黒斗GM:@
アルフォード・D・キャスディンとの知恵熱が出そうな会談は一旦休憩。
一部からお腹が減ったという声もあり、時刻もお昼時に差し掛かり始めたということもあり、休憩がてら食事に行こう——

ということで、やってきたのはこのホテルのバイキング。
思えば今まで、会談の場ともなっている最上階スイートでルームサービスとして取り寄せた食事を口にしたことはあっても、一階に降りてきて食事は初めてである。

黒斗GM:@
内装も内容もさして一段と変わったものはなく、レストランが会場、火にかけられた容器の中に料理がどっさりと詰め込まれ、それが幾つも並び、ご自由にお皿 に取ってお持ち下さいといったものだ。デジマ特産の牛ステーキなども有り、そちらはシェフが控えて隅に用意された鉄板で、注文の度に一々焼いてくれる。ホ テル自体が生産しているという豆腐もステーキとして注文可能。

黒斗GM:@
牛ステーキは大根おろしベースの和風ソース一種しかないのだが、豆腐ステーキに至っては和風から餡掛けからバジルソースからとやったら種類があって気合が入っている。
……アルフォードがサラダよりパンより真っ先に件の豆腐ステーキを注文しに行っているのが見えた。

黒斗GM:@
皆一様に好きなものを皿に盛って、食卓へとつき、いただきますと手を合わせ。

黒斗GM:@
……その間、楽しみにしていた者と警戒していた者の期待と危惧をよそに、変態は実に大人しかった。てっきり、

おっと人混みに流されたぞーとか言ってルナに抱き着こうとしたり、
躓いたぞーとか言ってルナの胸に飛び込もうとしたり、

そらもうムリにでもコジツケてセクハラに行くだろうし来るだろうと思ってたのに大人しいものだ。
当然のようにルナの隣に座って飯食ってるのは流石といわざるを得ない、かもしれないが。気付いたら隣に座って居たのだ。

黒斗GM:@
兎角、今のところ何事もなく、食事の真っ最中であるところからスタートです。

黒斗GM:アルフォード>……(黙々と豆腐ステーキをはじめとして和風な取り揃えになっているオカズをつまみ、茶碗に盛られたご飯を食べている。しかも、ちゃんとお箸も使っている)
エイル:(王の剣を扱うような慎重さで山のようにサラダを盛って並べている)
イオン:(豆腐ステーキをパンに挟んでもぐもぐ)
エイル:肉は盛ってないないですよ(何かに弁明しながら食べてる)
ルナ:みんな、食べつくさないようにしてね、念のため(豆腐ステーキを口に運びつつ)
エイル:ワカメ>兄貴がおとなしい、だと……(ざわ)
黒斗GM:アルフォード>ふっ、不気味だろう?(きりっ)
エイル:ワカメ>なんの作戦だい?
イオン:自分で言いやがったの(
黒斗GM:アルフォード>物事には緩急というものがある。
黒斗GM:アルフォード>そう、今は『緩』……! 今をこうやっておとなしく過ごし、あぁ安全だ、と、思わせてからが『急』の時間……!
黒斗GM:アルフォード>安心させた所で逃れようのないセクハラ布陣を敷くつもり、って、ああっ、喋っちゃった……っ!?
エイル:これも『緩』のうちですか(
黒斗GM:アルフォード>気が『緩』んでいたという意味ならそうかもしれないなぁ……迂闊だった……。
デュナン:(栄養バランスよくメニューを取ってきて食べてる)そのまま緩みっぱなしの方が、ルナの好感度は上がりやすいと思うぞ
ルナ:大丈夫。常に全開でこっちは警戒しておくから(
イオン:さすがルナ、抜かりないの(
エイル:そのままでおねがいします(
黒斗GM:アルフォード>うむ、流石はルナだ、抜け目ないな。普段はむしろ抜けっぱなしのことが多いのだから、私としてはその警戒心も抜いておいてほしいのだけど……
黒斗GM:アルフォード>デュナン君、残念ながらルナにはとっくに愛想を尽かされていてね。好感度はもう上がらないんだ、これが。ハハハハ。
ルナ:そんな事言ってばかりだからストップ安なんだよ(
イオン:だというのに突っ走るのは本当にすごいの(
エイル:曲がらない信念と言うと聞こえは良いのですが(
デュナン:失うものがない奴は何も恐れない、の典型か(
黒斗GM:アルフォード>ふっ。尊敬してくれても構わんのだよ? サインをあげようか?
イオン:(金額の書かれていない小切手を差し出し)じゃあこれに欲しいの(
黒斗GM:アルフォード>色紙でお願いしよう。
ルナ:イオンどこに持ってたのそんなの(
エイル:ワカメ>準備の良さから見て初犯じゃないね(
イオン:もしものために持っているの(色紙差し出し)
黒斗GM:アルフォード>(胸ポケットからペンを取り出して、イオンちゃんへ、アルフォード・ドレイク・キャスディン。……律儀に書いてる)
デュナン:そういうのはあれだ。「この本のカバーの折り返しの裏に」って要求して、カバーの裏面を契約書や小切手にしておくんだ(
ルナ:安定して黒いねデュナンは(
エイル:手口が巧妙化してます(
イオン:もはや詐欺師の言い分なの(色紙の文字が乾いたのを確認してから透明なビニールをかぶせて防水保護)
黒斗GM:アルフォード>……用意がいいねぇ?
イオン:偉い人のサインは持っておくと後々役に立つかもしれないから、最近集めてるの。
黒斗GM:アルフォード>あぁ、そうそう、知らないようだから。私の口座は勿論のこと西にあ るが西から東への送金は、商用のものか、あるいは月光に頼んで特別なものでも用意してもらわない限りは出来ないよ? この東方三国連盟は正式に西方大陸に 所属しているわけではないから公的機関の利用は不便が多い。というより、公的機関はほとんど利用不可能だ。
黒斗GM:アルフォード>今だって西と東をつなぐ交易船や客船はほとんどが民間の会社から出ているからね。私も民間船で来たのだよ。
イオン:まぁ、民間とはいえ航海中に何が来たって船が沈むことはなさそうなの。
黒斗GM:アルフォード>そうだろうね。水棲異貌に襲われました、沈められました、そうですかじゃ済まないものを運んでいる場合が多いから船に武装は必須だ。
黒斗GM:アルフォード>その武装の所持、船への取り付けも凄く面倒臭いんだよ? 東方へ行 く場合は、西方大陸非加盟の国へ行くわけだから、外国への旅行じゃ通用しない。長期航海として出るわけだが、そのために外国旅行のパスポートじゃ行けない のでそのための免許から取らなくちゃいけない。実際に準備して出港するまで通常の手段じゃ二~三年は掛かったりする。
イオン:アルフォード一人乗っていれば武装としては十分な気もするの。
ルナ:イオン、それはちょっと事例が特殊すぎる(
デュナン:(……それを俺達は半年もかけずに出てこられたのは流石常識の外で生きてる人種というか)
エイル:(きっと運も良かったんでしょうね)
黒斗GM:アルフォード>うん、実際、水を操る術者で、かつ高階梯の者を数人雇って『武装』とする例がないわけでもないけれど……
エイル:ワカメ>どっちにしてもとんでもなくお高そうなのは想像できるね
黒斗GM:アルフォード>それはもう高いよ。高階梯取得者は雇い入れるのにそれなりはいる、それが数人となれば頭が痛くなる。
黒斗GM:アルフォード>……しかも、ほら、東では必然性もあってそういったことはないが。 西ではまだ階梯詐称が多くてね? 11階梯の人間を雇ったつもりが実際は9の値しかなくて、任務遂行ができませんでした、というのは稀でも任務遂行に支障 が出たりするのは多くはないが珍しくも無い。
エイル:そのレベルの働きを毎週してるはずなのに私たちの懐事情が一向に改善しないのが不思議です(
イオン:稼いだ分だけ使ってるからなの!(親指ぐっ)
デュナン:分かってるなら自重という言葉を覚えような?(親指ぐきぃ)
黒斗GM:アルフォード>フフフ。まあまあ、仕方ないといえば仕方ないだろう? 高階梯の者となればなるほど、正直『人間』というより『人間の形をした兵器』といった方が正しい。高性能な兵器は維持費と燃料代が馬鹿にならないものだ。……苦労はお察しするけれど。
エイル:ワカメ>まぁ東方の経済に多大なる貢献をしてると考えようよ(
エイル:ワカメ>必要経費として割り切るしかないってことか。確かにまんま兵器だった面子もいるし( 
イオン:(親指抑えて悶えてる)ふおぉおぉおおお……!
黒斗GM:アルフォード>それと、イオンちゃんの質問に答えると私は『武装』に向かない。
イオン:(涙目)そ、そうなのー?
黒斗GM:アルフォード>勿論、腕に覚えがないといえば嘘になるがね? 水霊魔術に攻撃用の術式はほとんどないんだ。
黒斗GM:アルフォード>ほとんど、と、言っている手前なくはないんだが、今度は逆に強力す ぎてね。MAP兵器の類なんだ、航海中に使おうものなら乗っている船が転覆するし、転覆しなかったとしても海が大荒れになっちゃうんで航海不可能という、 一個に対しての攻撃手段ではなく一群に対するものなので、まぁ、そういうことだよ。
ルナ:アル兄さんとハシヒメが戦った海は魔海と化すんだろうなぁ(
イオン:全体攻撃系だからて着倒すだけじゃすまないんだー。
黒斗GM:アルフォード>私の事を評価してくれるのは嬉しいが、過大評価しすぎだよ、ルナ。無理、無理、アレは無理。
デュナン:そう言わずに一回試してみたらどうだ。もし倒せたらルナが思わず抱き着いてしまうくらい大喜びする可能性はある(
ルナ:無理なんだ、アル兄さんでも(
黒斗GM:アルフォード>戦艦を軽く沈められるほどの化物とやりあえるのは、普通の12階梯じゃ不可能に近いよ。ルナに抱きしめられるというのは捨て難い提案だけど……
エイル:ワカメ>まぁ相手は『空母』だしね
黒斗GM:アルフォード>…………………うーん。考えてみたが負けるね。多分、48手か49手目あたりで私がやれることがなくなって、詰みってところか。
デュナン:あれを倒せでもしたら、本当にルナからの好感度が跳ね上がるぞ……これまでのストップ安を簡単に帳消しできるぞ……一回だけ、一回だけ試してみればいいんだって……(悪魔の囁き
エイル:ワカメ>(つぶしあえー)
ルナ:なるほど。いや、50手近く凌げるっていうのは普通に凄まじいことだと思うけど(
イオン:(デュナンがいると安定していて楽なの)
黒斗GM:アルフォード>相性が悪すぎるからね。私が水系統の術者でなければもう少しいけるかもしれないが。
黒斗GM:アルフォード>兎角、あれは無理。アレとまともにやり合えて、かつ、倒せる可能性がある十二階梯は、うぅん、やはりレイイチ・クリガミくらいかな? 他の可能性があるのは13階梯以上の者だよ。
黒斗GM:アルフォード>私の知る限りでは、という話なので、私にも世にも知られていないレイイチ・クリガミ以上の十二階梯がいれば、話は別だがね。
イオン:いないとも言い切れないのが怖いの(
デュナン:(ちっ、頭悪い癖に無駄に頭が良い奴はこれだから……)
黒斗GM:アルフォード>ああ、そうだ、無いとも言い切れないので注意しておきたい。本当は私の立場では言ってはいけないことだが……
エイル:ワカメ>階梯取ってる時点で世に知らされてるし、兄貴の情報網に引っかからないとなると、相当レアくさいね
黒斗GM:アルフォード>先の話に出たクリガミと、何かしらあったとしても、絶対に戦わないようにね。実力は当然だが、私とハシヒメ以上に、君達と彼は、相性最悪だから。
デュナン:俺達と(性格的な)相性の悪い奴なんてごろごろいる気がするが(
黒斗GM:アルフォード>能力的な相性だよ。本人に固く口止めされているので詳しくは言えないんだけれど……うーん……。
ルナ:相性良い相手と会ったことのほうが稀だね。そしてそんな事を言われると逆に近いうちに会いそうな気がする(
イオン:フラグは勘弁して欲しいの。(
黒斗GM:アルフォード>任務に支障が出ても退くこと。それだけ、一応覚えておいて。
エイル:ワカメ>覚えておくよ
黒斗GM:アルフォード>君達にとってのクリガミという男は、ある意味空母級を相手するより不味い。
エイル:なぜですか?
エイル:まさか食料を問答無用で腐らせる能力の持ち主とか(
黒斗GM:アルフォード>私が言えるのはこれだけなんだ、すまないね。これ以上は、彼に固く禁止されている彼の詳細に関わる。
デュナン:まともな人間でない奴に特効とかなら俺意外誰も残らないな(
ルナ:まぁ、そこまで言うなら聞かないけど。
ルナ:でもなんかすごーく嫌な予感はするね(
黒斗GM:アルフォード>私も彼に殺されたくないしね。相性以前の問題で、単純な実力でも、私は彼に及ばないんだよ。
イオン:そこまで言わせるとなると、確かに面倒そうなの。
イオン:…問題は、いざそうなった時に私達が逃げられる状況かどうかってとこだけどー(
エイル:ワカメ>逃げられる状況で戦うことって稀だよね(
黒斗GM:アルフォード>逃げられるよう努力してくれとありがたい。さて、お腹も膨れたし、そのお腹もそろそろ落ち着いた頃だ。会議室に戻ろうか?
デュナン:(もうこのままうやむやにして解散でもいいんじゃないだろうか)
ルナ:まぁ、努力はする。っと、じゃあ戻る?
エイル:ワカメ>足が重いけど仕方ないね。あ、料理は素晴らしかったよ
黒斗GM:アルフォード>ああ、美味しかったね。いやいや、東方という地域はどこで何を食べても美味しいから困るよ。
黒斗GM:@
黒斗GM:@
というわけで場面転換。ご馳走様と手を合わせてから、バイキング会場を出て、エレベーターに乗ってと何事~も無く。
何でコイツ等が大使なわけ? と、皆の素性を知っている警備役の懲罰隊の面々のそんな顔を横切りながら会議室へ戻ってきたところから再スタートです。

エイル:(先程と同じ席に着席し)
イオン:(口をハンカチでぐしぐし拭いてる)
黒斗GM:アルフォード>(襟を正し、ネクタイが曲がっていないかどうかを鏡で確認、後、着席)
ルナ:(前と同じく離れた席に)
黒斗GM:アルフォード>さて。続きといこうか、感情論をふっ掛けられては為す術は少ないのが困りどころなわけだが……
エイル:ふむ、そろそろぶっちゃけても良いんでしょうか
黒斗GM:アルフォード>どうぞ。
デュナン:いいんじゃないだろうか。もう飯は食わせてもらったし(
イオン:むしろ最初はちゃんと聞いていたんだし知恵熱出すくらいは考えたという点を褒めて欲しいの(
ルナ:すみません、ご飯食べたらもう用済みだみたいな感じになってる人もいて(
エイル:結論から言うと、東方勢力は西方の戦力を入れてほしくありません。現場が乱れるからです
黒斗GM:アルフォード>構わないよ、自由にしていいと言ったのは私だからね。さて、うむ、エイル君の言うことは解るよ、元々最初から東方勢力はそのスタンスだ。
エイル:大した権限もない我々が送り込まれてるところから察していただけていると思いますが、交換条件として政治的な取引もする気もないぐらいには入れてほしく無いと見ていただいてよろしいかと
黒斗GM:アルフォード>ソレイユからの外交役としてでもソレイユの大貴族としてでも無く、 アルフォード・D・キャスディン極々個人の意見としてみればその意見には同意する。そのスタンスも、そう、君達がここに送り込まれている理由もだ。私と て、西の問題に東が首突っ込んできたら鬱陶しい以上の言葉が出ないし、取引権限があったとしても突っぱねる。
エイル:それをぶっ壊すぐらいに破格のリターンを示していただけるのなら、我々としても上と相談いたしますが。先程の説明ではそれもできないというのが私の見解です
イオン:なにせ、今此処に東方出身が一人もいないの。しかも全員賞金首。もしここで何か重要な取り決めをしちゃったとしても、正直私達の発言の価値なんてほぼお刺身のツマ以下なの。
黒斗GM:アルフォード>だが、残念ながら今は個人として出る幕がなくてね。そうだね、今一度、最初の状況にほんの少しだけ巻き戻して、一応、〝破格のリターン〟だけは聞いておこうか。
黒斗GM:アルフォード>何が欲しい?
エイル:これも私が答えていいですか?
イオン:どうぞなのー。
エイル:度合いの例えではありますが
エイル:ソレイユの持つ九十九の鍵、すべて。賢者の方が個人所有しているものも含めて。それぐらい言っていただけると我々もマジでとなるかもしれませんね
ルナ:私もいいよ。
黒斗GM:アルフォード>先も言ったが、私はここに個人として立っているわけではないので、 内容を上に話さなきゃならないんだ。ある程度の失言、無理解は私がなんとかできたとしても、あんまりに過激な発言されると流石に庇いきれない。即戦争開 始ってほど上の賢者共も大人げないわけじゃないが、そのあたりだけ、考慮しておいてくれると助かる。すまないね、以上だ。
黒斗GM:アルフォード>続けてくれ。
エイル:私からは以上です。失言のようでしたので今後は控えます
黒斗GM:@すみません、こちらからエイルの発言見えてないです
エイル:@マジっすか、こちらからは見えるんですが
ルナ:@こっちも見えてませんですな。
エイル:@なんか送信エラーになってますね、今は見えてますか?
イオン:@こちらも、「これも私が答えていいですか?」の次が「私からは以上です。失言のようでしたので今後は控えます」になっててその間が見えてないですな。
ルナ:@私からは以上です、からなら見えてますね
エイル:@エラー出るほど過激な内容だったんだろうか(
エイル:@失礼しました、もう一回出します
エイル:ソレイユの持つ九十九の鍵、すべて。賢者の方が個人所有しているものも含めて。それぐらい言っていただけると我々もマジでとなるかもしれませんね
黒斗GM:@お願いします
黒斗GM:@あぁ、オーケー、見えました。九十九の鍵ね。
デュナン:@このチャットサーバはソレイユ賢者会に監視されています(
イオン:@賢者…!
エイル:@恐ろしすぎる
黒斗GM:@ソレイユ賢人会議、やりよる……!
黒斗GM:@では、続けます
ルナ:@なにそれこわい(
黒斗GM:アルフォード>………………。ッフフ、フフフフフ。なるほど、たしかにそれは、破格のリターンだね?
エイル:なにせ世情に疎いもので。お金や利権で具体的な例が出せず、申し訳ない
イオン:でもお金よりもそっちのほうが使えそうなの。
黒斗GM:アルフォード>実を言えば、ソレイユのこれからを思えば安くはないが高すぎる買い物というわけでも無い。
黒斗GM:アルフォード>が、賢者達はそうは言わんだろうねぇ。正確には、賢者達はそれを『良し』とは言えない、かな、おそらく、同意見であるのは間違いないはずだが。
ルナ:鍵に対する認識の違いもありそうですね、そのへん。
黒斗GM:アルフォード>九十九の鍵に対する見解の相違はどうとでもできるさ。問題は、それら全てを東方に渡し……異貌に其れ等全てが渡ってしまう可能性にある。
イオン:あぁ、それは…詰みかねないの。
デュナン:どこかしらからは漏れそうだしな……
黒斗GM:アルフォード>東方異貌が九十九の鍵を精力的に集めているのは知っている、彼等が この鍵にどんな見解を抱いているのか知っている、しかし彼等がどれほどの鍵を集めているのかは知らない。もしソレイユが持っている鍵が、東方異貌の持って いる鍵とあわせて、九十九個になってしまったら? 洒落にならない、どころの話じゃない。
エイル:ワカメ>ギーラ辺りが嬉々として狙いそうだね
黒斗GM:アルフォード>東方を信用していないわけじゃない。むしろ、東方の戦力に恐れをなすだけあってそちらの信用は大きくあっても、東方の人間はあまりに九十九の鍵を知らない。
黒斗GM:アルフォード>ゆえに、ソレイユの鍵が何かの間違いで大量に異貌に奪われる、懸念が消えない。
黒斗GM:アルフォード>故に、その提案を通すのは不可能だ。
ルナ:まぁ、こっちの人って鍵について詳しい人ってほとんどいないよね。その懸念は妥当なところですか。
イオン:むしろ鍵に興味ない人のが殆どなの、前にそんなことをアーガードとスフェラが言ってたし。
エイル:そうでしょうね。ただ我々はそれに代わるものとして兵力を入れてほしくない。ですので刷り合わせるのは難しいと思う次第です
黒斗GM:アルフォード>……実に巧いところを突いたものだなと、感心すらしている。戦力は 信用してても人が信用できないのでそのリターンは飲めません、なんて、フフフ、言えたものではないよ。そんなことをこちらが言ってしまった日には、それ じゃそんなところに人員入れられないね? 無理に入れようとしてくるってことは侵略でもする気なのかな? とでも、言われかねない。黙るしかないが、黙っ ているとそもそも要求は通せない。
黒斗GM:アルフォード>うん、鍵を渡せ。イイ突っぱね方だ、これなら、私もただで帰るわけでもないし無事に帰れるかな。
イオン:そっちも大変そうなの。
エイル:政治というのはいつの時代も難しいものですね
ルナ:アル兄さんはよくやれるものだよ、本当。
黒斗GM:アルフォード>フッフフフ。私が九十九の鍵を揃えたらの話、その時の願い事は、『次の人生は政治屋に首を突っ込まないような人生を送らせて下さい』だよ。
エイル:ワカメ>『次の人生でもルナと出会えますように』は自力でなんとかする目途があるってことかな?
イオン:いや、アルのことだから家族全員自力でなんとかする気かもなの(
デュナン:……がんばれ(ルナに肩ぽむ)
黒斗GM:アルフォード>いやいや、まだまだ、私はその域にないからね。目処は立っていないが、そのうちなんとかするさ。
イオン:そのうちなんとかするんだ…。
エイル:この家系は出来そうで怖いです
ルナ:がんばって逃げる(
黒斗GM:アルフォード>ハッハッハ、無駄無駄。私からは逃げられんぞ~ルナ~。
ルナ:こんな濃い兄がいる人生は一回で十分!(
イオン:つまり次はもっと濃い兄に…(
ルナ:いらないよ?!(
黒斗GM:アルフォード>しかしここだけの話。私が死んで、たとえ、私として蘇らずとも。ルナのことは、実はそんなに心配していない。
黒斗GM:アルフォード>以前この街に来て、ルナに会いに来た時、そういう余計なお節介は飛んじゃったねぇ。いやはや、随分長いこと一緒にいてくれそうな仲間が出来たもんだなぁ、と。
イオン:ほっとくとすぐ死ぬしルナ(
ルナ:うるさいよっ(そっぽ向く)
黒斗GM:アルフォード>君達の誰かはずっと一緒に居られないかもしれないが、君達の誰かはなんのかんの言ってずっと一緒に居てくれそうだ。だから、心配事はちょっと減った。
デュナン:逆に放っておかれるとこっちが死ぬがな、食事的な意味で(
エイル:むしろ一緒に居てもらわないと困るぐらいです(
黒斗GM:アルフォード>ハッハハハ、面倒を沢山かけてくれる人が見つかって、よかったねぇ、ルナ。それに、エドワードも。……エドワードも、ルナも、家に居た頃より随分いい顔になっちゃって。いや、本当に……良かった。
エイル:ワカメ>エドワード? ……ああ僕か(
ルナ:まぁ……私も良かったと、思ってるけど。(そっぽ向いたまま)
イオン:ワカメがすっかりワカメに(
エイル:エドワード>政治的なしがらみってのは僕にもないわけじゃなくてさ。兄貴には悪いけど自由の身というのは良いものだよ、それだけは感謝してるね
イオン:まぁワカメはアニィのために寿命伸ばすくらいはやりそうだし期待しているの(
エイル:ワカメ>それはまぁ考えないでもないけど。あくまで人間として延命してみせるよ、うん(
黒斗GM:アルフォード>家に居たときも明るいといえば明るかったんだけど、今と比べると差はあるねぇ、やっぱり。いやはや、本当、私がらしくもなく人を心配するぐらいだ。
黒斗GM:アルフォード>まぁ、それはそれとして、来世でもルナやエドワードには会いたいので頑張るという目標が消えたわけではないがね、ハハハハハハ!
エイル:ワカメ>それは悪かったとは思わなくなくもなくもないけど、兄貴はいつもうざいぐらい心配していただろうに、ほら(
イオン:この人の家族愛もちょっと常軌を逸しているの(
デュナン:たまにはもう少し普通の家族愛を拝みたいものだが(
イオン:心当りがないの(
エイル:ワカメ>今一瞬考えたけど該当例がなくて悲しくなった(
黒斗GM:アルフォード>あぁ、そうだ、家に帰りたくないといっても、私の死に目ぐらいは帰ってきなさいね?
ルナ:……それは駆けつけるけども。やめてそういうの。
エイル:ワカメ>近況ぐらい分かるようにしてくれれば行くさ。行かないと絶対化けて出てくるだろ
イオン:そうしたらワカメ、召喚できるようにすれば?(
黒斗GM:アルフォード>ハハハ、化けて出るか、それもいいな、そうするか。いやしかしこういう時ぐらいじゃないと言う機会、無いじゃないか。
黒斗GM:アルフォード>私は間違いなくエドワードやルナより先に死ぬからねぇ。あぁ、意識がなくなる前にはちゃんと来いと連絡するのでよろしく。
ルナ:わかった、わかったから(相変わらずそっぽ向いて)
黒斗GM:アルフォード>……そう遠くないだろうから忘れないように。多分、長くても、あと、六年か七年ぐらいだ。
ルナ:…………(なんか拗ねたっぽい気配)
エイル:ワカメ>……せめて爺さんには負けないようにしてくれよ
イオン:貴重なルナの拗ねシーンなの。(
デュナン:(……あれ? ここだけ見ると何か普通の家族ドラマみたいだぞ?)
黒斗GM:アルフォード>……今言うべきことじゃなかったなぁ、うん。しまった、どうも、今日は私も失言が多いようで困る。
イオン:スフェラあたりは死ぬならお前のところの爺さんもついでに連れて行ってくれよとか言いそうなの。不貞腐れながら(
ルナ:あんまり意地悪言うと祟るから。(
黒斗GM:アルフォード>最後のはこう口が滑ったというか……。
イオン:祟るって(
黒斗GM:アルフォード>祟られるとかなにそれ、いいかもしれないな!
イオン:ほら元気出ちゃった!(
デュナン:あっやっぱり駄目だこいつ(
ルナ:……なんかもう、アル兄さんはこうでないとアル兄さんじゃないのがなんだかなぁ……(
エイル:ワカメ>呪いは自分に帰るって本当だったね(
黒斗GM:アルフォード>人を呪わば穴二つという単語があったね、東方には。さて、それでは、無事……といってはいけないが、交渉も決裂したし。会談はこれで……
黒斗GM:アルフォード>……やっばい。ナイスタイミングだ、お祖父様。すまない、電話を取ってくるので、君達はこのまま帰りたまえ。
黒斗GM:@