黒斗GM:@
黒斗GM:@——日は沈み、月が上り、月の輝きが増してくる。
黒斗GM:@
奥地で戦っているジルが、戦いながらも気を利かせているのか、苦戦して能力の制御が出来ていないだけなのか、
どちらにせよ森には幾つもの火柱が立ち上り明かりに困ることは無い。

明かりには困らないが夜は人狼の時間である、
満月の夜ともなれば人狼達はただでさえ常軌を逸した化物だというのにそれに拍車がかかる。

黒斗GM:@
不死身に近い再生能力に加えて、腕の一振りにおいてはつま先が掠っただけで木々を何本も薙ぎ倒し、一蹴りが十数メールある間合いでも一瞬で潰してくる。ま だそれほどでないにせよその片鱗を見せ始める化物に、さしもの怪物集団・人狼部隊と言えど瞬殺とは言い難い。しかしそれでも流石にハザード唯一、そしてハ ザード最強の攻撃部隊だ。優勢には変わりない。

黒斗GM:@
質は劣るやも知れないが、劣るといっても多少のもの、それを数で補い囲んで叩いて叩き殺す。

副隊長カイリの『いつも通りの作戦』で確実に数を減らしていく人狼の数を見れば
……件のカイリ副隊長は単身で実力ナンバー2をとっとと片付けて他に当たっているが……
情勢は決したといってもいいだろう。

黒斗GM:@
メンバー一行の相対している、立場上ナンバー2。

〝主化〟しかけた、300年前のルナの祖父という人物もそれを見て、憎々しそうな、それでいて晴れ晴れとしたような相反する色を浮かべた複雑な笑みを浮か べていた。これはこれで稀有な男だ、半獣形態を取らずに皆とそこそこには戦える能力もそうだが、元の人格と人狼としての人格が常に中途半端にまじりあって いる。

黒斗GM:@
憎々しそうであるは、同胞がやられていく様を見ている人狼としての人格だろう。
晴れ晴れしそうなのは、かつての敵が滅するのを見ているルナの祖父としての人格だろう。

戦いの途中に〝主の記憶〟にせっつかれていたようだが、それにいちいち文句を言うし。
能力の仔細も弱点も皆にバラすのに、皆を殺すつもりで襲い掛かってくる。

黒斗GM:@
……元の自我が濃い。しかし、それもそうだろう。この時代のルナはどうも人狼達に〝後一歩〟のところまで追い詰められたそうだが、それを邪魔したのはこの 男だ。ようは捕らえられそうな所に割って入って、彼女を殺したのだろう。そんな事が、人狼の波に単身突っ込んでいくことが出来る度胸は並大抵のものではな い。

黒斗GM:@
……しかし、度胸もそうだが、そんなことが出来る実力の割にはカイリ副隊長曰く『人狼の中ではフツーの実力』。そんなはずは、ないのだが。
答えはすぐに、本人の口から語られる。

黒斗GM:@
人狼>この回復陣はな、元々のもんじゃあない。適正があったから主に刻まれたんだ、死なない駒はあったほうが便利だろ。けどまあ適正が有り過ぎた、見ろ、 月も殆ど上ってないのにこの回復力。ほぼ不死身と来たもんだ、生半じゃ死なねぇと解ってるもんだから日に日に剣筋は鈍る一方ってぇやつよ。ったく。忌々し い。

黒斗GM:@
……だそうだ。ついでに、強すぎる元の人格がさして生を望んでいないせいで、余計実力は落ちているのだろう。
皆にとっては良いニュースである。ただでさえこの厄介さ、全盛期だったら立場・実力共にきちんとナンバー2だろうから。

黒斗GM:@
人狼>まあ、それは兎も角、早く片付けろ。月が登り切っちまったら、もう殺せんぞ。

黒斗GM:@
エイルから奪った斧槍をくるくると回して遊び、それをしっかと手に持ち、皆に背を向け。イリナへと、走りだした。

黒斗GM:@こんなところからスタートです
イリナ:…これ、ピンチだよね(冷や汗たらー)
エイル:殺す以前にこっちが殺られそうなのが辛いっ! イリナっ、なるべく背を見せずに逃げて下さい!
イオン:イーリナー、頑張って逃げるか避けるか殴るかしてなのー。
ルナ:冗談じゃないよね、まったくっ(双剣を構えて駆け出し)
黒斗GM:人狼>ピンチだなぁ。さすがに後衛術士一人ぐらい今でもどうとでも出来る、仲間がアドバイスしてるぞ、どうにかしろー。
黒斗GM:人狼>(地面を、一蹴り。軽い動作に見えるがそれだけで数メートルは吹き飛ぶように飛び上がり、ハルバードを振り被りながらイリナへと落下していく)
エイル:(まだ回る視界を気合ビンタでたたき起こし、背からバスタードソードを引き抜く)
イリナ:…仕方ないか、ほぼ間違いなく戦いづらくなると思うけど許してね!(そう言うが早いか、上段に向かってボタンの盾を生成。 それと同時に、裁縫箱から普通のサイズのまち針を取り出し、地面に落とした。)
ルナ:遠慮しなくていいよ、自分が生き残るのを最優先に!(イリナの動きを見て、たん、と地を蹴って幅跳びのように跳躍する)
イオン:こっちの事はいいから好きに闘るの! いい加減決定打を与えないと殺しきれないし!(最後尾を追うように走りだし)
イリナ:(瞬間、イリナを中心に周囲10mの地面が棉に変わる。周りの木々も飲み込まれていくのを見ると深さは10m程だろうか。)
エイル:生きていればモーマンタイです!(面の変化を見てそのギリギリ境界目指して駆けだす)
黒斗GM:人狼>(大上段に振り被ったハルバードを、しかし刃筋ではなく斧の腹を向けるように持ち替えてからボタンの盾を思いっきりぶっ叩く。破壊……ではなく、利用。ぶっ叩いたボタンの盾をイリナ目掛けてすっ飛ばした)
ルナ:あ、ぶ、なっ!(騒霊で宙に浮いて綿地面の影響を回避。さらにボタンの盾に騒霊を作用させ、軌道を逸らそうと)
黒斗GM:人狼>(叩いた反動で中空で一回軽く跳ねてから、綿に変わった地面に着地して。本人の重さとハルバードの重さで膝まで一気に沈んだ)ほお。
イリナ:きゃあぁっ!?(咄嗟に後方に飛び、人狼から離れるように自ら棉に飛び込んだ)
黒斗GM:人狼>@(本人が自ら奮ったハルバードならともかく、もともとイリナのボタ ンの盾を力技で強引にふっ飛ばしただけなのでさして威力は……それでもイリナが喰らえば無事では済まないが威力は絶大というには遠い。騒霊でズラされたボ タンの盾は、イリナの服を多少引っ掛け、木々に当たり、木を何本か薙ぎ倒してから停止した)
ルナ:大丈夫イリナさん?!(騒霊を切って、人狼目掛けて上空から落下する。重力の加速をつけた斬撃で狙うは相手の首筋の裏)
黒斗GM:人狼>底無し沼か? いや、感触は泥というより柔い綿のソファ……綿? ……変わった魔術だ。
イリナ:(服に引っ張られ、軽く飛ばされる)ふわぁっ!…棉に変えてて助かった…ボタン戻せばよかったじゃん…(木々を一通りなぎ倒した後、思い出したかのようにボタンが霧散する)
黒斗GM:人狼>(ハルバードの柄を横合いに持ち上げ、頭上に掲げて斬撃を受け止める。腕は問題なく受け止めきるが、かわりに衝撃で腰まで沈んだ)……変わってるが。厄介だな。
イオン:今日は大盤振る舞いなの…!(小レイドを一匹召喚。人狼の腰裏に向けて食らいつかせるとすぐさまその後を追わせるように炎刀を撃つ。小レイドの到達速度を炎刀で加速させてぶつけようと)
エイル:自重が重い分綿の海は苦手なのですよね(面と土の境界ギリギリで踏みとどまり、イリナの位置を見て大きく跳躍。人狼とイリナの間に割って入ろうとする)
ルナ:……ふと思ったんだけど。これ、綿ってことは、燃えるよね…?(受けられた剣を軸にして、身体のバネと騒霊の力で再跳躍。空中で狂骨を召喚しながら)
黒斗GM:人狼>っおお。そのナリで意外と飛ぶな! ……いや、女子にそのナリで意外とか失敬だったな。
イリナ:一人で逃げてる時は便利だけど、皆と一緒に戦うとなかなか使えなくて不便なんだけどね…(さり気なく自分の身体に魔力の糸を巻き付けてから針をマリーに向かって飛ばし、マリーがその針を加えて飛ぶ。マリオ◯ートのように棉から救出されていく)
イリナ:……試したことないけど、燃えると思う!(
エイル:(ぼすんと着地し、釣りレスキューされていくイリナを背に庇う)
黒斗GM:人狼>(頭上から来る剣撃ぐらいには対処できたものの、腕はそれに使用しているうえに、腰まで沈んで振り返れない状態では背後からの加速レイドにはどうしようもない。腰に食らいつかれた上に背骨を焼き切られて、さすがに仰け反り、口から溢れるように血が零れた)ぐぶっ。
エイル:お構いなく。戦場において男女の別など無い故
ルナ:一応、気をつけようかっ!(すかさず相手の頭上から狂骨射出。狙うは頭部の回復陣)
黒斗GM:人狼>お言葉に甘えよう。それはそれにしても……どれ。(口から零れた血 を、ごくりと飲み干し。口から腰から血を滴らせた上に、頭に狂骨を叩き付けられては、ぐわんと一回頭が揺れて目が泳ぎながらもハルバードを近くに突き刺し てか綿の地面を掴んで。沈んで。引っこ抜いて。沈まないような位置に、表面に手を添え)
黒斗GM:人狼>よいしょ。(ずぼっ。と、音を立てて事も無げに、沈むはずの両手を支えに、下半身を引っこ抜いた)
黒斗GM:人狼>あ、意外といけるわ。(その上更に、つま先を綿の地面に付け。立ち上がってしまう)
イオン:何で!?
エイル:何だろう、頭が固いせいか目の前の原理が分かりません(
ルナ:うわ、非常識っ!(
イリナ:…そんな風に対処されたのの初めて(
イリナ:@のが多い(
エイル:とは言え、足場は綿で変わりないはず!(綿の足場の深くに自ら入り込み、腰を込めて長剣をフルスイング。津波を起こす要領で人狼の足場を崩す、と言うか衝撃波で吹っ飛ばそうとする)
ルナ:こっちもこっちで非常識!(空中に浮かびながら、狂骨とジャックランタンを召喚し追撃の準備を)
黒斗GM:人狼>(小さく膝を屈めて、飛ぶ。イリナに迫った時ほどの跳躍力はないがそれでも綿の津波を飛び越え、きれなかったのをそ津波をさらに爪先で蹴り、二段跳躍。そしてまた落下し、落下したのも綿の上だが、すとんと何気なく沈みもせずにエイルの前へと着地して)
黒斗GM:人狼>(腰を僅かに捻るだけでも血飛沫が吹き出しながらも、足を振り、エイルの顎を横合いから撃つための下段蹴り)
イオン:あっ非常識のレベルなら負けてなかったの!(エイルの前に立った人狼の足元に伝っていくように、近くの綿に槍先を突き刺して炎刀を撃つ。足元の綿を燃やし、消失させて足場を崩そうと)
ルナ:っと、マズいかな!
エイル:(振り切った剣を引き戻し、手甲で逆側を支えつつ剣の刃で蹴りを受け止めようとする)
黒斗GM:人狼>なんのことはない、今しがた食らったルナの、なんだ、名前は知らん が、この魔力の総反発術式。こいつを頭から手平と爪先に流し、綿と反発させながら小衝撃を発生させてまずは浮く。あとは東方の拳法を知っているか? その 中に軽身功というのがあってな、それの応用だ。
黒斗GM:人狼>(剣筋に足が食い込むのも構わず、蹴り抜いた。おかげで左足が切り捨てられたが切り捨てられる寸前に、爪先が、がつん、とした小さな衝撃程度ではあるがエイルの顎に入る)
ルナ:そこまで一瞬で応用発展されちゃ立つ瀬がないんだけどね!(相手の足場が崩れたタイミングを見計らって、衝撃のジャックランタンと破魔の狂骨の同時撃ち。狙うは首筋、そして胸部)
黒斗GM:人狼>(残った右足だけで、また、飛ぶ。炎から逃れるためだったがそれが仇 になった、中空故、腰と足とに負傷をおっているにくわえ、頭と腰の回復陣も補修中では五体満足のときのような回復力は見込めない。足も腰も再生中のために 反応も遅れ、首はなんとか腕で防いだものの皮と肉とが弾け、胸部には直接食らって左胸の回復陣が破壊され、しかも衝撃で身体全体が持って行かれて木に叩き 付けられた)っぐ。
イリナ:よくわかんないけど、驚いてる場合じゃないかなっ(まち針を10数本生成し、人狼の両手両足、各関節に向かって飛ばし、突き刺して可動域を制限しようと)
エイル:――ッ!(顎に入ったことで一瞬視界がチラつくものの、ルナのお蔭で間合いを取るのに成功する) 助かりましたルナ
イオン:いい感じに弱ってるの! 月が登り切る前にケリつけなくちゃ!
ルナ:なんとか入った。あとは首!(燃える綿の地面を避けて着地して)
エイル:さてっ、とっ(背中のハルバードの鞘を足元に置き、それを足場に跳躍、吹っ飛んだ人狼の元に追撃せんと追いかける)
黒斗GM:人狼>(身を起こそうとしたところで、待ち針が何本も身体に突き刺さって、 可動域を封じられたために、ずるずると背にした木を伝いに尻餅を付く。自分の身体を見据えれば、腰の、胸の、あとは見えないが頭の回復陣は首の回復陣に よって補修されているが、そのため身体の回復が遅いのが本人にも傍目にも伺える。そろそろ腰の傷そのものは治りつつあるが腕は血が止まるが精々、一向に元 に戻らない)
ルナ:この隙にやってエイル。全力で!(騒霊でイリナの針をしっかりと固定し、鎧越しにエイルの動作補助)
イリナ:っとと(人狼が吹き飛ばされたのを見て、棉の地面を挟んで対角線上に着地する)
黒斗GM:人狼>ッフ。痛みが戻ってきた。身体も回復が遅れてるなぁ、ようやく元の身体に戻ったような心持ちだ。
イオン:それはよかったの。どうせ死ぬなら痛くて死んだほうが健全だからね。
エイル:了解、フルパワーで行きます! できれば耳を塞ぎましょう!(ルナの補助を活かすために高々と跳躍、頂点で剣を大上段に構えると、月を背に覆い隠すように急降下。そのまま縦に高速回転しながら巨大な鉄槌の如き振り下ろしを人狼の脳天目掛けて叩き込もうとする)
イリナ:痛いのはやだなぁ…(マリーの胸毛に埋まって対ショック体勢)
ルナ:音速でも超える気なのかなこの英霊!(振り下ろしに更に騒霊で加速を付加。針の固定も緩めぬように)
黒斗GM:人狼>中々の格好良さじゃあないか。そいつを受けるには少し不格好だが……まあ、許せ。戦いってぇのはどっちも格好良くは、いかん。
黒斗GM:人狼>(月を背景に大きく大きく振りかぶられたハルバードが、振り下ろされる威圧感を受けながら、口端を釣り上げ。抵抗する体力も足りない、気力はそもそも元々欠けている上で笑い)達者でな。皆の衆。
ルナ:……ありがとう。さよなら。
エイル:格好は付かずとも、、渋いですよ
イオン:おやすみなの。
イリナ:…ありがとうございました。
黒斗GM:人狼>(——叩き込まれた。頭髪に触れては髪を弾き飛ばし、皮膚に触れては 皮膚を裂き、頭蓋に入り天辺から股下までを引き千切りながら地面に叩き込まれたハルバードの威力たるや、そこを中心地として衝撃を巻き起こしては土の地面 を、綿の地面を、木々を、葉っぱを、そして人狼の身体を吹き飛ばし、衝撃と爆音を撒き散らす)
エイル:去らばっ!! せぇぇりゃぁぁぁぁ!!!(銀閃が着弾すると同時にどこの戦略兵器だと言いたくなる轟音と振動が鳴り響く)
ルナ:……ひっさしぶりに、凄いね。
イオン:(衝撃波でふわっと浮いた)
イリナ:きゃぁぁっ!?(マリーの翼に守られながらも、衝撃で更にマリーに埋まった)
ルナ:大丈夫ー?(騒霊で上空に逃げた)
イオン:(樹の枝に引っかかって洗濯物みたいになびいてる)
黒斗GM:@
(残るは、クレーターのみ。そこにあった名も知れぬ誰かの残骸一つ、遺髪も遺品も一つ残らず何もなく。
地表にあったもの全てが二十も三十もメートル単位で飛んでいってしまったようだ)

エイル:(クレーターのど真ん中で主に跪くような姿勢で止まっている)
イリナ:マリー>っ…耳を塞ぐ腕がないことを、これほど後悔したことはないですね…
ルナ:爆心地みたいになってるね……(そっと祈りながら)
エイル:(その姿勢のまま暫し黙とうを捧げ、立ち上がろうとしてフラッとこけた)
黒斗GM:ジル>(手を伸ばして、イオンを飛ばされてる洗濯物を取るようにひょいっと掴んで、そのまま洗濯籠に入れるように、しかし洗濯籠はないので地面にぽいっ)
エイル:お……
イオン:おうふ(べしゃ)
イリナ:マリー>念のため、火葬したほうがよいのでしょうか
黒斗GM:ジル>おっす。派手にやったな。
エイル:お……
エイル:……なかが、空きました(ヘロヘロしてる)
ルナ:あ、ジルさん。そっちも終わりましたか?……うちの主砲は燃料切れみたいです(
エイル:火葬は、した方が良いでしょう。弔う意味でも、再生的な意味でも
エイル:ワカメ>(茂みからひょっこり顔を出して)終わった?
イオン:エイルお疲れ様なのー。確かにお腹すいた。
イリナ:……人狼が目の前にいた時くらい怖かった…(半泣きで地面にへたり込んだ)
黒斗GM:ジル>キャンプに帰ったらありったけ燃料(メシ)入れて(食わせて)やるよ。火葬は……いい。俺があとでこの森ごと燃やす。
ルナ:ごめんねイリナさん、こっちのミスで危ない目にあわせて。(地面に降りてきてぽんぽん、と頭を撫でようと)
エイル:ワカメ>ハザード的に良いのかい? 燃やしちゃって
黒斗GM:ジル>こっちは。はい。(なんか持ってると思ったら、人狼の首。しかもその人狼の顔付き、当然のように初戦で吹き飛ばした、〝主〟の首だ)
黒斗GM:ジル>不死身に近い化物のなかでも、さらに不死身な人狼が居るんなら致し方無い。という体で上には報告する。
イオン:レッツ森林破壊なの。
ルナ:そっちはあっさりですね…まぁ予想してたけど。
エイル:ワカメ>なるほど、下手に生き残られるよりはってことか
イリナ:ううん、私も一応自分の身くらい守れるようにしないといけなかったし…(ルナさんの胸に飛び込んで)
黒斗GM:ジル>別にあっさりじゃない。そこそこ手間取った、ほら、あっちこっち擦り傷だらけだろうが。
イオン:擦り傷ですんでるのがダメなの。
イリナ:マリー>それで手間取ったんですか… 火葬の件はお任せします。
エイル:ワカメ>普段なら擦り傷ぐらいって思うけど。「うわっ、こいつジルに擦り傷つけてるすげー」ってなるのがなんかもう、うん(
黒斗GM:ジル>そういうこった。討伐でこんなにボロにされたのは……ニ~三年ぶりくらいか、まあ、よくやったほうだと褒めてやれよ。
ルナ:綿や針、いい支援でした。ありがとう。(イリナさんぎゅっとしてよしよし)それじゃ、早く後始末してご飯にしましょうか。傷の手当とかも手伝えますけど?
イリナ:戻ったら甘いものいっぱい食べる… 切り傷とかの縫合はまかせて。元があればくっつけられるから。
黒斗GM:ジル>手当は自分たちで済ませるからいい。そっちも疲れたろ、魔力消費は控 えとけ。つーかカイリは何やってんだ? というかお前達、途中で見てたがよく〝ハイマン〟相手に勝てたな? 最後のほうちょっと見てたが。今回の件一番の 驚きといってもいい(ぽいっ。って主の首をクレーターに投げ込み)
イオン:ハイマン? あの人狼ハイマンっていうの?
イリナ:マリー>人狼とは違うのでしょうか?
ルナ:今日ばかりはデザートも全解禁でいいかな。……彼のこと、ご存知だったんですか?
エイル:やはり名のある方でしたか
エイル:(全解禁と聞いてシャキッと立ち上がった)
イリナ:ルナさん大好き!(目が輝いた)
黒斗GM:ジル>人狼は人狼だが。というか人狼になってたのも驚きだ。〝ハザードの竜〟って呼ばれてた男だ。
イオン:有名な人?
ルナ:今日だけだからねー(よしよし)ハザードの竜…以前は相当な凄腕だったんでしょうか
黒斗GM:ジル>竜狩り専門の賞金稼ぎ。
黒斗GM:ジル>半世紀も前に引退して、どっかで隠居してると聞いてたが……そうかぁ。こうなっちまってたかぁ。
ルナ:……その一言でもうトンデモですね。
イリナ:マリー>それは…同族としてはなんとも言いがたいですね…
エイル:ワカメ>なるほど、それはまた。マリーさんと対峙しなくて良かったと思うべきなんだろうね
イオン:まぁルナの身内としては相応しいの。
ルナ:どういう意味?(
黒斗GM:ジル>俺も人から〝炎竜〟なんて呼ばれちゃいる身だからな。一度、叶わぬ夢なれど全盛期の彼と手合わせしたかったよ。全盛期の若いころ見れただけでもよしとしとくか……(クレーターの前に立ち、両手を合わせて、黙祷)……。
黒斗GM:ジル>……(手を下ろし)身内か。凄いな、おい。
イオン:ルナの(輪廻回数的に)遠縁なの。
イリナ:遠いような近いような遠縁…?
ルナ:今の私とは血縁はありませんが。まぁ前世の身内であり恩人、なんでしょうね。今はよく覚えてないけど。
黒斗GM:ジル>現世に戻って、記憶も思い出したら、召喚して話でもしてみたらどうだ。あの男なら英霊の座に居てもおかしくあるまい。
ルナ:そうですね、できればそうしてみます。ちゃんとお礼も言いたいし。
イオン:またエイルのお兄ちゃんとモンハンしてたり(
イリナ:そういえば…ここでの出来事って元の時代ではどうなるのかな。
エイル:なんかこの縁で知り合いになってホントにやってそうで怖いです(
ルナ:あんまり深く考えないほうが衛生上いい気がする(
黒斗GM:ジル>元の時代って。俺からすれば300年後か。そこまで長生きするつもりもないしどうなってるかはさっぱり判らんが……
イリナ:…(とても遠い目)
黒斗GM:ジル>お前達の存在は報告しないつもりなので記録には残っていないだろう。というか、どう報告しろって感じだしな。
イオン:まぁそれが無難なの。
ルナ:ですよねー。
エイル:ワカメ>(生き生きした顔で)深く考えたかったら講義するよ? 時の不可逆性に対するパラドックスとその証明について。3日ぐらい寝かせないかもしれないけど(
エイル:下手に干渉して元の時代が全然別のものになっていても困りますしね
黒斗GM:ジル>クロエあたりなら三百年でも六百年でも普通に稼働してそうだし人形師も多分生きてるだろ。そういう奴等の記憶には残るかもな。
イオン:こんなに生き生きしたワカメも中々いないの。
イオン:(ジルをじー)
黒斗GM:ジル>ん? 何だ。
ルナ:謹んで遠慮しとくよ兄さん(
イオン:なんでもないの、とりあえずあれなの。体には気をつけるの。
エイル:ワカメ>えー(殺人的に分厚い本を抱えながら)
イリナ:いや(隠し持っていた水飴をワカメの口に叩き込んだ)
イオン:ハイリ>タウンページすら生ぬるいねそれ(もそもそ戻ってきた)
黒斗GM:ジル>糖尿病の事か……わかってるよ……。……ああ、そうだ、しかし何のかんの役には立って貰った。礼がお前達の手伝いとメシの世話ってのも申し訳ない。
エイル:ワカメ>ほがっ、ふがっ、ほがほががっっ(息がっ、息がっ、あと甘いっ)
黒斗GM:ジル>全員一列に並んで背中向けろ。
ルナ:?(きょとんとしつつ言われた通り背を向けて)
イリナ:こう?(水飴をぽっけに戻してジルに背を向ける)
エイル:(それどころじゃなさそうなワカメの身体を強引にねじりつつ自分も背を向け)
イオン:なにするのー?(背中向ける)
黒斗GM:ジル>後々、隊員連中からも色々貰うかもしれんが、俺個人からのせめてもの 礼だ。(右手を掲げると、掌から火の粉が舞う。その右手で其々一人ずつビシバシと背中を叩けば多少熱く焦げ臭く、煙も僅かに漂うが。確認してみれば各自の 服の背中に、小鳥を食む狼の刻印がデカデカと焼かれていた)揃い。(自分も背中を見せれば、ジルは勿論隊員達が羽織っているコートの背中にあるマークと同 じ。『ヴェアヴォルフ』の刻印だ)
ルナ:あつっ……と、おぉ。(みんなの背中見て)なんか、格好いいですね。ちょっと嬉しい。
イオン:おおー。何かかっこいいの!
エイル:おや、少しは認めて頂けたということでしょうか
イリナ:あっつい!? ……かっこいい…!(皆のを見て、コートを脱いで自分のを確認する)
黒斗GM:ジル>俺達の業務を、利害の都合上とはいえ手伝った。人柄のほうは、あの奇 天烈が服着て歩いてるような人形師に口添えされるぐらいだしキャンプ地でも確認したから問題無い。実力の程も、もうちょい鍛えりゃいい戦力に成る。俺達の 家族のマークをやるには、まあ認めるには充分だ。
ルナ:ありがとうございます、ジルさん。(深く頭を下げて)
イリナ:私も貰ってよかったのかな…(少し不安そうに)
エイル:ありがとうございます。誇りを胸に、大切にします
黒斗GM:ジル>どういたしまして。(ぽんぽんとイリナの頭撫でつつ)そんじゃ、帰って、つってもさっきのキャンプ地だが帰って飯にすっか。
黒斗GM:@