黒斗GM:@
〝人狼の主〟は倒された。その影響を色濃く受けたかつてのルナの祖父、〝ハザードの竜〟ハイマン・ディエルリッヒもまた死に時を得た。

久々に、珍しくも、それなりに強敵オーラを放っている輩を相手にしたにしちゃほぼ無傷での勝利。
それを祝い、ついでにヴェアヴォルフの任務達成も祝い、キャンプ地でマイと合流し、キャンプ地に持ち込まれている食料で軽く祝勝会を開いた。

黒斗GM:@
携帯食料、缶詰とかレトルトの袋詰めばかりなのでさして豪勢とはいえないものの、味はそれなりによいものが多いのは流石である。
それらをあらかた食い尽くし、隊員の多くは次の任務地へと遠征するべく、あるいは休憩を取るべく各自各々散って行く。

……それぞれが笑顔で皆に挨拶を交わし、たまに手土産だと何かしろを渡して去っていく後ろ姿を見送るのは。
彼等の数年後の未来を知っているだけに、彼等のほとんどはソレイユから生きて返れないことを知っているだけに。
平静を保つには少々骨が折れたやもしれない。

黒斗GM:@
ジルだけは暫しこの場に残り、隊員たちに押し付けられた後始末と、皆に約束した融合点の捜索を行っていた。

さてその融合点の捜索、やはり難儀するかと思いきや意外とあっさりと見つかる。ジルと〝人狼の主〟が戦っていた場所で、戦っている最中にジルがそれらしい ものを見付けてくれたようで、其処に案内してくれたからだ。どんなものかと思いきや其れは小さな砂時計、力の波動もそれほどには感じないが、波動には2つ の庭に酷似したものがあった。

黒斗GM:@それを片手に、そろそろお別れの時間が近づきつつある森の広場、キャンプ場跡地からスタートです
イオン:漸く戻れそうなのー。長かったぁ…。
ルナ:見た目にも分かりやすいねこれは。
マイ:なんかこう小型ブラックホール的な凄い奴を想像してたんだけど、意外とこじんまりしてるな。その方が良いけど
イリナ:えっと、これをどうすればいいんだっけ
黒斗GM:ジル>次の数百年後に、こういうことにならないように子孫にはよ~~~~~く伝わるように書物残しとくことをお勧めする。(祝勝会のあとに、一応片付けはしたのだが、若干残ってるゴミをゴミ袋片手に拾ってる)
黒斗GM:ジル>えーっと、これは燃えないゴミだからこっちの袋に……これは燃えるゴミ……
ルナ:い、一応心得ておきます。お嬢様が。
イオン:マイ、後処理は頼むの。
マイ:分かったよ、掛け軸にでも書いて飾っておけば良いんだろう
黒斗GM:ジル>……一応、親切心で言っておいてやるが。きっちりやらせとかないと、その数百年後に多分、お前達はまた巻き込まれると思うぞ。
ルナ:よろしくお嬢様!!(
イオン:ルナを見張りに置いておくの。
黒斗GM:ジル>さて、その融合点とやらをどうすりゃいいのか、件の現物を見ていない俺には判断が付かんが。此の場所に送り込んだ誰かが、その場所に居るだろ。其奴に聞いてくれ
ルナ:了解です。
イリナ:…どうやって帰ればいいのかな
マイ:オオガワラ家の鉄の掟でも作るよ、もうこんな面倒なことは御免だ
黒斗GM:ジル>だが存外、持ち帰った時点でどうにかなるんじゃないか? その砂時計 を手にした時から周りの空間が少しずつ歪み始めたし、今も歪んでる。直にお前達は俺の姿を認識できなくなるだろうし、俺もお前達を認識できなくなるだろう な。これが、異界とやらの解除なんだろう。
イオン:見つけた時点で大体クリアーってことなのかな。
ルナ:だといいですね。流石にもうこれ以上の戦闘はキツいです
マイ:私が手に持つことで中継して反対側に届くってことか
ルナ:じゃあお嬢様、お願いします。お世話になりました。(ジルに一礼しつつ)
イリナ:もうお別れなんだね。
黒斗GM:ジル>こっちこそ。任務そのものは期待はずれだったが珍しい体験をさせて貰った。未来の人間に会う機会なんてそうそう無い。
マイ:エイル>お世話になりました
イオン:糖尿病を直す長期的な医療スケジュールもあるから、頑張るの。
黒斗GM:ジル>ならなきゃいいんだ。問題無い。
イオン:(悲しい物を見る目をした)
イリナ:(すっとキャンディを差し出す)
マイ:なるやつはみんなそう言うんだ(
黒斗GM:ジル>(キャンディを受け取って、即包み紙を破って、口に放り込み)問題無い。
黒斗GM:ジル>あまい。おいしい。
マイ:エイル>この場にクロエが居なくて良かったですね(
イリナ:あまい、おいしい(飴を食べながら共鳴)
ルナ:仲いいね(
黒斗GM:ジル>俺が何のために後始末を引き受けたと思ってるんだ。クロエがいなくなるからだ(
イオン:後でこっちのクロエには言っておくの(
マイ:色々と(クロエの)苦労が忍ばれますね。身体にはお気をつけて
マイ:@ミス、エイル
黒斗GM:ジル>フッ。なんとでも言え、どうせ俺はそっちにゃ居ない。まあ、長生きはしたいところだが……
イオン:さすがにそこまで高望みはしてないでしょ?
イリナ:(それが、生きてるんだよね…)
マイ:戦闘では死にそうにないし、長生きはするんじゃないか
黒斗GM:ジル>高望みこそ人生だろ。叶えられそうになくても、目標に掲げときゃ存外届くものさ。
ルナ:あなたが言うと本当に届きそうなのがなんとも。
イオン:ハイリ>(どういう形であれ、叶うときは叶うからなぁ)
イオン:だから糖尿病予防を(
黒斗GM:ジル>それはそれ、これはこれ(
マイ:ワカメ>予防じゃ手遅れ邪(
ルナ:こういうのはもう処置なしかな(
黒斗GM:ジル>(懐から、サングラスを取り出して顔に掛け)……そろそろみたいだな。それじゃあ、まあ、なんだ。息災でな。
ルナ:はい。そちらもお元気で。
イオン:じゃーねーなのー。
イリナ:これ、今日のお礼です。 それじゃあ、ありがとうございました。(水飴の瓶(500ml)をジルに手渡してお辞儀)
マイ:ふっ、私の美しい姿を認識できなくなるとは不幸なやつめ。頑張って長生きしろよー
イオン:ハイリ>…イリナ、その量の水飴を隠し持っていた件はあとでクロエに報告するよ(
イリナ:許して(
黒斗GM:ジル>生きる時代も、土地も違えど、そのマークをやったからにゃお前達はも う俺の家族だ。家族は長生きしてくれるに限るぜ。(水飴を受け取りつつ、マイの背中にもバシッと平手を叩き、背中にヴェアヴォルフのマークを残して。その 火の粉が舞い散る右手を、それじゃあ、と掲げた丁度その時。ジルの姿は、皆の視界から、人形師と別れたときのように唐突に消え去った)
ルナ:…濃かったねぇ。
イリナ:マリー>非常に個性的な方々でしたね
マイ:(手の平で砂時計を弄びながら)時よ正しき流れに戻り給へー
黒斗GM:@ハザードの空気も、緑が香るほど深い森林や木の葉も、土も消え去り。皆はまた、 どこへとも続くと知れぬ、最初にマイの屋敷へと踏み入ったときに踏み入らされたトンネルの中に居た。やはり車一つも通っていないガランとした其処は然 し……ガードレールの側で所在なく腰掛け、煙草の山と薬莢の山を足元に、足元をブラつかせているクロエが居る。
黒斗GM:クロエ>あ。おかえりなさい、皆さん。
マイ:うむ、ただいま
ルナ:あ、クロエ。ただいま。
イオン:何故薬莢が。
イリナ:ここにいたんだ。
黒斗GM:クロエ>待ってる間暇だったので射撃訓練を少々。
黒斗GM:クロエ>私達に会ってきたみたいですね? 驚きましたよ。手持ち無沙汰でブラブラしてたら記憶容量に、なかったデータが滑り込んでくるんですもの。
イオン:随分待たせたみたいなの。
マイ:エイル>私たちの過ごした時間だけ待たせてしまっていたとしたら申し訳ない限りです
黒斗GM:クロエ>おおよそ、時計持ってきてないので目測ですが、一週間前後ってところですかね。
マイ:ワカメ>今頃ジルは悶えてる頃だろうね(
ルナ:ちょっと顔を見たいね、いや殴られそうだけど(
イオン:糖尿病の症状も聞いてみたいところなの。
イリナ:マリー>此処と外とでは時間の流れが違うようですね。
黒斗GM:クロエ>私が生物でなくてよかったですよ。こんな何もないとこにそんな長い事居たら、活動限界的に、あと、精神的にやられちゃいますから。
イオン:ちゃんと仕事はしてきたの。向こうで人形師とジルに会ったよー。
イオン:ハイリ>あとイリナが大量の水飴を隠し持ってた(
黒斗GM:クロエ>イリナさん。ちょっとあとでお話が(
マイ:ワカメ>(無言で手を合わせた)
マイ:思ったより長居してしまったな。ショウゾウも待ちくたびれてるだろうし、では皆。帰るか
ルナ:ん、そうしましょうか。どうやらお説教もあるようだし(
イリナ:えっ、あっ、あれはっ、そのっ、向こうであった人にあげるようでっ(目が泳いでる)
イオン:お説教も外でやったほうが清々しいの(
黒斗GM:クロエ>語弊がありました、失礼。イリナさん。あとで、大分、お話が(
イリナ:(ふらっ)
ルナ:あっ(
黒斗GM:クロエ>では、帰り道は、来た道を。って、急に出て来たから分かりませんよね。あちらです。(右方向を指差して)
マイ:ワカメ>もう暫く過去はお腹一杯だよ、このタイムスリップの原理は後でよくよく解析したいとこだけど
ルナ:だねぇ。それじゃ、帰ろうか(歩き出す)
マイ:戻ったら今度は未来の世界だったりとか…… いや言うとフラグになりそうだから止めよう。うん帰るぞ帰るっ(
イリナ:マリー>そうですね(背中に屍のように横たわるイリナを乗せて歩き出す)
イオン:いえーい帰還なのー。
黒斗GM:@歩いても、やはり、出口といっても外がまるで見えない光が溢れ出るそこへとたど り着く気配は一向にないのだが。歩いていけば、そのうち、辿り着かずとも現世への帰還を果たしたようだ。そこは黒ずんだ壁のような結界に覆われた場所で無 く、ハザードの吸い込めは肺一杯に瘴気の薄い空気で無く、マイ曰くこれでも切り売りして手放した方だとかいう阿呆かってぐらいの広い庭とそこと外界とを仕 切る壁、東方のやや赤みを含んでいるのではないかといった独特の空気が、そこにある。出入り口は若干ズレたようだが、ここは、マイの屋敷。
黒斗GM:@
いつのまにか手に持っていた砂時計は掻き消え、よくよく意識を集中させてみれば土地に根ざす鍵の波動は、〝終わり無き箱庭〟のようでもあり、〝始まり無き 箱庭〟のようでもある、あの砂時計が放っていた波動とまるまる同じ。何とかなるんじゃないか? と、ジルは、そう言っていたが本当になんとか成ったようで 持ち帰った時点で2つの鍵は融合点により融合を完了し、〝メビウスの輪〟としての完成を見た、と、いったところだろう。これでようやく元の時代、元の土地 に……

黒斗GM:@
……いや、東方の空気はたしかに赤みがかっているが、赤錆のような匂いはしない。血の匂いはするところ多けれど、ここではしない。

黒斗GM:@
しないハズの匂いを、辿れば。そこには血塗れで倒れ伏す、ショウゾウの姿。スフェラ、アーガードなどの月光面子。

黒斗GM:@
さらには特に手酷くやられたようでほぼ五体がバラバラになった上に黒銀の杭にこれでもかというほど串刺しにされ、立て掛けられたダンタリオンの姿があった。

黒斗GM:ダンタリオン>おっかえりなっさいまっせぇ~! いかがでしたか時間旅行 は!? 現世に生きる者にとってはあんまり馴染みのない旅でございましたでしょうからさぞよい経験になったかと思われますいやねやはり皆様も稀有な体験ば かりしているかと存じますが私もそれに関わりましたしね然し特に今回は思い出に残る旅だったのではないかとry
黒斗GM:@……一番手酷くやられてるハズのやつが、一番元気だったが。
ルナ:……えーと、何この状況。(とりあえず倒れている組の様子を見に行く)
イリナ:…はっ。 ここは、元の時間? って、どうしたの!?(気がついたおたん)
イオン:突っ込みどころ多すぎでどうしろって勢いなの。
マイ:ショウゾウ!(すぐに駆け寄って詳しい状態を見る)
イリナ:(気がついた途端、状況がひどすぎて困惑してる)
マイ:エイル>敵襲ですかっ!?(手近な木に飛び乗り、周囲に敵影がないか確認する)
イオン:ハイリ>酷いな…アーガード、生きてるかい?
黒斗GM:@皆、息はあるようだ。いいや、息があるように加減して痛め付けられたといったほ うが正しいかもしれない。傷の種類は2つだけ、刃物のようなもので付けられた切り傷と、火傷跡の痕跡はそれほどまでに鋭かった。アーガードやスフェラはと もあれ、ショウゾウとダンタリオンまでそんな風に〝手加減〟出来る生物は、この世にもそう多くは無い……
ルナ:とんでもない事になってるけど…生きてるよ、まだ。(ひとまず治癒魔力を送りつつ)
黒斗GM:@その犯人は、近くに居た。辺りを見渡せば、木々に登れば、庭を彩る巨石の一つにどっかりと腰を下ろして、紫煙をくゆらせている。
黒斗GM:@……紫煙の香りは、どこかほんのりと甘い、嗅ぎ慣れた匂い。クロエと同じ物、そして皆の体感的にはつい数時間前に嗅いだ匂い。
イリナ:と、とにかく、こういう傷ならなんとか出来ると思う(一人ずつ、【縫付け】で傷を塞いでいく)
ルナ:……再会、早い気がする。
イオン:もう水飴ないよー?
イリナ:…え?
黒斗GM:@足には、〝小人の逃げ足〟が装着されていた。ズボンは、わざわざ仕立てなおして きたのか平地用の草原パターンで組まれた野戦服。上も同じく、その上に羽織っているのは防刃・防弾用の外套ではあるが何より目立つのはその背中に刻まれた 紋章。小鳥を食む狼の、マーク。あの時よりはざんばらに伸びたムラサキの髪を後ろに括った、サングラスを駆けた、〝炎竜〟——ならぬ、〝灼熱の揺り籠〟ク ロエスジル・ジーンが、この時代ではエイルにもイオンにも初めて見る、過去に別れたあの時の姿で其処に居た。
イオン:…前のジル持って帰ってきてないよね私達。
イリナ:あれが、この時代の本物…?
ルナ:…パラドックス起きちゃったかな、なんか。
マイ:エイル>(発見した方向に飛び降り)記憶が更新されたのはつい先ほどかと思いますが、それにしては行動が早いですね
黒斗GM:ジル>……お前達にとっては今し方ぶりなんだろう。俺にとっても、まあ、つい、最近と言えなくもないか……。
黒斗GM:ジル>心配するな。殺しちゃいない。殺すつもりも今のところはない。ここに 来たのは……偶然だ。偶然だが……頭に妙な記憶が入り込んできたもので、まあ、お前達の事だ。いやあ、ルナとイリナは、現代では俺に会っちゃいないんだが な、過去に会ったからにはお前達と一括りにさせて貰うが。何かやらかしたのかと、少し、話をしにきただけだ。
黒斗GM:ジル>話をしにきたはいいが、何分、現代の俺は過去の俺とは別の意味で有名だろう? なもので少し諍いが、な。ックッフッフ。
ルナ:えーと、やらかしたというか、やらかしてたことの修繕を、というか…(目が泳いでいる)
イオン:ダンタリオンも見に来たの?
黒斗GM:ダンタリオン>やーワタクシといたしましては現段階で彼と貴女方は会わんほうがいいかと思いまして慌てて阻止しに来たんですが此の有様!
イリナ:…(治療を終えて、最終兵器『高級ハチミツ(300ml)』をジルの3歩前に置いて戻ってきた)
イオン:ハイリ>…イリナ、今度荷物チェックしようね(
ルナ:すごいねイリナさん、この状況でそれが出る度胸が(
イオン:まぁ、何やらかしたって言われても私たちは依頼を完遂したまでで…というかジルこっちにいたの?
黒斗GM:ジル>……ありがとう。……貰うよ。ああ。まずは、おかえり。だったな……。
イリナ:…もう流石に残ってないよ(目が泳いでる)
ルナ:ただいま。……まぁ、私たちは依頼で、おかしなことになりかけた時空を修復しに行ってただけなので。やましいことは何も。
黒斗GM:ジル>……話したいことは……山程あったんだ。あれから山程……(ゆったり とした動きは、腰を上げて、蜂蜜の瓶を取ってから、ようやくサングラス越しではあるが皆に目を向けた。鏡面仕立ての奥にある瞳は、あのときの鋭さは幾分消 え失せ。そのかわりに隠しきれぬ程の、あの時には無かった、溢れるほどの憤怒と狂気に爛々と、燃えていた)
マイ:ワカメ>放っておくと面倒なことになりそうだったしね。……そしてまた一難か
マイ:エイル>イリナ、説明してなかったですが今の彼は聞きしに及んでる通りですので…… 不用意に近づくのは危ないですよ
黒斗GM:ジル>……イオンと、エイルには、そうだ。これも……言わないとな。……取り戻したよ……(ゆっくりと両腕を広げて見せる)
イリナ:うん、私も嫌というほど知ってるんだけれど…さっきの今で、簡単にそうは思えなくって…
イオン:取り戻したって…。
ルナ:まあ、気持ちは分かるよ。けどまぁ……
黒斗GM:ジル>力は……まだ。全盛とは……言えないが。あと……まだ、掛かるか。も う掛かるが……この、狂気の、無闇矢鱈な発症も、抑え込もう。俺をいつまでも……こんなもので、縛れるとは、思わないことだ。あと……もうすこしだ。ソレ イユまで……もう少しだ……グランが居ない今。今が、好機だ……!!
イオン:……全然目撃情報が無いと思ったら完全に隠れて力ためてたね? ジル。
マイ:エイル>……そこまでして、ソレイユに何を求めますか
黒斗GM:ジル>何もかも。何もかもを、まずは……滅ぼして、滅ぼし尽くせば。そうなれば……俺と同じになれば、俺にした仕打ちも、思い知るだろうよ……。
黒斗GM:ジル>……だがな。その話も……しにきたんだ……。
イオン:その話…?
黒斗GM:ジル>……俺は。俺の家族の、俺の大事なものが全部なくなったから……こう なったのに。それがたとえ、今から過去にあって、滑りこんだ記憶とはいえ……俺には……まだ。お前達が……家族が。残っていたよ……(辿々しい口調は、狂 気のせいか。視点もどこか焦点が定まっていないようだが、燃えるような目は一応皆に向いたまま、人差し指を皆に向け)
ルナ:……これ、ですか。(彼に背中を向けて、貰った印を見せて)
イリナ:…これ?(ジルに背の紋章を見せて)
黒斗GM:ジル>それだ。だから。話をしにきた。失った奴等のことは……ソレイユのこ とは、許さん。ソレイユのことは、全て、全て、全て全て焼き払い、灰燼へと消し去ってやる。誰にも、止めさせやしない。止められるだけの力もない。止めさ せる権利などありはしない!!! ……だが……。お前達だけは、俺を、止められる。お前達は、俺の、家族だからだ。
黒斗GM:ジル>チャンスを、やる。動くときは……知らせる。止めるつもりなら……やって来い。ソレイユまで。
イリナ:…力づくで、やらなきゃダメなの?
ルナ:……覚えておきます。
マイ:エイル>止めますよ、必ず(さも当然のように言い)
イオン:めんどくさい創造主なの。
黒斗GM:ジル>ヴェアヴォルフだけが、このジルを止められる力だ。ヴェアヴォルフとは……力の象徴だ。言葉では、止まらんさ、イリナ。
黒斗GM:ジル>……期待……フ。したくはないが、している。覚悟は、決めろ。もはやこの世に……俺を止められる力は、この時に限って。この世で、お前達だけだ。
ルナ:責任、重大ですね…覚悟しておきますよ。
イリナ:…いつもみたいに、弱気なことは言ってられない、よね。…家族だし。絶対に元に戻すから。
イオン:私はあんまり、止めるとか使命感で動けないから。ジルと死ぬ気で遊ぶことにするの。
イオン:どうせなら、こんなに大きくなったよーって伝えるのも一興だし。生んでくれた恩はかえさないとなの。
マイ:エイル>今は亡き他の家族の方々も隊長が無茶なことをしたら止めたでしょう、糖尿病の件のように貴方は聞きもしないかもしれませんが。……その時は殴ってでも止めるのが家族の仕事です
黒斗GM:ジル>……(口の端を、弱々しく持ち上げ。笑みのような、そうでないような 形にし)……そのときまで、息災でな。家族は長生きしてくれるに、限るぜ。(火の粉を、盛大に拭き上げて、そこに居たということを記すように草地を焦がし ながら姿を消した。空間転移ではなく、単純な脚力だけで、何処かへと皆の視界にも映らず、跳んだようだ)
ルナ:まあ、そうそう死にはしませんよ……そっちも、まぁ、お元気で。(虚空を見ながら手を振って)
イオン:…本当に、それまでに私達も生きてるといいの。
黒斗GM:クロエ>私は過労死しそうです。皆さんの治療で。
イリナ:…あんな事言ったけど、あんな動き、私じゃ一瞬も止められない気がする…
マイ:ワカメ>……こっちに来るならついでに異貌軍の幹部でも倒してきてくれればソレイユに帰れる確率も上がるのに
イオン:ハイリ>ナイスアイデアだけどさすがにジルけしかけたって冤罪はゴメンだよ。
黒斗GM:ダンタリオン>ちなみにワタクシ、皆様には協力しろと言われればするノリですがアレは御免蒙りますといいますか。
ルナ:まぁ、死ぬ気でなんとかするしかないんだろうねぇ…その時までにもうすこし強くなってたい。
イオン:生存率はあげたいのー。
黒斗GM:ダンタリオン>居ても役に立たないといいますか。これに限っては、ワタクシ であろうと誰であろうと、皆様以外は歯が立ちませぬゆえご了承の程宜しくお願い致します。力量ではなく、〝そういうこと〟になっちゃってるようであります からな。実感致しました。身を持って。ところで何方か抜いては頂けませぬか?
黒斗GM:ダンタリオン>杭。
マイ:エイル>彼の言葉通り私たち以外が手を出してもダメでしょう、無理強いたりはしませんよ。というかダンタリオンさんはもう帰っても良いですよ(力技で杭抜きながら)
黒斗GM:ダンタリオン>ありがとうございますぁー!?(血がブシャー)
イリナ:…治した方がいい?(
黒斗GM:ダンタリオン>お、お構い無く……(ピクピク……)
イオン:どうせすぐに治るの(ぐいー)
イオン:ハイリ>ボクもジルと戦える条件に入ってないんだ、その時はばっちり観戦するよ。カメラ回して。
マイ:ワカメ>下手に情けをかけるとストーカーになる可能性があるど(ルナ見ながら) それでもいいなら>イリナ
ルナ:こっち見ながら言わないで分かるけど(
黒斗GM:@