黒斗GM:@
得物を持ってグルグルとか、子供の遊びのような技でも、使うものが使えば……
ヘリのプロペラ、いいや大型貨物海上船に取り付けられているスクリューのような回転率と威力を誇る。エイルの回転ぶん回し。

さすがにまともに相手をしたくなかったようで『盾を衝撃』にて押し返す、バルバロイ。
イオンほど軽くないので『素』の半数近くを使ってなんとか後方までふっ飛ばしたはいいが
そこにすかさず突き刺さる、イリナの待ち針……よりにもよって二本ともが掌に突き刺さった。

黒斗GM:@
物を持つには難儀する掌に目線を落とし、一度またしきり直しのようにスタート地点まで押し戻された皆に目線を向け、

『……予想以上でも予想以下でも、ありませんが。なるほど、やはりそこそこ以上にやりますね?』

呆れたような、感心したような物言いで肩を竦めてみせる。

黒斗GM:@
……呆れたくもあり感心したくもあるのは、こちらも同じだが。

本気では無かったようだが、あのシズカと戦り合って血塗れになるまで傷を負って、まだ余裕が有るように見える。
というかまったく応えていないようにすら見えるのは……流石に虚勢ではあろうが、魔力の底がまるで見えない。

黒斗GM:@
バルバロイ>(やりにくそうにしながらも、指先と自分の血で、乱れた頭髪をべったりと後ろに撫でつけ)……出来れば、甘いモノを摂りたいのですが。あと、 急でついつい失念していましたが、余りに格好が悪いので身繕いを整えたいのですが。お時間頂けますか?(体力不足も、魔力不足もあろうに息切れもせず汗一 つもかかずいつも通りの顔で、首を傾げてみせた)

黒斗GM:@はい、では、こんなところからスタートです
ルナ:(こっちも予想通りのメチャクチャさだね……マリーさん、出るタイミングは慎重にね)
イリナ:マリー>(これは、チャンスのようにも思えますが…あまりにも露骨すぎますね…)
イオン:甘いもの食べてすぐ動くと横っ腹痛くなるよ?
イリナ:………えっ?(
ルナ:(うん。なんとかみんなが、一瞬でも向こうの意表を突いてくるといいんだけど…)
エイル:(押し返された勢いを何度かバックステップでいなしてようやく止まると、スタート地点辺りに戻っている)
エイル:どうぞご自由に。騎士として、最低限の身嗜みの必要性は理解しますので
黒斗GM:バルバロイ>感謝。少々手が動かしにくいですが……これを取れというのは贅沢な話です、諦めましょう。
イリナ:いいの!?
イオン:いいよなの。
エイル:(相手の性格上、自分でタンマをかけた以上飛び出しても追撃してこないようにも思いますが)
イリナ:マリー>(………行きますか? かなりの賭けになる気もしますが…)
エイル:あの出血量、時間をかけるほど辛いのは相手の方です。それにいかなる時も余裕を忘れないのも騎士の嗜みですよ
イオン:(とはいえさっきから戦闘にまじりもせず機会を伺ってるし、時間が経てば経つほどルナたちへの警戒が増しそうなの)
黒斗GM:バルバロイ>(血糊でパリパリ、余韻でボロボロのジャケットを脱いで、懐から何か を取り出しポイッと捨て)(何かの包装をバリバリと破いて出てくるのはチョコバー。あの激戦でも守りぬいたようで口に咥えつつ、これまた血塗れのシャツの 襟を正して釦を……)失礼、そこのお嬢さん。針と糸を貸して頂けまいか? 釦が外れてまして……(イリナに顔を向け)
ルナ:(任せるよ。マリーさんの判断で飛んで。ただ……ああいう余裕を見せてる時ほど、意外と隙のないものなんだよね…)
黒斗GM:バルバロイ>(もぐもぐ)
エイル:ワカメ>戦場のど真ん中で釦直してる奴初めて見たよ(
イリナ:…(皆に目配せ)
黒斗GM:@(ちなみに、剣や盾に変化するための火の玉は、半数はエイルに使用したものの、 残り半数はまだバルバロイの背後に浮かんだままだ。自分からタイムを掛けた以上は……というエイルの言葉通り、このタイムにこの『素』を増やす事はないだ ろうが、皆が動き追撃を仕掛けてくるようならその限りではないだろう)
イオン:むしろソーイングセットを持ち歩いていないことに驚きなの。リロルとかよくやぶきそうなのに。
エイル:ワカメ>いやさすがにそれは部下が直すんじゃないかないつもは(
黒斗GM:バルバロイ>いえ、姫はあれはあれで衣類には気を遣ってくれますよ。部下や私の手作りですので、破こうものなら申し訳無さで暫く私達の顔を見ないぐらいですから。
イリナ:…いいよ(てくてくと近づいていく)
イオン:手作りなんだー(
エイル:(イリナが何かやるつもりかと察し、いつでも動けるよう視線だけ身構える)
黒斗GM:バルバロイ>(跪いて、イリナの視線に合わせ)ありがとうございます。
エイル:ワカメ>量産品じゃなくてあえて手作りにすることで精神的に破きにくくする策略が見え隠れするのは考えすぎかな(
黒斗GM:バルバロイ>ご明察(
イリナ:いい、私が縫うから(普通の裁縫サイズの糸と針を召喚して、自動で釦を縫い合わせる)
イオン:さすがなの…。そういえば当のリロルはいないよね、さすがに来られたらきついの。
黒斗GM:バルバロイ>これはご丁寧に。お礼といってはなんですが……(胸元と手首の釦を直してもらってから、ジャケットからもう一本チョコバーを取り出して、イリナに差し出す)
黒斗GM:バルバロイ>ナッツ入りです。
イリナ:……ありがとう(欲に勝てず、チョコバー貰って食べた)
ルナ:(おやつには勝てないんだね……)
イオン:(気持ちはわかるの…。)
黒斗GM:ソプランヴィーヴェレ>うおー。(さっきまでとんと姿を見せなかったソレッラのうち一人、ソプランがどたどた走って来て。バルバロイに水筒を渡し)うおー。(皆にブンブン手を降ってから、どたどたと走り去った)アヴァンおねー。今いくぞー。沈守死すべし慈悲はないー。
ルナ:(今なんか来て去っていった気配が)
イオン:きゅ、給水…。
黒斗GM:バルバロイ>……。(水筒の中身は紅茶。カップに注ぎ、一口)……給仕してる暇があるなら、さっさと誰か討ち取るなり、上を見張って欲しいものですが……。
黒斗GM:バルバロイ>(どうぞ、と水筒の本体ごとイリナに渡し)お待たせしました。
イリナ:…ごめん(背を向けて皆のところに戻りながら、双方の中間あたりまで戻ったあたり で、全長70cmのまち針を19本召喚してバルバロイに向かって直線軌道で弾かれたら消失するように設定して射出。同時に、自分の足元に1本祭法サイズの まち針を落として【綿の奈落】を展開する)
エイル:なっ! 無茶をしますね!(驚愕しつつ、即座に反応して跳躍。イリナの頭上を飛び越えてあえて綿の奈落に飛び込もうとする)
イリナ:後は皆に任せる!信じてるからね!
黒斗GM:バルバロイ>紅茶を飲む時間ぐらいは、私も待ちましたのに。『素』『流転』『盾 に』(火の玉三つを使って頭から足元まで隠す大きな盾一つを、三枚分横へと並べて、十九本それぞれを弾き返したが。足を綿の奈落に取られた)……先程より 範囲が広い、か。本当に、中々、やる。『補充』(エイルに消費した分、イリナに対応した分の火の玉は一言でまた、無数へと展開されていく)
エイル:(狙うのは視覚攪乱。ハルバードを振り下ろしながら飛び込む事で大量の綿をバルバロイに多い被せるように飛散させ、一瞬でも視界を塞ごうとする)
イリナ:マリー>イリナが作ってくれたチャンスです!飛びます!(脚、翼にためていた力を爆発させ、一迅の白い風の様に、一直線に魔法陣目掛けて飛ぶ)
黒斗GM:バルバロイ>私もそろそろ、少しは腰を入れるとしましょう。……《流転(ドライブ)》(発声方式が変わる。)
イオン:なんだかんだ、闘る前に一番ビビってるくせに肝座ってるの。(槍を握り直し)ルナ、そろそろ動いたほうが良さそうなの。
イオン:そっちも頑張ってねー。(一回振り向いてぶんぶん腕を振ってから駆け出し)
黒斗GM:バルバロイ>(目の前が覆い尽くされるほどの、綿の大波かというほど大量に迫る綿。それを、見もせずに、上へと高々と人差し指を向け)
どどんとふ:「ルナ」がログインしました。
ルナ:@失礼、もどりましたー
黒斗GM:バルバロイ>――《響砲(ソニード)》――
ルナ:(了解…っ、来るよマリーさん!)
イリナ:無茶してでも役に立たなきゃ、ただの足手まといだから!(80cmのボタンをすかさず召喚し、バルバロイとマリーの射線上に移動させる)
黒斗GM:@
聞いたこともない発音と響きだが、いいや、いいや、ある。流転はともかくとして、響砲はかつて……
要塞級異貌〝暴食のランオット〟と対峙した先に彼が奥の手の一つとして使った、魔力式のレーザー砲の、名前。

イリナ:マリー>出来る限り躱します!いざとなったら踏み台にしてルナさんだけでも!
黒斗GM:@
ただしランオットのように口内で魔力を貯めて放つ一発こっきりのそれでなく、バルバロイのそれは周囲に浮かぶ『素』と呼ばれる火の玉が一斉に燃え上がり、 豪雨時の雨がごとく『素』の数だけ、空に。マリーに。ルナに。一発だけでもまともに当たろうものなら身体をやすやすと貫通しかねないほどの圧力をもって、 射出された。

ルナ:お願いね!致命打でも一度だけは何とかする!(詠唱と共にマリーの体にしがみつき)
エイル:良い根性です! 買わずにはいられません!(かき分け、かき分け、あえて綿をバルバロイ側に散らしながら愚直に前進)
エイル:ワカメ>着地はこっちで何とかするから何も考えずに突っ込め!
黒斗GM:バルバロイ>(綿の大波に身体を掻っ攫われ、体勢を大きく崩して、倒れこんでいる。その最中にも奈落に身体が沈み込み、片手が半分と、下半身は腰まで沈み)
イオン:う…っわ…! こんな殺意の高い雨初めてなの!(空を見上げ、ルナ達に当たりそうなレーザーに眼視で当たりをつけてると、相殺させようと空に向けて冷刃を放ち)
イリナ:マリー>(一度、大きく羽ばたいて更に加速。 そのままの勢いで翼を折りたたみ、最小面積で突撃する)
黒斗GM:バルバロイ>《響砲・流転(ソニード・ドライブ)》
黒斗GM:バルバロイ>《回盾(レイアル)》。――かさね、かさね、かさね、かさねよ。《≪回盾崩玉(グ・レイアル)≫
黒斗GM:バルバロイ>(破壊力に重きをおいたランオットのソニードにくらべ、バルバロイの ソニードは貫通力に特化しているようで横からの衝撃に弱いのか、あるいは元々衝撃には弱いのか冷刃一発につきソニード一発が消える。しかしその冷刃を貫 き、さらに無数のレーザー砲がルナたちに迫り、何本かは、間近を通り過ぎていったが。何本かはマリーの腹部へ迫る)
エイル:せぇぇぇ、や!!(綿を強引にかき分け、いつもより速度は落ちるもののバルバロイ目掛けて飛び掛かってゆく。魔術行使中の隙を狙い、純粋に大上段から頭をかち割らんと振り下ろす)
ルナ:っ……!(しがみついたままできるだけ体を小さくして)
黒斗GM:バルバロイ>(しかもその通り過ぎていった何本かは空中で突然静止すると形を変 え、物干し竿程度の長さ棒状へと幾本かが変化した。それらはバラけ、一本一本が回転を始めるとそれを中心に円形の、人が三人ぐらいは入れる結界を生成す る。その結界が、ルナ達めがけて降ってくる。下からはソニード、上からは、この結界をぶち当てて落とす気だ)
イリナ:マリー>(翼を広げ急激にスピードを落とし、バレルロール。ルナさんだけは当たらないように身体を捻りつつ、少しでも魔法陣に近づこうと)
イオン:ルナ! 上から結界が降ってくるから気をつけてなの!
ルナ:マリーさん、そのまま上昇!即死だけは気合で避けてね!(詠唱からの狂骨3連召喚、上方から振ってくる結界の一点に向けて3つの破魔を叩き込む)
イリナ:マリー>わかりました!(一回転した後、翼を空気に打ち付け体にかかる大きな負荷も顧みず真上へ上昇する)
黒斗GM:バルバロイ>まったく。いい手を使う……。(空いた左手は、針のせいで拳を握り込 めない。真剣白刃取りも、指が空いていたとしてもエイルの一撃相手には厳しい。なればと魔力を、ただただ、ただただ、左腕へと集中させれば青色の魔力が溢 れるほどに込めて、ぶ厚い層を造って盾としてから頭を庇う。かち当たる。ドゴン!!! とこれまた轟音を上げてかち当たる)うぉ……っ!?(それでも、さ すがのエイルの膂力。層を幾つも突き破り、肌にまで食い込むが、そこはさすがに魔力量のデカさが物を言って腕を半分まで切り裂いて止める。の。だが。下が 綿のせいで、踏ん張りがきかない)
イオン:んーっ、出し惜しみはしていられないの! ミニレイドッ!!(ルナが狂骨を放った一点から少しずらすようにミニレイドを射出。狂骨を喰わないようにしながらルナが狙う点の周囲をもろくさせようと)何かろくな味しなさそうなの…。
黒斗GM:バルバロイ>(頭と腕は守ったが、衝撃によって身体全体が、奈落の底まで沈んだ。十メートルの深さをさらに越して、土であるところまで到達し、それでもまだ足りずに土を蹴破り、結構深くのド中までしたたかに身体を打ちつけながら沈んでしまった)……っく。さすが……。
黒斗GM:@(術者本人が土中に没しても、ソニードの雨が止まない。結界の落下が止まらな い。マリーの自身の負担を顧みない高速飛行によってソニードの数が底を尽き始め、いくつもスカりながらも空に打ち上がっていくレーザー砲と反比例して落ち てくる結界玉。……異常に硬い、一枚しか貼っていないように見えるそれは、しかし狂骨を受けてもほんの少し表面が削れ、なんとミニレイドを硬さでもって弾 き返すほどの硬度だ)
イオン:マジで! 硬過ぎなの!
ルナ:っ、これはちょっと予想外……ならっ!(マリーの背中から移動して、その爪と牙に《魂 装》。破魔の力を付与させて)ありったけ支援する!押し潰される前に、食い破って!(死体の体は物である。つまりはクロエのボディ同様騒霊の対象内。その 操作によってマリーの身体機能を外部補助により強化する)
エイル:硬いっ、生前何を食べたらこうなりますか!(此方も足場が悪いと理解しつつも、更に追撃。あえてハルバードは繰り出さずにクリンチの様にバルバロイに接近しようとする。魔術への集中を途切れさせるのが目的だ)
黒斗GM:バルバロイ>生前の私は、愛妻料理が主食だったよう、で……。……ここまで追ってきますか、尚のこと、流石。
イリナ:マリー>出来る限りやってみます!(出来損ないといえども竜。普段はイリナを守るためだけに使われる、竜の強度と身体能力を、すさまじい速度と共に結界に牙を、爪を叩きつけた)
エイル:遠距離戦は不得手なものでして、死に物狂いでお近づきになる所存、ですっ!(綿をかき分けるように追い縋り、密着姿勢から兜越しの頭突き、肘打ち、膝蹴りと手数を増やして攻め立てようとする)
ルナ:これなら、どうっ!(マリーの一撃と合わせて、自身も破魔を付与した剣を結界に向けて突き放つ)
イオン:これがリア充の硬さかぁっ…!(レイドを連発するとルナ達の手段すら喰ってしまう。再びかけ出すと綿で作られた穴の縁から底をみおろして)うっ…エイルが肉薄してると遠距離しにくいの…!
黒斗GM:@(それは、たとえるなら、極々小さいものであろうが隕石の衝突に等しい衝撃を発 生させた。たかだか一個の結界玉が、ルナの補助を入れ、マリーがその力を思う存分以上に引き出された爪とぶち当たり衝撃の余韻を辺りへと撒き散らす。…… それでも、尚、揺らがない。……そこに加わるルナの破魔の一撃が、さきほど狂骨で削られレイドを弾き返して傷付いた箇所に、突き刺さり。ヒビが入った。ヒ ビは、結界全てへと広がるように走り、それが全面にまで走ると、ようやく、砕け散る。――これと同じものがあと三つ、失速した二人へと、迫ってくる)
黒斗GM:バルバロイ>(頭突きが、額にかち当たる。肘打ちが、胸に突き刺さる。膝蹴が、腹に。一発一発、鈍い音を立てながら、身体へと入り、身体がますます下がり)っぐ……!
イリナ:マリー>…ここは私が引き受けます。ルナさん、手に掴まってください。後はどうにか足場を確保して魔法陣へ。
イリナ:@あ、違う、翼ですねこれ
黒斗GM:バルバロイ>……っく。ぅ……! この、不安定な体勢で、この威力か……!(一発 入る度に、肉が潰れ、内臓がひしゃげ、血を噴き出している。並の異貌なら一発でも即死しかねないエイルの一撃を連打で浴びて怪我するだけというあたりは流 石に頑丈ではあるが、鋼鉄将軍はもちろん、ハシヒメよりもリロルよりも、この肉体はいささか柔く出来ている。彼らなら、傷も付くまいが……)
ルナ:ふざけろって叫びたくなるね……!マリーさん、ごめん、ありがとう!(両の剣に宿した魔力を爆砕へ変更しながら、マリーの翼へと移動する)
イリナ:マリー>後は任せます(翼にありったけの力を込め、結界の範囲外までルナさんを翼で弾き出す)