GMおると:@
——カニ。

GMおると:@
漢字表記するならば"蟹"。
十脚目短尾下目に属する甲殻類であり、人間とも馴染みの深い水生節足動物である。
世界中の海に様々な種類が広く生息するのみならず、陸上や淡水に生息する種類も存在する。

GMおると:@
最大の特徴はやはり、その多くの脚を駆使した「横歩き」と、トレードマークとも言える「ハサミ」だろう。
カニのハサミは彼らが生きる上で欠かせない道具であり、餌を取る、敵を威嚇するなど、多目的に利用される。
海岸で迂闊に手を出すと挟まれるので気をつけよう。

GMおると:@
しかし、人間とカニの関係と言えば、やはり食であろう。
5000年以上もの昔から、カニは食用として漁獲され、人々の食卓を賑わせてきた。
生の刺身から鍋の具材、カニタマやカニチャーハン等々、その調理法も非常に多彩であり、美味な高級食材として多くの人々の憧れの的となってきた。

GMおると:@
この逃亡者一行の中にも、好物だという者はいるかもしれない。
だとしても、高級品ゆえになかなか手に入らず、それが食卓に並ぶことは滅多にないのだが。

GMおると:@
ともかく、人間にとって馴染みある海の生き物である、カニ。
それを何故こんなにもムダにやたらと尺を取って解説しているのかというとだ。
——いるからだ。それが、今、目の前に。

GMおると:@
長くなってしまったが、状況を端的に説明しよう。
——幼女が、カニに乗ってやってきた。

GMおると:@
幼女「どもーっす!」
@導入は以上です。さあRPをどうぞ(

クロエ:どもーっす! 突然ですがそれから降りて頂いてそれを捕獲&捌いて調理して食べさせていただいてもよろしいでしょうか!
エイル:ボイル焼きぃぃっ!!(目をギュピーンと輝かせながら飛び出してきて、幼女の姿を見てギリギリのところで制動した)
イオン:こんにちはなのー! 一部は生のままで食べてもいいかな!
GMおると:幼女>あたしの大事な乗用車兼非常食を食わねえでほしいっす!(
GMおると:カニ>(泡をぶくぶく吐いて抗議)
クロエ:非常食とは非常事態に食べるもののことを指します。つまり、今ですよ(
エイル:ワカメ>非常食ではあるんだ(のっそりと車から顔だけ出して)
GMおると:幼女>あんたらの非常事態は関係ねっす(
クロエ:いやあ、あながち無関係とも言い切れません。
GMおると:幼女>ほほう、というと?!
イオン:別にカニがダメなら私は搭乗者でもいいの(
クロエ:そう、こういうことを言い出す幼女が居るのでね(
GMおると:幼女>変質者ですかおたくの幼女は(
イオン:人のお肉が好きなだけなの(
イオン:やっぱりどんな動物でも若いうちが肉も柔らかくて食べやすいし、だから仕方がないの(
GMおると:幼女>人の姿でココに来たのは間違いだったかと猛烈に後悔っす(
クロエ:いや、蟹に乗ってきたのが駄目だったんですよ
GMおると:幼女>亀とかのほうがよかったっすか。
クロエ:亀鍋にされるのがオチです
GMおると:幼女>何にせよ食うんすね(
エイル:ワカメ>相当なゲテモノで来ない限りここの面子は食に結び付ける自信がある(
クロエ:いや、私も普段はこんなにガメつくはないのですよ? しかし高級食材となれば話は別(
イオン:蟹か人が食べたいの(
エイル:ワカメ>そんなわけでまだエイルとイオンが冷静なうちに聞くけど、わざわざカニに乗ってやってきた用件はなにかな?
クロエ:答えなければ貴女と蟹が齧られます、答えれば蟹だけ齧られます(
GMおると:幼女>ああうん、あたしも食われたくないんで先に言っちまうと、本日は、ハシヒメ様の遣いとしてやってきたっす!
エイル:脅すわけではないですが美味しそうです(
エイル:……晩餐会のお誘いとか?(蟹見ながら)
GMおると:幼女>脅しでなかったら何だったんすか。そして惜しい。
クロエ:じゃあ、蟹だけということで。ワカメさん、キャンピングカーから調理道具一式用意してきて下さい。このサイズだと多分、乗りませんからここで捌きますので。
クロエ:ん? 晩餐会のお誘いで、惜しい、と? はてさて、どういうことでしょうか。
イオン:晩餐会で近いとなると決闘かなにかのお誘いなの?
GMおると:幼女>決闘でもあの人ノリノリで応じるとは思いますけど。やってくれるっすか?
クロエ:(イオンを卍固め)いえ、聞かなかったことにして下さい。
エイル:ワカメ>仕方ない無いなぁ(ボヤキながらも大型の肉食異貌でも捌ける調理台と道具一式を準備する。トランクからワンタッチでガシャコンと出てくるあたりまた何か改造したようだ)
GMおると:@なお、カニの大きさは種類によって様々だが、今一行の前にいるカニは甲羅の全長だけでも2メートルはある。幼女一人なら余裕で乗せられるサイズである
イオン:ぎぶぎぶぎぶぎぶぎぶ!
クロエ:(卍固め続行しながら)理想は全身酒蒸しですが、なんとも。大きいと嬉しいですが大きすぎるのも困りモノです
GMおると:幼女>それは残念。あの人この時期になると欲求不満で大変なんすよねぇ
カニ>すでに諦めの境地に入っている

イオン:(じょじょに力が弱くなっていく)
クロエ:美女が欲求不満と聞けば普段だったら居ても立ってもいられぬ私ですが、相手がハシヒメで戦闘欲求が不満なら話は別です(
エイル:是非とも部下の方々を相手に発散してもらってください(
GMおると:幼女>もちろん戦闘欲求っすね(
クロエ:300年前なら多少なり考えさせられましたが、今はちょっと。パーツの劣化半端ないので遠慮させて下さい。
GMおると:幼女>んでまー、皆さんカニに夢中すぎて話が飛び飛びなんで、一度順を追って話をさせていただいてもいいっすかね(
クロエ:ああ、これはどうも失礼しました。蟹はこちらで勝手に捌いてますので、どうぞ(
GMおると:幼女>よろしくっす(カニから降りて引き渡し/ぁ)
エイル:すみません、お願いします。ああ、できれば手短にしていただけると幸いです。私が胃を抑えていられるうちに(
イオン:いただきますなの(
エイル:ワカメ>(蟹に憐れみの視線を向けつつ)あ、酒蒸しにするならこの前支部長室でくすねてきたちょっと良いお酒使おうか。足がつく前に(
クロエ:(——獲物を苦しめないように一瞬で意識を断ち切るプロの狩人の手法および甲羅を剥いだり味噌抜いたりする音は誰かにより規制されました——)
GMおると:幼女>ういっす。できるだけ手短に。改めてあたしはハシヒメ様の使者、名をヒルコと申すっす。
@その幼女は雛人形のような煌びやかな着物姿で、ちょこんと立っている。髪は黒いおかっぱ頭で、この場合は禿(かむろ)と呼んだほうがいいのかもしれない。屈託のない笑顔で一同を見ている。

クロエ:港町って、着物流行ってますよね? トップがそうだからなのか、以前お邪魔したときもちょくちょく見かけたような。ああ、大変よくお似合いで。
クロエ:……異貌側でなければ夜の逢引をお願い申し上げるところなのですが。くっ。生憎と今は人間側に加担しておりまして……!
エイル:どっちだろうと幼女に逢引を申し上げるないでください(
イオン:クロエ守備範囲広すぎなの(
クロエ:自重しているじゃないですか、ソレにあんまりですよエイルさん、イオンちゃん。人間だって酸素吸わなきゃ生きていけないでしょうに(
GMおると:幼女>ああ、そりゃどうもっす。そっすねー、ハシヒメ様がああだからとこういう格好好む連中は結構多いっすね。あたしも含め。
あ、今のあたしは人間っすけど、だとしても人間じゃないお方の夜伽すんのはちょっと(

エイル:機械に逢引が必要というのは初耳です(
クロエ:フフ、私をそんじょそこらの機械と一緒にされては困ります(
イオン:何褒められてる風な空気出してるの(
GMおると:ヒルコ>ダメな意味でそんじょそこらと違うのはあたしにも分かるっすよ(
クロエ:何せ、マスター・オブ・変態、性格的な意味でも技術的な意味でも変態の名を欲しいままにするあのエイボンの最高傑作が一つですからね。フフフ(
GMおると:ヒルコ>うわぁダメな方に自慢してるー。とりあえず話が脱線しそうなんで元に戻しますと、今日は皆さんを我らが"港町"にご招待するために来たっす。
エイル:すみません、変態でさえなければ完璧な人なんですが(
そして本当に招待でしたか

イオン:クロエその発言はエイボン怒んないの?( ん、それにしたってなんで急に招待?
クロエ:完璧とは欠点もなければそうとはいえません。しかし欠点があれば完璧とは言えない。技術者の宿痾ですよね、マスターもよく悩んでおられて……
クロエ:久々ですね、港町に行くのは。
GMおると:ヒルコ>急っていうか、丁度この時期に誘いたいイベントがありまして。
GMおると:ヒルコ>今から数日後に、ハシヒメ様の港町で、年に一度の大きな祭りが開かれるんすよ。
クロエ:ほうほう、どんなお祭りで?
イオン:海開き?
GMおると:ヒルコ>祭りの内容は、まぁあえて言うなら新春祭りっすかね?実際は配下の異貌たちのガス抜きのために、飲めや歌えやの大騒ぎするための祭りっす。
イオン:異貌もお祭りとかやるんだー。楽しそうなの。
エイル:……そのお祭り、やはり人間領と同じく屋台なども出るので?
もしかして料理の振舞などもあったりしますか?

クロエ:私達が呼ばれる理由ってなんでしょう? まあ、たしかに、色々あってハシヒメさんとは何度かお会いはしていますけれど。
GMおると:ヒルコ>もちろん。むしろ町中屋台で溢れ変える勢いで、異貌領ならではの料理の数々が振舞われるっすよ。あ、料理の屋台以外も出るっすけどね。
クロエ:その時々ろくなことになっていないので、親睦を深めるっていう間柄でもないですよ
エイル:それは、素晴らしいですね……!(ごくり)
GMおると:ヒルコ>あー、そっすね。その辺の事もお話するとっすね。
GMおると:ヒルコ>ぶっちゃけて言っちゃうと。最近、あたしら異貌の情勢って、だいぶ変化が激しいでしょう?とくにトップの周りが。
エイル:ワカメ>まぁ普通に人間が異貌領に行ったら袋叩きされて解体された挙句屋台の一角に並ふことになるだろうしね、そこを押して招待する理由って何だろう
クロエ:そうですねぇ。こっちにまで、撃墜さんのが飲む胃薬の量が増えたって情報が届いちゃうぐらい慌ただしいようですね
イオン:聞いたところによるとこっそり人間の腕の良い漢方のお店にいってるって話なの。
クロエ:ある日の撃墜>……もし。ここが、東方一の漢方薬師がおられるという薬屋で間違いないでしょうか……どうか、どうかこの胃痛を何とかして下さい……!!!
GMおると:ヒルコ>ええ、そう。古株の鋼鉄の大将が落ちたり、お空の大将が目覚めたり、撃墜の大将の胃薬が増えたり、まぁ色々。
そんでまー、うちの大将はですね。そういった身内の情勢の変化に、そこはかとなーく違和感と危機感を覚えてるご様子なんすよ。

エイル:人間側の支部長たちも大雑把なだけにある意味両陣営で一番心労を積み上げてる気がしますね(
クロエ:なんか同情しちゃいそうですけど駄目ですよ。異貌で一番苦労してるのは撃墜さんですけど、異貌で一番何考えてんのかわかんないのも撃墜ですから(
イオン:撃墜は制空の影に隠れがちというか率先して隠れてるフシがあるから困るの。
GMおると:ヒルコ>何考えてんのか分からんってのはまさにそうっすねぇ。あたしら海の異貌は陸の異貌たちとは微妙な距離感がありまして。陸の同胞が何を考えて何をやろうとしてるのか、あたしらにも把握してない所が多いんすよ。
イリナ:東方って月光も異貌も大変そうだね…(
イオン:それでの違和感と危機感かー、正直厄介さで言えばハシヒメも十分だけど。
クロエ:難しそうなこと解らなさそうな制空はともかくとして、ハシヒメにも何にも話してないんですね撃墜。
GMおると:ヒルコ>なーんにも聞いてないことはないと思うっすけど、ハシヒメの大将が一部しか聞いてないことは確かで、そんでもってさらに下っ端のあたしはなーんも知らされてりゃしません。その辺宮仕えの辛いトコっす。
GMおると:ヒルコ>んでまー、人間からしてみりゃあたしらも厄介っての、そりゃそうでしょう。ハシヒメ様とあたしたちが第一に考えるのは陸の異貌のことでも陸の人間のことでもなく、あたしたち自身のことです。
エイル:まぁ我々も月光の戦略の何かを知ってるかっていうとそうでもなく日々こき使われてるだけですから同じですね(
イオン:ある程度聞けば教えてくれそうだけど、実はそんなに興味はないの(
クロエ:そこらへん一貫してますよねハシヒメ一派。陸の同胞に協力はするけど第一は自分たちって、鋼鉄将軍がトップの頃からずーっとですし。
クロエ:興味がないわけじゃなんですけどね、月光の東方戦略。聞いたら今以上に戻れなくなりそうなんで聞きたくないです(
GMおると:ヒルコ>ええ。陸の事情は陸の事情、それがあたしらのスタンスです。それでも、 これまでは陸の異貌とは同胞ってこともあって、持ちつ持たれつやってきたわけっすけど……隣近所の屋台骨がぐらついてる上に様子が分からないってなると、 あたしらも今後の身の振り方ってのを考えるわけっすよ。
イオン:既に沼に足突っ込んだ状態でわざわざ上から押してもらうこともないの(
クロエ:まぁ、察しますよ。私達もどちらかといえば、ハシヒメ一派のスタンスに近いですし。東方月光が異貌に駆逐されそうになったらトンズラするつもりなので。
GMおると:ヒルコ>ははは、そうっすよね。ぶっちゃけあんたらが招待されたのはそういう点もあると思うっす
エイル:ふむ。というと、陸の異貌には内緒で関係を持っておきたいと?
GMおると:ヒルコ>極論するとそういう事になるんすけど。でも、これはいきなり陸の同胞と手を切るって意味じゃないっすよ?
GMおると:ヒルコ>これからどうすればいいかを考えるために、これまでの陸の異貌寄りだった視点を外れてでも、もっと広い視野を持つべきだって、そうハシヒメ様はお考えのようっす。
イオン:それで私達をお祭りに招待するの?
イリナ:…えーっと、これが上手く行けば海の異貌と友好的な関係が組めるかも、ってこと?
GMおると:ヒルコ>ええ。まずは今までもこっそりやってきた人間との交易の強化。そして、人間側の中でも特殊な立ち位置にあるあんたらと接点を持つ。それがうちの大将の望みです。
GMおると:ヒルコ>我々海の異貌は、あんたらとの個人的な友誼を希望しています。もし招待を受けてくれるなら、港町一同、歓迎するっすよ(イオンとイリナににこりと笑ってみせ)
エイル:なるほど。普段なら警戒するところです。……が、巨大な蟹を送り付けてくるとはハシヒメもやりますね。思わず釣られそうです……!(
クロエ:……ふぅむ。
クロエ:……ほんの少しだけお待ちを。招待を受けた場合のデメリット、実はあまりないのですけど、本当にないのか考えてますから。
イリナ:私は行ってもいいと思うなぁ。私は異貌が全部敵だとは思わないし…
イオン:待ってる間蟹食べる? ちょうど第一陣が茹で上がったみたいなの(
GMおると:ヒルコ>はいはい。他に聞きたいことがあればあたしに知らされてる範囲で答えるっすよ。カニ食って待ってるっす。
エイル:食べます(即答)
イリナ:殻厚そうだけど…食べられるの?(サワガニしか食べたことがない顔)
エイル:場所が場所だけに危険はあるとは思いますが。歓迎するというからにはある程度安全は保障されるのですか?
GMおると:ヒルコ>元々あたしの非常食っすから、身は詰まってるっすよ(
エイル:ひゃっほう
エイル:……失礼(恥ずかしそうに口押さえ)
GMおると:ヒルコ>はいな。エイルさんでしたっけ、お答えしますと、元々港町にはそれなりに人間が入ってくることもあります。無論脛に傷持つ裏街道の住人っすけど、中には港町で商売までしてるヤツまでいるくらいっすよ
クロエ:私達は月光という屋台に組み込まれていますが、あくまで暫定的、本来はやらなければ ならない事やってはならない事は免除されていますしある程度の問題行動も無視されています。東方月光の気風とはまた別にしても西が何も言ってこない以上西 側にもこちらの事情や特別視は間違いなくあるとして、今までも異貌側には何度も踏み込んでますが今回は使者まで送られての正式な招待が……(手を顎に添え て、ぶつぶつと現状、ヒルコに聞かれても問題ない現状程度のことは口に出して色々と考えてる模様)
GMおると:ヒルコ>港町は"港町にあるあらゆる物は商品"で、"他人の商品を奪ってはならない"不文律があるっす。町に入るときに自分自身の"所有権"を"購入"すれば、人間だからというだけで排斥されることはそうありません。基本的には。
イオン:(カニ足に割れ目を入れて慎重に身を引きずり出して皿に並べてる)イリナ、先にいっこ食べていいの。このやわいところが身なの。
クロエ:……………一般の警察は問題はない、危険性があるとすれば密葬課だがロゼの件で黙ったまま。開拓団とは本来関係ない位置に居るし。………う~ん。
イオン:私達が個人で付き合う分には恐らく問題はないと思うの、その結果どの組織にも不利が生じさえしなければ。
GMおると:ヒルコ>ものすっごい頭回転させてる人形ねえさんがいますが、煮詰まるようならどんどん質問してくれちゃっていいんすよ?カニ食いつつ。(勝手に自分の分のカニ脚を確保)
エイル:ふむ、そういったルールを守らせる組織はあるのですか? またその実力はどうでしょう?
イリナ:そうやって食べるんだ…!(目が輝いて、嬉々としてもきゅもきゅ食べてる)
GMおると:ヒルコ>港町のルールを定めたのはハシヒメ様で、ハシヒメ様がルールです。実力を疑うなら実際に港町で騒ぎを起こしてみると良いかと。
クロエ:それなんですよ、イオンちゃん。私達個人の付き合いだ、って、今は言えますし大抵問題ないです。けど、それが通じない相手も居ますから。
クロエ:今そのあたりの目測付けてるところなんですけど、今一思い当たりません。いや、思い 当たるは当たりますけど私達の脅威にはならないので、私達の今後。月光を抜けたあとの今後を、東方を出るときの今後を考えると、何だか、招待受けない方が デメリットのような気がしてきました。
GMおると:ヒルコ>ま、"ただの喧嘩"レベルのことならハシヒメ様も黙認してらっしゃいま すがね。喧嘩を売らない、買わない、問題起こさない。これさえ守ってりゃ、"余所者"でもそこそこ安全に町を出入りできるんじゃないっすかね。……人間と 異貌の町で、そもそも"治安"のレベルが違う点はまぁ、ご了承いただくっすけど。
イオン:私達の立場だからこそ許されることでもあるしねー、この招待に乗るの。あ、蟹酢いるひとー。
クロエ:オッケー。それじゃ、乗りますか。
イリナ:名物のお菓子ってあるの? あ、それかけてみるー(もきゅもきゅ
イオン:(でけえ皿に蟹足と半分に割った蟹の甲羅がわんさか)じゃあイリナにはこれなの(蟹酢の小鉢を置いた)
GMおると:ヒルコ>菓子っすか。港町は名前の通り海産物は豊富なんすけど、甘味はちょっと少ないかもしれないっすねぇ。あ、カキ氷は名産っすよ。
クロエ:万難排すのは無理です。全ての脅威が頭に入ってるわけでも、それを全部処理出来るだけの能力も無いですが、今考えた限りでは多分大丈夫でしょう。
エイル:つまり、ハシヒメ及びハシヒメの配下が直接の警察力になっていると?
それなら大丈夫そうですね。理不尽に喧嘩を吹っかけられて、お互いに相手が悪いと主張した場合、人間側が著しく不利な気がしたものですから

クロエ:というわけで、皆さんが他に異論なければ私も賛成ってことで一つ。あぁ、蟹足一本もらいます(もっきゅもっきゅ)
イリナ:かき氷…!(おめめきらきら)
GMおると:ヒルコ>エイルの姐さん。陸だろうと海だろうと、異貌は力こそ正義です。港町最強の異貌ハシヒメに逆らう異貌は港町にはおりやせんし、人間だろうと何だろうと、力さえ示せばナメられるこたぁありません。その辺もご理解いただくと過ごしやすいんじゃないっすかね?
エイル:(大きな蟹足を確保し、口を付け、スポンッっと子気味良く鬼のような肺活量で中身を吸い出している)
イオン:私もいいと思うの。現状問題はなさそうだし、あとお祭り行きたいし(
GMおると:ヒルコ>で、そうこうしてるうちに相談も纏まりつつあるようっすけど。改めて、我らの招待、受けて頂けますか?
エイル:ああ、それは分かりやすくて良いですね。治安部隊に居たもので、中々そういった点は神経質になっていたのですが、力を示せばよいのなら簡単に済みそうです
エイル:ええ、私も招待を受けるのは賛成です
GMおると:ヒルコ>シンプルなのが一番です、シンプルが。だからあたしらはこうして友達になりやしょうと祭りに誘ってるんですから。(無邪気に笑う)
クロエ:こっちがシンプルに考えるにはハシヒメさん異貌らしからぬ方過ぎるんですけどね。バルバロイとはまた別の意味で変わってますあの方。
GMおると:ヒルコ>てこたぁ、全員賛成で良さそうっすね。そいでは、とびきりの料理と菓子を用意してもてなすとしやしょう。カキ氷のシロップも沢山用意しねぇと。
GMおると:ヒルコ>おや、うちの大将がそう評されんのは珍しい。どう変わってますかね。
エイル:しかし行くならば月光側にもごく一部を除いて秘密裏に動いた方が良いですね。月光が異貌と手を組んだととられると何かと面倒なことが起きますから
クロエ:珍しいですか? 当然の評価だと思いますけれど。あの方はどちらかというと異貌領の最高幹部の一人、っていうより、一領地の一領主っていう肩書のほうがしっくり来ますよ。
クロエ:物の見方といい、他の観察眼といい、異貌はそういうのを感覚的に捉えてる節ありますけれど、あの方は数値として見てる節ありますし。
イオン:視野を広げるって言うけど、既に普通の異貌よりはよほど視野が広いの。
GMおると:ヒルコ>そうっすね。できれば月光さんらにはナイショにしてもらえると助かります。あたしもこうして人間領に入るために、注意を引かないよう"異貌でない"ようにしてるんで。
GMおると:ヒルコ>ほうほう、成程。人間さんたちにはそう見られてるんすね。あたしはそっちからの評価はあまり聞けないんで新鮮です。
GMおると:ヒルコ>でもあのヒトも、身内からすりゃぁ他の異貌とおんなじです。生きて、食って、暴れて、そして死ぬ。「そういうどうしようもない悪童こそ、ウチらの本質なんだ」って、あのヒトはいつも言ってます。そして真実、あのヒトの性根はそういうケダモノだ。
クロエ:人間全体は、というと確証ないですけど多分、カンザキさんやスフェラさんあたりも似たような感想抱いてると思います。
GMおると:ヒルコ>あたしらが"まとも"に見えるなら、それはあたしらとあんたらじゃ、本質的な"領分"が違うからです。海と陸。それぞれの領分は必要以上に侵さない。それがあたしら悪童どもの、最後の矜持なんスよ。
クロエ:一領地の一領主、経営者、最高幹部ってよりそういうのの類です。しかも面倒な事に……優れた経営者ほど悪童気質なんですよねぇ。絡繰りの腕といい、ギア・フリードマンといい……
GMおると:ヒルコ>立ち入らず、立ち入らせず。港町は、そのために造られた"目に見える境 界線"でもある。だからあたしらはそこで人間とも異貌とも関わる。が、そこ以外での関わりは極力避ける。そういうスタンスです、あたしらは。それがまぁ、 優れた経営者なんて呼ばれちまうと、部下としてなかなか面映いっすね(照れくさそうに笑い)
イオン:ギアの話はやめるの(
イリナ:私は異貌だからって理由で敵対したりしないけど…仲良く出来るならそうしたいと思うし。…難しいなぁ(どこか少し寂しそうな)
イオン:あ、あと悪童っていうならハシヒメは同類をぐいぐい呼び寄せているの。カガリビとかカガリビとか。
イオン:まぁ仕方ないのイリナ。ことこの大陸に関しては、人と異貌はそういうものなの。とはいえ…別に種族が違うから喧嘩してるのとも違うけど。
GMおると:ヒルコ>はは、死体の匂いのするお嬢さん、難しく考える必要はない。港町は、あたしとあんたらのための"遊び場"だ。場所さえ選べは、あたしらは遠慮なく楽しんで、仲良くしてくれていいんです(にっと笑う)
GMおると:ヒルコ>あー、噂に聞くカガリビの旦那っすね。ハシヒメ様もしょっちゅう悪態吐いてますが、そのくせ妙に楽しそうっす。似たもの同士なんすねきっと(
クロエ:……優れた経営者には優れた部下がつくもので。ヒルコさんもやっぱり、どちらかといえば、そういう類なんじゃないかなと思ってます。
エイル:命を取り合うほどの仲良しなんですね(
イオン:仲良しすぎて近づきたくないの(
GMおると:ヒルコ>あたしっすか?あたしはまぁ、別の意味で"どっちつかず"なもんで。ヒルコってあたしの名前、聞き覚えあったりしません?
GMおると:ヒルコ>というか近付けねえっすね(
イリナ:…友達、出来たらいいなぁ。(カニ美味しい
クロエ:いやいや、いやいやいや。前評判は当てになりませんよ、話してて思いましたが、いちいち出て来る言葉が確りしすぎなんですよヒルコさん。
GMおると:ヒルコ>きっとできるっすよ。あんたの好きな食い物でも持ってきてくれりゃ、一発だ。(イリナさんにぐっと親指立て)
クロエ:自分で考えて自分で確立できる類の人間は、そういう、言葉の確りさがあるというか。出て来る言葉が重いんですよね、ヒルコさんもそう。
クロエ:……招待受けるのオッケーしてよかったです。なんだか私、今の段階で、これからハシヒメと戦うのますます嫌になってきた。
GMおると:ヒルコ>言葉が重い、ですか。はは、そりゃあありがたい。あたしみたいなのには一番の褒め言葉だ。
……人でもない、異貌でもない。ゆえに人にも、異貌にも、悪魔にさえなれる、不定形の"蛭子(ヒルコ)"。そんなあたしにとっちゃ、過分な御言葉です。(にやりと笑う)

エイル:話を聞けば聞くほど難敵さが見えてくる感じですね(
イオン:大丈夫なのクロエ、きっとハシヒメとガチでやるのは、私達じゃないはずだから(
クロエ:……私達の出番、多分。いや、珍しく言い切りますけど、絶対来ますよ。この手の類の敵は、東方の人間だけじゃ、きっと、手に負えない。(ぐったりと項垂れ)
GMおると:ヒルコ>はは、まぁ先のことは先のことです。その時は後腐れなく死合うとして、今は祭りとかの楽しいことを考えましょうや。
イオン:そうかなー、どうせあれなの、私達がメインでやんなきゃいけないのは他にいそうなの、そんな気がするの…(ぐったり)
エイル:ふむ、イリナ……(それは辛い結果になるかもしれない、と言いかけて止める)
いえ。友達、できると良いですね。この機会に頑張って増やしましょう

クロエ:……そうしましょう。そうしましょう! もう考えるの疲れてきました! 後はぱーっと行ってぱーっと楽しみましょう!
イオン:同感なの、異貌猟なら人肉の屋台とか出てるかもだし!
クロエ:人肉は駄目ですよ(
エイル:ワカメ>癖になるからね(
GMおると:ヒルコ>ええ!ってーことで祭りの詳細についてもお話しましょうか。とりあえずは最新版の港町の地図、お渡ししておくっす。(着物の中から真新しい羊皮紙の巻物を出して)当日見たいものとか食いたいものとか、希望があれば聞いておくっすよ。
イオン:たまにはワカメ以外も食べたいの(
クロエ:ダメですよ(
イオン:(しょんぼり)
イリナ:うん!(決意の気持ちが篭っているような、力強い返事)
エイル:そうですね、やはり地元の海鮮料理が食べたいですね
GMおると:ヒルコ>いやぁ、人間側のお方に人肉を熱望されるってのもまた、なかなかない経験だ。(
クロエ:人間側どころか人間界においても特殊な部類ですからね、イオンちゃん。人のこと言えませんが。
イリナ:甘いものの屋台を全部調べておいて下さい(真顔)
GMおると:ヒルコ>海鮮料理ならそりゃもう豊富っすよ!屋台だと焼きサザエなんかが手軽で人気っすね。
イリナの嬢さんはほんと甘味がお好きなようで。あい分かりました、当日までに一軒残らず調べつくしておくっすよ!

クロエ:焼きサザエ、いいですね。私もご相伴に預りたい。
イオン:人肉ダメならホタテ食べたいの。殻のついたおっきいの。
エイル:素晴らしいです。普段はあまりお酒は嗜みませんが、そういったものがあるのならば羽目を外すのも良さそうですね
クロエ:あぁ、お酒。お酒はどんなのあります?
GMおると:ヒルコ>ホタテもハマグリもタイもヒラメも、何だってございですよ。あ、でもタコみたいな軟体生物系だけはお勧めしやせん。たまに深海の名状しがたき異貌が混じってます。(
エイル:それは全力で遠慮します(即答)
イオン:何故混ざってくるのかという話なの(
クロエ:……ああ、深海系。……この前カガリビさんがスカウトしてましたね、ほら、蝋燭の件のときに(
エイル:ありましたね。しかしタコ(類)は苦手です……
GMおると:ヒルコ>お酒なら、そうっすね……こいつはハシヒメ様の趣味で、米と麹を使った酒が人気っすね。東方の酒っす。
GMおると:ヒルコ>腹に入れば何でもいいって大雑把な連中が採ってくるんすよ。自分で食うのはともかく他人にまで食わすのはなんとも。
クロエ:いいですね、東方酒は好みですよ。こっち、造酒場がばらっばらなせいで、地域ごとにかなり味が違って気に入ってるんです。港町の東方酒……フフ、楽しみです
GMおると:ヒルコ>ハシヒメ様ご自身、相当な飲兵衛ですからね。あたしはあんまり嗜まないっすけど、質には期待してくれていいっすよ。
イオン:クロエが酔っ払って可愛い異貌を口説かないといいなって思うの。
エイル:ワカメ>それは良いね、僕もたまには趣味を広げて酒を漁ってみるかな。良いのがあれば持ち帰って売ることもできそうだ
クロエ:残念ながら酔っ払う機能はついていません。が、可愛い異貌は口説きます
クロエ:……そういえば、港町まで何かに乗っていくんですか?
GMおると:ヒルコ>人間のお眼鏡に合う綺麗どころがどれだけいるかは分かりませんが。まぁ、口説くならほどほどに頼むっすよ。
買って売ってくれるのは大歓迎っす。港町ってのはまさにそのためにあるんすから(ワカメににっと笑みを浮かべ)

クロエ:勿論、ヒルコさんにもリトライ!(くわっ!)
イオン:クロエが粗相したら容赦なく殴ればいいの(
GMおると:ヒルコ>すいませんが、皆さんを一度に運べるような足はご用意できませんでした。そいつをここに運ぶまでに足がついちまいますんで。
代わりと言っちゃなんですが、港町まで比較的安全に進める"道"をお教えしますんで、それでどうかご勘弁を。

GMおると:ヒルコ>あんたも懲りないお人っすねぇ(クロエに苦笑する)
クロエ:フッフフフ。エイルさんに全力で殴られても平気な私ですよ、私を殴ってどうにか出来るのがこの東方に十人も二十人も居るとは思わない事ですね! フゥハハハァー!
クロエ:懲りるなんて機能ついてたらナンパなんてしてません、あしからず!
エイル:やりすぎてハシヒメ直々に殴られないようにしてくださいね(
イオン:まぁ、西方に帰った時にせーネにバラすぞっていうネタが増えるのは悪くないの(メモ帳開き)
GMおると:ヒルコ>いやまったくっすね。そして、そんなナンパなクロエの姐さんを喜ばせちまいそうで言いづらい申し出があるんすけどね。
クロエ:ほう、喜ばせる申し出ですか!? comon!!
GMおると:ヒルコ>……港町に行くまで、ここで泊めてもらえないっすかね。気付けば、帰りの足がなくなっちまいました(綺麗に身を食い尽くされたカニの甲羅を眺め)
クロエ:(泊まりに)カマンッ!(即答)
イオン:あぁ、なるほど、それじゃ仕方ないの。じゃあエイル、私は右から行くの(クロエにじりじり)
エイル:では私は左から(じりじり)
GMおると:ヒルコ>いやー予想通りの反応とご厚意、痛み入るっす(
エイル:ワカメ>そういえばちょっと気になったんだけど、ヒルコってある程度外見を変えられるのかい?
クロエ:……私の楽園を阻もうというのか。ダヴァイッ(来いッ)(火蜥蜴を起動させながら)
イリナ:後ろは任せて(じりじり)
イオン:あ、ルナのスカートが風で捲れてる!
エイル:(取り押さえる構え)
クロエ:何ィッ!?(びゅごぉっ!ッて感じで明後日の方を向き)
エイル:今ですっ!(
GMおると:ヒルコ>ちょっと、どころじゃないっすよ。人間、異貌、果ては悪魔まで、細胞レベルで肉体を変容させられるのがあたしの能力でして。かなり体力使うんで多用はできないっすけどね。(食後の茶を啜りつつ)
エイル:(左側からとびかかった)
イオン:(腰に抱きつくタイプのタックルを右側から)
イリナ:(糸で簀巻きに)
GMおると:ヒルコ>素晴らしい連携っすね皆さん(
クロエ:し、しまったァァァァァッ!!!?
イオン:最悪これでも動くなら腕の関節部に小麦粉を詰めるの(
クロエ:で、でも、ワンチャン! ヒルコさんの同意が得られれば! 和姦ならオッケーですよねェェェッ!!?(取り押さえられながら)
イリナ:(粘度の高い水飴を関節部に塗りたくる準備)
エイル:クロエ、ちゃんとおとなしくしてないとお祭り当日に口説けなくなりますよ(
GMおると:ヒルコ>……バケモノドン引かせる人形ってのもまー、なかなかお目にかかれないっすねぇ(そっと距離を取りつつ)
クロエ:ゴールに辿り着く為の努力を惜しむつもりは無い。私の今のゴールは、ヒルコさん。断られたって、引かれたって、何度でも、何度でも、実行すればいいこと(きりっ)
クロエ:……あと興奮しすぎて聞き逃してましたけれどセーネにチクるのだけは勘弁して下さい(
イリナ:これ、どこに塗ったら口の動き鈍るかな(
エイル:ワカメ>なるほど、気軽にできるならクロエ対策に姿変えた方が良いと思ったけど、体力使うなら仕方ないね。じゃあクロエから一番遠いスペースに入ってもらうかな。あ、僕としては今の外見はとても良いと思うよ。うん(
クロエ:あ、水飴塗るのも勘弁して下さい!
GMおると:ヒルコ>格好悪く格好いいことを言うのがこのお方の持ち芸なんすか?(
イオン:全部口に突っ込むの、あとで必要経費でスフェラに水飴買ってもらうの(
イオン:そうなの(
GMおると:ヒルコ>ははは、人間領に入る際、気合入れて体を人間に作り変えたっすからねぇ。そうさせていただきますよ。あ、見た目褒めてくれんのはありがとうっす、えーと、ワカメさん。
エイル:ヒルコさんが可愛いので5分に1回は聞こえてくると思いますがお祭りまでちょっと我慢してもらえると幸いです(
イオン:中々短いスパンだからそのうち雑音とおなじになるの。
クロエ:わかりました! 夜の運動は諦めます! デートだけならいかがですか!?(
イリナ:何か言い出したらこれで何とかするから(にこやかに水飴を口に叩き込んで)
クロエ:フ。言っておきますが、ヒルコさん、これ以上グレードは下げませんし諦めるとは思わない事です。私は、ハシヒメにだって、デートを申し込んだことがあるのだから!
クロエ:がぼぼぼぼ
エイル:エドワードだけどね。なんかもう本名の方が知名度下がってきたしワカメで良いよ(
GMおると:ヒルコ>了解了解、泊まらせてもらう分際で贅沢は言わないっすよ。そんじゃま、気が早いですが、我が港町の祭り、楽しんでいってくださいっす!(デートは聞こえなかったフリで)
GMおると:@