黒斗GM:@
A.D.7113、冬本番と年越しに備える11月のデジマは、寒期に身を震わせながらも相変わらずの賑わいと晴れ晴れとした空を覗かせている。
メンバーご一行も年末に控える大掃除のための少掃除、保存食の買い込み、車の整備や合間合間に挟まる月光からの任務に追われている。

そして今日もデジマ支部へと出向の連絡が来た、呼び出し人はデジマ支部長代理を勤めるベル・ティドゥル……

黒斗GM:@
もうイヤな予感しかしないのもいつも通りだ。どうせ逃げられないし諦めてさっさと行こう。

黒斗GM:@
と、諦めモードに移行するのも大分慣れた様子の皆はそれでも若干足取りを重くしつつも、こちらもこちらで街と同様いつも以上に忙しない空気に包まている支 部内へと入っていく。受付を済ませ、エレベーターが故障中とのことでそれを修理しているアーガードの姿を横目に(アイツそろそろ出来ないこと無くなってき たんじゃね? とか雑談も交わし)階段を登り、支部長室へ。

黒斗GM:@
大きな執務机と、大きな照明と、沢山の資料が目いっぱいに詰め込まれた棚と、応接用に設えられた硝子仕立ての机にそれを挟むソファが二つ。
仮にも地区を一つ預かる身に充てられた部屋とは思えないほど簡素なそこに、ベル爺が居た。相変わらず呪いは解けないようで、相変わらずイオンとさして変わ らぬ矮躯はいつものような民族衣装を彷彿とさせる衣装ではなくジーパンにセーターにダウンジャケットと、そういえば洋服を着ているところを初めて見る 15、6の少年(実年齢90歳)が居た。

黒斗GM:ベル爺>(しかも眼鏡着用)おぉ、よく来たのう。茶は勝手に飲むとええ、さて、そんじゃ、幾つか頼みたいことがあるんで座れ。
黒斗GM:@
ファイルで綴じられた書類を片手に、いつものように屈託もなければ遠慮もなさそうな性格がよく出ている笑顔を浮かべ、皆に椅子を薦めた。
ここからスタートです

イリナ:はっ、はいっ!(偉い人の前で緊張気味なのか、動作がぎこちない)
エイル:(ダイエット中なので目の前の茶菓子を食べるか否かで物凄く真剣に葛藤している)
イオン:(急須にお茶っ葉入れてポットの湯を入れている。どぼぼぼぼぼ)
イオン:ベル爺も飲むー?
イリナ:…!(ちゃっかりお茶請けは食べてる。美味しいらしい/ぁ)
黒斗GM:ベル爺>儂はもうそこにあるから要らんよ(執務机に『辺留』と刻印された湯呑みが置いてある)
デュナン:(どうせろくでもない依頼を押し付けられるなら、と遠慮なく飲み食いしてる)
エイル:食べたら死ぬ食べたら死ぬ食べたら死ぬ……(自己暗示)
エイル:いくつか、ということは複数依頼があるのですか(
イオン:ベル爺の東方名渋いの(
イオン:(エイルの横でお菓子をもっしもっし食いながらお茶入れてる)
黒斗GM:ベル爺>じゃろ。辺留。うむ、漢字はええのう。あぁ、一つ目はここで済ませられるがの、聞きたいことがあるんじゃ。2つ目は、ちょっとした雑用。3つ目が、ちと面倒くさい。
エイル:ワカメ>イリナだと伊理奈とかになるのかな
黒斗GM:ベル爺>食いながらで構わんので聞いとくれ(眼鏡の縁を指で押し上げつつ、ファイルを開き)まずは、一つ目なんじゃが。
イオン:はいはいなのー。
デュナン:(ずずー)
エイル:ワカメ>あとは受難と威怨と餌射瑠ってところか(適当に煎餅を齧りながらファイルを覗き込み)
イリナ:漢字…書き取り…(目から光が消える)
エイル:エイル>テストは来週月曜日ですよ(
イオン:うるさいの和布(わかめ)
イリナ:(口から魂が)
デュナン:(そっと押し込んでる)
黒斗GM:ベル爺>主等、あぁ、イリナは知らんかもしれんが確か、〝撃墜〟のバルバロイと接 触したことがあったよな? そこで、ちと質問。(ファイルの中身にはそのバルバロイに関しての情報、顔から全身図から、戦場で撮影されたのだろう写真が幾 つか並び、身長・体重、性格や能力の詳細などなどが記されている。それを机に置き、皆にも見易いように開いて)
エイル:ええ。詳しく知っているというほどではないですが
イリナ:私そもそもハザードの人なんだし漢字なんてできなくたって…(ぶつぶつ)
黒斗GM:ベル爺>詳しく知っとる必要はないぞ。いや、知っとってもいいんじゃが、あんまり関係ないのう。聞きたいのはな。
黒斗GM:ベル爺>何となくでも良いから、誰かがコイツに似ている、とか、そういう覚えは無いかの?
エイル:誰か、ですか?(じっとファイルを覗き込み)
デュナン:今一つはっきりしない用件だな
イオン:ものすごいざっくりとしているの。
イリナ:(じーっと写真を見てる。)
黒斗GM:@(写真に写っている〝撃墜〟のバルバロイ・ロット・タンゼムの姿は、撮影された 日が大分古いのか日焼けして茶色がかっているが、鮮明に写っている。手入れが大変そうな固そうな黒髪は整髪料で無理くり後ろに撫でつけてあり、切れ長でど こか猛禽類を思わせるような鋭い眼光、眼窩は黒く瞳は青い、皆も知っている通りの姿である。軍の指揮を執るために高台へと上って戦場を見下ろしているとこ ろを撮影されたようだ)
黒斗GM:ベル爺>コイツと関係がありそうな人間に接触を図りたい。もっと言えば『誰がバルバロイになったのか』を調べたいんじゃ。
エイル:人型なので元が居るはずということですか
イオン:関係がありそうな人物…?
イリナ:『なった』って、どういうこと?……ですか?
黒斗GM:ベル爺>うむ、イリナ、この機会に知っておくと良い。ゾンビなんじゃよ、コイツ、 だから必ずコイツの元になった人間が居る。鋼鉄将軍みたいに急に鉱石から生えてきたってワケでもなく、コイツになった人間が居て、そいつには家族が居る 筈。……正直、1000年前のことなんで、難航しとるんじゃけどな。コイツの家系が現在迄続いてるかどうかすら分からん。
イオン:諜報部ご自慢のデーターベースを洗ってもわかんなかったの?
イリナ:ゾンビ…(思いつめたような表情で写真を見つめて)
エイル:あまり見当はついてないですが、その末裔が見つかると何か分かるのですか?
デュナン:というか、そんな1000年も前の情報を知っているような人間がいるわけな……
デュナン:…………(
黒斗GM:ベル爺>わからんかったよ。だからこうして、バルバロイとちょっとでも接触の有った奴に、片っ端から聞いとる。
エイル:まさかそんな1000年規模で人の顔を覚えてるなんて……
エイル:…………(
デュナン:いや、これは言い切って問題ない。そんな”人間”はいるわけがない(
エイル:そうですね(
イリナ:そうだよね、そんな人流石にいないよね。…いないよね?
黒斗GM:ベル爺>バルバロイの元となった人間の情報を知り、その人間の活動履歴を知り、バルバロイの知識を図りたい。どうにもこいつなぁ……あぁ、いいか、これはお前等だから話すんじゃが。オフレコってやつじゃぞ?
黒斗GM:ベル爺>今代のバルバロイは人間であった頃の知識が残っている可能性が高い。と、いう予測が立っておる。
エイル:なんと。そんなことがあるのですか
イオン:ん? 知識? えーっと、つまり人間だったときの意識はないけど、その人間だった頃に見聞きして積み重ねた情報は残るってことー?
デュナン:つまりこっちの内情をある程度知っている、と? ……厄介すぎるぞ
黒斗GM:ベル爺>正直自分で言っていて疑わしいんじゃがなぁ。あぁ、そうじゃ、イオン、人間としては死んどるじゃろうが人間としての情報だけは残っとる可能性が高い。
黒斗GM:ベル爺>何故このような憶測が立ったか、というと、なるべく長くないように話すが……そうじゃな、主等は何度か関わっとると思うが。ほれ、旧デジマ市街が何度か奴の配下のゾンビに占拠されたことがあったじゃろう。そっからが先ずおかしいのよ。
イオン:っていうとー?
エイル:異貌側が街を占領できる程の情報をいきなり持ってるわけがないと? でもそれは内通者なども考えられるのでは
黒斗GM:ベル爺>今でこそならず者達の巣窟と化しているとはいえど、あそこは元々、デジ マ。異貌との戦いの最後の砦となるべき街であり、異貌との戦いに投入するための戦力を外から補充するための街である。装備や警備の人員が足らずとも何とか なるよう、町並みそのものがそう簡単に進行出来ないように設計してある。たとえば、今のデジマもそうじゃが、どこもかしこも同じような作りじゃったり、道 をよく知らないと直ぐ迷うようなグネグネとした小道が多い、というかそもそもまっすぐ侵攻出来ないよう大通りさえ方向感覚が狂うような道なりじゃ。
黒斗GM:ベル爺>ここに住んでいる者、ここに長く居る者はあまり気にしていないか気付かん が、デジマという街は街でありながら中々の要塞じゃぞ。……内通者の存在も疑ったがな、デジマの設計図等、情報が漏れるのを恐れて設計者しか持っていな い。設計者の所在を知っているのは、我々、東方を預かる支部長のみよ。それをあのバルバロイの野郎、一夜で占拠しやがった。
イオン:っていうことは、もしベル爺の予想があたっていたとしたら、今のバルバロイの体だった元人間って、結構その辺の事情にも詳しくいられる立場だったってことになりそうなの。
エイル:元支部長クラスですか、なかなか笑えない生い立ちですね
黒斗GM:ベル爺>そうなるのう。
エイル:それだけ限定できれば記録を当たれば見つかりそうな気もしますが
イリナ:(みんな頭いいなぁ…)
イオン:そこそこ強いか立場が上で、生死不明の人とか?
デュナン:たしかにな。その辺の一兵卒ならまだしも、歴代の支部長に関する情報なら探りやすいんじゃないのか
黒斗GM:ベル爺>元支部長クラスだったら最悪じゃぞ。タカミネも、クカイも、全て解っていることになる。が、それはないじゃろう、そうだったらとっくに落とされとる筈だ。
黒斗GM:ベル 爺>そうじゃなエイル、そんなところよ。別に、設計図がなくとも街には詳しくなれる。長年この東方で戦い続ける者ならなんとかな、ジャギやシオンとてその 気になれば兵を率いてデジマを落とせるだけの知識は有る。もっと近いところで言えば、アーガードにスフェラ、キリューのデジマの三馬鹿。兎角候補が多いん じゃ。
エイル:ワカメ>なるほど、バルバロイのDNAでも取れれば話は早いんだろうけどね
ルナ:なるほど……絞れてるようで候補は広そうな。
兄さん、それは取りに行かされるフラグ。

エイル:ワカメ>と思ったけど1000年も経てばDNAも変わるかなハハハ
黒斗GM:ベル爺>先ずといったのう。バルバロイが出た戦場、奴がする指揮の仕方をそういう 視点、こっちのことをある程度把握しとるという視点で見れば、成る程と思う点はいくつか見られる。こっちの地形をある程度把握しとらんと出来んような戦術 が見られる。今までは余程観察眼や直感に長けた奴だと思っていたが……
黒斗GM:ベル爺>取りに行かせたいのは山々だが、流石に行かせられんな。
黒斗GM:ベル爺>もし取れれば鑑定をお願いするかもしれんが。たしか、ルナはそういうの得意じゃったろ? 死霊魔術とやらで過去の記録見れるそうじゃないか。
イオン:そういえばそうなの、鑑定して貰えそうなものを取りに行くのが大変だけど。
ルナ:あぁ、確かにできますけど。縁やゆかりのある物品があれば、交霊で死者の情報を探る事は…ものが死体でも可能と言えば可能です。…あんなアクティブに動き回ってる死者の魂と交霊した経験は流石に乏しいですけど。
デュナン:……ゾンビ化した人間の魂って、実際のところどうなってるんだ?
黒斗GM:ベル爺>縁のある品か。ますます、残っていればの話じゃが、バルバロイとなっている男の血族とは是非接触したいものじゃて。
エイル:ワカメ>とりあえず3バカとかうちの月光の人間にはもう聞いたのかい?
黒斗GM:ベル爺>ゾンビ化した人間の魂? ……どうなっとるんじゃろうな? ……専門外なんでさっぱりなんじゃが。というか、魔術そのものがさっぱりじゃ、ワシ。
黒斗GM:ベル爺>勿論。片っ端と言ったじゃろ、そらもう、会ったり見たことがあると言っとる奴には全て聞いて回っとる。で、収穫なしよ。
イリナ:私もわかんない…(テンション低め)
ルナ:想定されるケースはいくつかあるよ。生前の魂がそのまま残留してる場合。魂が抜けてロ ボットのように肉体だけが動いてる場合。死と共に人間からゾンビに「生まれ変わった」とみなして、新しい魂が宿っている場合、とかかな。バルバロイに生前 の記憶があって、それを活用しているなら、可能性としては最初のが一番高いと思うけど。
イオン:そもそも千年前の人物だしねー…。
ルナ:そんな過去の記録を残してる家系も、東方には少なそうですもんねぇ
黒斗GM:ベル爺>ふむふむ。
黒斗GM:ベル爺>その生まれ変わったとみなして新しい魂が入っとる場合、古い魂、バルバロ イの元になっとる男の魂。召喚術で呼べるかのう? 生前の魂が残留しとるってのが一番可能性が高くとも、とりあえず、試してみたいんじゃが。勿論、今でな くともいいが、色々準備が必要になるのはわかっとるし、そもそも、まだ他に頼みたい事あるんでの。
イオン:そういえばいくつかあるって言っていたの。
エイル:ワカメ>魂を呼ぶならその古い魂由来の何かが欲しいところだね。末裔が居るなら話が早いのだけど。ないとかなり成功率は落ちると思うよ
エイル:その様子だとそちらも重要な案件みたいですね
ルナ:……兄さんの言うとおり、成功率は難しいところですが、理論上は可能だと思います。通 常の召喚術または死霊魔術同様、魂を喚ぶに足る条件が整っているのがまず前提になりますけど。ゾンビも要するに異貌なら、別個の存在として別個の魂を得て いる可能性は否定できませんし、その場合は古い魂は解放されている事になるので、可能なはずです。
黒斗GM:ベル爺>(ワカメとルナに言われたことをファイルの余白に書き取り)……ふむ。
デュナン:(イリナ、イオンら召喚術に詳しくない組で茶菓子を取り合いつつ)それで、他の要件というのは?
黒斗GM:ベル爺>一先ず、縁の品や血族の捜索を続けようと思う。縁の品だけでも見つかれば良し、見つからなければ、改めて召喚をお願いすることになるのう。その時は頼む。
黒斗GM:ベル爺>そうじゃな、次の件にいこう。
イオン:(デュナンと争っている)
イリナ:私にも、手伝えることある?(椅子の上で体育座りしながら、お茶請けで気持ち維持)
ルナ:分かりました。縁の品さえ見つかれば交霊も召喚もそれなりの成果は約束できると思います……っと、はい。次ですか。
デュナン:(話を聞く姿勢の頭とは別で、手の方は争奪戦に激しく火花を散らしている)
黒斗GM:ベル爺>二つ目はお使いよ、後日キリューに付き合ってやっとくれ、物資輸送隊への援助じゃな。輸送部隊員が実家の都合で何人か休んじまって手が足りんのだ、デジマからタカミネへ武器と食料、人員を運ぶんだがすでに安全は確保されておるから荷降ろし要員だ。
イリナ:(思いつめていても甘いものは別である。手元に既にいくらかストックしていて、それを食べながら争奪戦の隙を伺っている。)
ルナ:何か手伝えそうだから私たちが呼ばれたんでしょうし、大丈夫ですよイリナさん。そしてイオンとデュナンはもどってこーい(体育座りのイリナさんの肩を軽く叩き、イオンとデュナンを引き離し)
っと、荷物運びのお手伝いですか。いつもの車が役立ちますかね

エイル:またそんな危険な任務が…… え? 荷物運びで良いんですか? 本当に?(
イリナ:うん…(もぐもぐ)
イオン:しかも安全が確保されているのに私達を出しちゃうの?(
デュナン:何か異貌に狙われそうな危険な物品を運ぶとかそういう話か?(
黒斗GM:ベル爺>本当じゃ。詳細は後日追々とキリュー直々に頭下げにくるじゃろうから本人から聞いとくれ。
ルナ:まぁただの荷物運びで終わるなら私たちに声がかかったりしませんよね(
了解です。詳細は覚悟しときます。

黒斗GM:ベル爺>そう心配せんでも安全は保証付きよ。なんてったってその道、先日、ワシが出向いて掃除してきたからのう、カッカッカ。
エイル:ワカメ>落としたらデジマが滅ぶとかそんな危険物じゃないよね(
イオン:異貌可哀想(
エイル:既にお掃除後でしたか(
エイル:ワカメ>きっとぺんぺん草も生えない状態なんだろうな(
イリナ:支部長ってやっぱりみんな強いんだね
ルナ:まさに根こそぎお掃除された光景が予想できる(
黒斗GM:ベル爺>最近あんまり動いとらんかったからな、そこそこ身体は解せたよ。まぁ、ちと、数が少なかったのが不満じゃったが……もう二~三千程居れば肩こりも治ったかもしれんに……
イリナ:(ぽかーん)
イオン:イリナ、そのリアクションで間違っていないの(
エイル:ワカメ>当方では理不尽に強いという意味の動詞として支部長という言葉を使うこともあるから覚えておくといいよ
例:あいつマジ地部長ってたわ

ルナ:うん、それが正常な反応です(
イオン:嫌な文化なの(
黒斗GM:ベル爺>カカカッ。肩こりはそのうちカオスにでも出向いてそこの異貌にでも直してもらうとするわい。さて、3つ目じゃ。こいつが面倒臭い。
エイル:ワカメ>まだあったんだ
イリナ:トウホウコワイ…(ぶるぶる)
黒斗GM:ベル爺>東方が抱える問題について西方が一枚噛ませろとちょっかい掛けてきたのは知っとるな?
イオン:あぁ、前にカンザキがそれ関係で依頼してきたねー。
ルナ:慣れです。頑張って慣れましょう(ぐっ)
ああ、ありましたありました。私的には幽霊の対処が面倒だったあれだね。

エイル:あの時は不覚を取りました……
デュナン:で、まさかまたその話で面倒事なのか?
黒斗GM:ベル爺>うむ。たしか、ソレイユから出港してきた軍艦、〝制海〟のを使って沈めさせたんじゃったの。あれには、ッフフ、今でも思いだして笑わってまうが。
黒斗GM:ベル爺>案の定苦情が来た。
イリナ:西方って…ハザードとかのことだよね?
イオン:だろうねー。
ルナ:ええ、ハザード、ソレイユ、ラクナスの三国があるほうの大陸ですね。
そしてそりゃそうですよね。

エイル:そうです。東方はその西方3国の支援によって成り立っているところも大きいのですが、バランスが難しいのですよ。
その状況で今回ソレイユがしゃしゃり出て来ているんです。

エイル:で、それを叩き潰しました(
黒斗GM:ベル爺>今回は、ソレイユからじゃな。軍艦沈められたんだ、そら苦情来るわ。幾ら建前で、『たまたまあそこにハシヒメが居て、たまたまそこにソレイユからの軍艦を発見されて沈められる事故が発生しました』つっても、儂等が裏で糸引いとんのバレバレじゃからな。
イリナ:…仲悪いの?
イオン:悪いというか、向こうが勝手に首突っ込ませろっていてきてうざいってだけなの。
デュナン:そのくらい、白を切りとおせばよかったろうに……(
黒斗GM:ベル爺>出来たらやっとる。白切り通すのが難しい奴から苦情来た、と、理解してもらって構わん。
イリナ:難しいなぁ…
ルナ:東方はなんというかあらゆる意味で西側から見ると無法地帯ですし。私たちの立場とは縁遠いややこしさがあるんでしょう。
それで、その苦情にはどう対応するつもりなんですか?

黒斗GM:ベル爺>で、その、名前は言えんが、白切り通すのが難しい奴から使者が送られてき た。勿論、建前は色々とこちらがそんな事故起こすような環境に置かれて心配だからーとか、これからの援助についての見通し、だとか、色々あるワケじゃが、 本音は、『これから一枚噛ませるにあたってどんな要求を飲めば通してくれる? もういきなり軍艦送りつけて直ぐに介入させろって言わせないから協議の場持 たせてくれ』っつー訳よ。
ルナ:分かりやすい要約に感謝します。
黒斗GM:ベル爺>その、使者がまた遣手で面倒臭い。主等、持ち前の肝っ玉の太さと空気の読めなさで対応して協議ぶち壊して来い。
イオン:すごいおあつらえ向きな依頼なの(
デュナン:それは……結構譲歩してきた、と言えるのか? いや、だが交渉における定石、「まず法外な要求をしてからやや小さい要求に切り替えて通しやすくする」のパターンにも見えるな
デュナン:というかそれでもぶち壊しにしてしまってもいいのか。多分、この面子に任せたら本当に取り返しがつかないレベルでぶち壊しにしてくると思うんだが(
ルナ:その考えだとそもそも艦隊を派遣してきたところからして交渉の布石だったわけだね。……ありえないとは言えないのがまた。
そしてまたぶっちゃけた依頼ですね(

イリナ:えっと、その、『一枚噛まれる』とどうして嫌なの?…ですか?
黒斗GM:ベル爺>色々とあるが、一言でいえば、そうさな。東方(こっち)は東方(こっち)のやり方がある、西方(そっち)に今更入ってこられると現場が乱れる、だから嫌。ってとこよ。
ルナ:あっちのやり方をこっちで通そうとされると、困らない人もいるでしょうが困る人も出ます。例えば私たちは困ります。ということですね。
イリナ:あー、そっか…うん、わかった、かも
エイル:一か国の援助ばかり大きくなると、他の国からすればその国が東方を支配しているようにも見えます。そうなると他の国はそれを非難したり妨害したりするわけで。最悪戦争にもなりかねませんね
黒斗GM:ベル爺>取り返しのつかないレベルでぶち壊してくれるのを望んでおるよ? 西方に、東方は話が通じない、と思わせるぐらいでないとこれからも粉掛けられそうじゃし。
黒斗GM:ベル爺>西方は黙って東方に金を渡してりゃええんじゃ。
イオン:分かったのー。まぁ正直それならベル爺が会合の場で使者の顔を殴りぬけばオッケーな気もするけどー。
ルナ:身も蓋もない本音が漏れてます(
デュナン:あれ? なんか俺たちの方が悪人な気がしてきたぞ?(
イリナ:(大人ってこわいなー…)
黒斗GM:ベル爺>儂が殴ったらまずいし、主等が殴ってもいかん、あくまで、話し合いの果ての破談がいい。武力同士の激突なんぞ、東方は異貌以外にやってる暇はない。
イオン:イエッサなのー。
黒斗GM:ベル爺>ハハハハハ。儂は元来から西方の人間じゃが今は東方に努めておるしな、これぐらいは言うわぃ<身も蓋もない
黒斗GM:ベル爺>だが、まぁ、苦情入れてきた奴もな。こっちがその気でいるのも十分承知、厄介な男が使者として来ておるぞ。その肝っ玉、潰されんよう用心しておけ。
ルナ:了解しました。まぁ元々あくどい事してるんだし(
イリナ:私、その場にいていいのかなぁ(
デュナン:まあ、悪名や悪評の一つや二つ増えたところで今更過ぎるよな(
イオン:賞金増えるかな(
エイル:こちらに回されるぐらいの使者ですから相当手ごわい人が来そうですね
エイル:おそらく(
ルナ:こう、教育に悪そうで悩むんですけど、いざというとき場を和ませる清涼剤になりそうなので、いてくれると助かりますイリナさん(
ルナ:そこの黒(デュナン)とかノリノリでやりそうなので、中和剤に。(
黒斗GM:ベル爺>彼奴とその取り巻きは既に港近郊の宿に入って、たしか、最上階? で、会議の準備をしておる。主等にも服を用意しておくからな。うむ、あぁ、そうだ、名を伝えておこう。
黒斗GM:ベル爺>使者の名は、アルフォード・D・キャスディン。
エイル:(ルナガン見)
イオン:(ルナガン見)
イリナ:?
ルナ:(全力で目を逸らす)
黒斗GM:ベル爺>……な? 苦情を送ってきた奴の名前を言えんワケが、わかったろう?
ルナ:今からでも帰っちゃだめですか私。
黒斗GM:ベル爺>駄目じゃ。
ルナ:オニ。
イオン:ルナのひわいな写真あげるから破談にしてって言えばいいんじゃないかと思うの。
エイル:ワカメ>簡単に言うとだね。僕らのブラザーなんだよ、そのアルって人は(イリナに)
黒斗GM:ベル爺>カカカ、お主が居ればアルフォードのくそガキめも多少、柔らこうなろうて!
デュナン:どうだかな……(
ルナ:やめて。やめて。(
黒斗GM:ベル爺>イオンの案、悪かないんじゃがなぁ。生憎、今のあやつぁ、仕事モードじゃから無理じゃと思うぞ。
エイル:ワカメ>どんな人かはルナの反応を見てくれれば大体わかることかと思う(
イリナ:あ、え?ルナさんって実は凄い人…?
ルナ:凄くないです。相手が変なだけです……(遠い目)
黒斗GM:ベル爺>では、頑張ってな?
黒斗GM:@