黒斗GM:@
空には、ぶ厚い暗雲。見渡すにしても一メートル先すら吹雪に阻まれるような、一歩進むにしても深く積もった雪に足を取られるような、厳しい環境が常である そこ。そこはしかし今日に限っては空は晴れ晴れ、朝焼けに紫に綺麗に染め上がっている。見渡せば地平線までが伺えるほどに、歩くにしても不便なく積もった 一面の銀世界は朝焼けの空の影響か、銀に紫が薄っすらと写り込んでついつい足を取られずとも足を止めるような景色が広がっている。

黒斗GM:@
一部、訂正しよう。
本日も地平線は見えない。

対峙する異貌の群れと人間軍が並々と広がっているからだ。

黒斗GM:@
キリヤ・アオガハラとジャギ・サイトウが。ソレッラのうち二体がさらに両軍の戦闘同士で対峙していた。
大将格同士が、両軍がいつぶつかってもおかしくはない。ぶつかってもおかしくはないのだが、そうなっていない。

黒斗GM:@
異貌軍の本当の大将たる、ここに居ない異貌軍全体までも取りまとめる総司令、〝今代・撃墜のバルバロイ〟が居ないからだ。何をしているかといえ ば……。……お食事中。かなり離れた所にぽつんとある簡易な椅子が二脚、簡易なテーブルが一つ。テーブルの上には淹れたてで香ばしい香りを放つ珈琲、それ とセットで甘くはあるが甘ったるくはない上品な匂いを立てるパンケーキでもって朝食の真っ最中だった。

黒斗GM:@
『……いや、別に、始めて貰って構わないんですがね。そんなにヤツれて見えます?』

『……なんか、こう、ソレッラたちもキリヤもジャギも。というか皆が皆、
 せめて朝ごはんだけでもゆっくり食べさせてあげよう
 みたいな顔してチラチラ見られると有り難いような迷惑なような……』


なんとも言えない顔をしてパンケーキをナイフで切り分けフォークで口に運ぶバルバロイ氏。そんな顔の儘に向かいに座る相手へ、


『私としては貴女がここにいるほうが。いや、この場に居る生物にとってもっと重要な事かと……』

黒斗GM:@
『それは、そうなのだけれど。モーニングの前に並んでる尋常じゃない量の胃薬とそのお顔、見ちゃうと、ねぇ』

気の毒そうな顔をして座っているのは、おそらくは町中を歩こうものなら誰もが振り向き、また、誰もが一抹の不安さえ覚えそうなほどの美女であった。名を、 シズカ・ミネ。またの名を、白面金毛九尾の狐。現状の全世界を見渡し、全土を探しめぐっても尚彼女以上に危険な生物は居ない、そう謳われる神代の化物。

黒斗GM:@
『好きで飲んでいるワケではありません。私がラクザを離れるにあたって、私が居なくてもラクザを回していけるようにと、まあ、色々。本当に色々こなしてい たらこのザマです、とはいってもこれはいつもより多いですが。貴女が居るせいで。いやはや、貴女自らがご参陣とは思いもよりませんでした、これも偏に先代 撃墜の武威の賜物ですかね、九尾殿』

黒斗GM:@
『貴方の采配のせいよ、今代。巧く対処し過ぎたわね? この布陣は私からしても尋常では無いのよ、今ここに居る人間軍じゃ対処しきれない、だけなら兎も 角、それどころかキリヤ・アオガハラやジャギ・サイトウのどちらかが命を落としかねないとなれば。そこに先代・撃墜の復活が掛かるとあっては私自らが出る 理由になる』

黒斗GM:@
『……シズカ・ミネ。〝枷〟は今どれほどで?』

『……シエン・ミサキに宿った悪霊め。貴方、ある意味では先代より危険よ?』

黒斗GM:@
黒斗GM:@
——物騒極まる決戦の地は、朝。そこから数時間ほど遡って、決戦の地へと向かう道中のこと、夜のこと。
突如降って湧いて出た、色々間違ってここに来てしまったソレッラ・ソプランヴィーヴェレとメンバーご一行の対峙である。

黒斗GM:@
最も頑丈で、最も面倒な能力を持っている、自称〝最も死ににくい〟ソレッラ。

この敵と対峙したのはそれなりに前、メンバーもあれから様々な修羅場を潜り強くなっているが、だからといってこの敵もこの敵でバージョンアップを施されて いるようで強さはあの時の儘では有るまい。戦るとなれば苦戦は必至である、できればここは穏便に、せめてもの幸いというべきかオツムがちょっと弱いのでそ こにつけ込んで戦闘回避。出来れば情報も抜き取りたいところ。

黒斗GM:@
一部、訂正する。ちょっとではない、かなりオツムは弱い。すっげぇ幸せそうな顔で紅茶を啜り、菓子を貪りながら、

『フッ。このソプランヴィーヴェレ、けっしてこの程度では屈しんぞ~』

とか言っちゃってる馬鹿を何とかするべし。

黒斗GM:@
今代撃墜の能力だとか、戦闘方法だとか、先代撃墜の復活の詳細とか、なんかさっきサラッといってたがリーゼのことまで何故か知ってるようだし聞きたいこと は山程ある。聞くべき情報も山程持っているし馬鹿だし何とかなりそうだが、なんてったってこの馬鹿っぷりと来たらイオンすらぶっ飛ぶほどの馬鹿だ。場合に よっては死ぬほど難しいかもしれない。

黒斗GM:@
何とかするべし。

黒斗GM:@こんなところからスタートです
黒斗GM:ソプラン>はぁ~。おいしい~。あまい~。もう死んでもいい……(もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ)
イオン:そんな気軽に死んでくれるあらこっちは苦労がないの。
イリナ:ソレッラちゃんはどんな動物が好き?(接待の構え)
エイル:ワカメ>ははは、屈する必要なんてないさ、僕らはトモダチそうフレンド! だから難しい事なんて忘れて息抜きにちょっとイリナとお喋りしてくれればいいんだよ。あ、飲みものは何が良いかな?(接待の構え)
黒斗GM:ソプラン>(Q.好きな動物はなんですか)(A.)ゾンビ!
黒斗GM:ソプラン>はなせるねワカメ! ワカメ飲みたい! あ、ちがった、わかめスープのみたい!
エイル:動く物体ではありますね(
イリナ:…それって動物の種類なのかな…(しかたないのでミニチュアソレッラちゃんぬいぐるみを作り始める)
イオン:ハイリ>わかめスープ作ってこようか。
エイル:ワカメ>そうきたか( 分かったよ、最高級ワカメスープの味を教えてあげよう。……あとハイリこっち見ないでくれるかな(
黒斗GM:ソプラン>最高級ワカメスープ!? ……(急に真面目な顔になり)……ワカメ。実はマスター級ワカメだったのか……!?
イオン:ハイリ>ワカメ…ちょっとキッチンまで一緒に…(
エイル:ワカメ>そう、僕自身が最高級のワカメ。故に此の身を削ることで……って違うわ!(
イオン:でも実際人から出るダシなら喜びそうではあるの(
エイル:ワカメ>キッチンにはいくけどなぜ刀を抜いているのか教えてくれるかな(
黒斗GM:ソプラン>マスターワカメ、ありとあらゆるワカメの頂点に立つ存在。ダシを取ればダシは出続け、齧っても齧っても身がなくならない至高のワカメ。そんなものがこの世には有る、って、アヴァンツァーレがいってた。あとアニィって子がそう言ってた。
エイル:ワカメ>アニィーーッ!?
イオン:ハイリ>アニィもそう言ってることだし…ちょっとだけだから(刀ブンブン)
黒斗GM:ソプラン>しりあい? ゾンビじゃないけど凄くいい子。そのうちゾンビにする。
エイル:ワカメ>まってまってワカメぐらい昆布でも”素材”して召喚すればどんだけでも高級なのがあとゾンビはヤメテ――――(キッチンに連行されていく)
イオン:ハイリ>(美しい音楽でお待ち下さい)
黒斗GM:ソプラン>(まったり)
エイル:ワカメ>ッアーーー
イリナ:(ちくちく)
黒斗GM:ソプラン>ワカメ、味だけでも凄いのに、悲鳴もすごくうつくしい。そんけいする。
黒斗GM:ソプラン>ばかぢから。ワカメに召喚されたんでしょ。もっと誇りを持つべき。あれほどのワカメはそういない。
イオン:あれほどのワカメっていう褒め方も中々新しいの(
エイル:そ、そうですね。ワカメとしては尊敬に値すると思います(
エイル:(人としてはともかく)
イオン:ところでソプラン。いま撃墜どんな感じなの? また薬たくさん飲んでるの?
黒斗GM:ソプラン>こんなん(500mlのペットボトルみたいなのを形作り)に一杯入ってるのを、ザーって飲んでる。
エイル:たまに人間領に大量の胃薬を買い付ける謎の人物がいるという噂を聞きますが、そんなにですか(
黒斗GM:数時間後のバルバロイ>(一リットル入りますみたいな瓶に目一杯詰まった胃薬を、瓶傾けてザーって流し込んでる)
イオン:ヤク中なの(
イオン:ハイリ>(モンハンでキッチンアイルーに料理作ってもらってる時のBGM)
黒斗GM:ソプラン>そんなに飲んで大丈夫なのかさすがの私もしんぱいになって聞いたことある。
エイル:BGMは凄く美味しそうですね(
イオン:撃墜はなんて答えてたの?
黒斗GM:ソプラン>そしたらご主人様は、とっても悲しい笑顔でこう言ってた。自然由来のお薬ですから大丈夫ですよ、身体にも優しいですし、って。
黒斗GM:ソプラン>赤備えは皆してその夜に、強くなろうな、って誓い合った。
イオン:……それはつまり、科学系のお薬で同じペースで飲んだら異貌にも無害じゃないってことなんじゃないかと思うの(
エイル:そこまで苦労してでも先代を復活させて何がしたいんでしょうね。楽がしたいんでしょうか(
黒斗GM:ソプラン>ご主人様が楽できるならそれはいいこと。
黒斗GM:ソプラン>でもご主人様は、昔のバルバロイ様を復活させるのは私の目的への足掛かりにするためだとも言ってた。
イオン:ハイリ>目的の足がかり…?(ミトンつけて大鍋に何かスープを作って持ってきた)はいおまたせ、わかめスープ(肉入り)だよ。
イリナ:目的? はい、これもあげる(デフォルメの効いたミニチュアソレッラちゃんぬいぐるみを渡して)
黒斗GM:ソプラン>わぁ。ありがとう!(にっかり笑顔でぬいぐるみを受け取る)
黒斗GM:ソプラン>ワカメスープってお肉入ってたっけ。あ、でも、すごい美味しい!
エイル:ワカメ>(復活はしているものの心なしかゲッソリしてる)ふ、ふふふ、味わって飲むが良いさ…… 丹精込めまくったからね……
黒斗GM:ソプラン>こんなにおいしいスープはじめて飲んだ。ご主人様のスープいじょう。スパシーバ。
イオン:ハイリ>ボクの真心とワカメの努力入りだからね( というか撃墜、料理やるんだ。
イリナ:ワカメさんって、ほんとに最高級のワカメだったの?(
黒斗GM:ソプラン>やるよー。おいしいよー。目的は、よくわかんない。あのお方の考えてる事はよく分かんない。むずかしいし。
エイル:ワカメ>多分イリナが飲んでも肉々し過ぎてそんなに美味しくはないんじゃないかな。ほらソプランも人肉行ける系だし…… だからその僕の味に興味は持たないでくれると嬉しい(
イオン:(プランと一緒にスープ食べてる)久しぶりのワカメ肉なの。
黒斗GM:ソプラン>だいじょーぶ、ワカメの味はスープによく出てる。素材の味まで手を出すほど食い意地はってない。
エイル:ワカメ>ソレハヨカッタ
イオン:ハイリ>そういえば今代の撃墜は、何時頃から先代の復活なんて言い出したの?
黒斗GM:ソプラン>最初から。
イオン:ハイリ>キミが生まれた時点ですでに?
黒斗GM:ソプラン>うん。そう。私が造られた頃には、もういってた。
イオン:ハイリ>へぇ。…というかソプラン今いくつなんだい?
エイル:それは気になりますね
黒斗GM:ソプラン>さぁ?
黒斗GM:ソプラン>色んなソプランヴィーヴェレいるから、わかんない。
イオン:色んな?
イリナ:どういうこと?
黒斗GM:ソプラン>色んな。むか~~~しから居る。むかしっから居て、今の私がいる。今の私は、昔をひきついでる? らしい。
黒斗GM:ソプラン>昔の私の一人にはお友達も会ってる。お友達に壊されたから私が造られ直されてる。
イオン:ハイリ>…その時に会ったキミと、今のキミは同じ意識と記憶を受け継いでるけど別個体ってことかな?
おると:目的のために何度も作り直されてる、ってことですか。(紅茶のカップをことりと置いて)
黒斗GM:ソプラン>そういうことになる?
イオン:ハイリ>うーん…先代復活の手段の副産物か実験の賜物って可能性もあるね。
黒斗GM:ソプラン>全部覚えてると頭がパーンしちゃうから頭ボヤーってさせてんだっていってた。
おると:なんか他人事と思えない表現。
イオン:それじゃあ最初のソプランはそれこそ大昔に既にいたっぽいの。そういえば、今代撃墜が戦ってるところって見たことあるー?
イオン:制空の額を割ってる時以外で(
黒斗GM:ソプラン>姫さまの額を割ってるときはすごいよすごくしゅんび、あ、ちがうの。
イオン:ちがうの。
黒斗GM:ソプラン>じゃあない。あ、でも、ジャギより頭がひさんなことになってるサイトウと戦ってた。
黒斗GM:ソプラン>はげちらかってた。
おると:あれも代々なんだ(
エイル:のろいですかね(
イリナ:大変だなぁ…(
黒斗GM:ソプラン>かわいそうだから、がんばってねって言ったら、パイルバンカーで頭ぶちぬかれた。
黒斗GM:ソプラン>あれはいたかった。
イオン:ハイリ>ごめん、基本サイトウって皆最終的にはハゲ散らかるからどれくらい昔かがそれだけじゃちょっと判断つかない(
おると:やっぱり重要な記憶は今に残されてないのかな。頭の中に残ってはいるなら引き出せるかもしれないけど。
黒斗GM:ソプラン>私のアタマノナカを覗いていいのはご主人様だけだからねってご主人様に言いつけられてる。お友達じゃ駄目みたい。ごめんね?
黒斗GM:ソプラン>ワカメスープのお礼がしたいんだけど。こんなに美味しいもの、いっぱい居たけど初めて食べた。
イオン:ハイリ>よかったねワカメ、相当口にあったみたいだよ。
おると:そっか。そう言われて強行するとトラップでも
おると:仕掛けられてそうだからやりません、うん。何かたべたいものあります?
黒斗GM:ソプラン>おいしいもの食べたい!
おると:子供特有のかなり困るリクエスト来た。えーと、好き嫌いはあります?
黒斗GM:ソプラン>リーゼは昔からお料理上手だよね。期待値マキシマム。
エイル:ワカメ>だからと言って次もワカメ料理は止めてね(
おると:さらにプレッシャー乗っかってきた。おのれ前世私。
黒斗GM:ソプラン>きらいなもの? 特にない。セイスイ? とかいうのも美味しかったよ。
エイル:ワカメ>(あ、今全聖職者が泣いた)
おると:なら良かった。とりあえず、スープの次はメインになるような料理で、
イオン:ソンビが聖水美味しいって言ったら世も末なの(
黒斗GM:ソプラン>むかし、ゾンビならこいつをくらえーってぶっかけられた。お代わりを要求したら泣いちゃって、悪い事した。
おると:デザートはその次くらいにしようかな、うん(とりあえず厨房に向かう)
イオン:ハイリ>そういえばソプラン、異貌ルナ(リーゼ)のこと知ってるんだっけ。
黒斗GM:ソプラン>知ってるよー。昔のバルバロイ様とかヨーゼフさまとかジハードさまとかノアゼットさまとかによくシバかれてたお方。
黒斗GM:ソプラン>シバかれ名人とこっそりアダ名をつけたら私がリーゼにシバかれた。
イリナ:それは怒るよね(
おると:それはしばく。今の私だってしばく。(何作るかは決めたらしく、とんとんとんと包丁動かしつつ)
イオン:ハイリ>……あれ?
黒斗GM:ソプラン>うっかりしてた。ちゃんと名前で呼んだつもりが、くちがすべっちゃった。
イオン:ハイリ>えーと、ソプランごめん。ボクが何か思い違いしてるのかもしれんだけどさ、キミさっき自分の年令は分かんないっていったよね。
黒斗GM:ソプラン>うん。一杯いるからねー
おると:その一杯のあなたとあなたは、記憶を
おると:共有してる?
イオン:ハイリ>オッケーオッケー。ってことはだ、うん、キミの大本を作ったのはそもそも今代じゃなかったんだね。何か頭混乱したや。
黒斗GM:ソプラン>きょうゆうしてるよ。覚えてるところと覚えてないとこ一杯あるけど。うんうん。そう。今のご主人様じゃない。
黒斗GM:ソプラン>私たちを作ったのは、シエン様。
イオン:ハイリ>……シエン・ミサキ?
おると:シエン?(とんとんとんじゅー)
イリナ:シエンって…
エイル:ミサキ家の方が?
黒斗GM:ソプラン>いい匂い!
おると:ハイリの家も結構やらかしてるよね。あ、こっちはもう少し待っててくださいねー(複数品目を同時に作ってるらしく、騒霊込みで慌しく動いてる)
黒斗GM:ソプラン>シエン様(こくこく)
イオン:ハイリ>シエンって言うからには体使われた云々抜きにしてミサキ家のシエンだった頃だと思うけど。ソプラン、シエンに関して何か覚えてることは?
黒斗GM:ソプラン>お前達が異貌の俺達となれ。天翳の血脈はこれでもって不滅よ、ッハッハッハー
黒斗GM:ソプラン>だって。
イオン:ハイリ>あの野郎(
イリナ:つまり、どういうこと?
エイル:ワカメ>ちょっとハイリ血族の不始末つけないと(
おると:技を絶やさないための意図的な分家だね。確信犯的な(
イオン:ハイリ>いくらなんでも発想ヒャッハー過ぎない?(
おると:異貌側にも人間側にも流派を伝承させてそれが途絶えるのを防いだ。ってところかな。だよねハイリ?(厨房からイリナに解説しつつ)
イオン:でもよく異貌なんて作れたの、一人でやったのかなー。
黒斗GM:クロエ>特殊技能ですよね。うちにも一人、イリナさんみたいな似たような能力者居ますけど。
イオン:ハイリ>うちの家の技術かなぁ…さすがにそれはないとおも…思いたいんだけど。
エイル:ミサキ家ならやりかねないところですが、協力者が居そうですね
イリナ:私は、元があったからたまたまできただけで…素材があるのなら出来るのかもしれないけど、それも鍵の力だし…
おると:でもハイリの家だしなぁ・・・( さておき、できたよー。
黒斗GM:ソプラン>難しい話ではない。俺たちの祖の一人に、人から悪魔へ変じた女がいる。その事実があれば、成し得るということ。成し得ることさえ分かれば、あとは過程を模索するのみよ。
黒斗GM:ソプラン>だって。
黒斗GM:ソプラン>おいしいものできたー!
イオン:ハイリ>(しゃがんで頭抱えた)
黒斗GM:クロエ>ハイリさんはご飯抜きで(
イオン:ハイリ>待って、そんなのとっかかりにここまでやるとは思わないじゃん。
黒斗GM:クロエ>祖先が人から悪魔になるなんてぶったまげたことやるんだから、子孫は異貌ぐらい作りますよ。
おると:今日のやっちゃった賞、ハイリにも授与だね。(湯気のあがるお皿を置いて)ここは土 地柄、洋食と和食は珍しくないみたいだけど。ちょっと奇をてらって中華にしてみたよ。(とろとろ黄金色の卵のドームに、甘酢あんかけとグリーンピースをの せた、ふっくら天津飯がソレッラの前に)
イリナ:なんというか…この無茶苦茶具合にもほんの少しだけ慣れてきちゃった自分が怖い(
エイル:元凶……(ぼそ)
おると:@おっと間違い、ソプラン
エイル:ワカメ>イリナもついに片足突っ込んでしまったようだね(
おると:とうとう染まってきちゃったかな、イリナさんも…(
黒斗GM:ソプラン>(天津飯見て目が点になって口があんぐりあいてる)
おると:あれ、どうかした?まさかの卵アレルギーとか?
黒斗GM:クロエ>いや、見た目から美味しそうすぎてフリーズしてるだけっぽいです(
イオン:ハイリ>まぁ気合があれば何でもできるしね。
黒斗GM:ソプラン>(再起動)い、いただきます……
エイル:ワカメ>何でもの範囲がちょっとおかしいけどね(
おると:それなら良かったけど。あ、一品だけってのもさびしいと思って、おかずも用意したよ。(騒霊に乗ってやってくる追加の皿。山盛りになった春巻と餃子。どちらもぱりっぱりの皮に、内から染み出る肉汁がキラキラしてる)どうぞ、めしあがれ。
黒斗GM:ソプラン>(しゃもじで掬う天津飯。ふわとろ卵とトロトロ甘酢に白米のコラボレーションに、ふぉぉぉ……。とかいいながら一口食べて)ふぉ。ぉ? ……ぉっ。ぉぅぉぅ。ぉぉぉぉ……
イオン:ハイリ>しっかし、ソプラン達を作って先んじて異貌領に送り込んでたのかな。…もしくは、死ぬ前から一部の異貌とはこっそり仲良くしてたのか。
エイル:凄いです、ルナの料理が言語中枢すら麻痺させている
イリナ:あ、そういえば。(冷蔵庫からカレー会に作ったゼリーを持ってきて)これ、私が作ったんだけど食べる?ルナさんみたいには美味しくないかもしれないけど
黒斗GM:ソプラン>ぉぅおおん。(こくこく頷く。ゼリーも食べると言いたいらしい)
おると:卵にはカニと豚肉を混ぜ込んであるよ。せっかくだし奮発した。あ、ありがとうイリナさん、デザートどうするか悩んでたから。
イオン:ソプランが孤独のグルメみたいになってるの(
黒斗GM:ソプラン>(もっちゅもっちゅ。一口食べる度に頷いてる)む? ……むぉぉ ん?(なんじゃこれ? みたいな感じで天津飯は置いといて餃子を、きちんとお箸で摘んで持ち上げ。しげしげと見つめた後に、もぐ)ぶお!?(熱かった) ぶぉぉぉ……! おお! おおん!(でもよく噛んでるうちに元気よく唸り出した)
おると:春巻と餃子はね、野菜嫌い組への最終兵器として開発中だったやつ。お肉も野菜もまとめて包んでパリパリの皮と一緒に食べればいける、がコンセプト。(
沢山作ったからみんなもどうぞ?

イオン:ハイリ>ダメだ何言ってるのかわからない(
黒斗GM:ソプラン>ぎょうざあ。はるまぁきぃ? ……はるまぁきぃ? むぉぉぉ!(パリパリパリパリ)
おると:そう、ギョーザ。はるまき。そこまで美味しそうに食べてもらえると作った甲斐があるよ(嬉しそうににこにこと)
黒斗GM:ソプラン>おいひい!!!
おると:よかったよかった。(みんなに向けて親指ぐっ。)
黒斗GM:ソプラン>何故今までこれほどのものを知らなかったのか、何故今までの私は味の探求をしなかったのか? 人の肉と果実だけあればよい、その停滞の安寧に身を任せていたことへの怒りを今感じるよ……
イオン:知能レベル上がってない?(
黒斗GM:ソプラン>(ぱりぱりぱりぱりもぐぱりもぐもぐ。もっちゅもっちゅ。もぐもぐパリもぐもっちゅもっちゅもぐパリパリ)
エイル:ルナ、普通の食材しか使ってないですよね?
イリナ:ぎょうざ…あっつ…あ、これ美味しい(餃子をつまんで端っこからゆっくり食べて)
おると:普通の食材で普通に作っただけだよ。食への興味を持ってもらえるのは嬉しいけどね。あ、熱かったらお水あるから。(水差しとコップ置いて)
エイル:(ぱりぱりもぐもぐぱりもぐ)
イオン:ハイリ>さすがボクらの懐柔担当。
黒斗GM:ソプラン>我が主へも提供すべきだ、この存在を、知識としてだけでも。それだけではない、異貌領にも食の改革を起こすべきだという思考が、いいや使命といってもいいかもしれない何かが私の中で……ほんとおいしいこれー! やっぱり皆も異貌領くるべきだよこれー!
イオン:退化したの(
おると:なんか熱烈歓迎されてる。あ、餃子と春巻のほうはお土産用にちょっと包んでおこうか?
黒斗GM:ソプラン>つつむ? お土産!? つつむー!!
黒斗GM:ソプラン>こっちもおいしいー!(なんか箸休めみたいな感じでゼリー食っててこっちはこっちで大喜び)
イオン:ハイリ>今ならさらに色々教えてくれそうだね。さあルナ、ゴー。
イリナ:あ、喜んでくれたみたいでよかった(味覚が近しい人と会って嬉しそう)
おると:はいはい。あ、もって帰る途中で食べないようにね。(お土産用の器に移し替えながら)
撃墜さんの人となりが分かればもっと口にあうものも提供できるかもしれないけど。(それとなく聞いてみる)

黒斗GM:ソプラン>これほどおいしいものを一人で食べたとあればオネーチャンたちにころされること必至。食べない。
黒斗GM:ソプラン>ご主人様のひととなり~?
黒斗GM:ソプラン>疾い。
おると:わかったよ、全員分追加で用意するからちょっと待って(
そうそう。味覚や好き嫌いっていうのはその人の経験や人となりが色濃く反映されるから。(みんなからも今のうちにどんどん聞いちゃって、とアイコンタクト)

エイル:ソレッラよりもですか?
イリナ:これも持って行っていいよ?(お鍋の半分のゼリーをタッパに移して)
黒斗GM:ソプラン>頭のキレ? とか。すごいはやい。うん。魔術とかも、パッとしてドッカーン! て。私たちよりも疾いよー
黒斗GM:ソプラン>ありがとー!(タッパ受け取る)
おると:良く使う技や魔術なんかは分かります?逆に苦手にしてることとか。好きな食材があれば入れておくし、嫌いな食べ物とかもあれば外しておくよ(追加の餃子と春巻じゅーじゅーしつつ)
黒斗GM:ソプラン>よくビームうつ。あと盾とか出す。苦手? 苦手! ご主人様、右目見えない。
黒斗GM:ソプラン>あ。(やべっ。みたいな顔した)
エイル:(心のメモに即記入)
おると:ビームかぁ、意外に遠距離も……え、右目が?(驚いた顔で)
イリナ:右目、見えないの?
黒斗GM:ソプラン>あっ。えっと。その。う、うそついちゃったー。みたいなー?(目が泳ぎまくり。冷や汗ダラダラ)
イオン:ハイリ>すごい汗出てるよ(
黒斗GM:ソプラン>てんしんはんとぎょうざとはるまぁきぃが、あ、あついだけだしぃ?
イリナ:ほんとは?(ゼリーをソレッラちゃんの口に運びながら)
おると:ねえソレッラさん、デザートに余った春巻の皮でクリーム春巻なんて作ってみたんだけど、これをお代にそのへんも少し話してくれない?(クリームとフルーツを春巻の皮で巻いた、あまーいお菓子春巻をすすっと/ぁ)
エイル:ワカメ>大丈夫だよ、僕たちトモダチ、このことは誰にも言わない(満面の笑み)
黒斗GM:ソプラン>(ゼリーもぐもぐ。にぱぁ。クリーム春巻き、もちゃもちゃ。にっぱぁ~)ホントに右目見えない。
イリナ:(ぐっ)
おると:ほんとなんだ……いや驚いた。ほんとに素で驚いた。(お土産包む作業に戻りつつ)
黒斗GM:ソプラン>ご主人様よく右手とか右足でまじゅつ出したり指揮したり姫様蹴っ飛ばすでしょー? アレはこうしとけば、まさか右目が使えないなんて思うまいって感じで意識してやってんの。ほんとは左利き。
イオン:ハイリ>ううん、衝撃の事実。
黒斗GM:ソプラン>魔術にしてもあんまり近づかれたくないから使ってんの。バレるから。
エイル:そんな理由があったんですね
おると:なるほどね……ずっと意識してやってたんだ普段から。そりゃ気付かないよ、そもそも隻眼であんな強いとか。
黒斗GM:ソプラン>右目はシエン様のときに、バルバロイ様と相討ちになった時に、右の顔が半分吹っ飛んじゃったんだってー。
黒斗GM:ソプラン>バルバロイ様になってからも治らなかったみたい。
イリナ:じゃあ、右側からなら攻撃も届きやすいのかな
おると:貴重な情報だね。とは言え露骨にそっちばかり狙ってもすぐバレて対応されるだろうから……機を見て仕掛けるのがいいかな。
エイル:何かしろの対策はしてあるでしょうしね
イオン:まぁ片目見えてないからって厄介なのは変わりないけど、いざというときにはそちら側を攻めるのが良さそうなの。
黒斗GM:ソプラン>それとねー。それとねー。おいしいー。これ生クリーム春巻き? ゼリーももっと食べるー。
黒斗GM:ソプラン>バルバロイ様、まだ、前のバルバロイ様とやったときの傷が治ってないのー。(もぐもぐ)
イリナ:怪我してるの?
おると:うん、生クリームとフルーツを巻いた、クレープ風春巻ってとこかな。……っと、そんな昔の古傷がまだ?(喉が渇かないようオレンジジュースことりと差し出し)
イオン:意外と満身創痍ー?
黒斗GM:ソプラン>クレープ風春巻き!? あ、ありがとー(オレンジジュース、ごっくごっく)
黒斗GM:ソプラン>怪我してる。あっちこっち縫い傷だらけ。無理やり閉じて塞いでるけどそのせいで身体ギシギシいうってぼやいてたー。
おると:けっこう美味しかったでしょ?皮はパリパリの春巻で、中身クレープ。……てことはあの人、あんな普通そうにしてて実は縫い目だらけ?
黒斗GM:ソプラン>新食感。港町食い漁りフェスのつぎのねらいめはこれだ。(ぱりもちゅ)
黒斗GM:ソプラン>うん。全然身体が思うように動かないんだって。
イリナ:味方だったらなんとか塞いであげられたかもしれないけど…でもちょっとかわいそう…
おると:え、出店するの?( なら、近づいて見極めれば、狙い所が分かるかな。近付かせない戦い方はそれを知られないためもあったのかな。
黒斗GM:ソプラン>だからつねに、私たちが側に居るのー。バルバロイ様が全力で動いたら、へたするとバラになっちゃうかもだから。
エイル:それは痛ましいですね
黒斗GM:ソプラン>でもなんか最近はヨーゼフさまのノーキン? が感染った? みたいで。いざとなれば気合いだって言ってるから私たち心配。
おると:他人事とは思えない心配だよ(
黒斗GM:ソプラン>気合いでもどうにかできることと、どうにかできないことある。
エイル:異貌軍にもKIAIの波が(
おると:あるね。ある(
イオン:ハイリ>気合は偉大だよ?(
イリナ:撃墜から、元に戻ることってもうないのかな。
おると:うるさいよ今晩ご飯抜き。
黒斗GM:ソプラン>マオーサマ? ていうのが、アーリィ君? に取り付いたときも、ちょっと動いただけで寝込んじゃったもん。
イオン:ハイリ>(正座)
イオン:それじゃあ、フルスペックで今の撃墜が動くのは結構難しそうだし持久力はなさそうなの。かわりに回りがフォローするって感じかー。
おると:異貌への変化は不可逆だろうし、生前とは人格からして別物のようだしね。何よりこっちも余裕がない。残念だけど難しそうかな(ぽん、とイリナの頭を撫でて)
エイル:ワカメ>一度腐ってしまった食べ物は食べられないのさ。それを土台に新しい命を芽吹かせることはできてもね
黒斗GM:ソプラン>……。はっ!?(散々喋りまくったあとで、喋りまくったことに気付いた)
エイル:ワカメ>まぁまぁまぁまぁ紅茶でも(紅茶持ってきて)
黒斗GM:ソプラン>こうちゃー。こうちゃもすきー。
黒斗GM:ソプラン>喋っちゃったものはしかたない。前向きにいこう。(ずずー)
おると:そうそうしかたない。でもありがとう。(ジュースも注ぎなおし)
黒斗GM:ソプラン>……(紅茶見る)……(オレンジジュースを見る)……おれんじぺこ!(紅茶に少々オレンジジュースをそそいで、ドヤ顔)
イオン:ハイリ>とんでもなくポジティブだね(
イリナ:…しかたないのはわかるんだけど…
エイル:この調子でどんどん行ってほしいですね(
黒斗GM:ソプラン>いつかなんとかしてあげたい。走っただけで痛いのは、私達にも思うところある。
おると:イリナさんのそういう優しいところは、良いところだよ。(優しく微笑んで)何かできることがあるかは、実際に会って考えてみるといいよ。……さすがにソレッラも、主人を元に戻す方法とか知らないだろうし。
黒斗GM:ソプラン>んーん。知ってる。
おると:……言ってみるものだねぇ
イリナ:…元に戻せるの?
イオン:マジで?
エイル:ワカメ>マジ?
黒斗GM:ソプラン>戻せる。マジ。
黒斗GM:ソプラン>これは、ソレッラだけが知ってる。ご主人様にも黙って、リーゼに教えてもらった私達だけの秘密。
イオン:ハイリ>リーゼ仕込…?
おると:今度は私、やらかしてないことを祈る。
イオン:ハイリ>ハハッ(
エイル:ワカメ>ハハッ(
黒斗GM:ソプラン>ホントはご主人様用じゃない。私達が私達であることを辞めたくなったら、そうしろって。
おると:二人ともうるさい( それじゃあ、どんな方法か教えてもらっても?
黒斗GM:ソプラン>でも私達、ゾンビ。ご主人様も、ゾンビ。だから多分、戻せる。
黒斗GM:ソプラン>でもね、ごめんね。これだけは、言えないの。素敵なお友達に隠し事は、いけないから。どうしてもというなら、私達を殺して奪って? ご主人様は裏切れない。
イオン:ハイリ>ふむ、まぁ今回の件にどれほど関わってるかわからないし。今すぐそこまでして知る必要は多分ないよ。
おると:……どうするかな。個人的には自分の料理を最後の晩餐にされるのはいい気分はしないんだけど。
イオン:ハイリ>ワンチャンリーゼをボコって吐かせる手も無いわけじゃないし(
おると:同じこと考えてたけどボコるのはやめてよ(
エイル:ボコらずに吐かせればよいんじゃないかと(
黒斗GM:ソプラン>ごちそうさまでしたー(すっかり平らげた)
黒斗GM:ソプラン>私、戻る。ご主人様は裏切れないけど、素敵なお友達とは戦えないし。それにご主人様、今ちょっとピンチ。
エイル:ピンチ? 胃がですか?(
イオン:それはいつものことじゃないの?(
おると:ん、そっか。じゃあこれお土産。今日作ったもののレシピも入れておいたから。(餃子と春巻を入れたタッパーの包みを差し出し)
黒斗GM:ソプラン>どうだろ。なんかビビっときた。
黒斗GM:ソプラン>ホントのホントにありがとー(嬉しそうにお土産たちを抱えて)
イリナ:じゃあ、またね
エイル:また会いましょう
おると:ん、それじゃまた。いろいろ教えてくれてありがとう。
イオン:またねーなのー。
イオン:ハイリ>気をつけてねー。
黒斗GM:ソプラン>うん、またね。できれば、引き返してね。(全身が発火したように、突然に青く燃え上がる身体。それも一瞬、炎が消え去ったあとには、ソレッラの姿は消えた。アッフェラーレやアヴァンツァーレも使っていたソレッラ用の転送術式だ)
黒斗GM:@