風月@GM:@
風月@GM:@ケモノの身体にも慣れてきた一行は、ついに犯人捜索へと乗り出した
風月@GM:@
しかし、犯人の情報は小瓶に入ったの九十九の鍵を持っているというだけ。
カナも犯人像は詳しく知らないらしく、捜索は困難を極め…… なかった。

風月@GM:@

「ああ、それなら海岸沿いの方に飛んでったよ」
「たーのしー! とか言ってる奴? 見た見た!」
『空から白い粉ふりまいててる女の子が居る件について』

目撃例、多すぎである。

風月@GM:@
犯人は積極的にソルトスターを振りまいて回っているらしく、騒動を起こしてはすぐに移動しているようだ。
その証言を追っていくと、海岸沿いを東に移動していることが分かる。
一行は噂を追いかけ東へと向かう。

風月@GM:@
それにしても、道中かなりの数のケモミミ…… もとい、ヒト化したケモノたちを見かける。3分走ったら1人見つけるぐらい、一体どんだけ振りまいたのか。
月光からもひっきりなしにケモノ関連の騒動が届いて来る。

風月@GM:@
元ポックと思われる半裸の男が公道を爆走して「やぁ、乗りませんか?」と声をかけてくる事案が発生したり。
動物園で動物による動物のための賃金要求労働ストが起きたり。
デジマはどったんばったん大騒ぎである。

風月@GM:@
犯人の足取りはクカイとデジマの中間辺りにある森林地帯で足取りが途絶えている。
ここから先は自分たちで調べるしかなさそうだ。

風月@GM:@というところからスタートです。
るにゃ:結構騒ぎが拡大してるねぇ(白猫すたいるで顔を洗いつつ)
風月@GM:@
この辺りは、右手側は延々と海岸が続き、左手側には鬱蒼と生い茂る森林地帯が広がっている。辛うじて続いている道路は、道路という名の大自然に残ったわだちでしかない。錆の浮いた『クマ注意!』の看板も示すように、人の出入りは少なそうだ。

イヌオン:野生のジャギが出るみたいだから気をつけないとなの(
風月@GM:ワカメーマウス>(ネコ組から若干距離を取りつつ)養殖の方が危険だから大丈夫じゃないかな(
イリぴょん:マリー>しかしどうしましょう、空から探してみましょうか?
風月@GM:エイヌ>ある程度人相が分かれば探す分にも楽そうですが……
風月@GM:ワカメーマウス>月光側と通信はできるよ。月光から情報を集めてみるか、空から探索するか、あるいは森で聞き込みするかかな
るにゃ:そうだねぇ。手分けしてやってみる?
イヌオン:森で聞き込みって言うと。アニマルなフレンズに?
風月@GM:ワカメーマウス>ここまでの騒動っぷりを見るに、犯人が居るならアニマルなフレンズもいるだろうからね
イリぴょん:森入ってみる?
るにゃ:同じアニマルのことはアニマルのほうが詳しそうだしね。
風月@GM:エイヌ>では森に入ってみましょうか
るにゃ:ん、行ってみよっか。
イヌオン:わん(
イリぴょん:マリー>はい
風月@GM:@一歩森に入ってみると、東方らしい植生の木々が生い茂ったケモノ道が続いている
風月@GM:@人の足なら動きにくそうだが、幸い皆にはどうということはない。
風月@GM:@本来なら人の気配など全くなさそうな場所である
風月@GM:@
「にゃっ!? なにこれ手? 足? 後ろ足で立ってる!?」
「……これはすごいな、本当にヒトの姿になったようだ」

が、今日に限ってはヒトの気配満載のようだ。

るにゃ:すごーい、フレンズがいっぱーい(
イリぴょん:すごい…みんなヒトになってる…
イヌオン:とりあえず適当なフレンズの脛に挨拶でタックルする?
風月@GM:@取りあえず見渡してみると木の上には鳥っぽい羽根を持ったヒトが何人も座ってる、木々の間で尻尾の生えた人が追いかけっこをしてる、蛇っぽいフードを被った人が離れた位置からワカメを狙っているなど、取りあえず声をかける対象はいっぱいいるようだ
るにゃ:いろんなタイプがいるね。兄さん狙われてない?(
風月@GM:ワカメーマウス>きっと僕がハンサムだからだよ(取りあえず一番大きいマリーの後ろに隠れながら)
イヌオン:どの辺に声かけるー?
イリぴょん:誰にしよっか
るにゃ:んー、飛んでる相手を探すなら、やっぱり鳥タイプの子に話を聞くのがいいのかな
イリぴょん:マリー>それでしたら、木の上まで皆さんを運びますよ
るにゃ:あ、ありがとマリーさん(よじよじ)
イヌオン:わーい、ありがとうなの(よじよじ)
風月@GM:ワカメーマウス>頼むよ。早くお願い。お願いします(マリーの足にしがみつきながら、徐々に近づいてきてる蛇の子にビクビクしてる)
イリぴょん:マリー>しっかり掴まっていて下さいね(静かに飛び立って、鳥っぽい子が多くいそうな木にむかって飛んでいく)
るにゃ:わーい(頭の上にしがみつきつうつ)
風月@GM:鳥タイプの子>あ、新しい子だ!
イヌオン:こんちわんなの(
風月@GM:鳥タイプの子>こんにちわん! あなたたちもヒトになったの? ねぇ何の動物? あたしはトウホウカワセミだよ、カワちゃんって呼んでね! もしかして白いしハクチョウさん?
るにゃ:カワちゃん…なんかかわいい響きだね(
イリぴょん:マリー>こんにちは、ええと…一応元は竜でして…(妙に弱腰)
風月@GM:カワセミ>(鳥らしくよく喋るようで、こちらにも興味津々の様子。カワセミらしく深い藍色のロングヘアで、オレンジが基調のゴスロリ風の服を着ている)
風月@GM:カワセミ>でしょでしょーっ、……って竜、ドラゴン、すっごーい! ドラゴンって伝説なんでしょレジェンドなんでしょかっこいー!! いいなー、すごいなー! ねぇねぇ火吐けるの見せて見せてみたーい!
るにゃ:マリーさんよかったね、人気者だよ(
イリぴょん:マリー>他の方は元人間で…ああ、ええと火は吐けないんですが…一応似たようなことは…(右腕ガシャン)
イリぴょん:マリー、押しに弱いから(
イヌオン:待ってここでやると火事になるの。ほどほどに(
風月@GM:カワセミ>なにこれなにこれ、かっこいいーー!!(マリーの右手に興味津々の様子)
イリぴょん:あ、危ないですよ。火とか弾とか出るので…
るにゃ:空砲ならって言おうとしたけどビックリさせそうだね(
風月@GM:カワセミ>そうなんだ…… ううー、残念。あれ、そういえば竜ってこの辺に住んでるの? 見たことないけど
イリぴょん:私は海の向こうの西の方から来たんですよ
るにゃ:思えば遠くから来たよね私たち。こっちに来て長いけど。
イヌオン:大分馴染んできたの
風月@GM:カワセミ>そうなんだ、遠い所から来たんだねー。どうりで見ない顔のはずだよ。此処へは観光できたの? 何もないけど
るにゃ:えっと、なんというか、人探しかな?相手ヒトじゃなさそうだけど。
イリぴょん:@マリー>付け忘れてた(
イリぴょん:白い粉を撒いてる羽の生えた子なんだけど
風月@GM:カワセミ>トンビちゃんのこと? なになに、その子たちもヒトにしてもらいに来たの? あの子なら頼めばやってくれると思うよー
るにゃ:トンビちゃんって言うんだ。知り合いなの?
風月@GM:カワセミ>うん、今日知り合ったばかりだけどね! 
風月@GM:カワセミ>海辺に子なんだけど、不思議な粉でケモノをヒトに変えてくれるんだよ。すっごいよねー
イヌオン:めっちゃ粉ふりまきまくってるの
るにゃ:その不思議な粉っていったい何なんだろう?
風月@GM:カワセミ>さぁ? よくわかんないけど、使ってもなくならないんだって。あと舐めるとしょっぱかった
イヌオン:しょっぱい…お塩みたいなの
るにゃ:海辺の子ってことはやっぱりお塩系なのかなぁ
風月@GM:カワセミ>トンビちゃんならあっちの方(指さしながら)の松の木に居ると思うよ。気になるなら聞いてみると良いよ
イリぴょん:意外に早く見つかったね
るにゃ:ん、わかったよ。いろいろ教えてくれてありがとね。
イヌオン:後はちゃんとこっちの要求を聞いてくれるかだねー
風月@GM:ワカメーマウス>なんか常時命の危険を感じるし、早く確保したいところだよ
イリぴょん:マリー>では、行きましょうか。ありがとうございました
風月@GM:カワセミ>今度海とかで炎見せてねー(手を振りながら)
るにゃ:まあ、話を聞くところからいってみようか。じゃあまたねー(再びマリーさんにしがみつき)
風月@GM:@皆が言われた通りの方向に飛んで行くと、松の木はたくさんあった(
イヌオン:どれ?(
風月@GM:ワカメーマウス>まぁそりゃ松の木だしね、東方にはいっぱいあるよね(
風月@GM:@ただその中でも一際大きな松の木のふもとが、なにやら騒がしいようだ
風月@GM:@皆の鋭敏になった聴覚に、何十人といった規模のヒトの話し声や足音が聞こえる。明らかにそこに人口が密集しているようだ
イリぴょん:あそこかな?
イヌオン:おお、なんかすごいうるさい所があるの
るにゃ:なんだか賑やかだね?
イリぴょん:マリー>行ってみましょうか(ふわー)
風月@GM:@皆が近づいてみると。そこには様々な種類のアニマルなフレンズたちが居た。大部分のヒトたちは楽しそうに姿を見せ合ったり飛び跳ねたりしているが、一部には困惑した表情のヒトもいるようだ。例えるなら小学校低学年のホームルーム後の雰囲気に近いだろうか
るにゃ:どったんばったんおおさわぎだね(
イヌオン:すごーい(
風月@GM:@そしてその中心に、鳶色の羽模様をあしらったロングコートを着込んだ女の子が学級委員よろしく皆に声をかけている
風月@GM:???>はーい今日の分はこれでおしまいだよー! 一緒にヒトになりたい友達が居たら明日また連れてきてねー
イリぴょん:…あの子だね
るにゃ:みたいだね。
風月@GM:@その一声の後、集まったヒトたちは三々五々それぞれの巣穴に散っていく。皆歩きながら誰を誘ってみようかなんてことを楽し気に話し合っているのを見ると、ここで止めないと騒ぎはまだまだ拡大しそうだ
イヌオン:大分フレンズ増えてるの…
イリぴょん:どうする?
るにゃ:まずは話しかけてみる?
イリぴょん:マリー>そうしてみましょうか
るにゃ:うん。レジェンドなマリーさんがいれば話もしやすいはず(
イヌオン:期待してるの!(
イリぴょん:マリー>あまり期待されても…こんにちは(苦笑しながら流れに逆らって問題の子に近づいていくよ)
風月@GM:トンビ?>こんにちは! あれ、キミたちは初めて見る顔だね、ちょっと遅れて来ちゃったのかな?
るにゃ:こんにちはー。えーと、トンビさん?(マリーさんの頭の上なう)
風月@GM:トンビ?>(鳶色のロングコートは大分ワイルドだが、本人の背丈はやや小柄で、 中学生ぐらいの女の子が背伸びして大人のを服を着ているような印象だ。大きな瞳が可愛らしいが、時折素早く周囲を警戒する首の動きは猛禽のそれ。コートと 同じく鳶色のおかっぱヘアー、髪の一部が翼の形になっている)
イヌオン:初めましてなの—。ちょっとお話あるの
風月@GM:トンビ>そうだよ! ウワサを聞いて来てくれたのかな? 
風月@GM:トンビ>話? 友達をヒトにして欲しいんだったら請け負ってあげるよ! 皆お話したいもんね!
イリぴょん:マリー>その…非常に申し上げにくいのですが…
るにゃ:んー、あなたはどうしてみんなをヒトに?(首かくん)
風月@GM:トンビ>楽しいから!
るにゃ:楽しい?
風月@GM:トンビ>だって今まで話せなかったら色んなケモノとお話しできるようになるんだよ? それってすっごく楽しいじゃん!
るにゃ:なるほどねぇ。でもどうしてそんな事ができるように?
風月@GM:トンビ>アヒルちゃんやカワセミちゃんとも友達になれたし、他にも一杯友達が増えたし、そうゆうのって言葉が喋れるからできるんだよね。それってね、とても嬉しいし楽しいんだよ!
るにゃ:なるほどー…(とりあえず悪意はなさそうだなぁ、って思ってる)
風月@GM:トンビ>ああそれはね、このお塩を振りかけると皆ヒトになれるんだよ!(コートのポケットから手のひらサイズの小瓶を取り出し)
イヌオン:あ、本当にお塩なんだそれ
るにゃ:ほんとにお塩なのかなそれ(
イリぴょん:マリー>普通のものでは無いでしょうね(
風月@GM:トンビ>ボクも最初はただのお塩だと思ったんだけど、触ったらこの姿になれてね。お塩なんだけど、きっとスッゴイお塩なんだよ!
るにゃ:そのお塩、どこで見つけたの?
風月@GM:トンビ>ボクん家の近くのビーチだよ。あそこはよく人間たちが食べ物を広げてて良い狩場なんだけど、お握りだと思ったらお塩だったんだよね…… って思ったらこの姿になってたの、フッシギだよねー
るにゃ:ってことはそのお塩はもともとそこの人間の持ち物…?
イヌオン:偶然にしたってあんまりな確率なの…
風月@GM:トンビ>そうかもね。持ち主はその時居なかったから分からないや。その後なんな変なマジュツ? を使う人間につかまりそうだったから逃げてきたし
るにゃ:魔術師かぁ…わりといやな予感しかしないね(
イリぴょん:(どうしようって顔)
風月@GM:ワカメ>(ビーチバレーの余波でキャンピングカーが横転した時にカナの荷物が車外に出たのかもね)
るにゃ:(ありそうだなぁ)
イヌオン:(あとこれ、戻し方は知らなさそうな雰囲気がするの)
風月@GM:ワカメーマウス>(1週間ぐらいで効果は切れるらしいけど、本人はずっと効くと思ってるかもね)
るにゃ:そういえばそのお塩、だいぶ使ってるみたいだけどなくならないの?
風月@GM:トンビ>そうなんだよ! 全部使っちゃっても蓋をしめると中身が元に戻るんだよ! 超フッシギーだよね!
るにゃ:わーいふっしぎー(
イリぴょん:マリー>(そろそろ返してもらえるか聞いてみますか?)
イヌオン:(没収させてってお願いしてもまず無理そうな気配なの…)
るにゃ:(そんな気配だよねぇ)
風月@GM:トンビ>きっとこれは凄い魔法のアイテムなんだよ。持ち主の人間には悪いけど、ボクはこれを使っていっぱいケモノの友達を増やしたいんだ
イヌオン:中々大きな野望なの
風月@GM:トンビ>トンビは群れを作らないからね。友達っていいものだなって、ヒトになって初めて分かったんだ
風月@GM:トンビ>だからもっともっと友達を増やしたいなってね。まぁ、たまに勝手に変えるなって怒られるけどね(テヘペロ的に舌を出し)
イリぴょん:(無理に取り上げるのも可哀想になってきちゃった…)
るにゃ:まあ、うん。もうちょっとその、ほどほどにしてもらえると嬉しいわけだけども(猫顔で苦笑して)
風月@GM:トンビ>あ、ゴメン、どこかで迷惑かけてた?
るにゃ:わりとちょっとあっちこっちで騒ぎになってるかなー(
イヌオン:いきなりフレンズになったヒューマンはお困りだったの
風月@GM:トンビ>ああやっぱり。空から振りまいたのは流石にちょっとまずかったかなー、あんなに色んなケモノに効くとは思わなくってさ。もしかしてボク人間に狙われてたりする?
イリぴょん:マリー>狙われてはいないと思いますが…それの持ち主はとても困ってるんじゃないでしょうか
風月@GM:トンビ>そうかなー。ケモノならともかく普通の人間は別に使わないと思うけど
るにゃ:まあ、これ以上騒ぎが広がっちゃうとトンビちゃんやほかのみんなも危ないかもねぇ
風月@GM:トンビ>そうだよねぇ。そう思って強い子に用心棒をお願いしたんだよ。だから人間に狙われてもへっちゃらなんだ!(えへんと胸を張り)
るにゃ:用心棒?
風月@GM:トンビ>そうだよ、すっごく強い子なんだよ! 世の中弱肉強食だからね。もし人間がボクを狙うなら返り討ちにしてやるんだ!
るにゃ:なんてシンプルな(
イヌオン:ライオンでも雇ったの?
風月@GM:トンビ>それでも負けちゃうなら仕方ないし腹を括るしかないよね。でもボクの我侭だからその時はあの子たちだけでも逃げられると良いな
るにゃ:なるほどねぇ。覚悟はしてるんだ
風月@GM:トンビ>トウホウツキノワグマちゃんとトウホウセアカグモちゃんだよ
どどんとふ:「イリぴょん」がログインしました。
るにゃ:つよい(
イリぴょん:クマは怖いね(
風月@GM:ワカメーマウス>名前に東方ってついてると何でもヤバイ感じがするね(
るにゃ:西方のやつより3倍くらいつよそう(
風月@GM:トンビ>そうだ、折角だから呼んでみようか。2人ともすっごく格好いいんだよ!
風月@GM:@