藍月GM:@
風邪をひいたイオンをハイリに任せ、スフェラの言う平和なお仕事ことデジマの見回り任務を引き受けた一行。
既に見慣れたデジマ内を歩くのであれば、確かに基本的には平気だろうという考えと、
いやでもワンチャン空母級がお使いに来ているのではという不安感。

藍月GM:@
何にせよ腹にクロエの鋭い蹴りを食らってなお、スフェラからの指示は一貫している。
「そんなんでたら結局お前らしか対処できないんだし丁度いいだろ。それ以外で異変があったら電話で報告してくれ」
これが信頼というものか。どちらかと言うと雑な印象が強いが。

藍月GM:@
とはいえスフェラが言っていた通り、今のデジマは祭りの準備で普段以上に活気づいている。
街のあちこちにポスターが貼られ、そこには去年の様子だろうか…夜空に浮かぶ特大の花火と、
そのはるか向こう、おそらくステフだと思われる小さな村ならまるごと包むレベルの篝火を翳すシルエット。

藍月GM:@
「第32回 デジマ夏祭り ~灼熱の狂宴~」

それが祭のタイトルらしいが…大丈夫だろうか。
ちなみに期間は驚きの2週間。
スフェラいわく、準備に時間がかかるため数年に一度のペースで行っているそうだ。五輪か。

藍月GM:@
この期間中はデジマ全体がお祭り騒ぎになるようで、飲食店は元より洋品店やおもちゃ屋も祭用の特別セールの準備に追われている。
住人たちからすれば久しぶりということもあり、楽しみにしている空気がひしひしと伝わってくる。

藍月GM:@
そして肝心の市場だが…これがまたすごい。
各地から食料を祭用に集めるわけだが、物によっては本番前に腐ってしまいそうなものもある。
必要な分は保存用の術式がかかった倉庫にしまわれるが、全ては到底入らないそうで、そういった余り物は祭の前から売りだされる。

藍月GM:@
フルーツやら野菜やら肉やら魚やら。普段は見ないようなものが並んでいるし、普段から屋台を出してる店もいやに安い。
暴走しそうなイリナとクロエを押さえつつ、皆は暫く市場周辺を見回りしつつぶらつくことにするのだった。

藍月GM:@ではここからスタートでーす。
エイル:ふむ、詳しくは分かりませんがどの店も安くなっているようですね。主婦の皆さんも忙しそうです
エイル:ワカメ>自動車部品も祭り特価になってないかな(
イリナ:甘いものだけじゃなくて、あの野菜も魚も美味しそう…
クロエ:銃器類や薬品類もお安くなってると嬉しいんですが……
ルナ:まあ、少し買い物するくらいはいいかもね。お祭りなのに良心価格みたいだし
藍月GM:@あ、いまさらだけどOP間違えてる。暴走しそうなのクロエじゃなくてエイルだよ。
イリナ:マリー>此方のものは何時見ても新鮮ですね
エイル:ふっ、仕事中に私は乱れたりはしませんよ(両手の買い物かご一杯に見たことのないフルーツをぶら下げながら)
ルナ:もう暴走済みじゃない(
藍月GM:やっぱあいつら不安だわってスフェラに言われて監視で着いてきたブロステ>オヒサマ(エイルの足にびっとりへばりついてる)
エイル:ハッ!? い、いつの間にっ
クロエ:ああ、いいですよ、ブロステ。食べ過ぎたときには、如何な珍しい物でもあんなもの食べるんじゃなかった……って、後悔させますから。
エイル:……え、ええ、まだ食べてないですからね。まだ。ハ、ハハハ
クロエ:ハハハ。
ルナ:ハハハ。しかし、今のところは平和だねぇ
クロエ:エイルさんの胃が食べ物を受け付けなくなる危機があるかもしれない以外は今のところ平和ですね。
藍月GM:屋台のおっちゃん>お、そこのお嬢ちゃんたち、たこ焼き買ってかねぇか。今なら出来立て20個がなんと半額。
クロエ:……。
クロエ:……(エイルとイリナを見て)……。
エイル:(ピクッ)
藍月GM:@市場が混み合ってるのは大体いつも通り。どちらかとえば呼びこみの屋台がたくさんあることが、平和じゃないといえば平和じゃない。
エイル:今は、遠慮しておきます、ははは(絞り出すような声)
イリナ:……
藍月GM:屋台のおっちゃん>そうかい、残念だな。タイムサービスで20個買ってくれたら更に20個おまけしてるんだけどね。
イリナ:……だめ?(
クロエ:駄目です。
イリナ:お仕事の時くらいいいじゃん…
エイル:倍っ!?
クロエ:普段の節制がきちんと出来てたら考えましたけどね。そのツケが今来てるだけですよ。
イリナ:うー…
藍月GM:ブロステ>(たこ焼き買ってる)
クロエ:ツケを払い終わって、普段も言う通りに出来たら、またそのうち買い食いも許してあげます。それまで頑張れなかったらこの状況は倍々続きます。
ルナ:クロエは厳しいねぇ(でも仕方ないかって感じで笑ってる)
クロエ:ルナさんもマリーさんも甘やかさないようお願いしますよ? いっつもお二人が甘やかすんだから……
イリナ:うー…(マリーに登って背中に埋まった)
藍月GM:ブロステ>(爪楊枝で刺したたこ焼きが一瞬ぶれたかと思うと消える。そして上部がもぐもぐしてるみたいに動く)オヒサマ(大変ですねぇ的なイントネーション)
ルナ:わかってるって(でも甘やかす。イリナなでなで)
イリナ:甘いものがきれたぁ…マリィー…ルナさーん…(ぐったり)
ルナ:帰ったら美味しいご飯とおやつが待ってるから、頑張ろう?(ぽんぽん)
エイル:頑張ります!
エイル:しかし、見たところ特に大きな問題はありませんね
イリナ:マリー>今日ばかりは私にはどうにも出来ないですから…頑張りましょう、ね?
藍月GM:@
イリナとエイルが打ちひしがれ、その横で元ブロックがたこ焼きをもっきゅもきゅ食べるいつもどおりの光景。
何時も通りでいいのか不明なものの、いつも通りの光景。
そんな中、ふと市場の雑踏の中で何かが煌めいた。

藍月GM:@
人々は行き交うことに忙しくて気がついていないようだが、確かに何かが、地面近くをキラキラしながら動いている。

藍月GM:@
それは皆から徐々に離れているようで、段々と人の足に遮られて見えなくなっているが、それほど速いスピードで移動している様子ではないようだ。

クロエ:うん?(首を傾け、光るものの方へとやり)
エイル:ワカメ>んん? メタル○ライムかな?
ルナ:ん、なんだろうね?念のため確認しておく?
クロエ:確認しておきましょう。取ってきます。(人混みの中を掻き分ける。というか避けるみたいにするすると人と人の間を縫って近付く)
ルナ:いってらっしゃーい
エイル:おお、流石のフットワークですね
藍月GM:@
クロエが近づいてみると、それは丁度古めかしい看板に荒々しい黒のペンキと毛筆で「豆屋」と書かれた店の前にいた。
店頭で山積みになっている大豆や落花生を見つめているようだ。

クロエ:(一応、手袋を嵌めてから、手を伸ばして、鷲掴みにしようとする)
藍月GM:@
全長は20~30cmほどだろうか。青く透明な表面はつるりとして鉱石のようだ。見た目で硬そうなのが分かる。
宝石に分類するならブルーサファイアのようなものだろうか。煌めくわけだ。

クロエが手を伸ばした先にいたのは、そんな感じの鳩だった。

藍月GM:鳩>(豆を見ていたが、背後からの気配に気づいたらしく、ぐるぽうぐるぽう言いながら首を前後に振りつつ歩いて逃げ出した)
クロエ:……鳩? ……動かなかったら良く出来た作り物なんですが。あ、ルナさーん、アレ騒霊で掴めますー?(後ろの方に声掛け)
エイル:パッと見生きているようにも見えますね
ルナ:え、どうだろう。生物だと難しいけど、クロエみたいな体なら…(手を伸ばし、試しに騒霊で逃げる鳩の動きを止めてみようと)
藍月GM:鳩>ホロッホーホロッホーホッホー(何処にでもいるような鳩の態度で動き、どこにでもいる鳩と同じように騒霊をすり抜けた。生物らしい)
クロエ:ふむ、あのナリでイキモノですか。まあ、このナリでイキモノでない私が言うのも何ですが……。
ルナ:うん、捕らえられないね。あの見た目でも生物っぽい。
イリナ:青い鳥…なんだかあのリロルって子思いだして、すごく嫌な予感する…(
エイル:早速嫌な予感が歩いてますね(
クロエ:(ちょっと駆け足。人が沢山居るので本気で走れないが、もう一度近付いて今度は両手で捕獲しようと)
藍月GM:鳩>(クロエが挟もうとした両手の領域からスルゥ…と抜ける)グルポゥ(にやぁ…みたいな鳴き声を出す)
エイル:われわれでも逃げ切れないクロエから、逃げた? ……師事させて頂きたい(
ルナ:すっごくいやな予感がしてきた。私たちも手伝うー?
クロエ:いえいえ、結構ですよ。野生動物? かどうかは解りませがちょっと甘かったです。走りますね(街歩き用の靴脱いで、靴下で地面に立って)
ルナ:がんばー。
エイル:頑張ってくださいクロエ、何か怪しいです
藍月GM:鳩>(のすのす歩いてる。人に蹴っ飛ばされそうになって時折羽根を広げるも、中々飛ぶ気配はない)
クロエ:(顎と腰とを落として、爪先に力を込めてから、の。顎を上げると同時に両手を振っての、スタート)
クロエ:(人にぶつからないよう時折直角で曲がりつつ、右手を振り上げ、掌底気味に振り下ろし、首根っこ引っ掴むべく掌広げた)
藍月GM:鳩>(ほぼ野生の獣に狩られるレベルの殺気を感じたか、飛び立とうとしてずっこける。よく見ると左右の羽根の大きさが違っていて、バランスが悪いようだ。四苦八苦している間に首根っこを掴まれる)
エイル:ナイスですクロエ!
エイル:ワカメ>意外にドジっ子属性だねあの鳩(?)
ルナ:おー、よく捕まえたねー
イリナ:素直に喜べない…(
クロエ:獲ったどー(持ち上げつつ)生け捕りに出来て良かったです。これで捕まんなかったら撃ち落とすぐらいしか出来ないし。
クロエ:で。これ、なんですかね?(靴回収。履いてから皆のところに戻り)
藍月GM:鳩>デデポウ(だらん)
エイル:一応生き物らしいのでそれは気が引けますね
エイル:ふむ、使い魔でしょうか
ルナ:なんだろうね…(近くで観察したり、魔力を見たり)
イリナ:マリー>一体なんでしょうね
エイル:ワカメ>家紋なり製造番号なり書いてないものかな
藍月GM:鳩>(クロエに捕まって状態でもぞもぞ動いている。体の表面は見たまま硬いが、時折暴れて広げる羽根の根元は柔らかそうだ)
クロエ:どれどれ。(羽を摘んで広げさせてみる)
藍月GM:鳩>(びろーんと広がる。羽の根元も青く、触ればつるつるとしているのだが、この辺りはまるで薄い膜を被せただけのようにも感じられる。現にこの辺は温かい)
クロエ:悪趣味な誰かがカバー被せてるみたいな。にしても悪趣味ではあるんですが中々の細工……。
ルナ:妙に手が込んでるねぇ。危険物ではなさそう?
エイル:そうですね、ただ野生動物にも見えませんし
藍月GM:鳩>デデポー(落ち着いてきた)
クロエ:流石にハザードにもこんなん居ませんよ。少なくとも私は見たことないです。
クロエ:この場では判断出来かねますね。支部の方に持っていきます?
イリナ:羽根とか取れたりしないかな?
ルナ:どうかな。
エイル:そうですね、持ち帰ってスフェアラ辺りに解析してもらいましょうか
ルナ:(羽根引っ張ってみつつ)それがいいかなー
藍月GM:ブロステ>オヒサマー(おかえりですか、みたいな感じで近づいてきた)
藍月GM:鳩>(羽根びろーんされてる。さすがに取れはしない様子)
ルナ:やっぱり抜けないね。(びろーん)
クロエ:(羽から手を離して、持ち運ぶに首根っこは可哀想なので普通に抱きかかえ)
クロエ:じゃ、行きますか。
藍月GM:@