風月@GM:@「きっと…… 共に……」
風月@GM:@寝言でもそんなことを言っていた。
風月@GM:@
寝る前に聞いた話では、アーリィは人間領を出てから自らの足で異貌領を渡り歩いたという。
港町のように活気のある街もあれば、カオスのように血と戦しかない場所もある。
それらはなんら人間領と変わらなかった。少なくともアーリィにはそう見えたらしい。

ならば、共存は可能ではないのか?

その答えは昨晩聞いた通りだが。それでも彼は諦めないことを選んだようだ。
アーリィは人間にも異貌にも友達が居る。家族が居る。
きっと彼らとの絆を信じたかったのだろう。

風月@GM:@
だが、一つ気になることがある。

風月@GM:@
アーリィは共存の道を示すために国を作ると宣言した。
それも答えの一つではあるが、どうやらそれはカイに助言されての事らしい。
この山岳地帯に人を集め物資を輸送し暮らし方の指導をしたのも実際にはカイであるようだ。

彼自身がなぜそのようなことをするのか。誰もその理由を知らなかった。

風月@GM:@
彼の”理由”とは何なのだろうか

風月@GM:@
全ては今朝。
マキナとリューの両親が子供たちが帰ってきていないことを相談しに来たことに端を発する。

風月@GM:@と言うところからスタートです
ハイリ:んんー? あの子たち、確かカイが送っていったんじゃなかったっけ?
ルナ:何かあったのかな。寄り道とか?
イリナ:もうひも落ちてるのに寄り道?
ハイリ:寄り道にしたってさすがに朝までってことはないと思うよ。
風月@GM:@あ、時刻的には一晩たって今朝のことです
イリナ:@あっはい
風月@GM:リューの母親>私たちには折を見て送り届けるという話だったのですが、今朝になっても来ないので心配して伺った次第です……
イリナ:そういえば、カイさんは?
風月@GM:アーリィ>カイは、そういえば昨晩出て行ったきり見てないね
ハイリ:カイも戻ってきてないの? うーん…探しに行こうか。
ルナ:そのほうがいいかな。
風月@GM:アーリィ>うーん、あの人気配がしないから居場所を探すのは難しいよ。マキナとリューなら国境の結界……みんなが通ったあの看板のところね……に引っかかるから、通ればわかるけど。通ってないみたい
イリナ:じゃあ、まだこの辺りに居るってことでいいのかな?
ハイリ:じゃあまだこの辺りにはいるってことかな…? とはいえそれでもまだ広いなあ。
風月@GM:この付近だと、麓の方にマキナがハチミツを取りに行ってる森や高原地帯、集落の近くには放牧場、あと山頂付近に亀裂があるぐらいかな
風月@GM:@ミス アーリィです
ハイリ:うーん…ひとまず、近いところから調べてみるかい?
ルナ:そうだね…あの子たちが行きそうなとこってどこだろう
風月@GM:リューの母親>そうですね、高原には何もないですから、牧場でポックの世話の手伝いぐらいでしょうか。森には大人と同伴しないと行っては行けないと言っています
ルナ:じゃあ、まずは牧場からかな?
風月@GM:アーリィ>亀裂は大人の人も用がなければ近づかないように言ってあるよ
ハイリ:そうだね、そこにいなかったら森で。そこにもいなかったら…亀裂に行ってみようか。
ルナ:うん、その順番でいいと思う。
ハイリ:イオン>それじゃあ森にれっつごーなの。
イリナ:ごー。
風月@GM:@では牧場の方に移動します。
風月@GM:@
人間領では高原地帯の放牧と言えばヤギが定番だが、異貌領では高原型のポックが主に放されている。ヤギより気性は荒いが巨大な卵を定期的に生んでくれ、フワフワの羽毛は寒冷地では必需品だ。
牧場ではそんなポックが数十羽単位で飼われており、時折 ド ド ド ッ と集団で移動しているのが見て取られる。

ハイリ:かわいいね(
ルナ:長閑だねぇ
風月@GM:@
今、牧場で働いているのはその様子を眺めながら牧羊犬に指示を出している老人ぐらいだ。大きなテントも見えることから、あそこが厩舎であり、中で働いている人も居るのだろう

ルナ:あ。あの人にちょっと聞いてみる?
ハイリ:そうしようか。おーい、そこのご隠居みたいな人ー。
イリナ:マリー>そうですね(一緒に来た)
風月@GM:老人>おう、なんじゃいおんしら…… ふぉぉぉっ!? ドドドドラゴンじゃぁぁ!? ほがっ(腰抜かしてへたり込み、入れ歯が飛んだ/ぁ)
ルナ:あ、しまった流石にインパクト大きかったか…(
風月@GM:アーリィ>一応僕とカイさん以外はみんな一般人だからね(
イリナ:マリー>あぁっ…大丈夫ですか? どこか痛むところは?(がおー)
風月@GM:老人>ほひゃぁぁっ、くっ、くわれふっ!?(じりじり尻もちで後ずさり)
ルナ:だ、大丈夫です!このドラゴンはいいドラゴンですから!(あわてて駆け寄って
イリナ:マリー、最近周りの人がアレだったから忘れてると思うけど…普通の人は言葉わからないからね?(
ハイリ:マリー、とりあえずイリナの傍でシットダウン(
風月@GM:老人>(いればカポッ)だだだだったらもうちょい離してくれいっ、顔近いんじゃぁぁっ
ルナ:私たち不通に聞き取っちゃってるものね…まぁ、申し訳ありません、驚かせて。(老人に頭を下げる)
イリナ:マリー>あっ… すすすすみませんでした!(後ろに下がって座った)
風月@GM:老人>はぁ、はぁ、ついにお迎えが(物理的に)来たかと思ったぞぃ……
ルナ:本人…本竜も謝っているので、どうかご容赦を。
風月@GM:老人>そうなんか……? ま、まあええわい。しかしそんな物騒なペットぁ連れて、儂んなんの用じゃい?
ハイリ:いや、ちょっと人を探しているんだけど。
風月@GM:老人>人? こんな場所に来るのぁうちの家族かリューとマキナぐらいじゃぞ
ルナ:そう、その二人。リューさんとマキナさんが最近来ませんでしたか?
風月@GM:最近? あの子らは毎朝手伝ってくれるが…… はて、そういえば今日は来とらんな
ハイリ:じゃあカイは見なかった?
風月@GM:老人>今朝は見とらんが、最近よく山頂の方に行かれているのは見かけるのぅ。何でも結界の状態を監視しているとかでなぁ、ありがてぇことじゃ
風月@GM:嘴が何かから抜けなくなったポック>クケーッ! クケケケケッ! クケーッ!
イリナ:山頂…まさか子供を連れていくわけないとは思うけど…
風月@GM:老人>おおうっ、どうしたハナコッ!? あんたら避けろっ、そっちに行ったぞ!
ハイリ:うわポック来た!?
風月@GM:@話してるうちに、高台側から走ってきたポックが皆に突っ込んできます
ルナ:え、ちょ、危ないねっ?!
イリナ:えええっ!? (とっさに針山の盾を呼び出して目の前に構えた)
風月@GM:ハナコ>(どうやら壺みたいな物に嘴が引っかかって前が見えないらしく ドドドドッ と真っ直ぐ皆の方に走ってくる)
ルナ:(あわててポックの進路上から飛びのこうと)
ハイリ:傷つける訳にもいかないしな……よし。(隣にいたイオンの首根っこを掴んで)幼女バリアー!(ぶん投げた)
ハイリ:イオン>あああああああぁああーーー(大の字ポーズでポックに振りかかる)
ルナ:扱いが荒いね!?(
風月@GM:ハナコ>クケッ!?(イリナの構えた針山に引っかかって減速し、よろめいた所を止めの幼女アタックがさく裂し盛大に地面に転がった)
風月@GM:老人>ハナコーーっ!?
ハイリ:イオン>(一緒に転がってる)
ハイリ:大丈夫あの子は丈夫だから( それにしても、何に嘴突っ込んでたんだ…?(ポックの方に近づき)
ルナ:すみません、うちの仲間扱いが荒くて(ぺこぺこ頭下げてる
風月@GM:ハナコ>(ゴロンゴロンと山の斜面を転がるとその拍子に壺のようなものがポコッと外れ、何回転かしてようやく止まる。本体の方は転がりすぎてグルグルと目を回した状態のようだが、まぁ大きな怪我はなさそうだ)
風月@GM:老人>いや、よく止めてくれた、あのまま策の外に出たら崖から落ちるとこじゃった……
ハイリ:まぁまぁ、結果オーライってことで( っと…なにこれ、壺かな?
風月@GM:@ハイリが近づくと、ポックの傍には蜜壺のようなものが転がっている。というか蜜壺だ。見てみれば『蒔苗』とぐにゃぐにゃした文字が掘られている
ルナ:それならいいんですけど……ん、何かあったの?
ハイリ:(壺を拾い上げて)いやこれ、『蒔苗』って書いてあるんだけど…。
風月@GM:老人>こりゃあ蜜壺かのぅ。ハナコはハチミツが大好きなんじゃ、どこぞで見つけて顔でも突っ込んだんじゃろう
ルナ:どこで見つけてきたんだろう…?
イリナ:マキナちゃんの壺…?
風月@GM:老人>ふむ……? 確かにこれは、マキナの壺じゃな。あの子がこれを手放すとは思えんが、どこかで落としたのかの
ルナ:マキナさんの…?なおさらどこで拾ったのか気になるね。(ポック見て)
風月@GM:アーリィ>ハナコちゃんの足跡は…… 上の方から続いてるね(山頂側を見上げ)
ハイリ:上にあるのって…亀裂くらいだっけ。
風月@GM:アーリィ>うん、他には何もないよ。雪があるぐらい
ルナ:となると、一番怪しいのはそこかな…?
イリナ:なんでそんなところから?
ハイリ:ま、行ってみないと分からないよ。あそこ寒いんだけどなぁ…。仕方ない。
ルナ:まぁ、行かないわけにはいかないよね
風月@GM:アーリィ>(結界の貼られた黒い柱を目を細めて睨み)……おかしい
風月@GM:アーリィ>柱の高さがかなり高くなってる。中の瘴気密度が急に上がった? なんで……
ハイリ:…これは…いや今朝の段階でなんとなく察していたけど、揉め事の気配かな。
ルナ:その予感だね……やっぱりというか、平穏には終わらないんだねぇ
イリナ:今回は荒事じゃないって言ってたのに…
風月@GM:アーリィ>そういう星の巡りにあるみたいだね。うん、急ごう
ハイリ:イオン>まぁ諦めるのイリナ。ほら急ごー。
風月@GM:@では皆は急ぎ足で山頂の方に向かいます
ルナ:どんまいイリナさん。急がないとね
風月@GM:@日没よりマシとはいえ、山頂は日が出ていても息が白く霞むほど寒い。そんな中を突っ切る様に進むと、先日よりも明らかに”濃く”なっている瘴気の柱が見えてくる
風月@GM:@昨日は光の鱗の中に黒い煙が渦巻いているような感じだったが、今は鱗からはち切れんばかりに黒いドロが詰まっている感じだ
風月@GM:@それ以外の様子に特に代わりは無く、人気もない。周囲は雪の積もったちょっとした広場のようになっており、柱の足元にはアーリィが描いた光の魔法陣が輝いている
風月@GM:アーリィ>やっぱり、瘴気が濃くなってる
ハイリ:一日も経ってないのにちょっと異常なんじゃないのかい、これ。
イリナ:亀裂を初めてみたけど、そんなに変なの?
ルナ:明らかに急激な変化すぎるでしょうね、これは。
風月@GM:アーリィ>……ここの亀裂は比較的小さかったんだ。だからこの結界で120年ぐらいは持つ計算だったんだけど
風月@GM:アーリィ>これは、持って10日ぐらいかな
イリナ:じゃあ、このままだと下にいる人達は…
ルナ:どうにか押さえ込むことはできますか?
風月@GM:アーリィ>この濃度の瘴気が溢れれば異貌でも即死クラスだよ、ほっといたらここだけじゃなくて多分人間領まで溢れてくると思う
風月@GM:アーリィ>結界を強化すればもっと時間稼ぎはできるだろうけど、それでも1カ月が限度かな。でも絶対原因があるはずだから、それを見つければもしかしたら何とかなるかもしれない
ルナ:原因かぁ……
ハイリ:……それで(辺りを見回し)肝心の人探しの成果はあるかな?
ルナ:あ、そうだった。そっちもだよね(周囲を見回しながら歩き回り)
風月@GM:アーリィ>気配は何もないけど、きっと探せば何か出てくるよ! これぜったいおかしいもん! 僕はその間に結界を強化しておくよっ
風月@GM:アーリィ>(結界に近付き、大急ぎで魔法陣に何か書き足していく)
ルナ:了解、アーリィさんも頑張って!
風月@GM:@皆が周囲に気を配りながら歩いて行くと、僅かにだが足跡のようなものが見つかる
イリナ:じゃあ、尚更早く探さないとね(マリーに乗って空からそれらしき人影を探そうと)
ハイリ:やれやれ、どこにいったのか…って、あれ…足あと?(踏みかけた地面から足を退けて)
風月@GM:@昨晩も雪が降ったはずなので恐らくは今朝出来たものだろう。それは麓から結界の目の前に続いている。もちろん今走っていったアーリィのものではない
ハイリ:んんー?(足あとを追いかけて歩いて…結界の前まで戻ってきた)なんだこれ。
風月@GM:@足跡を追うとそれは結界の目の前で止まってはいなかった。魔法陣を踏み越え、結界の”内側”にまで続いている。……そして、出てきた足跡は見当たらない
ルナ:ハイリ、何か見つけた?(そのあとを追って)
風月@GM:@そう気づいた瞬間、ハイリは目の前の瘴気のドロが明らかに動いたのが分かります。目を凝らすと、うっすらと人影のようなものがあります
ハイリ:……。(結界に手を触れて、ぐっと顔を近づける)
ルナ:と、ハイリ、大丈夫?
風月@GM:??>……危ないですよ(結界を隔ててハイリの顔の目の前に、紅い瞳が二つ、浮かび上がる)
イリナ:どうしたのー?(真上のから声が降ってくる)
ハイリ:ッ…いやあ、キミほどじゃあないと思うけど…?(正面から目を合わせたまま、ルナたちを指で招く)
イリナ:中に何かいるの?(少し離れたところに降りてきた)
風月@GM:??>クク。それは確かに
風月@GM:@紅い瞳の浮かび上がった周囲の瘴気が驚くことに急速に薄れていき、代わりにハイリの目の前には見覚えのある黒いローブ姿が浮かび上がっていく
ルナ:誰、ですか…?(警戒しながらハイリのところまで近づく)
風月@GM:カイ>おやおや、もうお忘れで御座いますか? 〝出来損ない〟のカイに御座いますよ
ハイリ:朝から姿が見えないと思って探してみたら、こんな所で何をしてるのさ。
ルナ:……ああ…大分お久しぶり、ですよね?
風月@GM:@カイはそういうとハイリの横に向かって歩いて行き、まるで何もなかったかのように結界をすり抜けてこちら側へと現れる。相変わらず、不気味なほどに気配が感じられない
ルナ:@っと間違えた、今の発言ナシで(
ルナ:何を、というか、それ以前に随分雰囲気が変わった気がしますけど。
イリナ:それって、浴びたら死ぬんじゃ…
風月@GM:カイ>正確にはカイ・ゲッフェルトと申しますがね。雰囲気が変わったのは…… ああイリナさん良いことを言いました、死ぬほど瘴気を浴びたからで御座いましょう。ククク
風月@GM:@見た目はローブ姿に変わりない。だがローブの下あったはずの細い手足はどこにも見当たらず、その代りに黒いドロの様なものが布の下で渦巻いている
ハイリ:とりあえず、いくつか聞かないといけないことがあるんだけど…あの子たちは?
ルナ:それと、その中で何をしていたのか、ですかね。
風月@GM:カイ>居ますよ。ハイリ様の目の前に
ハイリ:……分かった質問を変えようか。……何をした、お前。
風月@GM:カイ>それは直接ご覧になった方が早いでしょう。ほら2人とも、ご挨拶なさい
風月@GM:@カイが黒いローブのボタンを外し肌蹴させると、下にはやはり黒い泥が人のシルエットを保って渦巻いている。その黒い水面に二つの波紋が浮かび上がり、中から子供の顔らしきものが二つ、浮かび上がる
ルナ:…………。
風月@GM:@
『オカアサァン、オカアサァン……』
『…………』
二つの顔は何かを必死に訴えかけようと口を動かし、しかしさしたる言葉も出せないまま底なし沼に沈むように消えていく

イリナ:マキナ…ちゃん…?(何が起こっているのか、頭が付いて行っていない)
ハイリ:……(息を一つ吐き出して)…とりあえずキミの主張は聞こうか。
風月@GM:カイ>ほう、聞きしに及んでいたよりかなり冷静ですね。こちらとしてはすぐ戦闘も想定していたのですが、……では一つだけ言わせて頂きましょうか
風月@GM:カイ>私の目的は『弱者の虐げられる世界を無くすこと』
風月@GM:カイ>具体的に言えば『力による、全異貌の支配』でございます。目の前の現象は力を得るための手段の一つ、と言ったところですね
ルナ:異貌を取り込んで…力にしている?
ハイリ:ルナやイリナはともかく、ボクは仕事出来てるからね。……まぁ、そんな事だろうと思ったけど。
風月@GM:カイ>ええ、父の巨人を少し参考にしてみました。私の階級は兵士級。つまるところ雑魚でございますが、身体の構成物質を組み替える能力だけは同じものを持っておりますので
ルナ:この亀裂の瘴気を増大させたのも、その応用ですか?
ハイリ:で、この瘴気をどうにかするには君をどうにかしないといけないと?
風月@GM:カイ>私をどうこうしたところであれは閉じませんよ。瘴気とは魔力、強大な身体を作る為には大量の瘴気が必要でしたので、父の召喚術を応用して”亀裂”を広げた次第
ハイリ:亀裂を開いたのか…また厄介な真似を。閉じる策を講じたいところだけど…その前にやらなきゃいけないことはできたね。
イリナ:何がどうなってるのかわからないけど……私の友達を返して。
ルナ:召喚術…ね。便利に使われてるなぁこの系統…
ルナ:ま、それよりもまずは目先の問題だね。
風月@GM:カイ>ルナ様は召喚術に長けておられるのでしたね。あれは冥界に住む者を呼び寄せる孔と同じ、ならば召喚術の一過程を応用して広げることも可能なのです。参考までに試してみれば勉強になるかもしれませんね
ハイリ:どんまいルナ。…ああいや、ボクはちょいタンマ。
ハイリ:アーリィ、聞こえるかいアーリィ。
風月@GM:アーリィ>聞こえてるよっ、手はあんまり離せないけど!
ルナ:まぁ逆の意味で試すことにはなりそう……やれやれだよ
風月@GM:カイ>返してほしければ、迅速に行動なさることです。リューはともかくマキナは人間です、この瘴気に飲まれれば長くは持ちますまい
ハイリ:昨日言い忘れていたんだけど。いや本当は真っ先に言わないといけなかったんだろうけど、キミに言わなきゃいけないことがある。
ハイリ:キミはキミ自身が持っている力に反してとても無知だ。知識じゃなくて経験が、圧倒的に足りてない。だから今後も、こういったことは起きる。確実に起こる、断言してもいい。
ハイリ:だから、キミが昨日言った言葉に嘘がないなら、本当にやり遂げたいと思うなら。ボク達が動くのを、自分がすることはこれだけだと思って見てちゃだめだ。
ハイリ:カイをどうしたいか、今ここで起きている事実をどう収めたいか。……自分はどうすればいいのか、ちゃんと考えて。それで、命じるんだ。ボクもキミの無事が確かめられた以上、此処から先は任務範囲外なんでね。
風月@GM:アーリィ>うん……(真剣な表情で聞いている。聞きながら手は別の生き物の如く魔法陣を組み立てている)
ハイリ:キミがほっとけっていうなら、ボクはコイツを放っておくよ。
風月@GM:カイ>放っておかれると此方は困るのですがね(肩をすくめ)
イリナ:私は、一人でもやる。
ハイリ:ボクひとりならね、アーリィに当身でもしてここから離脱する方法なんて普通にあるんだよ。言っただろう? 仕事の範囲外だって。
風月@GM:アーリィ>大丈夫だよ。放ってはおかないし、逃げたりもしないから(イリナに声をかけるように、ハイリに答えるように言いながら)
ルナ:まぁ、つまり。自分が何をするべきか、そして、誰に何を求めるべきか。はっきりさせておくのも、責任ってことだね。(剣の柄に手を置きつつ)
風月@GM:アーリィ>時間もないから単刀直入に言うね。皆、カイさんを倒して! 手段は問わないし生死も問わない! とにかくここで無力化してマキナとリューを助けるんだ!
ハイリ:キミの撒いた種って部分もあるからね。逃げずに戦わないと、物理的じゃなくていいからさ。…んで、放って置かれると困るとか言ったけど、ひょっとしてボク達まで呑む気かい?
ハイリ:はいはい了解っと。…こういうのはシェリルの仕事だってのに。あの眼鏡合流したらぶん殴る。
風月@GM:アーリィ>そして僕のやるべきことはカイさんの気持ちも汲み取って次につなげること、次のカイさんを生まないようにすることだよ。僕は決して忘れないから!
ルナ:了解。まぁ、だいたいいつも通りで、わかりやすいね。
風月@GM:カイ>纏まったようでなにより。皆さんが私を倒せれば二人の身体は返しましょう、そして皆さんが負けた暁にはその体を私が頂く。シンプルイズベスト、でございます
ハイリ:オーケーオーケー。シンプルで何より、それじゃとりあえず、始める前に一言。
ハイリ:———調子にのるなよガキ。
イリナ:じゃあ、早くやろう。マキナちゃんを助けなきゃ。
風月@GM:カイ>皆様まで飲むことができれば計算上では空母級にも手が届きますのでね。この時代を支配したければ、先代撃墜よりは強くなければ不可能でしょう
風月@GM:カイ>では御託はここまでということで
ルナ:だね。じゃあ、さっさと終わらせようか。(剣を抜いて)言いたいことは特にないよ。私はいつもシンプルに、いつも目の前の誰かに手を伸ばすだけだからね。
ハイリ:よした方がいいけどね。絶対胃もたれするから。
風月@GM:カイ>欠食児童でして、胃袋には自信がございますので
風月@GM:@