GMおると:@
幼女とカニに釣られて——もとい、熟慮を重ねた末の判断として、"制海"ハシヒメからの"港町"への招待を受けることにした一行。

GMおると:@
そうと決まれば一行のフットワークは軽い。早々に準備を整えて、すぐにでも東へ向けて出発である。
ちなみにルナは何か用事があるようで、「これ、向こうの皆さんへのお土産に。途中で食べちゃダメだからね?」と菓子折を渡していった。

GMおると:@
使者兼案内役のヒルコの案内に従ったルートで車を走らせることしばし。
異貌領に入っても不思議なほど異貌と遭遇することなく荒野の大地を走り抜けると、やがて広大な海原が視界に入る。

GMおると:@
海岸線上にそのまま走り続けると、見えてきたのは外壁に囲まれた巨大な街と船着場の姿であった。

GMおると:@
ヒルコ>見えたっすよ。ようこそ、我らの港町へ!
(ここからRP開始です)

エイル:ワカメ>(適当に駐車出来そうな場所を探し)
クロエ:(煙草に火を点けつつ)いやぁ、なつかしき港町。ヒルコさんのおかげか、道中何事も無く……まぁ、昔から道中は何故か平和ですが、兎角何事もなく到着して良かったです
イオン:だいたい到着してから色々あるからねー。
イリナ:友達できるかなー…(サンタクロースの持っているような大きな袋を抱えている)
エイル:ワカメ>前ラクザに行ったときは変装とか色々大変だった覚えがあるけどね、この街は入りやすくて助かるよ
クロエ:ワカメさんも運転お疲れ様。今見たらワイン切れてたんでコレどうぞ(着けた煙草を一吸いしてから放して、フィルターをワカメの口に入れ)
GMおると:ヒルコ>あたしのせいっていうより、まぁちょっとした魔術的な"道"を通ってきたっすからね。ここまでは快適だったでしょう。
とりあえず、このまま最寄の門に向かっちゃってください。

GMおると:@目の前にはぐるりと町の周囲を囲う壁、それに穿たれた幾つかの巨大な門が見える。
近くの門には番兵らしいのがヒマそうに欠伸しつつこっちを見ている。

イオン:確か前はここの入り口で大暴れした記憶があるの。
エイル:ワカメ>(視線を門に向けたまま口でタバコを受け取り)ありがとう。まぁワインは中で補給するさ
クロエ:どういたしまして。あぁ、ありましたねぇ……クレハさんの拳で地面が蒸発してましたっけ。
GMおると:ヒルコ>あの後の処理にはあたしも駆りだされたっすよ。すげー疲れたっす(
エイル:今回は招待客ですからすんなり入れそうですね。入れますよね?(
クロエ:……あれから随分経ちましたが、クレハさんどうしてますかねぇ。……また一段と強くなってるんだろうなぁ。……げっそりです(
GMおると:ヒルコ>大丈夫っす。番兵にゃ連絡通ってるはずですし、あたしがいれば顔パスでいけますし。
イオン:ギーラから逃げまわってると予想されるの(
エイル:ワカメ>(とりあえず門番の方に車を寄せて窓を開ける)やぁ、お勤めご苦労様。話は通っているかな?
GMおると:番兵(カニのような甲殻に覆われた大柄な男)>……ん、おお、ヒルコ様がついてるってことは、あんたらが噂の招待客か。話は聞いてるぜ。
イオン:こんにちはなの、私達が事前に蟹をたらふく食べたことで命拾いをしたね(
イリナ:こんにちは、これどうぞ!(袋の中からぐるぐるキャンディを取り出して、窓からずいっと乗り出して手渡そうと)
エイル:ワカメ>OK、じゃあ通してもらうよ。ああ、ついでに中で車を止めれそうな場所ってあるかな?
GMおると:番兵>なんだオイ、お前らカニ好きか。悪いが俺はタラバだぞ( っと、どうも、お嬢さん。こりゃなんだい?(キャンディを怪訝そうに受け取って)
車なら門をくぐってすぐの場所に停留所がある。荷馬車やら運搬用異貌を停めとく場所だから、スペースは十分あるぜ。

クロエ:……タラバ……いやいや、ダメです。流石に港町の門番食べちゃったらまたあの時みたいな全力逃避行がはじまってしまいます(
エイル:(タラバと聞いて全力で表情を変えないようにしてる)
イオン:タラバのほうが食べ出があって好きなの(
イリナ:しばらくお世話になるからプレゼントにどうかなって…違うほうがいいかな()
イリナ:(カニさんの表情を伺うように)
GMおると:ヒルコ>やめたげてください(
番兵>やめてくれ( ん、プレゼント……なんか、甘いいい匂いがするな。食いモンなのかこれ。(キャンディを初めて見る様子で、暫らく眺め回してからひと齧り)……甘ぇ!こりゃいいな、ありがとよお嬢さん!(甲殻の頭がにかっと笑った)

エイル:ワカメ>ああ、紫髪の幼女の方は気にしなくて良いからね。僕らはハシヒメと喧嘩するようなマネはしないから(
エイル:(蟹が飴を食べる構図というのもシュールですが好評なようで良かったですね)
イリナ:あ、ここの人ってお菓子知らないんだ…気に入ってくれてよかった!(安心したように微笑む)
イオン:やっぱ食べたら怒るかな(
クロエ:怒られますから止めましょうね(
イオン:残念なの( じゃあ中いこっか。
GMおると:ヒルコ>実際に会ってからのお楽しみと思って、黙ってましたが。港町は甘味が少ないって話をしたでしょう?人間の作る菓子って、こっちじゃなかなか貴重品なんですよね(くすくす)
番兵>おう、こりゃいいもん貰ったぜ!あんたらも、祭り楽しんでってくれよな!(そう言って彼は道を開ける)

クロエ:まだ私達の実力じゃ、陸の上に居て弱ってるときぐらいじゃないとハシヒメさんを相手には出来ませんからね。……まぁ、陸の上で戦った時もひどい目には逢いましたが。
エイル:エイル>良く生きてますよね我々。見た目に反してあの一撃重さ、防御の重さは半端無かったです……
GMおると:ヒルコ>陸の上でも相手できるだけすごいっすよ。あたしは戦ろうとも思いません。
(@門の向こう側では、既に祭りは始まっているようで、多くの歓声や賑わいが聞こえ、そして屋台の影が見えてくる)

エイル:匂いが、香ばしい匂いがします……!
イオン:おおー、賑やかなの、お祭りの空気って楽しげでいいね!
イリナ:あまいもの…!(窓から顔を出して目を輝かせてる)
エイル:ワカメ>それじゃあ行くかい。また帰りもよろしく頼むよ。(門番に軽く手を振ってから紹介された駐車スペースへと向かう)
イオン:そういえば異貌が甘味を食べるっていうのもあんまりイメージないの、ハイリが言ってたけど、ギーラは甘いの苦手らしいし。
GMおると:@港町の中は、基本的に質素で単純な構造の建物が乱雑に建ち並ぶ、バラックの集まりのような印象を受ける町だ。
しかしその規模は大きく、活気も大きい。加えて今は、どの通りも左右を埋め尽くすように沢山の屋台が並び、それぞれ客引きの声を上げている。
目的の駐車場は外壁の裏手。止まっているのは馬車などが多いが、自動車も問題なく停められそうだ

GMおると:ヒルコ>そもそも甘味に触れる機会が少ないっすからね。普通は果物がせいぜいでしょうか。でも、甘いもの自体が嫌いなヤツばかりとも限りませんよ。
エイル:ワカメ>(馬車の間に目立たないように車を止める)
イオン:そういう点で考えるとリロルは異貌の中じゃ相当グルメなの(
クロエ:しょっちゅうお菓子頬張ってますし、菓子袋持ち歩いてますしね(
イリナ:私もはじめは、羊羹を紫の煉瓦だと思ってたなぁ…(
エイル:考えてみれば異貌領は狩猟メインでしょうから、農産物である砂糖は貴重品なんですね
GMおると:ヒルコ>ほんとっすね、独自のルートでも持ってんすかねあのお姫様(
ま、祭りの最中はそんなレアな甘味も大放出っすよ!さぁさぁ、行きましょう!

エイル:そういえば通貨は人間領のものが通用するんでしょうか? 両替が必要ならまず両替商を見つけないと
クロエ:私は煙草を幾つかストックしてますからコレで物々交換いこうかなと思ってたんですが。ラクザではそれでいけましたが、港町でも同じで良かったんでしたっけ
GMおると:ヒルコ>人間領のもので大丈夫っすよ。港町じゃ物々交換でもOKっすけど、通貨を使うなら自分たちで作るより、人間のものを使ったほうが手っ取り早かったんで。
イオン:一応私もハイリとカイトがお小遣いくれたの持ってきたの(分厚い封筒取り出した)
GMおると:ヒルコ>タバコも結構珍重されてますからね、それもアリっす。
エイル:ワカメ>タバコは戦後の通貨が少なかった時代に疑似通貨として流通してたこともあったらしいね、なるほど
イオン:たばこってそんなに価値あるんだ。
クロエ:ある意味、ここでは砂糖より貴重品でしょうからね。作り手が少ないでしょうから。
エイル:なるほど…… では心置きなく食欲が解放できるということですね(背後から闘気じみたオーラっぽいものを立ち昇らせて屋台を見据える)
GMおると:ヒルコ>ここじゃ作れないものですし、何より物珍しいですから。海には火を付けて煙を楽しむ文化なんてないっすからね。
イリナ:お金はあんまりないけど、これだけお菓子があれば大丈夫かな
GMおると:ヒルコ>物々交換に食い物は定番ですし、甘い菓子となりゃ嫌って言うヤツはまずいませんよ。さ、行きましょうか、案内するっすよ。
イオン:エイルが熱いの(
イリナ:マリー>お願いですから、お店のもの全部食べてお店潰さないでくださいね(
クロエ:どこかのゼムナス>俺は俺(本体)の中で煙草葉栽培できるから、これぞ自給自足! ……っは、俺は一体何を……っ!?
GMおると:ヒルコ>自分の体を何の栽培場にしてるんすかねあいつは。…はっ、なんか受信したっす(
エイル:そうですね、いざ出陣…… いえ、行きましょうか。案内よろしくお願いします
GMおると:ヒルコ>っと、はいはい。ではとりあえず、食い物の屋台の多いメインストリートにでも向かいますか。(とことこと歩いていく着物の幼女)
イオン:わーい、食い倒れるのー。
エイル:ワカメ>イリナならちょっと上目づかいで「おねがい交換して」って言えば大抵交渉は勝てると思うよ(
イリナ:えっと、こう
クロエ:イオンちゃん、エイルさん、特にエイルさん、程々にしないとダメですよ。お祭りですから多少は多目に見ますけど……(ヒルコについていきつつ)
イリナ:えっと、こう?(上目遣いでワカメを見る)
エイル:ワカメ>OK、お嬢さんなんでも好きなものを買ってあげよう(
エイル:ふふふ、大丈夫ですよマリー。潰してしまってはまた食べに来られませんからね(ヒルコに嬉々として追従しつつ)
GMおると:@町中を歩けば、周囲には見渡す限りの異貌たち。ごくまれに人間。その姿はおおむね人型に魚類や甲殻類の特徴を持った者が多いが、四足歩行の獣の姿や、這い寄る混沌的何かまでいる。
そいつらが手に硬貨や物々交換のための品を握りしめ、屋台の主(もちろんこっちも異貌だ)とやりとりをする様子は異世界に迷い込んだようでもある。

イオン:ちゃんと加減はするから大丈夫ー…いあいあ! いあいあ!(這い寄る混沌的なものを見てついていこうとしてクロエに首根っこ掴まれてる)
クロエ:這い寄る混沌的何か>いあいあ!
クロエ:ダメです!(
エイル:知らない生物について行っちゃいけません(
GMおると:ヒルコ>さて、食い物の屋台ならこの辺が……あれ、大丈夫っすかー?(何かが焼ける音や香ばしい香りの漂う通りにやって来たところで振り返り、首かしげ)
イオン:はっ、私は何を…(
クロエ:這い寄る混沌的何か>おっちゃんりんご飴一つくれへんか
イオン:おっちゃん>まいど。
クロエ:這い寄る混沌的何か>おおきに。お代ここに置いとくで
イオン:おっちゃん>おう、また来てな。
イオン:(オーサカ弁なの…)
イリナ:私もりんご飴1こ!(いつの間にか這い寄る混沌の隣でまんじゅうを取り出してる)
イオン:あ、イリナが甘味につられたの(
エイル:見た目はともかくやり取りは完璧な商人ですね……(さっそく両手いっぱいに串焼きだのリンゴ飴だの出自不明の肉焼きなどを抱えながら)
クロエ:あ、あぁ、大丈夫ですよヒルコさん。早速楽しんでます
イオン:おっちゃん>おう、おおきに。嬢ちゃんかわいいかんな、サービスしたる(ちょっとした赤子の頭くらいのりんごあめをイリナに差し出してる)
GMおると:深きものども的何か>おう、そこのお嬢ちゃんたち!こっちのタコ焼きも食ってかねぇか?(魚のヒレっぽい手で器用にたこ焼きを回してる)
イオン:ヒルコの話よりも思いの外多いの、深海の主が( あ、たこ焼き欲しいのー(屋台に突っ込んでく)
GMおると:ヒルコ>そりゃなにより。相手の見た目は気にせず楽しんでってくれるといいっすよ。
クロエ:這い寄る混沌的何か>(ずるずると粘着質な音を立てながらたこ焼き屋台へ行き、イオンの後ろに並ぶ)
イリナ:な、なにこれ…(目を丸くしながら受け取り、一口)…あ、美味しい
GMおると:ヒルコ>祭りの間は連中も多めに揚がってくるっすからね(
深きものども的何か>はいよ、どうぞ!(かつおぶしの踊ってるできたてほやほやをイオンの前にどん)

エイル:(タコ類が苦手なので上手くよけながら魚類的な見た目のお店を高速周回している)
クロエ:這い寄る混沌的何か>はすたぁぁぁぁ……(呼吸音)
イオン:いあいあぁぁぁぁ……(コンタクト中)
クロエ:ええ、気にしてたら身が持ちませんしね、ええ。私は何食べようかな……
クロエ:(イオンの尻に鉄球ぶつける)
イオン:痛い!
クロエ:コンタクトしない。
イリナ:(物凄い勢いでシャクシャク食べてる)
GMおると:@やっぱり海の町ということもあって、聞いていたとおり屋台の内容は海産物が多い。タコ焼き、イカ焼き、エビフライ、貝の網焼きなどなど。勿論、人間の祭りの屋台で見かけるような料理も沢山ある
イオン:仕事中のハイリ>仕方ないよ…ジルの遺伝子継いでるから、常時ほぼSAN値0みたいなもんで…はっ、僕は何を!?(
エイル:ワカメ>ワインー、お酒ー、つまみー(ゲソ串齧りつつ、酒を扱ってる店がないか物色中)
GMおると:出稼ぎに来たっぽい人間のおっちゃん>おう、そこのワカメ異貌の兄さん!酒が欲しいならここの「鬼殺し」一杯どうだい!(どん、と瓶に入った東方酒を枡で売ってる)
クロエ:見事に溶け込んでますね、ワカメさん
イオン:違和感ゼロなの(
イリナ:言われるとそう見えるかも(
イオン:(たこ焼き30個入りソースマヨ鰹節ネギ増し増しを這い寄る混沌と並んで食べてる)このたこ焼きタコがすごい美味しいの。
エイル:ワカメ>ぐっ(異貌じゃないとも言えず、微妙に苦い笑顔を浮かべながら)い、いただこうか…… おっ! これは、いけるね
GMおると:深きものども的何か>そりゃ良かった!何せ裁きたてだからな!(屋台の裏で蠢くタコ足)
クロエ:這い寄る混沌的何か>共食いやあらへんで(誰に言うでもなくぽつり。たこ焼きもぐもぐ)
イオン:…お、おう、なの…。(もぐもぐ)
GMおると:ヒルコ>はっはっは、満喫してるっすねぇ皆さん。
エイル:ワカメ>これは良い土産になりそうだ。2瓶ほどいただこうかな
イオン:ヒルコも何か食べるといいの、ワカメのおごりなの(
GMおると:おっちゃん>だろう?はるばるここまで来た甲斐あって、飛ぶように売れるぜ!(瓶を包みに入れつつ)
イリナ:これ、美味しかったから皆の分も買ってきたよ!(イカの形をしたチョコ…ではなくチョコバナナのイカ的なものを持ってくる)
エイル:(げっ歯類的な頬袋の広がりを発揮しつつ)いやはや噂以上に……もぐもぐ……新鮮な魚介というものは……もぐもぐ……良いですね……ぷはぁ。 おお、ありがとうございますイリナ
GMおると:ヒルコ>いえいえ、あたしは自分の分は自分で食うんで、お構いなく。 おお、イカチョコじゃないっすか。過去港町祭りのグルメ100選にも入ったんすよソレ。(
イオン:そのイカチョコってどんな代物なの?(
クロエ:塩アイスの延長上的なやつでしょうか……イカチョコ……(サザエのつぼ焼き食べてる)
イリナ:イカにチョコがかかってて、中にあんこが入ってるんだよ!(
GMおると:ヒルコ>食ってみるとこれが意外に合うんすよねぇ(
クロエ:這い寄る混沌的何か>ワシのIdeaSweets(無駄に流暢な発音)の中でも傑作の一つやな(
イオン:Σ(びくっ)そ、それじゃあ一個もらうの、イカチョコ。
イリナ:(皆にイカチョコを配る、半ば押し付け気味に/ぁ)
GMおると:ヒルコ>折角ですしあたしも一つ…っと、ありがとーっす(受け取ってがぶり、と豪快に)
エイル:ワカメ>ん、お酒に甘いものはちょっと……いただこうか(上目遣いに即撃沈し)
クロエ:(受け取って、もぐ)んー……んー……思ったよりイカがパリパリに焼き上げられてて予想してたぐにゃぐにゃ感がない分食べやすくはありますね
GMおると:ヒルコ>くー、この甘さと香ばしさのハーモニーが溜まらんっす!(彼女的にはベストヒットらしい)
イオン:確かに、あんまりイカっぽさがないからチョコともよく合うの。
イリナ:(真剣な表情でもぐもぐしてる)
クロエ:這い寄る混沌的何か>あんことチョコに挟んだイカをいかに長くパリッパリにしておくか。難題やったでほんま……
イオン:そこの這い寄る混沌は客じゃなくて開発側だったの(
GMおると:ヒルコ>作り手の工夫が光る逸品っすよね。いやー、御見それするっす。
エイル:ワカメ>水中では使わなさそうな技術にそこまで熱を入れるとは、流石商人なのかな
GMおると:??>——あら、久しぶりに会ったら随分楽しそうね、ヒルコ。そちらの方たちは、例のお客さん?
(ばんばん、と這い寄る混沌的何かの背中らしきあたりを叩いているヒルコの背後から彼女と皆に、女性の声がかかる)

エイル:ワカメ>ん、どちら様かな?(脳内美女センサーが反応し、全力でイケメン顔を作って振り向く)
GMおると:ヒルコ>おぉう、これは氷雨(ひさめ)の姐さん。ご無沙汰っす。
氷雨>はい、ご無沙汰。皆さんは始めましてですね……雪女の氷雨と申します。ようこそ、港町へ。(楚々とした風情で一礼するのは、白い着物を着た白髪の女性。見た目は20代前半だろうか)

イリナ:はじめまして(ぺこりとお辞儀)
クロエ:どうもはじめまして、クロエです。お祭り楽しませて貰っています。
エイル:初めまして、エイルと申します。活気があって良い街ですね
イオン:イオンなの、こんにちはー。
クロエ:しかしこのお祭りも楽しいですが貴女とふたりきりで過ごす夜はもっと楽しいものかと思われますがいかがでしょうか損はさせません私と一緒に——(イオンに阻止された)
GMおると:氷雨>ええ、祭りの間はこの町も普段の倍は活気付きますからね。お楽しみいただけているようで何より……あらあら、積極的(袖で口元を隠し、上品に笑う)
エイル:ワカメ>どうもこれはご丁寧に。僕は天才魔術士のエドワード、ぜひ今後とも良しなに。(キラーンと歯を輝かせながら貴族風の礼を取り)
エイル:イオン、ヘッドロックを、ええしばらくそのままで(
イオン:(腕関節をキメてる)
イリナ:えっと、これどうぞ!(羊羹を一本取り出して差し出す)
イオン:@はっ、タイミング悪かった。ヘッドロックで(
クロエ:ギブっ! ギブアーップ!
GMおると:ヒルコ>氷雨さんは海異貌じゃない中ではこの港町でも古参のお方でして。祭りじゃ毎年カキ氷の屋台を出しては大盛況なんすよ。
氷雨>ええ、よろしく天才魔術師さん。(にこりと)あら、これは羊羹ね…こちらで見るのは久しぶり、ふふ、いただくわ(羊羹を受け取って、ひんやりと冷たい手でイリナの頭を撫でる)

イリナ:えへへ(撫でられて嬉しそうに)
エイル:ほう、かき氷を。これは後ほどお邪魔しなくてはいけませんね
イオン:(開放)ここで海異貌じゃない異貌は初めて見た気がするの。
クロエ:かき氷もいいですが私は氷雨さんの冷たい肌を直に感じたいだだだだだだだ!? 力強めないで! 頭がみしみしいいはじめました!
イリナ:かき氷…!(目が輝く)
GMおると:氷雨>ええ、今も客引きついでに祭りを見て回っていたところで…よろしければ、皆さんもいらしてくださいな。
ヒルコ>町の外からのお客様は陸出身が多いっすけど、町に定住するヤツらはやっぱり海出身が多数を占めるっすからね。氷雨さんみたいな陸からの定住者は珍しいっす。

イオン:(ギリギリギリギリ)
エイル:ワカメ>ふむ、それもハシヒメの手腕の成せる技なのかな。こんな美人がいるなら僕も定住したくなるよ
クロエ:私も思わず定住とか考えちゃうところでしたが、ユカさんとカガリビさんとカンザキさん敵に回すこと考えると躊躇います(
GMおると:氷雨>この港町を造る際、私の一族が少しお力添えをしたことがありまして……それ以来のご縁で、こうして住まわせていただいています。
まぁ、そのような難しい話は祭りには無粋でしょう。よろしければお近づきの印にカキ氷おひとつ、ご馳走しましょうか?

GMおると:ヒルコ>あたしたちはいつでもウェルカムっすよー(
クロエ:ありがとうございます、ご馳走になります!
イリナ:ほんと!?
エイル:ありがとうございます、よろしければぜひ!
イオン:わーい、細いけど太っ腹なのー!
GMおると:氷雨>ええ。では、すこし涼しくなりますが、失礼して……(ふふ、と微笑みながら、袖の内側から透明な器を取り出す。近くで見れば分かるが、それは氷だ)
GMおると:氷雨>氷菓子屋、氷雨。臨時開店といたしましょう。
(ふわ、と女性の周囲に季節はずれの雪が舞い踊る。彼女自身が降らせているのであろうそれは、陽光を浴びえて幻想的にキラキラと輝きながら、彼女の意志どおりに器の中に集まっていく)

エイル:ワカメ>おお、これは中々にアーティスティックだね
GMおると:氷雨>量は……大盛り、でしょうね、皆さん。味付けはどうなさいますか?(さらさらと音を立てて盛り付けられた真っ白いカキ氷。それを差し出しながら、袖からシロップの小瓶を取り出して)
クロエ:あ、私は普通盛りで結構ですよ。抹茶あります?
イオン:いちごがいいの。
エイル:では私は基本のイチゴをお願いできますでしょうか
エイル:ワカメ>じゃあ僕はメロンで
イリナ:いちご!
イオン:やっぱり基本はいちごなの。
GMおると:氷雨>ありますよ、お抹茶。あとはイチゴ三つに、メロンですね。(さらさらと緑、黄緑、赤のシロップをそれぞれの氷の山にかけ)はい、できました。どうぞ、めしあがれ。(涼やかな笑みと共に器を皆に手渡した)
クロエ:ありがとうございます。いただきますー。(受け取り)
エイル:感謝します、それではいただきます……(さくさくと下品にならない最低限度を守りつく高速で口に含んでいく)
GMおると:ヒルコ>勢いよく食うと頭キーンってなるから注意するっすよー
クロエ:一度ぐらいはなってみたいんですけどね、頭キーン。(さくさく、もくもく)
エイル:ふぉぉぉぉぉお(キーーンッ)……で、ですが。これが良いのです……!(
イオン:(しゃくしゃくしゃくしゃくしゃくしゃくキーンしゃくしゃくしゃく)
イリナ:いただきます!(キーンってなるかならないかの限界を攻めて食べてる)
GMおると:(氷を口に含むと、高山の雪をそのまま口に含んだかのような清涼な冷たさが。シロップの甘みと合わさってシンプルで絶妙な味わいを奏でる)
クロエ:生物の生理現象とはとんと無縁なもので、あぁでも、味はちゃんと分かってますから。とってもおいしいですよ、普通のかき氷食べられなくなりそうです
イリナ:はぅっ(キーンってした)
イオン:このかき氷レベル高すぎるの。美味しい!
GMおると:ヒルコ>ふふふ、凄いでしょう、氷雨さんのカキ氷は。雪女の生み出す氷雪ほど純粋なものはこの世にそうありやせんからね!
氷雨>あらあら、そんなに褒めていただくと、照れてしまいますわね(軽く頬を染めてうふふと笑う)

エイル:ええ、シンプルなお菓子でここまで一般のものを隔するとは、恐るべしですね……!
イリナ:ただの氷とシロップなのに、凄い美味しい!
クロエ:這い寄る混沌的な何か>氷雨はんのかき氷にかかったらワシのイカチョコとて下位に甘んじる他ないで。港町祭りのグルメ100選でも常に10位以内の猛者やからな(まだ居た)
イオン:ある意味氷のプロなの。
イオン:(イカチョコをかき氷に砕いて撒いて食べてる)
GMおると:氷雨>ふふ、嬉しいですね……せっかく褒めていただいたのだし、もう一杯くらいサービスしちゃおうかしら。
GMおると:ヒルコ>氷雨さんたち雪女一族は、雪と氷、そして水を扱う術のエキスパートっすから。港町を支える重要なお方なのは、この一杯でも分かっていただけたっすかね?
クロエ:どこかのゼムナス>雪女一族の方にはいつもお世話になっています。清涼な水がないと俺死んじゃう。
エイル:ええ、このかき氷の味は正直世界を狙えると思います(
イリナ:(器の端っこ齧ってる)
イオン:スイーツが少ないとはいうものの、こういうのが食べられるならそれはそれで贅沢なの。
クロエ:ううん、もう一杯といただきたいところですがご好意に甘えすぎるのも駄目ですね。何かお返しが出来ればいいのですが……
GMおると:氷雨>世界……そこまでのことは、考えておりませんけど。私はここで皆様の笑顔を見られたら、それで十分ですわ。(微笑みながら、イリナに齧られた器にそっ、と指を当て。さらさらと新しいカキ氷が中に補充されて)
GMおると:氷雨>お礼でしたら、今日の祭りを存分に楽しんでいってくださいな。私のような者にとっては、町が善く巡っているのを見られることが、何よりの喜びですわ。
クロエ:……っま、まぶしい……!(
イオン:浄化されそうなの!(
イリナ:わぁ……!(目を輝かせて、今度はマリーと二人で半分こして食べる)
GMおると:ヒルコ>ほんと、氷雨さんほど無欲で善良な異貌っつーのも珍しいっす(
氷雨>あらあら、お世辞を言っても氷しか出せないわよ? それじゃあ、私はそろそろ屋台に戻りますね。皆様、またどこかで。

クロエ:あ、はい。ご馳走様でした、帰りお気をつけてー
イオン:ごちそうさまなのー。またねー。
イリナ:お姉さん、またねー!(手を振り)
エイル:氷ではなくて爪の垢を煎じて飲ませたいですね、人間に。
あ、ありがとうございました。とても美味しかったです(手を振り)

GMおると:氷雨>はい、それでは、また。
(すっ、と流れるような一礼と共に、女性の周囲に再び雪が舞い。それが晴れると共に、彼女の姿は消えうせていた)

GMおると:@