黒斗GM:@
黒斗GM:@エイボン が 仲間 に 加わった!
黒斗GM:@
説教やらお茶会やらを通じて色々と情報交換をしたり親交を暖めたりしたあとに、事態解決に向けて動き出す前に、
幾つか念頭に入れておかなければならないことを説明される。

黒斗GM:@
『いいかい、まずは一つ目だ。

 荒唐無稽なまでに空間と時間が切り貼り継ぎ接ぎされてしまっているが、これはどうしようもないので放っておく事。
 これこそが今回の異界だ、異界の中を自由に動き回れるなんていうのは高度な空間操作魔術の使い手の特権だからね』

黒斗GM:@
『二つ目。

 君達はこれからこの無軌道な時空間の中を歩き回り、旅をしながら、融合点を見つけなければならない。
 融合点とは呼んでそのまま〝始まりなき箱庭〟と〝終わりなき箱庭〟を〝繋ぐための力〟でね』

『この〝繋がる力〟が十分に働いていないからこの事態は発生した。二つの箱庭はどちらも強力な鍵だからね、それ等が繋がろうというのに肝心の繋がるための力がなければ二つの巨大な力が接触して大きな破壊を起こすだけだ、その大きな破壊の一部がこの異界、この騒動という訳。

 ああ、心配せずとも必ずどこかにあるはずだ、無ければとっくに大爆発を起こしている筈だし』

黒斗GM:@
『探して見つかるものかって? よろしい、三つ目だ、二つ目の補足の補足でもあるが、まあ、このあたりはダンタリオンに感謝しても良い。マイちゃんを連れ て行くように提案したのは実にいい提案だ、彼女はなにせ数百年近く箱庭に滞在している人間だからね、縁が半端ないのさ。繋がる力も何とかかんとか力を十全 に発揮しようとしているだろうから、その切っ掛けとして安定した縁や場所を探す、繋がる力もマイを探している』

黒斗GM:@
『ここまではいいかい? おさらいするよ?

 時空間が頻繁に切り替わるのは諦めろ、
 この時空間のどこかにある『解決できる力』を探せ、
 『解決できる力』は必ずどこかにあってマイちゃんと引き付けあっているから見つかる。

 さて、まずはここまでで、質問があるなら受け付けよう』

黒斗GM:@長ったらしい説明がまだもうすこし続くことにウンザリするのも、事態が起きてからまだ半日も経っていないのにここまで調べられるエイボンの技量に驚くのも、とりあえず後にして質問タイムが始まる。こんなところからスタートです。
マイ:うむ、つまり私すげぇということだな(無い胸張りつつ)
イオン:ちなみにマイがその力を察することとかできるのー? その方向にアホ毛が立ってレーダーみたいに指し示すとか(
マイ:ワカメ>大分昔のアニメとかにありそうだね(
黒斗GM:エイボン>目玉なら人形用のがあるので造ってもいいが、それはさておき。
黒斗GM:エイボン>個人の感覚的な話なので保証しかねるし、アホ毛がレーダーになるかは解らないが何らかの形で察知は出来る筈だ
マイ:取りあえず近づいたら分かるというわけか(髪型セットしてアホ毛作りつつ)
イリナ:ほんとに反応するかな(わくわく)
イオン:ハイリ>取り敢えず現時点で何か感じるか試してみてよ、闇雲に歩くんじゃ大変だしね。
マイ:んー…… 東西南北でもいいから分からないかな…… (眼前にアホ毛をたらし、ダウジングのように揺らしながらゆっくり一回転する)
黒斗GM:@マイのアホ毛がヴィンッ!! と立ち上がり、北。今まで歩いてきて、エイボンが居たため一時停止したもののこれから歩いていくはずだった方向を指す
イオン:反応したの!!
イオン:ハイリ>思った以上に反応激しいね!
黒斗GM:エイボン>まさか本当にアホ毛がレーダーとなるとは。さすが異界、恐れ入ったよ
マイ:よ、予想以上に反応したな、ヴィンヴィンくるぞ(
イオン:取り敢えずさっき進もうとした方向でよさそうなの。
マイ:エイル>まずは向かえば良いようですね
イリナ:マリー>何があるかわかりませんし、気をつけてくださいね
黒斗GM:エイボン>さて、それでは、他に質問がないようならもう少し先を話そうか
マイ:ワカメ>何かありそうだったらマリーに偵察をお願いするかもしれないね
イオン:はいはい、お願いするの。
黒斗GM:エイボン>何故私が今の時点でこんなにくどくどと説明するか、ということ。必要なら必要なときに言えばよいかもしれないけれど、まあこれは性分も有る、しかしそれ以上に必要なときに私がその場にいない可能性も大きいからだよ。
イリナ:どういうこと?
黒斗GM:エイボン>実を言うと、次の空間転移に付いていけるかどうかも既に怪しくてね。や はりどうも、なんらかの原因でクロエが来れないから縁のある私が来た、というのは間違いないが私が異物であるということも間違いないようで。先程からどう もこの異界に歓迎されていないような感じだ。
イオン:じゃあどっかで消えるか、クロエと交代するの?
黒斗GM:エイボン>おそらくはそうなるだろう。
マイ:うむ、それはちょっと寂しいな。……そうだ、今のうちに記念写真でも撮らないか? 
マイ:クロエに見せたら反応が面白そうだし(
イオン:ハイリ>それはいいね(
イリナ:(凄い残念そうな顔)
黒斗GM:エイボン>何故私はそんなにそのクロエから避けられているのか知らないしこればかりはあまり知りたくないが(
黒斗GM:エイボン>記念写真、いいね、撮ろうか。今準備するよ。
イリナ:写真!?いいの!?生のエイボン様と!?(表情がコロコロ変わって忙しい幼女)
マイ:いつの時代も親やお師匠様とはそんなものじゃないかな
マイ:よし、イリナ、皆、私たちは並んで待機だ! 二枚目は変顔なっ(
イリナ:へ、変顔…?(知らないらしい)
イオン:ハイリ>お嬢様ノリノリじゃないか。あとせめてアヒル口くらいで勘弁してあげて(
マイ:カメラに向かってにらめっこするのだ( うむ、まぁ強制はせんからアヒル口ぐらいでも構わんぞ
黒斗GM:エイボン>(手と手をパンパンと叩くと、工房の中からお茶セットと同じくスタンドと写真機がふよふよ浮いてくる)
イリナ:そういうの流行ってるのかな…?
マイ:ワカメ>おお、えらく本格的だね。人形の撮影用かな
黒斗GM:エイボン>さて、えーと、これをこうして(スタンド立てて写真機置いて)ご名答。工房で撮るためのものだがね、本格的に着飾って、背景を用意して……と、なると、私の工房では狭いから、別途写真屋さんにお願いして写真館を借り受けるが。
イオン:さすが人形を作るプロなの。
イリナ:私もああいうのほしいなぁ…(機材を見て目が輝く)
黒斗GM:エイボン>さ、セットはこれで良し。撮影は私が遠隔念動魔術でやるから、並ぼう。
イオン:わーい並ぶのー(けもみと一緒に加わる)
イリナ:わたし、エイボン様の隣でいいですか!
マイ:そういえば皆と写真を撮るのは初めてか、ワクワクしてきた
イリナ:マリー>(一番後ろに加わる)
イオン:ハイリ>良い記念になるね。
黒斗GM:エイボン>背丈が違うからね、イリナちゃんは私の前に来給え。イオンちゃんとマイちゃんとイリナちゃんは一番前で。
黒斗GM:エイボン>私とハイリちゃんがその後ろ。マリーちゃんはさらにその後ろかな。
マイ:うむ(前に並び)
イリナ:は、はいっ!(エイボン様の前に陣取る)
イオン:配置オッケーなの。
黒斗GM:エイボン>じゃあ、何枚か撮るから。はい、一枚目。say cheese?(イリナの首元に腕を絡め)
マイ:ちーず!(元気よくVサインしながら)
イリナ:ひゃぁっ!?(びくっと肩を震わせて驚いた表情でシャッターが降りた)
イオン:ちーずー!(横ピ)
イオン:ハイリ>(やるなこの人形師…)
黒斗GM:エイボン>(ガシュッ。と機械音。撮れたようだ。フラッシュは思いの外強くない)ッハッハッハ。二枚目、cheese(腕をイリナからといて、今度は両隣にいるけもみとエイルの肩に手を回して、ぐいっと引き寄せ)
マイ:エイル>おおっと(期ぜずしてエイボンに顔をよせる結果に)
イオン:ハイリ>おおっ!?(エイルの反対側から頬をふにっと触れるくらい寄る)
マイ:ちぃぃぃずっ(寄り目でたらこ唇を作り全力で変顔中)
イリナ:ええっと…(今度は精一杯の笑顔で)
黒斗GM:エイボン>(ガシュッ)記念写真はちょっとぐらいハッちゃけないとね、二人とも、ありがとう。さぁ、三枚目。cheese(二人から両腕を解いて、三枚目こそ普通にVサイン)
マイ:ワカメ>チーズ!(イリナの背後から心霊写真風味に腕を出しながらVサイン)「
イオン:ハイリ>ワカメ怖い(ピースしつつ)
イリナ:ち、ちーず!(慌ててVサイン)
黒斗GM:エイボン>(ガシュッ)ワカメ君、心得てるねぇ。では、これでお仕舞い。
どどんとふ:「マイ」がログインしました。
黒斗GM:エイボン>現像には時間が掛かるので、まあ何分、ほら、見てくれ通り古いだろう、この写真機。それを待ってもらうのも何だし、写真は未来の私から受け取ってもらおう。
イオン:…無くしてないか不安なの(
マイ:ワカメ>300年越しの写真か、一気に貴重品になるね(
イリナ:あ、変顔…(忘れてた/ぁ)
黒斗GM:エイボン>何、物持ちはいいほうだ。それにあまり人と写真も撮らないから大切にするだろうさ。
イオン:じゃあ帰ったら本人に聞くの。
イリナ:……そういえば、もしかして300年後のエイボン様はもともと私の事知ってたのかな?
黒斗GM:エイボン>いいや、知らないはずだ。今の私と君達が別れてはじめてこの過去は未来の私に繋がるだろう。
黒斗GM:エイボン>そしてこれが、最後の注意事項だ。気をつけたまえ、君達にとっての過去である今は、過去に生きている人間にとっての現在である。接することがあるかもしれないのは仕方無い、記憶に残るのも仕方ないが、決して未来の事柄を勘付かれたり教えたりはしないように。
イオン:ハイリ>タイムパラドックスってやつだね。
黒斗GM:エイボン>そう。自分で言うのもなんだが未来のことを知っても何ら影響のない私がおかしいんだ。
イリナ:マリー>歴史が変わる可能性がある、ということですか?
黒斗GM:エイボン>そう。未来を知って行動になんら影響のない人間など極少数だからね、影響させないようにしてくれ。
イオン:分かったの—。
マイ:分かりました。エイボンさん以外の人と出会うことがあれば気を付けます
黒斗GM:エイボン>……それで、思い当たったのだが。クロエはこの年代かそれに近い時期に何か歴史的な大事件に巻き込まれてないかい? もしかしたらそれでこのあたりの時代に来れないのかもしれない。
どどんとふ:「マイ」がログインしました。
マイ:ワカメ>あー。多分、歴史の教科書に載るぐらいのことには巻き込まれてるんじゃないかな(
イオン:ハイリ>そうだね、おもいっきり巻き込まれてるね(
イリナ:そうなの?
黒斗GM:エイボン>その言い方だと巻き込まれるどころか当事者かな。来れない筈だ……。
黒斗GM:エイボン>だとすると、私も噛んでいるはずだが。さて、だというのに私はこの場に 居る。そういえばダンタリオンに会っていたね、ひょっとしたら奴が何か紐付けでもしてくれたのかも知れないが……だとすると君達、相当奴に気に入られてる ね? 元々契約者にはかなり親切な奴ではあるが……
マイ:ワカメ>気に入られてるというかストーキングされてるというか(
イオン:私たちにくっついてると面白いもの見れると思ってるフシがあるの(
黒斗GM:エイボン>心労お察しするよ(
イオン:ハイリ>まぁ、こうしてたまに役に立つから…(
黒斗GM:エイボン>たまにでも役に立ってもらわんと付き合い切れんからね。さ、それじゃあ、行こうか?
マイ:ワカメ>これも悪魔憑きっていくのかな。ん、行こうか
マイ:そういえば、融合点を見つけたらどうするのだ? 壊せばいいのか?
イオン:そういえばそこのところを聞いてなかったの。
黒斗GM:エイボン>(北へと向かってゆっくりと歩き出し)場合による。まったくもって不完全な場合は破壊してやったほうが新しく再生成されるだろうし、不完全ながらもある程度起動していればマイちゃんを見つけたらマイちゃんを寄り代に完全起動するだろう。
イリナ:マリー>起動しないようでしたら壊せばいいのですね
黒斗GM:エイボン>融合点がどんな形になっているか解らないが、見分け方は簡単だ。明らかに異界発生源っぽく空間歪んでたらある程度起動している状態だし、反応はあるのに空間歪んでなかったら不完全だよ。
マイ:なるほど、ではケースバイケースで行くか
イオン:面倒がないと嬉しいの。これ以上の。
黒斗GM:エイボン>出来ればそれが解る者が近くにいることを願う。未来の私がその場に居合わせられれば言うことないが……
イリナ:私はちょっと楽しいかも。珍しく(
マイ:ワカメ>確かに珍しいね(
黒斗GM:エイボン>……あ~。やはり、駄目か。皆、いつかの未来でまた会おう。
黒斗GM:@その言葉を最後にエイボンの姿が消えた。クロエの姿が消えたときと同じように突然に、去った形跡どころかその場にいた形跡一つなくして消えた。まだ視界範囲に収まっているはずのスタンドや古びた写真機、お茶会セットに工房の中身だけが見える扉、諸共だ。
マイ:おおっと、元気でなー!(手を振りつつ)
イリナ:あっ、また未来で!
マイ:エイル>また未来で。本当に唐突ですね…… さて、クロエはどこでしょうか
イオン:(手ブンブン振って)すぐにクロエ来るのかな。
黒斗GM:???>……こっちとしちゃあ、お嬢さん方のほうこそ唐突だけどなぁ。
イオン:ふぇ?
イリナ:だれ?
マイ:次は誰かな?
黒斗GM:@
場所は以前ハザードの森である。
土の匂い、緑の彩りに空気の具合までが、先ほどと同じであったが先ほどと違うのは、ここが開けた場所であるという事。
その開けた場所の一つに切り倒されて根抜きが終わっていない切り株が有り、其処に男が座っている。

黒斗GM:@
男は、煙草をふかしていた。煙草の匂いには覚えがあった。
短いフィルターに短い葉っぱ、香るのはどことなく甘く香ばしい、そして苦い香り、いぶしすぎた焼き栗のような匂い。

クロエが吸っている煙草と同じ銘柄だ。

マイ:ワカメ>またハザードか、この流れで関係者だと次はジルとかが出てきりしてね(HAHAHA)
イリナ:ジルって、クロエスジルジーン? まさかー…
黒斗GM:@流れる小川のような質感の、紫色の髪は短く揃えられていて、ぴんと前髪に二本ア ンテナのようなアホ毛が有る。シューティンググラスのような幅広いサングラスで隠れて見え難いが年の頃はおおよそ二十代前半、真っ黒なコートと、しかし、 特徴的なのはその足だ。装備されているのはクロエが装備している【歌う火蜥蜴】とよく似ている。
黒斗GM:???>俺も、有名人になったもんだ。いきなり空間転移してくる得体の知れねぇ奴等に迄、名前を覚えられて、嬉しいやら悲しいやら。
マイ:ワカメ>うわぁい(
イオン:ハイリ>……コンニチハ。
イオン:ハジメマシテナノー。
マイ:エイル>ドウモハジメマシテ
イリナ:あ、あの、えっと、封印されてるはずじゃ(小声でワカメに)
黒斗GM:クロエスジル>こんにちわ。はじめまして。クロエスジル・ジーンだ、さ、どちらさんか、お伺い致しましょうかねお嬢さん方?
黒斗GM:@
イリナ:(え、みんなはじめましてじゃない感じなの…?)
マイ:ワカメ>封印されてない時間に来ちゃった、ってことなんだろうねー(小声
黒斗GM:@