黒斗GM:ワン>フフフ、甘く見ないで頂きたい。これでもわたくし、あのお方の一部で ございますよ? 呟きは風となり、風は転じて嵐となり、嵐が呼ぶは神鳴りと地鳴り、かの大国をもその美だけで堕とし、ともすれば一声を上げれば物理的に沈 める大化性のその一部! その権能(けんのう)をもってして!
黒斗GM:ワン>神鳴りがごとく! エスケーーーーープ!!!
ルナ:もってして?
ルナ:逃げるんですね(
イリナ:テンション高いね……ていうことは皆の知り合い?(
イオン:ハイリ>敵だったりする知り合いのお使いの人だね。
ルナ:そんな感じの人じゃないひと。
黒斗GM:ワン>ゼアノートとやるくらいならわたくしは引き篭もる、天岩戸もびっくりするぐらい引き篭もる
黒斗GM:ワン>そう、それがこのわたくし、ワン・セコンド!(ドヤ顔ダブルピース)
ルナ:なぜそこでそんなに自信満々なんだろう(
イリナ:(ドン引き)
イオン:(あぶらあげ二枚目を投擲)
黒斗GM:ワン>(キャッチ! あんど! イート!)
黒斗GM:ワン>(もぐもぐ)あれを相手にすれば逃げも立派な武功の一つとなると思いますね、わたくしは。
どどんとふ:「風月@GM」がログインしました。
イオン:餌やり楽しいの(
イオン:@おっとこばんはー
黒斗GM:@やっほ☆
イリナ:…そういえば、御用は?(色々諦めてデザートを食べ始めた)
イリナ:@こんばんはー
ルナ:@こんばんはー
風月:@(激しく二度見)
風月:@こんばんはー
黒斗GM:@(ころんびあ)
ルナ:@驚くのも無理はない(
風月:@まさかの展開ですが空気読んで混ざるので続けて下さいな(
黒斗GM:@オーライ! 混ざってってね!
ルナ:そういえばまだ用件を聞いてませんでした。
イオン:ハイリ>(おみやげのスイカをイオンに強請られて切ってる)シズカからの使いって時点でいい予感はしないね。
黒斗GM:ワン>ああ、そうそう、御用ですか御用ですよこの“神鳴り遁足”ワンめが……あ、今急に思いついただけでホントはそんな二つ名はございませんが……
黒斗GM:ワン>あなた方を! TAMAMO総合コンサルティングの御用達エージェントに! ご招待ぃー!!(ころんびあポーズ。何故か舞い散る桜の花びら)
イリナ:いや(即答)
黒斗GM:ワン>いやん即答!
イオン:ハイリ>(スマホ)もしもしお父さん?
ルナ:嫌な予感しかしないえ(
ルナ:しないね(
黒斗GM:ワン>土下座か? 土下座すればええんか?
イオン:プライドはどこに置いてきたの。
黒斗GM:ワン>わたくしの頭は生まれたばかりの竜の産毛より軽いぞ? 土下座だな?
イリナ:これ以上お仕事増えたら死んじゃう(
ルナ:しかもロクなお仕事来なさそうだし(
イオン:ハイリ>しかもボク達に依頼って時点で嫌な予感も天元突破だよ
黒斗GM:ワン>(地面に正座しつつ)いやね、わたくし方といたしましても何も皆様方に一緒に世を混乱に貶めようぜ! 的なことを申すつもりはございません。
イオン:(スイカしゃぐしゃぐ)じゃあなんなのー。
エイル:それしか思いつきませんでした( あとは結婚相談とか(
黒斗GM:ワン>というかここでそんなこと言ったが最後、キリサキめに我ら敵やなよっしゃ滅したろ的大義名分与えてスーパージ・エンドでございますからな。ハハッ!
黒斗GM:ワン>今この段階で“天使”やら“拳神”やら“割断者”やらのウルトラビースト共に動かれてたまるか!
イオン:ハイリ>ボクはそれでも一向に構わんのだけど(
エイル:そういった方々が動くとなぜか我々も巻き込まれるので確かにやらないのはありがたいですが(
ルナ:でもまあその場合、私たちも巻き添えだからやっぱり遠慮したい(
エイル:ワカメ>だとすると何の用なのさ
黒斗GM:ワン>ああ、いえねぇ、わたくし共と致しましてもねぇ。ここ最近こう色々と 困ったことが立て続けに起こってるんざますよ。我らにも都合ってものがございますでしょ? 世を混乱に貶めるなら、先ず世は平和であらねばなりませんし混 乱も混沌するならするで混沌なりの秩序が欲しいのでございます。なのに例えば最近ほらぁ、先代撃墜とか復活しそうになるしぃ。
ルナ:何かするまでもなく割りと混乱してるよね、この辺。
エイル:ワカメ>確かにあんなのが復活したら混沌の極みだけどもさ
黒斗GM:ワン>だからあの時なんかは我が本体もテキトーな理由つけて“化外の心臓”あなた方に放り投げましたでしょ。
ルナ:テキトーな理由って言っちゃった(
イオン:ハイリ>先代撃墜が復活するとそんなに都合悪かったんだ
イリナ:あ、あの時のお姉さんの知り合い?(今更気づいた)
黒斗GM:ワン>知り合いといいますか。一応本人でございますね。別人格・別思考ですけど。
イリナ:……皆の知り合いならそういう人もいるよね(納得した)
黒斗GM:ワン>混沌も混乱も平時あってこそ、なれば平時を維持するのもまた我らの勤めなのでございます。わたくし共、そういう方向でも実は動きます。
ルナ:イリナさんもすっかり慣れたね( じゃあ、そっち方面の依頼をしたいと?
エイル:そして今やイリナの知り合いでもあるのですよ(生暖かいほほえみ)
イリナ:…のーこめんと(スイカしゃくしゃく)
エイル:平和を維持するのであれば協力も吝かではありませんが、貴方ほどの魔力量をもってしても我々に助力を乞うような案件とは何なのでしょうか
黒斗GM:ワン>そう、そちら方面での依頼が今回の主たる御用に御座い。とは、いっても、今は依頼ございませんで。あくまでその時、もしよければ……というお話です。
黒斗GM:ワン>わたくしが動ければ良いのですが、ほら、こんなんでもシズカ・ミネですからして動くとこう色々面倒なことに……。
イオン:ハイリ>そうは言うけど、まったく気配がない状態で頼みにくるようなタマかい?
ルナ:近々なんかありそうな予感はひしひしとするよね。(
黒斗GM:ワン>疑り深い。まあシズカ・ミネがこんなこと言ってると疑わしいですよね、わかります、わかります(
エイル:ワカメ>他人事のように(
黒斗GM:ワン>正直なところを言えば、外見・思考ともに違く造られすぎて本人とか一部とかいう自覚はないです(
黒斗GM:ワン>正直なところをもっと言えば、シズカ・ミネの一部だからって行動が制限され過ぎててくそ鬱陶しいです(
ルナ:(油揚げぽい)
黒斗GM:ワン>(Catch! &! Eat!!)
黒斗GM:ワン>(もぐもぐ)
ルナ:大丈夫、ちゃんと一部ですよ(やさしい視線)
イリナ:あぶらあげ好きなんだね(
黒斗GM:ワン>はい(
エイル:動きがだんだんスタイリッシュになってますね(
イオン:この瞬間も成長しているってことなの?(
黒斗GM:ワン>もっともスタイリッシュ、そしてもっとも頭の軽いシズカ・ミネことワン・セコンドを今後共宜しくお願い致します! 油揚げサイコォォォォッ!!
黒斗GM:ワン>あ、ちなみに生後数時間です。
ルナ:あまり宜しくはしたくないよね正直(
エイル:ワカメ>独立して動かせる手ごまを増やそうとしたら独立しすぎて扱いに困る本人の様子が目に浮かぶようだよ、さすがドジっ子(
イオン:ハイリ>生まれたての馬だって今ようやく動けてるくらいだよ(
黒斗GM:ワン>今ようやく動けてます。
イリナ:これでようやくなんだね(
ルナ:ようやくのわりにキレのいい動きだよね(
黒斗GM:ワン>いやあ、びっくりしましたね、目を開けてみたら『……なんか思ってたんと違う』みたいな顔してる自分(シズカ)が自分(ワン)居た時は(
ルナ:造っといてひどい(
黒斗GM:ミス>居た時は→見てたときは
イオン:ハイリ>あの狐なんで自分の作るものすら思い通りに出来ないの?(
黒斗GM:ワン>なんか制作初期の段階でミスったかドジッたかしたんとちゃいますの。シズカ・ミネだし。
ルナ:さすがドジっこ。
黒斗GM:ワン>今度造られてくるワンはきっとうまくいくでしょう。もっとひどくなってる可能性も有りますが。
エイル:ワカメ>完璧すぎると均衡が崩れるからあえて不完全さを残すことで均衡を保っているのよ、とか言い訳してる本人の姿が目に浮かぶよ(
イオン:ハイリ>それ完全に自分のこと言ってるよねシズカ(
ルナ:ほんとに言ってそうでなんとも言えなくなるね(
黒斗GM:ワン>のーこめんとで。
イオン:言ってたんだ(
黒斗GM:ワン>いや、わかりませんが。他の部下の方々に言ってる姿を想像すると……こう……なんといいますか……我が事ながら……いやむしろ外から見てる分だけ……
黒斗GM:ワン>おや、涙が止まらない。
イリナ:…で、もし何かするとして、何か貰えるんだよね
黒斗GM:ワン>わたくし思ってる以上に一部の自覚あるのかも知れません。涙が……(ハンカチで目元抑え)……あ、はい、無論報酬は随時に。
エイル:ワカメ>生後数か月にして不憫な…… そうだね、動くにしても報酬がないと話が始まらないよ
エイル:@ミス 数時間
イオン:ハイリ>尻尾一本とかくれるの?(
ルナ:貴重なのかそうでもないのかよくわかんない報酬だね(
イリナ:私はお金とかよりも休みがほしいけど…(遠い目)
黒斗GM:ワン>さすがに尻尾一本、という本体に危害のあるご褒賞にはお答えできる権限は渡されておりませんが、できうる限り、そうですねぇ
イオン:ハイリ>いやいや、白面金毛九尾の尻尾だよ。いい素材になる( 
ルナ:武器とか防具とか作るの?(
黒斗GM:ワン>皆様方でしたら食に関する事柄がよいのでは? こちらでは入手できない西の食材などありましたら空輸してきましたり。
イリナ:服とか作ったら強そうだけど(
ルナ:食材かぁ。西のものはこっちだと中々高かったり手に入りづらかったりするから、地味にありがたいね。
エイル:ワカメ>確かにそろそろ西方のフルコースとか食べたいねぇ
イリナ:甘いものなら考えてもいいよ(
イオン:ハイリ>あとシズカが溜め込んでる古いお酒もほしいね。調べはついてる(
黒斗GM:ワン>はい、お酒でございますか。わたくしが出来得る限り交渉も致します。
イオン:ハイリ>やったあ
エイル:ワカメ>じゃあ西方の高級な食材と甘味、そして秘蔵の古酒で手を打とうか。ワンとTAMAMOコンサルティングの手腕に期待してるよ
黒斗GM:ワン>タカミネやクカイは立地条件のため手が出ておりませんがデジマに限れ ば、ほら、外の企業が入り込んでおりますでしょ。TAMAMO総合コンサルティングもいくらかの企業に出資しておりますゆえ此方の食材でも非常に安価に提 供、あるいは報酬としての提供も致せます。
ルナ:安定の食い気だね(
エイル:ワカメ>あとは大義名分だね。とりあえず「平和維持活動」で有給申請できないかな(
黒斗GM:ワン>承りました。とりあえず当面のところは西の食材を主に、でございますね。ご依頼を受けて頂けるのを心待ちにしております。
黒斗GM:ワン>あ、と、そうそう、これは依頼というわけではございませんのであくまで報酬はわたくし個人からという体になりますが一つ伝言をお頼みしたい。
イオン:伝言?
ルナ:誰にです?
黒斗GM:ワン>開拓団団長、“失楽園”ユカどのに。TAMAMO総合コンサルティングから、といえば解りますので。“門番(ゲートキーパー)は異貌領内のどこか”と。
ルナ:また意外な人物に……そのまま伝えればいいんですね?
イリナ:電話する?
エイル:ワカメ>よく分からないけど
エイル:ワカメ>僕の中の不穏センサーが反応しまくってる(
ルナ:私もだよ兄さん(
黒斗GM:ワン>はい、そのままでお願い致します。もしよろしければ、皆様もそのうち巻き込まれる可能性はありますでしょうから内約をお伝えできますが。
イオン:伝言はするけど聞かなかったことにはしたいの(
イオン:ハイリ>ハッキリいいよった(
イリナ:考えないほうがいいと思う(
ルナ:まあ後で連絡しようか。今電話するとほら、否応なく巻き込まれそうだし(
エイル:そうしましょう(
黒斗GM:ワン>いかがいたしましょう? あくまで現段階、という話にはなりますが今暫くの間は関係ないこととも思いますが……
イオン:ハイリ>まぁ…聞くだけならいざという時の知識になるし?
ルナ:聞くだけなら。聞くだけ(
イオン:ハイリ>あとワンの言い分からして確実にいつかボクらの身に降りかかることだけは確定っぽいし(
エイル:そうですね、知らない間に巻き込まれるよりは知っていて回避したいですし(
黒斗GM:ワン>巻き込まれるかどうか、回避できるかどうかは、さてわたくしからはなんとも。では、まず、さて……
黒斗GM:ワン>あ、まずは、ご心配かと思われますがユカ・ホウジョウ殿と我らはあくまで一時的なビジネス・パートナーという関係でございますのでわたくしどもと彼女達の間にそれ以上の関係がないことをお伝えさせて頂きまして。
黒斗GM:ワン>そのユカどのが率いる開拓団の目的は未開拓地への進行ということは知っての通りかと思われます。
黒斗GM:ワン>また、あのお方が前線に出張れない以上はその開拓の進みが遅いのもご存知かと思われますがもう一つ理由がございましてね。
黒斗GM:ワン>それが、“門番(ゲートキーパー)”という存在なのです。といいましてもこの名称、我らがテキトーに呼んでるだけですが。
イリナ:異貌か何か?
黒斗GM:ワン>おそらくは。これがまた厄介な存在でしてね、ある一定の距離に踏み込もうとすると必ず踏み込もうとした地点に戻る。という能力、らしきものを使用しておりまして。
どどんとふ:「ルナ」がログインしました。
ルナ:@ただいまでーす
ルナ:それはまた厄介な。
イリナ:近づけないの?
黒斗GM:ワン>その不可解な現象が発生する際の現場を検証してみたところ色々な要素を鑑みて、おそらくは異貌の特殊能力、だと思われております。
黒斗GM:ワン>はい。進んでいたつもりがある程度進んだとこで実は進んでいない、という。
イオン:随分厄介な能力なの。
黒斗GM:ワン>はい。それでも人海戦術、あるいはユカ様本人が出張って地道に進んではいますが。いないにこしたことはございませんし。ね。
ルナ:で、それが異貌領内のどこかにいるとこまではわかった、と。
黒斗GM:ワン>はい。そのとおりでございます。しかし不可解なのがかのユカ様本人で すらが補足できない妙な異貌、というのはもちろんでございますが元来からして異貌領の異貌ですから未開拓地には、そりゃあ人間たちより進んでは居ますが遙 か先というほどでもないのに進まれると困る奴が居る、ということなのですが。
エイル:なにか隠されていそうですね
黒斗GM:ワン>わたくし共は、そう、何か隠されているか。あるいは、最初から未開拓地にいる何者かが邪魔している、という推測を立てています。
ルナ:ふむふむ。
イオン:ハイリ>ユカにとっては大分面倒くさい相手だね。
イリナ:なんだろう…鍵とか?
ルナ:まあ鍵なら何でもありだろうけども。一体何があるのか確かに気になるね
黒斗GM:ワン>さて、何かまでは。何か隠されていて何者かが邪魔しているにして、何で誰なのか。
黒斗GM:ワン>誰であったとして一体ではない可能性もございますし、一体であったとしても厄介な能力と範囲です。
エイル:開拓団がてこずるほどですから余程範囲も広いのでしょうね
黒斗GM:ワン>はい。もし一体だったと想定した場合、軽くユカ殿の澱読み並の範囲を誇っております。
ルナ:それはマジでヤバいね。
イオン:ハイリ>とんでもない異貌もいたもんだね。その能力だけでも十分空母級に迫れそうだけど。
黒斗GM:ワン>おかげで特定が難しいの何の。おそらくはという情報として渡すに曖昧で出来れば渡したくない情報で漸く、異貌領に居るとお伝えできるのが今は精一杯です。
ルナ:なるほどね。そっちもてこずってるみたいで。
黒斗GM:ワン>あ、どうやって調べたかは企業秘密です。できれば一体だけの能力とは思いたくありませんが複数だと仮定しても面倒です。
黒斗GM:ワン>もし複数いるなら邪魔している何者かは明確に、組織として活動している証拠でございますからな。あんな果ての果てに何あんのって話で。
イオン:ハイリ>まあろくなものがある気配しないよね(
黒斗GM:ワン>ただでさえ未開拓地には既に一体、とんでもないのが居るのに。
ルナ:組織立ってでも進入を阻止したい何かかぁ…他にもあるんですかとんでもないの?(
黒斗GM:ワン>居ますよー。ああ、そうだ、そもそも皆様、あ、イリナ様は当時いらっしゃらなかったかな? 一度接触しておられますな。
イリナ:えっ
黒斗GM:ワン>名前も仔細能力も不明のため便宜上“鬼面(キメン)”としておりますが。ほら、先代・制空の墓の前で。
ルナ:あっ(
イオン:ハイリ>ああ…(
黒斗GM:ワン>やたら小柄な民族衣装風の着物を纏った、妙な仮面をつけた人型の異貌なのですが。
ルナ:あれもそういえば未開拓地だったっけ。
黒斗GM:ワン>どうもアレの行動・言動を見るに推定戦力を現状の定義にあてはめていいのかすら不明です。あのノアゼットをさして気に留めないとか……
黒斗GM:ワン>最悪、アレが“門番”の一味だったりする可能性も捨てきれません。あ、あと、間違いなく皆様が巻き込まれるでしょうな
エイル:ああ、やっぱり(
イオン:勘弁してほしいの(
ルナ:勘弁してくれないんだろうなぁ(
イリナ:何処かに逃げたい(
黒斗GM:ワン>その『最悪のケース』だったりした時にはお任せを。開拓団経由にしろ、わが社経由にしろ皆様にはわが社からも人材派遣致します。
ルナ:その時はほどほどに期待してます(
イオン:ハイリ>武蔵様でも派遣してよ。全部任せるから(
黒斗GM:ワン>場合によっては、それもありえますでしょうな。あるいは、わたくしが自らやも知れません。
イリナ:信用していいの?(
ルナ:大丈夫だよイリナさん。どうせ肝心なところは私たちがやる羽目になるだろうから(
エイル:運命力が働き始めているのを感じます(
イリナ:普通に暮らしたい(
イオン:ハイリ>特異点ってこういう時辛いよね(
黒斗GM:ワン>さて、どうなりますでしょう。こちらと致しましても協力して戴く手前、そして依頼の助力をする以上、出来うる限りの援護は……
ルナ:よろしくお願いします、切に(
イオン:ホントお願いするの(
黒斗GM:ワン>もちろんでございます。此れも場合によっては、という話になりますがケースによっては、わたくし一尾使い捨ててでも皆様には戻って頂く。
イリナ:それはちょっとかわいそうだけど…
イオン:その時は新しい尻尾をシズカにあげないと。こうぶすっと。
エイル:ワカメ一本だけメタリックとかになってそうだね(
黒斗GM:ワン>いやあ、魔王が目覚めるか目覚めないかの時勢に、完全に想定外の土地・時間軸で特異点喪失とかシャレになりません。
ルナ:ぶすっとされないためにも頑張ってください(
イオン:ハイリ>いざとなれば代わりはいそうだけど全力で嫌がるだろうからね。月光面子っていうんだけど(
黒斗GM:ワン>ああ、それに関してはご心配なさらず。放っておけば生えてきますので(
イリナ:えっ
ルナ:再生するんだ(
イオン:便利!(
黒斗GM:ワン>ハハハ、伊達に三大化生とは言われておりませんよ。生えてこなかったら今頃本体つるっつるですよー
黒斗GM:ワン>今まで何本どれだけの英雄に引っこ抜かれたことか……
イリナ:でも、貴方が消えちゃうのはちょっといやかも
ルナ:わりとよく引っこ抜かれてるんだね(
イオン:ハイリ>大丈夫だよ。あのシズカのことだし、また不完全にしておいたほうがいいとか言い訳にして作りそうだしこれ(
エイル:割と便利な言い訳ですね(
イリナ:でも、それなら本人から尻尾1本くらい貰ってもいいんじゃないかな(
黒斗GM:ワン>お優しいですな、イリナさま。ですがどうぞお気に為さらず、道具はかるあるべしとか割りといいこと言ってるのに貴方たち……(
黒斗GM:@