黒斗GM:@
女衆がソフィアをイジりに、もとい、背中を押そうと炊事場に連れ立っていってからしばらく。

男二人、シオンとワカメはけもみの秘蔵酒や持ち込んだ酒を食前酒に杯を傾け続けていた。

イリナ:@失礼、今読み終わりました!
黒斗GM:@
時には宴会場として活用され、平時は弟子達と共に朝昼晩の飯時にと騒がしい場所だが、今はその広々とした畳敷きにはまだ飯時に早いとあってぽつんと二人だ けである。奇妙な緊張感がその場を満たし……なんてこともなく、意外に酒が飲める男と普段から何かと嗜む男は酒談義やなんてことのない雑談に花を咲かせて いる。……ただ、肝心の恋バナはまったく出てきていないが。

黒斗GM:@
温和な話題を続けつつ今か今かと機会を伺っていたワカメだったが、唐突に。
会話が途切れたほんの合間にぽつりと、シオンからそれに関する話題が出た。

『……実はな、あのアーティファクト。あのクソ忌々しい生体魔力の塊。……俺が斬ってやってもいいかもしれん』

黒斗GM:@
シオン>
『そう驚くことも無いだろ。俺がこんな話を持ち出せるのは、ックク、皮肉なもんだがソフィアの事情に居合わせたお前達ぐらいのものだよ。
 ミサキの連中は気の良い奴等が多いが気の使い方がどうも下手でいかん。余計なこと言うとややこしい事になるのが目に見えてるからな……』

黒斗GM:@
苦笑なのか、可笑しいだけか、どちらとも取れる(ついでに珍しくも目に見えて笑っている)顔をしてまた杯を一息に空にするシオン。
自分の分を注ぎ直して、ワカメの杯も空になっていると見るとそれにも注いで、瓶を置く。そこでまた、返答に困っているうちに、もう一言。

『……お前、どう思う?』

黒斗GM:@
……向こうから切り出してきたのは、幸先がいい。いいのだが、ここからどうやって、恋バナに繋げるべきか。
何か予想以上に重い話題から入られちゃって困りそうなところからワカメさんがんばってね。スタートです。

女性陣も適当したら、炊事場でやることは終わったとか言って乱入可です。

ソフィア:ワカメ>(こちらも盃を仰いで、それを置く。ワカメにしては珍しく難しい顔をして一呼吸おいてから喋りだす)……分かってて聞いているのだろうから、君も人が悪いね
黒斗GM:シオン>そう買い被るな。俺は剣士として、魔術師としては超一流の自信があっても、人心については疎くてな。正直、踏み切れていないところもある……
ソフィア:ワカメ>確かに彼女は丸くなったとは思う。ただ、炊事場から聞こえる声を聞く限りでは、まだ根を張っているものは抜けきってはいないだろう。恐らくだけど、君の前ですら、彼女は心から大笑いしたことがないだろ?
ソフィア:ワカメ>だから、彼女にはまだ君が必要だと思う。斬るか斬らないか。どう思うと問うなら、そう思うね。
黒斗GM:シオン>……だなぁ。さて、旅をしてから、二年ちょっとは経ったか。未だに大笑いってのはお目に掛かれていない、いやはや……。
ソフィア:ワカメ>まぁ魔術師の端くれとしては斬る方法は実に見てみたいんだけどね。あれには固定化の魔術がかかってる、ってことは”壊れない”ってことだ、それを斬るなんてのは次元だの因果だのと言ったものまで君は斬れるってことかな?
黒斗GM:シオン>……(ワカメの答えを聞いてまた一献、猪口を傾ける。問いへの答えに何を思うか、いまいち、判別のつかないいつもの顔だが)
黒斗GM:シオン>……つい、一週間ぐらい前かな。実はそんなに昔からじゃないんだ、斬ってやろうと思ったのは、斬れなかったわけだからな。(瓶を取り上げて、またワカメの杯へと酒を注ぎ)
ソフィア:ワカメ>(杯を傾けながらこちらも返杯する)割と最近の話だね
黒斗GM:シオン>どんなに完璧に思えても完璧なんて術式はこの世に存在しない。固定化の魔 術とてそうだ、あれはただその場にとどめておく一点にのみ特化した術式故、多少理合が単純すぎるがそれでも隙間はある、俺はその隙間に刃を通せばいいだけ で、因果だの次元だのっていうのはまだ、な。そのうち、やってやろうと思っているが。
黒斗GM:シオン>(杯を差し出し、酒を受け取りながら)ああ、ごくごく最近の話だ。俺は今の実力が終着地ってワケでもないんでな。
黒斗GM:シオン>ちょっとだけ、成長して。成長した分だけ、ようやっと、固定化の術式ぐらい単純なものでも隙間を見つけられるようになった。
ソフィア:ワカメ>さらっと恐ろしい事を言うね。……まぁでも、それをすれば彼女の旅は終わることになる。真面目な子だから終われば国に帰ると言い出すだろうね。
……そうなったら、君はどうするのかな?

黒斗GM:シオン>……どうするか、か。そうだな、どうするか。それがあるから、踏み切れて いない、というわけでな。いや、情けない話だが、斬ってやるのはアイツのためと思っているのは確かなんだが、だからといって斬ればアイツはまた一人ぼっち になる、ああ、国に帰ろうとするからな。そうなるのは不憫と思って未だ、一週間もこうして悩んでる。
ソフィア:ワカメ>(悩む程度に情は移っているということか。あのゼクシオンがねー、と内心思っているが人のことは言えないので杯で顔を隠し)
黒斗GM:シオン>……何か失礼なことを考えていないか、お前?
ソフィア:ワカメ>いやいや僕が失礼なのはいつものことじゃないか?(ハッハッハと開き直りつつ)
ハイリ:どうするかっていうか、どうしたいかじゃないのかい? まったく、体ばっか大きいくせに変な所子供なんだから。(皆に先駆けてご飯のお櫃を持ってきたけもみのシルエットが障子に映ってる)
黒斗GM:シオン>それもそうだ。いや、本当に、我ながら情けない話なので失礼も許すがな。まったく、〝魔人〟とまで言われた男がこの体たら……。……。
ハイリ:おっと、今のボクに何かするとお米がパーだからね(
黒斗GM:シオン>死にたくなってきた。私情に耽ってコイツの気配すら読めなくなるとか、死にたくなってきた。
ハイリ:ストレートに失礼だねキミ( まぁいいけど。(中に入ってきてお櫃を起きつつ)で、どうしたいのさキミ。
ソフィア:ワカメ>それだけ彼女のことを気にかけてるんだろ? だったら、彼女にとって最善の選択をすべきさ。ついでに言うと彼女は家族を欲しがっているようだよ?(意地悪く笑みを浮かべながら)
黒斗GM:シオン>……………。そこらへんの。炊事場とここ(広間)の付かず離れずの位置に立って、気配殺してるつもりの奴等(ソフィアとキキョウ除く女性陣)。
黒斗GM:シオン>お前らも入ってきていいぞ。俺は今非常に落ち込んでいて、手を上げる気力もない……。
ハイリ:(自分の提供した秘蔵酒の空瓶を振って悲しげな顔をしてる)
ソフィア:エイル>私としたことが。面白くてつい気配を殺しきれませんでしたか(ぁ
ルナ:さすがにバレますか。まぁ興味深いお話でしたけど(ひょこっ)
ハイリ:皆ここぞとばかりに抉っていくね(
ソフィア:ワカメ>まぁまぁハイリもこれを飲んでみなよ、ちょっと強いけど辛みがあって良い酒だよ(港街で手に入れた酒をお猪口に注ぎながら)
黒斗GM:シオン>……いいや、気付いたのは二十三代目のあとだ。……己の未熟さを恥じ入る気持ちで一杯だよ。……幾ら気を逸らしていたとはいえ……気付かんとか……。
黒斗GM:シオン>いかん。なんかこうあの塊斬れると思うのも気のせいだという気がしてきた……
ルナ:意外に気分に左右されるお方だった!(
ソフィア:ワカメ>そこまで落ち込まんでも(
ハイリ:へぇ、お酒に関してはキミの方がいい目してるからね。いただくよ。(お猪口を傾け)っおお…美味しいねこれ!
イリナ:(おっかなびっくり入ってきた)
ハイリ:どれだけメンタル弱いのさ( んでどうなの?
ソフィア:ワカメ>向こうの異貌幹部お勧めの酒だからね。ああ、イリナも怖がらなくてもいいよ。今だけはこのオジサン怖くない(
ソフィア:今だけは(
黒斗GM:シオン>落ち込んで当然だろう。今の俺とお前達にどれだけの差があると思っている。
黒斗GM:シオン>……まぁ、ワカメの言う通り、それだけソフィアのことを気に掛けているという事でもあるか……。
黒斗GM:シオン>なんだか誘導尋問だとか心理誘導に引っ掛かった気持ちが目一杯あるが、どうやら、俺は相当ソフィアのことを気にしているらしい。
ハイリ:まぁ実力差なら仕方ないけど、人生経験であればキミにアドバイスが出来る程度には長生きしてるよ。
ルナ:うん、大丈夫イリナさん、今は怖くない( それに気付けただけでも大きな進展……かなぁ?
イリナ:う、うん(エイルの後ろに隠れて顔だけ出してる)
黒斗GM:シオン>これもまた先のワカメが言う通り、ソフィアに家族を作る、いい案だと思う。最善の結果の一つだろう。
黒斗GM:シオン>そこのけもみ言質取ったとはしゃいでみろ、剣がないからな、一撃で殺してやれんかもしれんから長く苦しむ羽目になるぞ。
ハイリ:馬鹿だな、ボクが毎度表面に感情を出さないとやっていられないとでも? 内心どう思ってるかまでの責任は取らないけど表面上ははしゃがないよ(
黒斗GM:シオン>そうか。内心はそうはしゃいでいるわけか。殺したくなってきた。
イリナ:(ぷるぷる)
黒斗GM:シオン>聞け。家族が欲しいのは、まぁ、理解した。しかしそれは、俺ではない方がいい。
ソフィア:ワカメ>一応言っておくけど、その家族の筆頭候補は君だからね。父親にするか夫にするかは自由だけど、時が来れば俺が家族になってやるぜって言ってあげるのは良い事だと思うよ。……おっと、言い過ぎたかな。酒が入ると口が軽くなってすまないね
ハイリ:ふむ、理由は?
ルナ:というと?
黒斗GM:シオン>そうか、筆頭候補はやはり俺か。ならば尚更、俺でない方がいい。理由は至極単純な話でな、アレには、武の才はない。
黒斗GM:シオン>……いや待て、言い方が悪かった。
ルナ:すみませんちょっと端折りすぎです。
ハイリ:(ボク達がまだ何も言っていないのに言い方変えるって時点で既にボク達じゃなくてソフィアへのフォローなんだけど気づいてないなあれ)
黒斗GM:シオン>うむ、自分でもそう思う。別段才がないからという一点で止めておいたほう がいいということではなく。俺は、謙遜すると嫌味にしかならんのでハッキリと言うが、間違いなく世界最強の一角に名を連ねる剣士の一人だ。魔術師として も、そこまではいかずとも、超一流の世界に居るといってもいい。
黒斗GM:シオン>だから、な。結構、厄介事が多い。ソフィアは知らんがつい先日も、このシオンを討ち取ってその世界に名を列ねよう、という奴が来た。
黒斗GM:シオン>……名前は……えー……なんといったかな。たしか、十三階梯の……えー……(眉間に皺を寄せ、目頭を指で揉み解して、真剣な面で)
黒斗GM:シオン>………………。
ルナ:?
黒斗GM:シオン>思い出せん。まぁ、大した輩ではなかったが。それはあくまで、俺にとってだ。おそらく、お前達も戦り合ったらただでは済まんと思う。
ハイリ:13階梯なのに名前忘れ去られるって酷いな(
黒斗GM:シオン>そんな日常にソフィアを巻き込むのは、気が進まんどころの話じゃない。紛れも無く、命の危険だ。
ハイリ:(お酒ちびちびしつつ)なんだ、そんなことか。
ソフィア:ワカメ>……うん、そんなことで悩んでたのか。言わせてもらうけど馬鹿か君は
黒斗GM:シオン>そんなことと来たか。
黒斗GM:シオン>馬鹿とまで……
ルナ:まぁ、うん。何を今更と思いはしますね。
黒斗GM:シオン>な。何を今更……?
ハイリ:色々言いたいことはあるけど、まぁまず、そんな事を今言うんであればキミはそもそもソフィアと共に旅に出ないほうが良かった。
ソフィア:ワカメ>それでもって、もし彼女がそんな生活を厭うようであれば。とっくに君を見限っている
ハイリ:今までだって似たようなことは会っただろう?ソフィアの前で戦ったこともあるはずだ、彼女がそれに怯えていたならとっくに契約は破棄されているはずだ。
ハイリ:そしてそんな時キミは彼女に何をした? ちゃんと守ってあげただろう? …難しいことはないよ、要はそれを一生続ければいいだけだから。
黒斗GM:シオン>いや、いや、いや、その、えぇ~……?
ハイリ:世界最強の一角に名を連ねる剣士の一人なんだし、別に楽勝だよねそれくらい。
ルナ:いまさら無理だ無茶だとか言い出すのは、最強剣士としてちょっと格好つかないと思いますが(ずず、とお茶を傾けつつ)
ソフィア:ワカメ>彼女にとって、安全地帯があるとしたら君の背中だよ。色男
黒斗GM:シオン>お、お前、お前等、他人ごとだと思って……世界は刻一刻と変化するものだぞ……あくまで一角に名を連ねるだけであって……いつ俺より強いのが出るか……いやその。
ハイリ:なにか?
黒斗GM:シオン>(次から次に飛んでくる言葉に、反論しようにも反論できずに顰めたままだった眉がさらに寄る)
ルナ:今も絶賛成長中なんでしょう貴方。やれますって、きっと。
ハイリ:別に最強じゃなくていいから、ソフィアを守れるくらいの最強は維持しておいてよ。
黒斗GM:シオン>馬鹿なことを言うな。俺達が目指すのは真に最強と呼ばれる座だいや違うそういうことを言いたいわけでなく……
黒斗GM:シオン>なんだ。なんだこれは。言えば言うほど自分の首を締めているように感じる……!
ソフィア:ワカメ>逃げ道はないってことだよ(
ハイリ:大丈夫だって、最強である男のそばにいるために自分も最強であれう必要はないでしょ? と言うか怖いわそんなん(
ルナ:というか自分の弱さを逃げ道にするって、男として格好悪いと思います( ので、ほんとに最強にでも何にでもなってください、彼女のために。
ソフィア:エイル>そんなのを求めるのはハシヒメぐらいにしてください(
ソフィア:>最強であれ
黒斗GM:シオン>……(口を開くがついに言葉が出てこなくなった)……。
ハイリ:何か異論は?
ソフィア:エイル>さて、そろそろご飯も用意できましたしソフィア嬢も呼んできましょうか(
黒斗GM:シオン>……酒。(ワカメに杯を差し出し)
ソフィア:ワカメ>あいよ(なみなみと注ぎ)
ハイリ:そうしようか、そろそろ準備出来ただろうし。
黒斗GM:シオン>(一息に一気に煽って)ふぅ……。
ルナ:だね。
ソフィア:皆さん、食事の準備ができたので配膳を手伝って……なんですかこの空気は?(ぁ
ハイリ:あぁ、気にしないでソフィア、ちょっと呑んでただけだから(
ルナ:ええ、飲みながら話が弾んでて。
黒斗GM:シオン>……(指で眉間を解すように揉んで)……そんなところだ。
ハイリ:さて、それじゃあ美味しいご飯を食べるとしようか。
ソフィア:えーと、お酒は程々にしてくださいね?(よくわからない、と首を傾げ) ああそうだ、冷めないうちに配膳をお願いします(と言ってまた引っ込んでいく)
ルナ:そうだね、せっかくの美味しくご飯、楽しく食べよう、うん(配膳の手伝いに立ち上がりつつ)
ハイリ:あ、ご飯は白米と赤飯あるけどどっちがいいか教えてねー?(人数分の茶碗としゃもじを用意してる)
黒斗GM:シオン>白米。
ソフィア:エイル>お赤飯でお願いします
ワカメ>僕もそれで

黒斗GM:シオン>……異論はあるハズなのだがなぁ。あと、一つ、思い出したことがある。
ルナ:なんです?
ハイリ:(盛ってる)なんだい?
黒斗GM:シオン>ジャギも、こんなかんじだったな、と。
ルナ:なるほど。前例がいるなら話も聞けて良かったじゃないですか(
黒斗GM:シオン>俺はその時どちらかと言えば、お前達みたく背と尻をぶっ叩く側だったよ。……まさか自分が叩かれる側になるとは、夢にも思わなんだ。
ハイリ:まぁ、そのへんは安心していいよ。
ハイリ:ここにいつ面子、全員そんな感じだから(
ソフィア:ワカメ>そうだね、誰だってそんなものだと思うよ。本当に相手を想っているからこそ自分の悪いところばかり考えてしまう。でも、逆に言えばそんな人にこそ傍に居てあげて欲しいとは……ぁ、駄目だ鳥肌と寒気が、真面目モードが続け過ぎた反動か(
ハイリ:人にできるアドバイスを自分には転換できないもんだよ、まぁワカメは既に彼女がいるから一緒くたにするのはあれかもしれないけど。
ハイリ:(ワカメに酒を注ぐ)
黒斗GM:クロエ>ワカメさんのこういう時頼りになる感は異常(
ソフィア:ワカメ>(ごっきゅごっきゅ)ぷはぁ~、なんだ、もう皆結婚しちゃえば良いよ(
黒斗GM:クロエ>そうもいきませんよ。まぁいい加減、ルナさんとマイお嬢様あたりは決着つけさせなきゃいけないなと思ってますが(
ルナ:あれ、なんでこっちに回ってくるの?(
ソフィア:ワカメ>踏ん切りがつかないならもうあのダイス出すとかでスパッと……(スパッと喉元が切られ/ぁ)
ハイリ:ボクやクロエやエイルには相手がいないから、必然的にルナにお鉢が回るんだよ(
黒斗GM:シオン>……マイ? ……違っていたらすまんが。お嬢様と言われるようなマイなら、オオガワラのマイ?
ハイリ:あれ、シオン知り合いなのかい?
ソフィア:(オオガワラさん? と?マーク浮かべながら配膳中)
ルナ:油断してた……ええ、そのマイお嬢様ですけど。
黒斗GM:シオン>知り合いというか。以前うちの門を叩いたことがあってな、生意気にも、あれは根性があるとも言えるが、俺に稽古を付けろと言ってきたガキが居たな、と。
ハイリ:マイお嬢様頑張り過ぎだね(
ソフィア:エイル>鍛えるとは言ってましたけど、本気出してますね(
ソフィア:ワカメ>そのうちほんとに僕らに追いつきそうで怖いね
ルナ:やるとしても殺さないでくださいねお願いしますから(
黒斗GM:シオン>勿論、断ったが、しつこくてなぁ。今時倒れるまで門の前で正座する奴なんぞ古風なものだと、感心したものだ。
ハイリ:この分じゃマイお嬢様の粘りがちな未来が見えるね、やったねルナ嫁が出来るよ(
ソフィア:ワカメ>あとは何人まで嫁が増えるかだね(
黒斗GM:シオン>ソフィア、お前も見ているだろう。というか、お前とトウロウのせいだぞ。……ああいうことされたからって情に絆されて、稽古付けろだの言ってきやがって……
ルナ:他人事だと思って…(
ソフィア:ワカメ>妹が増える分には僕は歓迎だよ(
黒斗GM:クロエ>他人の色恋沙汰は面白くて仕方ないです(
ハイリ:トウロウ>だってかわいそうじゃないですか、あんなに頼みこんでいるのに無視するわけには生きません。(料理並べてる)
ハイリ:いやぁ、本当面白いね人の色恋は。
ソフィア:ああ、あの人が。あんなに真剣な人の頼みを断るのは良くないと思います(こちらも逆側から料理を並べ)
黒斗GM:シオン>っく。おかげで月に一度は稽古見てやる羽目になった……
ソフィア:ワカメ>(あ、これ強くなるフラグだ/ぁ)
ルナ:み、見てもらってるんですか。どんな感じですかお嬢様は?(はらはらしつつ)
ハイリ:(ルナに王手かかってるなこれ)
黒斗GM:シオン>見てやっているだけだ、今のところは。(料理が運ばれてくると、緩んでいた襟元を正して、崩していた足も整えて正座に)
黒斗GM:シオン>筋が悪いわけではないが、要領が悪いな。何を目的にしているのかしらんが焦っている傾向にあって一つ一つの所作に余裕がない。
ハイリ:それはいけない、さぁルナ、マイお嬢様に「急がなくても私はまってるからね」って言ってあげるんだ!(
ルナ:言うとしたら「無理しないでください」だよ!(
ソフィア:配膳はこれで全部ですね。(キンピラゴボウの出来が自信があるのか少しだけ笑みを浮かべ) さぁさぁ皆さん、積もる話もあると思いますが、まずは手を合わせて下さい
ハイリ:それでもいいよ、きっと冷静になってマイお嬢様の怪我も減るし打ち込み方も化けるから(
ハイリ:おっとと…わーいご飯だ—。(手を合わせる)
黒斗GM:シオン>珍しくはないな。強きを手に入れるに最短ルートはない、あるとすればそれは……ふむ。それもそうだ、では。(手を合わせ)
ルナ:とにかく本当に大怪我だけはしないで欲しい……っと、はい。(手を合わせて)
ソフィア:エイル>筋は良いですからね、方向さえ噛み合えば…… (音が鳴るほど気合を入れて手を合わせる。もちろん正座だ)
黒斗GM:シオン>いただきます。
ソフィア:(こちらも正座し、堂に入った所作で手を合わせ)では、いただきます!
ハイリ:いただきまーす。
ルナ:いただきます。
ソフィア:(それに続けて小さく手を組み、神に祈りを捧げる)
黒斗GM:シオン>(早速キンピラゴボウから手を付けている)
ハイリ:(見守ってる)
ソフィア:……どう、ですか?(おそるおそる、と言った表情で)
黒斗GM:シオン>……(もぐ)ふむ。……(もぐもぐ)ふむふむ。……(もぐもぐもぐもぐ)
ルナ:(そっと見守る)
黒斗GM:シオン>……義母御殿も驚くぞ、これは。俺も抜かれたかもしれんな、いや、上手に染ませたじゃないか。美味いよ(ほう、と、感心しきったように眉を上げて)
ハイリ:(自分の分のきんぴらもぐもぐ)あ。本当だ美味しいよこれ。
ソフィア:(パッと嬉しそうな顔をして)そう、ですか。お口に合って良かったです
ルナ:ん、どれどれ(きんぴらぱくり)本当、美味しいです。すごいですねソフィアさん。
黒斗GM:シオン>ああ、すごい。味噌汁も随分と仕立てがよくなって……(もぐもぐ。ずずずー……)
黒斗GM:シオン>実は少し内心は複雑なんだが。いかんな、これは、ウカウカしていると本格的に抜かれそうだ……どこかの家庭で台所でも借りて腕直すか……
ルナ:そこ、張り合うんですか(
ハイリ:なんで対抗心なのさ(
黒斗GM:シオン>料理番というならこの気持ち少しはわからんでもないだろう、ルナ。
黒斗GM:シオン>ハイリが急に自分と同じぐらいの料理ポンと出してきたようなものだ。穏やかじゃいられんぞ。
ルナ:それは一から腕を磨きなおすレベルですね(真剣な表情で)
ソフィア:ふふ。和食でもシオンさんと張り合えるように頑張ります(少しだけ誇らしげな表情で)
黒斗GM:クロエ>二人してハイリさんの扱いがひどい(
ハイリ:慣れたけどさ( これでも一応普通に料理はできますー。(味噌汁ずずー
黒斗GM:シオン>まったく、うかうかしていられん。……ああ、それは、そうと。ステファニー(庭先に声をかけ)
ハイリ:ステフ>オヒサマー?
黒斗GM:シオン>俺の部屋の、ここに持ってきた荷物の中に、多分かなり奥の方にしまってあるだろうから手間かけるが、化粧道具出しといてくれ。それと。
黒斗GM:シオン>剣だ。そっちは、蔵に置いてある。『月ノ断』を、俺の剣を、一緒に置いておけ。
ルナ:おぉ?
ハイリ:ステフ>オゥヒシャマー(任せとけ旦那ぁって感じで蔦が伸びていった
ソフィア:ワカメ>化粧道具と剣?
ハイリ:(白米かきこんでる)キキョウに声かけなくていいのかい?
黒斗GM:シオン>……流石に、素面と数打ちの剣じゃ、難儀しそうなんでな。……母御殿には、いい、事後報告だ、気が削がれそうだ。
ルナ:ハイリは分かってるみたいだけど。何かの儀式?
ハイリ:場所はキミの部屋で?
イリナ:@回線復帰(
黒斗GM:シオン>いいや、中庭……は、まずいな。出来るだけ、此処から離れたほうがいい。他の連中が気に当てられるかもしれん。
黒斗GM:シオン>儀式といえば儀式ではある。なんてことはないがな、俺は十年前ここでの現役だった時には、本気で剣振り回すときには化粧してるってだけだよ。
ルナ:本気で……?
ソフィア:ワカメ>今度は月でも落とす気かい?(茶化しながらもご飯を摘まみ)
ハイリ:ふむ…ワカメ、悪いけど車出してくれないかな。
黒斗GM:シオン>ああ、本気でだ。ックク、月並に難儀なものを落とすことに違いはない。……ソフィア。
ソフィア:ワカメ>まったく飯時に忙しいね(おかずも急いでかき込んでから足早に車に向かい、ほどなくエンジン音が聞こえてくる)
ソフィア:……はい(何か大事なことが始まることは感じたのか、神妙な表情で)
黒斗GM:シオン>悪いが、我儘に振り回させてもらうぞ。アレを……生体魔力の塊を持って、付いて来い。
ハイリ:ステフ>(蔓がずるずると戻ってきて、古い桐で出来た化粧箱と一振りの刀を運んできた)
ソフィア:分かりました(何をする気かとは問わず。シオンについて行く)
イリナ:(御飯を食べながら見守っている。まだ凄いことだと理解していないらしい)
ルナ:ああ……(納得した様子で)
黒斗GM:シオン>さて、うまかった。ご馳走様(手を合わせて、立ち上がり)……ああ、悪いな、車出してもらって。何なら、お前達も見に来るか。
ハイリ:滅多に見れないし見に行こうかな。
ルナ:よろしいのでしたら、是非。
ソフィア:ワカメ>もちろん。見学させてもらうよ
イリナ:じゃ、じゃあわたしもっ!(急いで残りを食べきって)
黒斗GM:シオン>丁度ソフィアの盾が欲しかったところだ。親父殿はさっき……俺が気絶させてしまったしな……。
ソフィア:エイル>もちろんご一緒します(冷静に残ったご飯とおかずをパック詰めにしながら)
ハイリ:まだ起きてこないからそろそろキキョウが行くと思うよ(
イリナ:え、今盾って…(聞き間違いかなって顔)
ルナ:こっちに被害がこないことを祈りたいけど難しそうですね(
ハイリ:クロエ、一応治療の準備だけでも(
黒斗GM:シオン>一武芸者として、その道の後輩に技を見せるのは先達の努めでもある、これもまた我儘だが許してくれ、ソフィア。
黒斗GM:クロエ>はい。私が無事でしたら(
ソフィア:エイル>あのレベルの人が本気で剣を振ると余波だけで地形が変わりかねないですからね、一般人が見学するにはそれを遮る盾が必要なんです(
イリナ:(絶望の表情で、食後のぐるぐるキャンディが手から滑り落ちる)
ソフィア:貴方がそれが必要だというならば、私はそれを信じるのみです。(そこに私情は挟みませんと、胸元のロザリオに手を置き)
ハイリ:まぁ、いざと慣れば魔人化も視野に入れるから…(
黒斗GM:シオン>……助かる。
ソフィア:エイル>大丈夫ですよ。イリナは私が守ります(後ろに居てくれれば大丈夫と微笑み)
ルナ:(キャンディキャッチして手渡しつつ)まぁ、こっちも覚悟したうえで見学しますから……
イリナ:…そんな危険な目にあってまで……皆見たいの?(ルナさんからキャンディ受け取って真剣な表情になる)
ハイリ:多分一生で一回か二回見れるかどうかなものなんで、つい(
黒斗GM:クロエ>私達に向けられれば死確定もののそれですからね、私達に向けられていない今それを見れるのは幸運ですよ~
黒斗GM:シオン>では後輩共。心しておけ、この東方大陸に十年振り、〝魔人〟と言われた男の剣を見せてやる。
@(口端が釣り上がり発達した犬歯を覗かせる、頬の筋肉が軋んで出来上がった、猛禽類のような笑み。それはどこか、いやしかしやはり、どこか、ジャギの獰猛さに似ていた)

黒斗GM:@
ソフィア:ワカメ>危険と言っても余波だけだからね。例えるならロケットの発射をなるべくまじかで見たいって感じ?