黒斗GM:@
黒斗GM:@タダで、量が多くて、美味くて楽しい食事は終わった。味に飽きがこない、箸をど んどんと進めても止まらない、ついついルナもレシピを聞いたりしちゃうような美味し~い食事(+甘味)の時間は終わった。さぁ、ここからはゼクシオンこと シオンの食後の運動に付き合う時間、地獄の始まりである。
黒斗GM:@ぶっちゃけ、逃げたい。が、逃げて逃げ切れる相手でもないし、そんなことして怒 らせて怒りの一撃が飛んでこようものなら必殺されちゃうから止めておくのが吉というものだ。手加減はしてくれるというし、いや、皆が思う手加減と彼が思う ソレが同レベルなのかちょっと、いやいや、大分不安だ。
黒斗GM:@
悶々としながらも食休みを過ごして、ああ、とうとうお腹が落ち着いて来てしまった。

黒斗GM:@
広間の片付けも終わり追々と各自散っていくお弟子さん達が向けてくる『がんば☆』みたいな視線が憎い。

黒斗GM:@
 憎 い 。

黒斗GM:@
しかし、さて、いよいよ。いよいよだ、覚悟は定まらないが、何とかかんとかその足を踏み出す。
大広間の襖を開けて、中庭へと続く廊下へと、踏み出した。廊下から見える中庭の向こうには……

黒斗GM:@
(´・ω・`)
ってかんじの顔をしたシオン・ノーディが正座し、その前には眉毛を釣り上げたトウロウが仁王立ちしていた。

黒斗GM:@
こんなところからスタートです。

エイル:ワカメ>(弟子たちに『次はキミたちの番だぞ☆』みたいな視線で返してる)
エイル:何をやらかしましたか?(
ルナ:(無言で十字を切る)
黒斗GM:シオン>(´・ω・`)
イオン:トウロウ>(『ズゴゴゴゴ』みたいな音がバックに流れていそうな勢いである。ちょっと目元が前髪に隠れて見えないのがより怖い)…おじさま。
黒斗GM:(´・ω・`)>ハイ……
イリナ:なんかね、違うの、空気が。
イオン:トウロウ>折角来てくださったお客様を相手に、一体何をしようとしてらっしゃったんですか…?(ズゴゴゴゴ)
イオン:すごいの、シオンがもうシオンじゃない何かに成り果てているの(
エイル:ワカメ>(イリナに耳打ち)あれが修羅場というやつだよ、覚えておくといい(
黒斗GM:(´・ω・`)>食後の運動を……
イリナ:クマとかならね、私もね、慣れてるんだよ。怖くないの。でもね、違うの。
イオン:ハイリ>(縁側で茶啜ってる)
ルナ:うん、あれはなんというか……まさに人間大のカマキリの迫力?(
イリナ:……人って、怖いね。
ルナ:怖いね。
エイル:怖いですね。
イリナ:マリー>怖いですね。
イオン:トウロウ>お客様に(ずい)怪我を(ずい)させるような(ずい)行いは(ずい)ダメだと(ずい)言ってるじゃないですか!(ピシャーン)
黒斗GM:(´・ω・`)>でもほら、えっと、その。て、手加減するって約束したし……
イオン:トウロウ>以前もそう言ってハイリ様のあまり折ってはいけない部分の骨を粉砕したじゃないですか!
黒斗GM:(`・ω・´)>不幸な事故だった。
イオン:ハイリ>おのれシャキーン(
エイル:エイル>背骨あたりですか?(
イオン:ハイリ>背骨から首にかけて(
エイル:複雑骨折でしたか。怖いですね。
ルナ:事故で片付けるには人為的な重傷だね(
イオン:トウロウ>おじさまの手加減はあまり信用ができないのですから、こういったことは控えてくださらないと…。
イオン:とりあえずこのままいけば地獄回避出来そうだしトウロウ頑張ってなの。
黒斗GM:(`・ω・´)>しかし、俺と食後の運動できるのはアイツ等ぐらいだし。そういって、親父殿(テッサ)だってやったことあるじゃん。俺だけ駄目なのか? 親父殿は良くて俺だけなのか?
イオン:トウロウ>そ、そういえばお父様もやってましたけど、けどだからってこの場を見過ごすというのも…。
黒斗GM:(`・ω・´)>……トウロウはひょっとしておじさんのこと、嫌いなのか? 嫌いだから駄目っていうのか?
黒斗GM:クロエ>まずいです、シオンさんが勢い取り戻してきました(
ルナ:表情で分かるね(
エイル:早くショボーンに戻さなければ(
イリナ:頑張って、もっと頑張って。
イオン:トウロウ>べ、別にそんなことはないですよ!? 別に嫌いだからダメってことでは。
黒斗GM:(`・ω・´)>ならいいじゃないか、手加減するって約束するし! するし!
ルナ:そこで負けちゃだめですトウロウさん、それが彼のためでもあるからっ(
イリナ:私、手加減されても、まともに受けたらタダじゃ済まないと思うんだけど…(ぼそり)
イオン:トウロウ>う……で、でもダメです! あまり我儘を仰るとソフィアちゃんに言いつけますよ!
エイル:ワカメ>そうだよ、うちにはまだ小さな子供も居るんだっ(イリナずずい)
黒斗GM:(´・ω・`)>……なん……だと……
ルナ:大丈夫ですイリナさん。……たとえ手加減されてようと、"まともに"あの人に一撃もらって無事ですむ人はいません(
イオン:ハイリ>よし、ショボーンに戻ったよ(
エイル:ワカメ>いいぞ(
ルナ:トウロウさんとソフィアさんの威信はすごいなぁ(
イリナ:じゃあ、掠っただけで致命傷になりかねないんじゃ…(
黒斗GM:(´・ω・`)>……………(じぃっと悲しげな瞳をトウロウに向ける、御年37になる東方最強を名乗れる実力者の図である)
イオン:懐かしいね、昔エイルが吹き飛ばされたの(
イオン:ハイリ>あいつどんだけキミらを殺りたいんだろうね(
ルナ:当たらないよう立ち回るのがまず大前提だね(
エイル:この大陸でも吹き飛ばされる感覚は味わいたくないですね(
イオン:トウロウ>(捨て犬みたいな顔を見てぐっとなってる)……え、ええと……ええと。…あっ、じゃあ、こうしませんか?(手をパンっと叩き)
黒斗GM:シオン>(´・ω・`)こう、というと……?
イリナ:……(殺さないでと訴えかける幼女の視線)
イオン:トウロウ>皆さん、よくミサキ家にはいらっしゃいますが、天翳月照流に触れるという機会は少ないでしょうから。指導、という形を取ってみるというのは如何でしょう。
黒斗GM:シオン>………………指導?
イオン:トウロウ>はい、指導です。それならけが人が出るということもないでしょうから。
黒斗GM:シオン>…………俺が、アイツ等に天翳月照流の指導、ねぇ……
エイル:ワカメ>(教育的指導という言葉が頭をよぎった顔)
イオン:トウロウ>それでしたら、私もとやかく言いませんから。
イリナ:あ、あまかげ…?
ルナ:……それは普段、この人がどんな指導してるのか気になりますね。
エイル:画数多いですよね、分かります(
黒斗GM:シオン>正直、奴等を鍛えてこれ以上強くなられると、いよいよ殺る時に七面倒臭くなるんだが……まぁ、ミサキ家に来といて天翳月照流の一端も齧らせない、つーのも……うーむ。
イオン:トウロウ>私に教えてくださる時は親切丁寧ですから、きっと大丈夫ですよ。
イリナ:(え、みんな知ってるの?って顔できょろきょろ)
ルナ:殺らないでください、切に。……それはトウロウさんだからじゃないかという予感がひしひしとしますが……(
黒斗GM:シオン>多少なりとも身体を動かすことにはなるか……動かさないと落ち着かんしな……まぁ、よかろう。(立ち上がる)
エイル:同じレベルで親切にしてくれるのはイリナだけという確信に近いものがあります(
ルナ:あぁ、天翳月照流ってのは私も良くは知りませんけど、確かここの流派がそういえばそういう名前だったような。(イリナさんに)
イリナ:流派…武器の使い方みたいなもの?
エイル:あ、大丈夫です、我々も天翳月照流はハイリの流派という認識があるぐらいです
黒斗GM:シオン>(皆に向け)そういうことになった。
ルナ:武器の使い方、構えや技、あとは理念とか、そういうものでしょうか。
そういうことになっちゃいましたか……

エイル:確か武器を振るうものはその武器に相応しい実力が無くてはならない、という理念でしたか
黒斗GM:シオン>そういうことになったので、少々納得はいかんが指導してやる。一先ず、着替えてこい。道着は……あー、ステフ。用意してやれ。
イリナ:@(イリナ、そもそも武道なんてさっぱり触ったことがない故、そういうことに対して普通の幼女レベルに無知である。)
イオン:ハイリ>「天を翳らせ月を照らせ、空の上が何になる。見上げる前に刃を磨け」っていう初代のお言葉が名前の元になっているね、一応。
エイル:ワカメ>うーむ、僕は魔術士なんだけどなぁ(ブツクサ言いながら更衣室へ)
ルナ:あ、この格好じゃ駄目なんですね。(飾り気がないとはいえ、丈の長いワンピースというよく考えたら普通に戦闘向きじゃない格好。)
イオン:ステフ>オヒサマァ(用意出来てますとばかりに人数分のサイズを合わせた道着を触手が持ってきた。道場から新品を引っ張ってきたらしい)
イリナ:わ、私も?
エイル:ルナは良く毎回その格好で立ち回れますね(
イリナ:マリー>私は見学させてもらいますね。(危機回避。)
黒斗GM:シオン>普段着に不便があるというわけでもないんだがな、指導というなら一応お前達は一時的とはいえど門下生という形になる。門下生なら、道着だ。
黒斗GM:シオン>全員、着替えてこい。そこの竜だかなんだかよくわからん生き物は、特例で許す。というか竜が着るための道着が無い。
イオン:なるほど、てっきりシオンが道着フェチなのかとおm(ハイリに口をガムテープで丁寧に止められた)
黒斗GM:クロエ>ルナさんの戦闘はたまにパンチラシーンがあったりして私得(
エイル:ワカメ>(貴族の嗜みのためか、一応無難に着付けて戻ってくる)うーん、和服というのはどうも慣れないね
イリナ:マリー>ありがとうございます(ほっ)
ルナ:私の剣はほぼ我流だけど、貴族の儀礼剣術と護身剣術が一応の下地になってるからね。ちゃんとした防具とか着ると逆に動きが鈍ると思う(
はーい、了解です。あとクロエあとでしばく。(さっさと着替えに)

イリナ:(どっかの影で着替えてきます)
エイル:トウロウさん、助けてください帯が絡まりました(更衣室から5秒で救難要請が)
イオン:(ガムテープを剥がされて苦悶の呻きを上げつつ更衣室でハイリに脱がされたり着せられたり)
黒斗GM:シオン>(赤縁に黒基調の道着を着て、その上に下半身は袴を履いた出で立ちに着替えてきて中庭で待機。足は靴下や草履ではなく素足だ)
イオン:トウロウ>は、はい! 大丈夫ですかエイルさん!?(レスキュー出動)
イリナ:だ、誰か手伝って…(羽織ったはいいけど、帯ができない様子)
ルナ:エイルは和服苦手そうだよねー(無難に胴着に着替えてさっさと戻ってくる。しっかりと襟を左前にして。)
黒斗GM:@(皆の道着は、藍色の作務衣のようなそれだ。シオンの着ているものと違い、藍色一色に整えられていて袴もないし、足袋や草履も履いてもいい)
エイル:(トウロウパワーにより綺麗に着替えて戻ってくる。着てしまえばなぜか巫女さんのような雰囲気で妙に似合っている)
ルナ:っと、はいはーい。締めすぎたら言ってくださいね(イリナさんのところに行って、意外とよどみなく帯をしめようと)
エイル:ありがとうございます、助かりました……
イリナ:えっと…大丈夫?かな?(着せられてます。)
イオン:(裸足でのそのそ出てきた)
イオン:トウロウ>いえ、大丈夫ですよ。指導が終わる頃にお茶をお淹れしますね。
エイル:ワカメ>えーと、東方ではなんて言うんだっけ。そう、七五三(2人見て)
ルナ:はい、これでたぶん。東方出身の人ほど上手くはいきませんけど(頬かいて)
イオン:ハイリ>訓練というよりは縁起物だね七五三。(更衣室から出ると縁側に再度居座った。かぶりつき席である)
イリナ:ありがとうルナさん。ん、多分大丈夫。(裸足でぺたぺた帰ってくる)
ルナ:ん、どういたしまして。(足袋ですたすた戻ってく)そしてハイリは観客席なんだね。のろわしい。
イオン:ハイリ>腹ごなしの運動ならともあれ、今更指導受ける側じゃないからね。
黒斗GM:シオン>揃ったな? 横一列に、整列。
エイル:ハッ(踵を揃えてピシッと直立)
ルナ:それもそうか…っと、はい。(しゃんと背筋を伸ばして並び)
エイル:ワカメ>はーい(背の順で前の方に整列)
黒斗GM:クロエ>(両手を後ろで組み、両踵をぴったりと合わせて背筋を正す)
イリナ:は、はい(皆を見ながら見よう見まねで並び)
イオン:(ぴしっと整列)
黒斗GM:シオン>(皆の目の前まで歩いてきて、ステフから受け取った木刀を横へと置き、地面の上に正座する)体勢、崩して良し。座れ。正座が出来なければ、胡座でもいい。楽にしろ。
エイル:(背景に馴染むぐらい自然に正座してる)
ルナ:はい(意外に普通だとか思いつつ、こっちに来て自然に覚えた正座)
エイル:ワカメ>お尻がつめたい……(胡坐かいて)
イオン:(ちょこんと正座)
イリナ:え、えっと…(ぎこちなく正座して)
黒斗GM:シオン>入門生の中には東方大陸出身者でない者も多い。ソレイユ出身者に一度も やったことがない正座をしろ、というのも酷故な。門下に入った以上はそのうち正座も覚えさせるが、最初はこんなものだ、さて……一時的な門下ということ で、神前のご拝礼など細かなことは省くが、最初の一礼だけは行うぞ。これより始める、門下は師範に、師範は門下に……(すぅ、と、息を吸い込み)一 礼!!!
黒斗GM:シオン>(膝においてあった掌を、膝の前の地面に三角を作るように置き、頭を深々と下げる)
エイル:(目を閉じ、お前東方人だろと言われそうなほど自然に一礼)
ルナ:(シオンの動作を見よう見まねで、すっと一礼する)……なんかエイルが妙に上手い。
エイル:ワカメ>(チラッとシオンの礼を確認して同じように礼)
イリナ:は、はい!(ワンテンポ遅れて深々と頭を下げる)
黒斗GM:クロエ>エイルさんすっごい自然
黒斗GM:クロエ>(頭を下げ)
イオン:(元気よく礼した勢いで地面に額をぶつけてからの何事もなかったかのような起き上がり)
エイル:騎士という職業は半分礼儀作法で食べているようなものですから、似通うところが有るんですよ
黒斗GM:シオン>面、上げ。そのまま待機、足が痺れるようなら崩して構わんからな。(自分だけは立ち上がり)
イリナ:…痺れる?(頭をあげて、首をかしげる。この後待っている地獄をイリナはまだ知らない/ぁ)
ルナ:それで海の向こうの作法を体言できるのは凄いと思う。(頭を上げて、そのまま正座の姿勢)
イオン:どうして東方人はこんな後々辛くなる座り方を伝統にしてるんだろうねー。
黒斗GM:シオン>さてまずは、何からしたものか、いや、何から話したものかな……そう、そうだな、我が流派について、天翳月照流についてからいこうか、詳しくは知らんようなのでな。
ルナ:正直、名前くらいしか知りません。よろしくお願いします。
イリナ:(真剣に聞いてる)
黒斗GM:シオン>アマカゲゲッショウ。「天を翳らせ月を照らせ、空の上が何になる。見上げ る前に刃を磨け」、ハイリ、二十三代目が語った初代の言葉が起源だが、この初代、イットウサイ・ミサキは今より5400年前、東方大陸の一端でもあったニ ホンという国のエドと呼ばれる時代の前後の人物であり、その方が生み出した流派だ。起源は……これはいいか、ややこしい。
黒斗GM:シオン>今でも残っていてお前達が知っていそうなその時代の著名な剣術家といえば、うーん、ムサシ・ミヤモトとか。
イリナ:???(さっぱりわからないハザード人)
ルナ:あ、その人は聞いたことあります。二刀流の。
イオン:私はハイリからその辺教えてもらったことあるのー。
黒斗GM:シオン>色々省きまくってざっくり言うと、と~~~っても古い時代に生まれた剣術一派。
黒斗GM:シオン>とりあえず、認識はこれでいい。
エイル:二天一流の開祖さんでしたか、あの時代の剣豪と呼ばれる方は本当に強かったそうです
イリナ:へぇー…
イオン:ハイリ>宮本武蔵とか普通に英霊レベルだろうしね。
黒斗GM:シオン>剣には、大雑把に分けて、二つの種がある。ずばり、活人剣と殺人剣だ。
エイル:ワカメ>今でもたまにテレビでやってるようだね、時代劇ってやつだっけ
ルナ:こっちの剣術の話にはときどき出てきますけど、どう違うんです?
黒斗GM:シオン>うむ、活人剣と殺人剣の違いの定義は少々怪しいところもあるんだが、これ も大雑把に行くぞ。殺人剣は、いかに効率よく人間や生物を斬り殺せるかをつきつめた剣。活人剣は、いかに効率よく人間や生物を生かしたままに無力化するか をつきつめた剣、ということを覚えておいてくれ。
イオン:いわゆる峰打ちっていうのが活人剣てことなのー?
黒斗GM:シオン>あぁ、峰打ちは活人剣の代表格とも言えるな。
黒斗GM:シオン>普通の剣術流派というのは大抵そのどちらかに寄った技術体系をしているも のなんだが、我等の天翳月照流ってやつはこのどちらもやる、どちらの技術体系も存在する、少々特殊な流派だ。しかも千年、二千年、と、時が経てば経つだ け、幸いにもといっていいのか時代時代の戦乱に恵まれすぎて、多種多様の技がある。それは最早、普通の剣だけに留まらず、小太刀から薙刀まで、十手から刺 股まで、徒手空拳や、砲術なんてものすらある、膨大な技術体系を持ち得た流派だ。
エイル:ワカメ>……それ全部覚えるのかい?(うへぇって顔で)
黒斗GM:シオン>一応、元は剣術だったものだから剣術道場とはいってはいるものの、正確にいえば全方位に対応した真の意味での総合格闘術といえる。
ルナ:……かなり、何でもあり、って言われた気がします。
イオン:ハイリ>気、じゃなくて事実なんでもありだね。
イリナ:…こんなのも使えるの?(糸つき針、まち針、鋏(各等身大)を出現させて)
黒斗GM:シオン>全部は無理だ。余程の才にでも恵まれない限りは、全ては無理だ。だから門下生は基本、自分に合っているもの、自分に向いているものを選択して、学んでいく形になる。
エイル:南斗○拳に色んな流派があるようなものですね(
黒斗GM:シオン>(イリナを見て)流石にそれを専門とした技術体系はないものの、そうだな、そういう小物の武具なら小太刀術や十手術等、そこらの流派を学んで応用、という形は取れるだろう。
イリナ:…やった。これからは自分の身も少しくらい守れないとだし、いつでも取り出せるこれが使えたらみんなの役に立てるかなって。
エイル:かなり大きな針が出せるんですね(等身大の針を見て)
イリナ:針はこれが限界くらいだけど、鋏はもうちょっと大きいのくらいなら出せるよ
黒斗GM:シオン>正式にここに弟子入りするなら兎角として、一時的の上今日この場限りのお前達に教えるのは、時間の関係もあり、剣のそれと体捌きの幾つかだが……
黒斗GM:シオン>安心していい。一番応用が効くものを選択して教えるつもりだ。
イリナ:弟子入り…(かなり真剣に悩んでる)
ルナ:よろしくお願いします。習うならできるだけ活用したいですし
黒斗GM:シオン>無論、この指導の後、弟子入りを本格的に考えてもいい。テッサが喜ぶ。弟子入りしたって、俺が指導するとは限らんが。
エイル:槍は得意ですが他の武器は6500年前の型のままなんですよね、最新の剣の手解きを受けられるのはありがたいです
イオン:ハイリ>メインの師範がちゃんと教えてくれるから、そのへんは問題ないって。
黒斗GM:シオン>というより、自分で言うのもなんだが、お前達はかなり幸運だぞ。俺が直々 に指導するなんて、此処は勿論実家のノーディ家ですら中々ないんだ。俺が指導したのなんて、ここ十数年ではミユキ・アサノやシェリル・ヴァイザード、あと はうちのトウロウとソフィアぐらいだ。
黒斗GM:シオン>さて、天翳月照流についてと、今日教えるプログラムについても終わったし、立っていいぞ。
エイル:ワカメ>そういえば月光の2人がそんなことをぼやいてたような。……そういえば『いっそ殺せ』とか言っていたような
黒斗GM:シェリル>いっそ殺せ……殺せよ、殺せよォォォォっ!!? ……ッハ!?(悪夢に飛び起きる、西方大陸アビス本部にお住まいのシェリルさん)
イリナ:あ、ありがとうございます(緊張気味) は、はい!(立ち上がろうとして)___ふあぁっ!??(案の定痺れてて転ぶ)
ルナ:はーい…今どこかで悲鳴が聞こえたような(首傾げつつ立ち上がり)っと、大丈夫ですかイリナさん?(手を差しだし)
イオン:ふっ、イリナ、いつから自分の足の血流が正常に流れていると思っていたなの(子鹿のような足でその辺の木に寄りかかってる)
イリナ:な、なにこれ、呪い、っぁ!?(手を取って立とうとして、足がじーんとして涙目に)
黒斗GM:シェリル>では、構え。遠慮はいらん、木刀を無理に使う必要はない、各自各々が普段使っている得物でもって構えろ。……足が痺れた者は、直してから構えろ。
エイル:二人とも足を良くマッサージしてください(
黒斗GM:@間違えた、シェリルじゃなくてシオンだ
ルナ:呪いじゃなくて痺れてるだけですね。先に言っとけば良かったですね…
エイル:ワカメ>あれは一度味わって覚えた方が早い気もするけどね(胡坐から立ち上がり)
イリナ:(足を必死に揉んでる)
イオン:あれ、指導なのに本物の武器使ってもいいの?
エイル:では折角なので(槍ではなくサブのバスタードソードを取り出し、正眼に構える)
黒斗GM:シェリル>使い慣れた武器を持っていたほうが、使い慣れない動きに慣れやすい。
黒斗GM:シオン>それに、お前達ならそうしていたほうが、他の仲間に当てるということもなかろう。一応言っておくが、俺の心配はいい。万に一つも当たらん。
ルナ:そういう事なら、そうさせてもらいますか(剣を右手に構え)
イリナ:ひどい目にあった…(なんとか立ち上がって見よう見まねでまち針を握る。いつも浮かせてる応用で重量は羽程度。)
イオン:なんという自信、でも分かったなの(2本の内、長い雪消月だけを持って構える)
黒斗GM:シオン>(ステフから小枝を一本、譲ってもらい)よし、最初は体捌きからいこうか。ハイリ、それと、その教えを受けたイオンを見ていれば解るかもしれんが、我等の剣は基本的に速度に重きをおく。その、速度を出すための一段回目として速度を出すための構えを教えよう。
黒斗GM:シオン>まずは、腰を普段の構えより、やや落とす。大体でいいぞ、辛くない程度にやや落とすんだ。(本人は直立のままだったが、ちょっと電気椅子、みたいな感じで尻を落とし)
ルナ:こう…ですか?(見よう見まねでやや腰を落とし)
イリナ:こ、こう、かな?(なんとか構えを取る、が。足がぷるぷるしてる。)
イオン:えーと…こんなもんかなー…?(いつも以上に腰を落としてる)
イオン:ハイリ>イリナ、無理のない程度にで構わないよ、でも今度筋トレしようね(
エイル:なるほど、こうでしょうか(シオンの構えを凝視しつつ、真似るように腰を落とす)
エイル:ワカメ>今度エイルとスクワットすると良いよ(
黒斗GM:シオン>足がぷるぷるしてるってことは、辛いってことだ。もうちょっと尻上げて良いぞ(小枝でイリナの腰を軽くぺしぺしと叩き)他はいいぞ。いいかんじだ。
エイル:ワカメ>(まったくなってない構えだが一応中腰に竹刀を構えてる)
ルナ:エイルと一緒にしちゃだめだと思う(
イリナ:は、はい!…筋トレ…(少し腰をあげて)
黒斗GM:シオン>さてそこから、腰を落とした分だけ、次は軸足の踵を持ち上げてみろ。身体がやや前のめりになり、少々身体のバランスが崩れぎみになるかもしれんが、やれ。
エイル:そうですね。最初は手ごろなトラックを担いで2時間ほどスクワットをすると良い汗がかけますよ(
イオン:手頃なトラック…?
エイル:10トンはちょっと重いので2トンぐらいが手ごろかと(
イリナ:マリー>流石にイリナが死んでしまいますので、勘弁してあげてください(
ルナ:手ごろじゃない。ぜんぜん手ごろじゃない。(ツッコみつつ片脚を浮かせ、すこし前のめりになったままぴたりと制止)
イオン:よーいしょっとなの。ふふー、これくらいはいつもの動きでやってるから割りと楽なの!(踵を浮かせて停止)
エイル:(言われたとおりに軸足の踵を上げ、自身でバランスを調整しながら構える)
エイル:ワカメ>おおっと、と(さっそく上半身がフラフラしてる)
イリナ:じ、軸足…こっち?…わわっ(転びそうになって両手をぱたぱたして)
黒斗GM:シオン>上半身がブレているな? このような姿勢なのだから当然、というわけでも ない。単純に、バランスを取るための足幅が足りないだけだ。他にもこの姿勢には問題があるが、とりあえず、フラフラしなくなるまで足幅を広げろ。上半身が ブレてなくても、なんとなく落ち着かないな、と、思ったら、落ち着くまで足幅を広げてみろ。
イリナ:えっとえっと…(少しずつ様子を見ながら広げて行き)
エイル:ワカメ>む、難しいことを言うね。このぐらい、か……?(ズリズリと足幅を広げ、とりあえずふら付かなくはなる)
イリナ:…はぁぁ…!(ある程度開いたところで感動したような声をあげる)
黒斗GM:シオン>もうすこしだ。(ワカメの右足に枝を添え、外側に軽く押す)もう4cm。そう、そこだ。
ルナ:ふーむ…(考えながらじわじわと踵の角度と足幅を調整)
エイル:ワカメ>お、おお……?(言われたようにずらすと、スッと型に嵌ったように安定し始める)
黒斗GM:シオン>よし。そうなったら、何時も持っている筈の得物がなんとな~く、持ち難くないか? 手の収まりが悪いというか、姿勢は落ち着いたが、手が落ち着かないというか?
イオン:確かになんか、持ち替えたいというか変な感じなの。
ルナ:なかなか難しい感覚ですね…
黒斗GM:シオン>普段と違う姿勢で、普段のように持とうとしている証拠だな。力が入りすぎだ、そこで、力を抜く。……ああ、手を離してはいかんぞ、不安かもしれないが、いつもより握りを緩める。
黒斗GM:シオン>感覚としては、卵を握り潰す程度の加減ってところかな。
エイル:新しい姿勢を受け入れる、という感じでしょうか(一度大きく力を抜き、重心を探るように調整していく)
イリナ:ふわっと…ふわっと…(脳内にマシュマロを思い浮かべながら軽く握る。)
黒斗GM:シオン>皆、構えも得物も違うので一概にはいえんが、大体それぐらいでいいはずだ。そうしてみると、いつもと構えが違うのに、いつものような握り心地になる、筈だ。
ルナ:卵を…(料理中のイメージを引っ張り出してきて、手の力を抜き)
黒斗GM:シオン>焦らなくてもいい、俺の言った感覚が合わなかったら、強く握ったり、弱く握ったり、調節しろ。
イリナ:しっくり来てる、のかな?(初めての剣術に戸惑いながら、収まりのいいところを見つける)
イオン:ふわっと…あー、こ、こうでいいかなー?(ぐっぱぐっぱしつついい感じのところを見つけたらしく握りを確かめている)
ルナ:たぶん、これでしっくりきてる…と、思います。
黒斗GM:シオン>参考に。(木刀は取らず、持ったままの小枝を、両手で握り込む。正眼にし てはやや半身気味ではある、左半身を小枝に隠すような上半身の傾けに、同じく左足を右足にやや隠し、左足の踵は持ち上げた、構え。シオン・ノーディの構 え、構えただけで、持っているのが、頼りない小枝ではなく、総重量がエイルのハルバート程もありそうな剣にさえ錯覚してしまいそうな程に……ぴったりと、 風景に嵌ったそれだ)
エイル:ワカメ>……同じように構えてるはずなのに何でこんなに違うように感じるのかな
イオン:いろんな補正が入っていることだけは分かるの。
黒斗GM:シオン>速度は、脱力と緊張の合間にこそある。この構えはその前段階、全体を緊張させつつも、手の握りを緩くした脱力を作る。これが天翳月照流、基本の構え。
イリナ:…!!(威圧感に気圧されて無意識に半歩後ずさり)
ルナ:基本でなかなか、すでに独特ですね。(へぇ、とシオンの構えに見入りつつ)
黒斗GM:シオン>……行き成り木刀で構えなくてよかったと思ってるところだ。怖がらせたのならすまん。
イリナ:え、あ、私、いつも前に出ないから、こういうのを間近で見たのって初めてで…(あわあわ)
イオン:ハイリ>木刀で構えてたら普通に逃げるか泣かせるかしてそうだしねキミの場合。
エイル:ワカメ>どうだい、東方人には見られない新鮮さだろう?(
黒斗GM:シオン>思い起こしてみろ。口で詳しく言ってみて、やらせてみたら、独特と思われるかもしれんが。ハイリの構えも基本、このように全体で緊張、手で脱力のはずだ
黒斗GM:シオン>たしかに、新鮮、ではあるのかな。ああ、イリナ、構わん。そういう怖がり方も、戦場では必要なものだ。というより、恐怖を忘れた人間ほど、戦場で役立たんものはない。
イオン:ハイリ>要はボクやシオンのやり方を一つ一つ分解したのが今キミ達がしてるそれだよ。身につけば自然とこれはできるようになる。
イリナ:は、はい!
エイル:重量武器ばかり振り回していたもので、こういう速度重視の構えは新鮮ですね
黒斗GM:シオン>恐怖とは、警戒心とも言い換えられる。恐怖を忘れれば、敵の懐にたやすく 飛び込めるかもしれん、しかし、敵とて懐に飛び込まれたときの対応策など山ほど用意している、恐怖を忘れ警戒心をなくしたまま飛び込めばその策の格好の餌 食になる。極端な例だが、そういうものだ。この俺とて、傍目にはそう見えずとも、恐怖心はある。一流であればあるほど、恐怖は忘れないものだ。
イリナ:…()
イリナ:@みす
イリナ:…(真剣に話を聞いている)
黒斗GM:シオン>さて、話が少々逸れたが、あくまでこれは前段階。ここからが、速度の剣 の、本当の第一段階。いくら構えがしっくり来て、いくら得物が手に馴染んでも、手を緩めたまま剣を振るのは不安だと思う。だから、始めは、ゆっくりだ。 (言通り、鈍い、スローモーションのような動きでゆったりと剣を持ち上げ、上段に構える)
ルナ:ん
ルナ:ん…(言われた通りゆっくりと剣を振りかぶり)
イリナ:(握りを確かめながら極細の針を落とさないようにゆっくりと構える)
黒斗GM:シオン>ゆっくりと持ち上げ。ゆっくりと、振る。(持ち上げた剣を、持ち上げた時と同じように、スローモーションで振る)
エイル:ワカメ>おっと(見よう見まねで振り下ろすが、振った勢いで前のめりになる)
黒斗GM:シオン>何度も、ゆっくりと持ち上げ、何度も、ゆっくりと振る。
イオン:ゆ、ゆっくりは重い武器だと逆に辛いかもなの。(ゆるーっと持ち上げてゆるーっと下ろす)
黒斗GM:シオン>持ち上げて、振り下ろして。姿勢が安定するまで、慣れるまで。でもどうだ、意外と、緩く持ってたって、鈍いと言っても、剣は手から飛ばんものだろ。
イリナ:(軽さゆえに体勢を崩すことはないが、太刀筋が不安定にぶれる。)
ルナ:よ、っと…こうですかね(ゆったりとした手つきで、軌道をぶらさず横に一振り)
エイル:(軌道をなぞる様にゆっくりと振り下ろし、構え、振り下ろすことを繰り返している)
イオン:ハイリ>(ちょっと暇になったので端っこで振ってる)
黒斗GM:シオン>それに、どうだろう。なんだか、何時ものような姿勢で振っているより、ほんの少し、速い気もしないか。
イオン:(体勢を崩さないように腰を捻って、ゆっくり戻しながら槍を突き出す)
黒斗GM:シオン>この構えは速く振るための力の流れを作るものなのだから当然といえば当 然、だが、力の流れとか難しいこと考えなくていい。速く振れる構えだから、剣も速く振れる。これぐらい緩い考えで結構だ。姿勢を揺らすことなく、剣筋を揺 らすことがなくなれば、少し速くしろ。それにも慣れたら、また少し速く。それにも慣れたらもう少し速く。そのうち、全力で。
ルナ:速い…かも?なんだか昔の練習を思い出します(ゆっくりと繰り返し振り続け)
イリナ:あげて…おろす…あげて…おろす…(型に嵌っているとは言い難いが、賢明に言われた動作を繰り返し)
イオン:うーん…確かになんか、ムリしないでいけてるというか。速い気はするの。
エイル:今までの型との食い違いが気になりますね。無心、無心。速く、もっと早く……(最初はゆっくりと、段々と速く、軌道は変えずただ速さを意識して振り続ける)
黒斗GM:シオン>……シッ(硝子が割れる、というよりは、人が人の肌に平手を加えたときの ような、生々しささえあるような、大きな音。空を切る、というよりは、空間を切断する、あるいは、ケーキに包丁でも入刀するかのように自然に。そうした形 容詞のほうが似合う、大上段からの斬り下ろしが、音と共に、一閃通り……枝の先が、地面すれすれに、着いた)
ルナ:ふむふむ…(ほぼ無心に、振りぬいては構え、振りぬいては構えの動作を繰り返し、徐々に速く)
イリナ:少し…だけ…コツが掴めて、来たかも…?(少しずつ太刀筋のブレが収まりだし、少しずつ剣速を上げていく)
黒斗GM:シオン>目標は、とりあえず、これに近いもの。
イオン:ハードル高いの。
黒斗GM:シオン>(構えを解き)低かったらすぐに届くだろう。直ぐ届くような目標は、目標とは言えん。
エイル:ふんっ!(地響きを伴った踏み込みと共に大岩でも割れそうな太刀筋が一閃、地面すれすれに止まる)
イリナ:素人には…辛い…かな…(音に耳を傾けながら、しかし針からは目を離さず、一太刀一太刀に意識を集中させて振り続ける。)
ルナ:かなりはるか高みを要求されたような…
イオン:ハイリ>お、さすがエイル。
エイル:うーん。速く、と強くは違うのですよね。難しい……
黒斗GM:シオン>……(エイルを見て)……筋はいい。うむ、やはり、目標は高くしておくべきだな。
イオン:ハイリ>とりあえずイオンにも本当に基礎は教えてるんだから頑張ってよね。
エイル:ワカメ>ぜー、ぜー(50本振っただけで息が上がっている)
イリナ:マリー>やはり、皆さんはすごいですね。(遠くから、我が子の成長を見守るように眺めている)
黒斗GM:シオン>それと勿論、これも応用が効く。これが普段の構え、普段の技に影響すると は言わんがな。スイッチだよ、たとえばエイルなど、普段が剛剣の一言だが、それが一瞬で速度の剣に変化してみろ。相手にしてみれば面食らう、ルナは普段か ら速度のそれだが、それが急にまた一段階、早くなってみろ。間合いの掴み方が難しくなる。
ルナ:難しいなぁ……でもいい練習かな。私は剣の制御をだいぶ魔術に寄せてるから、たまには体の感覚も叩き直さないとだよね。
イリナ:……(気づけばひゅっ…ひゅっ…とか細いながら鞭のような音が聞こえるような速さで振っている。)
ルナ:……と、おぉ。イリナさん凄い。
エイル:おお、イリナも大分様になってきましたね
黒斗GM:シオン>剣筋が随分と安定したな、いいぞ。ただすこし、まだ腕に力が残ってる。遠慮せずに抜いていけ(小枝でまた軽くイリナの二の腕を叩き)最悪、スッポ抜けてもここでそれに当たる奴は居まい。
イオン:当たった所で死にはしないの。
ルナ:そう油断してると当たりそうでヤだな(
エイル:当たっても大丈夫な自信ならあります(
エイル:ふむふむ。しかしなるほど、無意識に威力を残そうとしていたかもしれませんね。
イオン:ハイリ>(刀を肩の上でポンポンしつつ)けどやっぱり筋がいいね皆。さすが普段から荒事に巻き込まれているだけはある。
イリナ:…こう、かな(腕の力を抜き、全力で振る。幸い、まち針の丸い部分が手に引っかかり、すっぽ抜けるのを防止している様だ。)
黒斗GM:シオン>ああ。威力など、今のうちは気にしなくていい。今はまだ速く振ることだけに注視していればいい。
エイル:力を抜いて、速度だけで、こう!(先程ほどの勢いはないが、ヒュンと風を切るような太刀筋で真っ直ぐに地面に剣を振り下ろす)
ルナ:なんというか、使えるものはどんどん吸収しないと生きてけない生活だったしね(
イオン:ハイリ>実践に勝る訓練なしとはよく言ったものだね(
黒斗GM:シオン>……ほう。先ほどの一撃も悪くなかったが、今のは見違えるほどよくなったな、エイル。ただすこし、腰が不安か? 構えのときはいいが、振るときは座り心地が悪いように見える。……普段からフルプレートで戦っているせいかもな。軽く身体に重しでもつけるか?
エイル:そうですね、剣の重さに釣られて腰が浮いてる気がします。重しがあるのでしたら是非
イオン:そしていざというときに本気を出させてもらいますってその重し外すの?(
イリナ:(何度か確かめるように振った後、ぴたりと上段で構え___一閃。ぴっ、と空気を、静寂を切り裂く音が響き、イリナの力でも扱える針は地面すれすれでぴたりと静止していた。)
エイル:そういえば鎧を着ずに剣を振るのは久々です
イオン:…ふー(息を吐いて腰を捻る。持つ手はゆるく、腰を戻す勢いで、シャっと空気を裂く音を立てながら槍を突き出す)…むずいの。
黒斗GM:シオン>テッサがな、たまに油断して、トウロウに一撃良いのを貰うことがあるのを切っ掛けに奴本人が防具代わりに造ったんだが。ああ、ステフ、ありがとう。これだ、鉛を仕込んだ腹巻きやリストバンドだ。
黒斗GM:シオン>(ステフが持ってきた鉛入りの品々を縁側の上に置き)
エイル:その重しを外す演出はちょっと憧れますけど、重しがないとバランスが悪いので弱くなってしまうのが難点ですね(
ルナ:戦闘中のエイルは全身重しじゃない(
エイル:(鉛を仕込んだ防具を身に着け)ああ、落ち着く(
黒斗GM:シオン>イリナ、調子がいいな。元より体格のせいかこの構えが合っているようだ、今の一撃をいつでも出せるように、繰り返せ。
イオン:エイルの落ち着くが理解できないの(
ルナ:一方でどんどん
ルナ:急速に成長してるイリナさんがすごい(
黒斗GM:シオン>他の者も負けていられんな。さぁ、続けろ。慣れてきたら、次は、ようやくとなるが、剣の技を教えてやる。
イリナ:これじゃないと、こんなことできないよ…(羽のような軽さの針を差し出して。これでもかなり疲れてる。)
ルナ:はーい、頑張ってついていきます。(また剣を構え)
イオン:はーいなの師範ー。
黒斗GM:シオン>卑下することはない。自分に扱えるものを、自分が理解して使う、大事なことだ。
黒斗GM:シオン>……剣技は、名前がどうにも秘奥義とか秘剣みたいなんだが、別にそんなことはない。天翳月照流、活人剣の基本技、霞太刀(カスミダチ)。もう少ししたら教えよう。
イオン:ハイリ>うちの初代、ちょっと中二病だったから技名は仕方ないんだよ…(
黒斗GM:シオン>……ノーコメントだ。振れ、振って、振って、振りまくって、慣れろ。続けよ。
黒斗GM:@
イリナ:(表情が明るくなり、もう一度構える。)
黒斗GM:@
トウロウのファインプレーのおかげで見事シオンとの一戦を免れた一行。しかしひょんなことから訪れたシオン師範指導の天翳月照流基本講座。

黒斗GM:@
意外にもちゃんと教えてくれる師範の言いつけを守って、成り立ちから、構えから。そしてそのうち、二十三代目曰く中二病入ってた初代・岬一刀斎発案の数々 の技のうちから『霞太刀』や『朧太刀』などちょこちょことした技なども伝授され……意外にも『剣は一日にして成らず、だ。一時的とはいえ門下に入って技を 受け継いだ以上は、毎日素振り。あとたまには岬家で修行』と口煩いシオン師範に見送られ、深夜に返されることになった、一行。

黒斗GM:@
美味しい食事とソレ以降の騒動でついつい忘れてしまいそうだったが、忘れてはいけない『ジャギ元気にしよう大作戦』も勿論後日にきちんと段取りし、行われることになった。

黒斗GM:@
ハシヒメとバルバロイがガチで悲鳴を上げた。

黒斗GM:@
ジャギはちょっとずつ元気になっている。

黒斗GM:@
二言で締めるが、二言で十分に伝わるはずだ。

黒斗GM:@
ともあれ、ミサキ家におとずれての長い一日、それからその後に行われた大作戦、何とか。何とか無事に、終了——
以上! 雑談シナリオ『ミサキ家、何度目家の騒動』編終了。次回、『エイル・ダイエット大作戦、状況開始!』に続く!