風月@GM:@
風月@GM:@
ジャギの贈賄騒動から始まった階梯更新試験。
試験官として現れたのは、東方の伝説的鍛冶師テッサ・ミサキ、そしてソレイユの伝説的魔術師ロゼ・ヴェールであった。
身体能力と魔術能力、これらを推し量るにには十分すぎる人材である。
逆に言えばそれだけの達人でなければ実力を測れぬ高みに皆が届きつつあるということでもある。

風月@GM:@
「うふふふ、さーてどんな試験にしようかしら?」

「腕が鳴るのう! 久しぶりに儂が鍛えてやるんじゃ、簡単に折れてくれるなよ?」

心の底から楽しそうな先達2名を前に、そうとでも思ってないとやってられない逃亡者たちであった。

風月@GM:@と言うところからスタートです。
ルナ:(しにそう)
イオン:ハイリ>(面白そうだから個人的にもカメラ回そう)
イリナ:(死んだような目で金平糖を口に運んでる)
イオン:(心が折れても甘味を手放す気はないあたりすごいの)
風月@GM:ロゼ>そんなに死にそうな顔しなくても、学院に居た時ほど無茶なテストはしないわよー?
ルナ:(むしろ極限状態だからこそ糖分を求めてるんじゃ…)
ルナ:とても安心できませんせんせい(
イオン:ハイリ>完全に部外者なんてもう楽しみでしか無いんだけどキミ達のテスト( なかなか豪華なゲストだよねしかし。
風月@GM:ワカメ>やめて、単位が欲しければ幻想種の身体の一部を採取してきなさいとかそんなテストは止めて(何か思い出したようだ)
イオン:予想を遥かに上回る無茶振りなの(
風月@GM:ジミー>ハイリさんは所属がロードオブアビスなので今回の件とは無関係ですからね
ルナ:今だけハイリがすごく羨ましい…
風月@GM:ジミー>さて、(眼鏡をきりっと持ち上げ) それでは階梯認定試験を開始させていただきますが、皆さん準備はよろしいですか?
イオン:ハイリ>忘れ去られて久しいけど一応あそこ秘密結社なんだけど、ここまで公になってるともう(笑)ってつくよね。
ルナ:は、はーい…(
え、秘密だったの?(

イリナ:(テストが最後になりますようにテストが最後になりますようにテストが最後になりますように…)
風月@GM:ロゼ>それじゃあ、まずはイリナさんから始めましょうか(
イリナ:えっ…(絶望に満ちた顔)
ルナ:がんばってねイリナさん…
イオン:学校で当てられないようにって祈ると大抵当たる法則なの(
風月@GM:ロゼ>他の子たちの後だと会場が荒れそうだもの
イリナ:マリー>観念しましょう、イリナ
イリナ:よ…よろしくお願いします…
風月@GM:ロゼ>はい、よろしく(にっこり笑顔を浮かべる。見かけだけは人の好さそうなおば様)
風月@GM:ジミー>イリナさんの現在の査定は「【人形士(ドールマスター)】 2階梯 → 4階梯」となっていますね
風月@GM:ロゼ>そう、じゃあそれを加味して。イリナさん、貴女には……
風月@GM:ロゼ>……(溜め)……
イリナ:(ゴクリ)
風月@GM:ロゼ>このカピバラの7号ちゃんに可愛いお洋服を着せてもらいます!(ローブ裾を少しつまみ上げると、中から茶色い毛玉が顔を出す)
風月@GM:@のっぺりした顔につぶらな瞳、ネズミを子豚程度に大きくしたようなシルエット、そして頬に走るやくざっぽい傷跡。ちょっとぐれちゃった感じのカピバラが「おうおう何ガンつけ飛んじゃワレ」と言わんばかりにつぶらな瞳をイリナに向けている
イリナ:えっ(
風月@GM:ロゼ>最近ソレイユの若い子の間でブサカワペットっていうのかしら、そういうの が流行ってるらしくてね。私も乗っかってみたのだけど、それがこの子ったら全然可愛げがなくて困ってるのよー。もうもうこのままいくとブサカワじゃなくて ただのブサイクって感じ! それでね、せめて見た目だけでも可愛くしたら行けるんじゃないかと思ってお洋服を着せてみようと思ったんだけど、この子ったら 逃げ回って全然捕まらなくてー(以後10分程オバタリアントークが続く)
風月@GM:ロゼ>……というわけでイリナさんの「魔術で」この子を捕まえてついでに可愛いお洋服を着せて欲しいのよ!
風月@GM:ロゼ>(どやっ)
ルナ:イリナさんふぁいとー(遠巻きに
イリナ:あ、はい…やってみます(
イリナ:可愛い洋服…(カピバラさんをじっくり観察中)
風月@GM:ロゼ>貴女みたいな小さな子にいきなり殺しにかかるようなテストはしないわ(苦笑しつつ) ただ、この7号ちゃん意外とすばしっこいし、何より服を着せられるのが大嫌いみたいだから注意してね
イリナ:…ロゼさん、優しい(ころっと落ちた)
風月@GM:7号>(「ああん?」という動作で一瞬イリナを見た後、文字通り脱兎のごとく階段に向かって逃げ出す)
イオン:逃げたの!
ルナ:逃げるんだ?!
イオン:ハイリ>はやっ!
イリナ:まずは…えい(7号の周りの床を綿に変えて足止めをしようと)
風月@GM:7号>(「ふっ、俺の名は風のジョニー。俺を束縛できる奴はいねぇ!」とでも言いたそうな軽快な走りだが、綿の落とし穴には簡単に嵌って姿が見えなくなる)
ルナ:あっさり沈んだ!(
風月@GM:ジミー>あれがイリナさんの魔術ですか。なるほど、足止めには有効そうですね
イオン:すごい前口上言ってた気がするけど沈んだの。
イリナ:よし…着せられるのが嫌なら(綿の縁に立って針を召喚し、カピバラさんの身体を糸で簀巻にして釣り上げて宙吊りにする)
風月@GM:7号>ぴゃっ、ぴゃっ(簀巻きから鼻だけ突き出してじたばたしている)
イオン:ハイリ>ああみると可愛いね。
イリナ:布は………あれとあれでいいかな(体育館の壇上にある赤いカーテンを大胆に鋏で切り取り、金メッキの手すりの表面を布に変化させて細長い金色の布にする)
どどんとふ:「ルナ」がログインしました。
風月@GM:7号>ぴぃ~~(「この俺に束縛は似合わねぇっ、自由だっ。俺は、自由だぁぁっ」とでも言いたそうに簀巻きがぎったんばったん揺れ、徐々にだが鼻から頭が抜け出そうとしている)
ルナ:めっちゃ暴れてる(
イリナ:あ、その縛り方は嫌だった? それじゃあ(カピバラさんを宙から地に下ろして、今度は全ての脚に糸を巻きつけて、床に縫い付ける)
イオン:そもそも縛られるのが嫌ってことだと思うけどイリナもなかなかいい性格してるの(
風月@GM:7号>グピッ!?(「なっ、なんだこれはっ!?」と本人は非常にシリアスな口調で言っているようで、緊張で毛が逆立って耳も上向きになる)
風月@GM:ジミー>あの糸も応用性が高そうですね
イオン:ハイリ>約一匹のみすごい真面目な空気を感じるね(
風月@GM:7号>……ぐぉ、ぐぉっ(「舐めるな、カピバラとは草原の支配者の意味、そしてネズミ科の動物なのだぁ」とでも言いたそうに、首を曲げて立派な前歯で糸を噛み切って素早く階段まで逃げ去ってしまう)
ルナ:やるねあのカピバラ(
風月@GM:エイル>根性は認めます(
イリナ:あっ、動物相手だからって弱くしすぎた…後は捕まえるだけなんだけど…
イオン:服を着せるときにも半端な捕まえ方だとまたひと暴れしそうなの。
風月@GM:7号>ピピピッ(ちょこまかと階段を駆け下りていく。どうも水の匂いのする方へ向かっているようだ)
イリナ:あ、まって! …みんな、追いかけて!(なにか思いついたように裁縫箱を開ける。すると、中からデフォルメされたミニチュアイリナちゃん人形がぽぽぽぽんと5体出てきて、カピバラさんの後をとてとてを追いかけ始めた)
風月@GM:ロゼ>その点も評価ポイントね、力で抑えても良いし、服従させても良いし、仲良くなるのも手じゃないかしら
どどんとふ:「ルナ」がログインしました。
イリナ:仲良くなる…かぁ…
風月@GM:@階段の踊り場で人形に囲まれるカピバラ、所詮はカピバラである。人形相手に歯をむき出しにして後ろ足で立ち上がり威嚇を始める
ルナ:ふぁいとだよイリナさーん
イオン:がんばれなのー。
風月@GM:7号>(「怖くねぇっ、怖くねぇっ、ねぇったらねぇぞっ」とでも言うかのように威嚇ポーズ。後ろ足は震えている)
イリナ:…やってみる(ミニチュア人形がカピバラさんを囲み、お互いに手を手をつなぐ。 そして、カピバラさんの周りをぐるぐる回りながら____軽快に踊りだした)
風月@GM:7号>(ビクッ)
イリナ:(だんだん離れながらぐるぐる回る。だんだん近づきながらぐるぐる回る。人間だったら三半規管がやられそうなくらい回る。 マイムマイムに似て非なる奇妙なダンスを踊りながらひったすら回る)
イオン:ハイリ>何あれ怖い(
イリナ:あれ、怖いかな?(
風月@GM:7号>ピッ、ピッ!?(最初は1体を目で追って身体を回していたが、直ぐに追いつけなくなり、固まる)
風月@GM:7号>(がくがくぶるぶる)
イリナ:ま、まぁいいか…ちょっとだけ大人しくしててね(
風月@GM:ロゼ>恐怖と平衡感覚の狂いで大人しくなっているようね(
イリナ:仲良くなるつもりだったんだけど…(カピバラさんが固まってる間に大小様々な裁縫道 具が一斉に召喚され、意思を持ったかのように動き出す。 鋏は赤いカーテンを切り次々と完成させたものをカピバラさんの上に載せていく。 布地はまち針に よってカピバラさんの身体にフィットするように布地を服の形に留め、それを幾本もの縫い針が全身同時進行で縫いあげていく)
風月@GM:ワカメ>目がうっすら光ったりしたら割と人間相手でも効くと思うよ(
風月@GM:7号>(大人しく服を着せられていく)
イオン:ハイリ>正気度チェックがいるね(
ルナ:ま、まあ結果オーライだよ(
イリナ:こんなつもりじゃなかったんだけど…(金の縁取りがされた赤いコートに裾が締まった赤いズボン。派手な赤と金のマント。 そして最後に、ぐるぐる回っていたミニチュア人形の1人が、カピバラさんの頭に海賊帽を被せた)
風月@GM:7号>(「死んだ、俺はもう…… お?」とでも言いたげに、首を持ち上げ、身体に纏うマントの匂いをクンクン嗅ぎ始める)
イオン:ま、まさかパイレーツ・オブ・カピパラ…?
イリナ:着せられるのが嫌なら、身体にあわせて作ったらどうかな…って思ったんだけど。 あと、かっこいいのなら気に入ってもらえるかなって
イリナ:(ミニチュア人形の奇怪なダンスをやめて、囲いを解く)
風月@GM:7号>(「こ、これは、もしや…… キャプテン? この俺が、キャプテン、だと」とでも言いたげに、自分のお尻を追うようにグルグル回り始める。「ひゃっほぉぉぅ、キャプテンだぜぇーーっ」と言ってそうである、現金)
ルナ:気にいったみたいだね(
風月@GM:ロゼ>あらあらあら、これはこれでカワイイわねぇ
風月@GM:ロゼ>はい、合格でーす(あっさり)
イリナ:や、やったー…?
風月@GM:ロゼ>過程はどうあれ結果は出しているものね
イリナ:あの踊り…怖かったかなぁ…(首をかしげて)
イオン:何かが減りそうな踊りだったの。
風月@GM:ロゼ>(ふと、笑みが消え)イリナ、貴女を第4階梯に認めます。
闘士級の異貌を捕縛できるのが5階梯。闘士級の異貌を捕縛できるのが5階梯だ。
今のイリナならば捕縛は出来るでしょう。しかし他者のサポートが必要となります。故に一歩足りず4階梯です。
ただ、マリーとセットなら7階梯に届くでしょう。貴女の評価は誰かと組むことで大きく上がります。それが貴女の強さです。

イリナ:…はい
風月@GM:ロゼ>(笑顔に戻り)貴女の伸びしろはこの中では一番多い、来年にはいくつ階梯が上がるか楽しみです。貴女の成長を、心から楽しみにしています。
イリナ:が、頑張ります!
風月@GM:ロゼ>うふふふ、若いって良いわね。それじゃあ、次は体育の時間かしら。テッサ先生、よろしくお願いしますね
イリナ:あっ…(体育館の端の方まで人形sをつれて退避)
イオン:テッサ>うむ、それじゃあこっちも始めるかの。
ルナ:わーい…(
風月@GM:ロゼ>あ、ちょっとお待ちになってね(ロゼが年代物の杖を一振りすると、落とし穴の布がつむじ風に巻き上げられ、穴を塞ぐように意図的に張り巡らされていく。そしてもう一振りすると、どういうわけか元の床に戻った。瞬きする間にだ)
風月@GM:ロゼ>はい、では存分に。ルナちゃんとエド君はまだまだ私の特別授業があるから楽しみにしててね(にっこり)
ルナ:ワーイタノシミダナー…
イリナ:嘘…あれ私でも元に戻せないのに…
風月@GM:@皆がこれから始まる本当の地獄にがっくり肩を落とす中。イリナがふと振り向くと、いつの間にかキャプテン・カピバラの姿は消えているのだった
風月@GM:@