黒斗GM:@
——ジャギの調子が一向に戻る気配が無い。

黒斗GM:@
先のカオスにて巻き起こった戦の折には、〝鬼神〟ジャギ・サイトウと〝鋼鉄将軍〟ハルトムート・ヨーゼフ・ラインヴァルト・ゲッフェルトは魔王の心臓が封 印された塔にて激闘を繰り広げ、なんとBabelの一つや二つ直撃しても耐えられるという頑健極まる塔を崩壊一歩手前に追い込むほどの熾烈な戦いを繰り広 げ、互いに心臓を貫き合うという過程も苛烈ならば結果も苛烈という決着を着けた。

黒斗GM:@
その戦いで心臓を失った彼の調子が戻らない。

黒斗GM:@
そらそんなもん無くしたんだから当然、とはいうものの、そこはそれ、あのジャギ・サイトウである。
無論医療班が優秀というのもあって心臓は既に復元済み。数値の上では、医学的には、完治しているのだが……元気がないというわけでもない、元気なら寧ろ溢れんばかりではあるのだが……戦闘力が落ち込んだままなのだ。

黒斗GM:@
原因不明の不調が続いている。

黒斗GM:@
クカイとタカミネの支部を担当するカガリビ&カンザキ両支部長、デジマ支部長代理のベル爺——
このお三方はどうにも心当たりはある様子なのだが、気長に復調を待とうとしか言ってくれない。

心当たりがあるなら言ってくれればいいのに、いや、言えない理由があるのかもしれない、と、
デジマ支部の面々はやきもきしながらも日常生活を送っていたが……

黒斗GM:@
……遂に耐え切れなくなったのは、中でも特に気を揉んでいたアーガードだ。
何かと誰とでも仲良くしている男ではあるが、彼は月光の中でも数少ないジャギは勿論その家族とも親交のある男だ。

おかずのお裾分けから食事のご相伴、ツバメやジャクなどご令嬢の授業参観にはジャギが出れない時には父兄として代わりに出たりと、
ちょくちょく見聞きしているだけでも相当な関わりが有る。なんかもう息子の領域。その〝息子〟としてはやはり心配なのか、どうにかならないものかと、皆に、相談に来た。

黒斗GM:アーガード>
そんなワケでよぉ。いい加減、我慢の限界だ。我慢してきてもう何ヶ月経ってんだって話だ、が……
どうしていいもんかも判らん。理由知ってそうなお三方は聞いてもあの調子だろ? オヤジはオヤジではぐらかしやがるしよ、ってことで物は一つ試しだ。

黒斗GM:アーガード>
ある人に会いに行っちゃくれねぇか。あの人なら何か解る、かもしれん、何か解決策もある、かもしれん。まぁ、少なくとも何か教えてくれるとは思うんだが……
俺ぁ今手ェ離すわけにゃいかねぇから、代わりに頼むぜ。

黒斗GM:@
その人物の名は、シオン・ノーディ。ミサキ家分家、ノーディ家の本来の当主であり、階梯史上最年少の25で13階梯を取得し、十年前の東方大陸ではその名 を知らぬものなしというほどに武名を轟かせてまわった〝魔人〟だ、この大陸においては最早唯一……カガリビでもなく、カンザキでもなく、ユカでもなく、名 立たる魔人達さえ差し置いて唯一〝鬼神〟ジャギと同格とされる人物である。

黒斗GM:@
——西での名は、ゼクシオン・ノルディ。〝砦落とし〟のゼクシオン・ノルディ。
西方大陸に渡って賞金稼ぎとして活躍していたときはそう名乗っていた。嫌な思い出が蘇る名前だった。

黒斗GM:@
聞き覚えがあるどころか、メンバーの中には彼に殺されかけた覚えがある者も居る。そんなことは露と知らないアーガードに送り出され、メンバーは一路、
嫌々ながら彼が逗留するミサキ家へと向かっていた。

……まぁ、あれ以来、一度も話したことがないわけでもない。ミサキ家に行く用事が多い為、ちょくちょく顔会わすし、ちょこっと世間話するし、面と向かって真っ向から話したことないけど、
まぁ、多分、きっと、メイビー、殺されない。筈。

黒斗GM:@お待たせしました、それでは、道中の車内からスタートです。
イオン:めっちゃ帰りたいの(
エイル:ワカメ>(運転しながら花占いしたら「殺される」に傾いたのでUターンしようか絶賛検討中)
ルナ:今ここにいる皆の意見は一致してる気がする(
エイル:電話じゃダメなんでしょうか……(
黒斗GM:クロエ>……あの家、電話ないんですよ……(
デュナン:普段どうやって他所と連絡付けてるんだ。矢文か?(
エイル:ワカメ>71世紀にもなってそんなまさか。……まさか(
イオン:ハイリ>馬借便(
ルナ:古風どころの騒ぎじゃないよもう(
イオン:ハイリ>ある程度見知った相手ならステフの咆哮で自分が呼ばれてるかどうか分かるしね( あんまり電話とか必要ないんだよあそこ。まぁほら、大丈夫だって。
イオン:ハイリ>どっちにしたって怖いもんは怖いままだったと思うから( まぁ頑張れ。
黒斗GM:クロエ>まぁ、仕方ないといえば仕方ないんですけど。ほら、あの家、マイお嬢様のところみたいに街じゃなくて家単体がとんでもないところに建ってますし。
黒斗GM:クロエ>電話ないんじゃなくて電話線引けないんじゃないですかね。
エイル:ワカメ>伝書鳩召喚したら売れるかな(
デュナン:そっちのような気がする>電話線引けない
イオン:ハイリ>あぁ、確かに…回りにあそこ、何もないしね。
ルナ:通信用の魔具くらいないものかな…って思うけど(
エイル:それをあえて使わないということは、あえて本人が引きこもりたいのかもですね(
黒斗GM:クロエ>……そういえばあの家、電気とかガスって通ってましたっけ? 明かりはランタンだし、お風呂場は薪だし、台所も……(
イオン:ハイリ>…電気はあるよ? かろうじて(
イオン:ハイリ>自家発電が(ぼそ)
ルナ:あったんだ、辛うじて(
黒斗GM:クロエ>かろうじて!? 自家発電!? ハザードのド田舎でもそんなところ中々ありませんよ!?(
エイル:ワカメ>僕は最初広い土地を生かしたソーラー発電なのかと思ったけど、きっと自転車とかで頑張ってるんだろうなと思い直した
ルナ:退化してるのに何故かしっくりくるね(
デュナン:あの家ならそのくらいアナログなのが普通にあり得そうで困る……
イオン:ハイリ>ぶっちゃけ鍛冶に使う火とステフが絶えさえしなければオッケーなところあるんで(
黒斗GM:クロエ>お、おそるべしミサキ家……
ルナ:他の事に無頓着にもほどがある(
イオン:でもあそこならラクナスみたいに機械的な防犯とか、設置する必要なさそうだもんねー。
黒斗GM:クロエ>……そういえば、分家の、ほら、ゼクシオンさんの生家。ノーディ家、でしたっけ。あそこの話はとんと聞きませんね。
イリナ:・・・(ぐるぐるキャンディを舐めながらお話を聞いてる)
イオン:ハイリ>あぁ、そういえばあんまり話す機会もなかったね。
エイル:まぁ最近まで賞金首でしたし(
黒斗GM:クロエ>ミサキ家は鍛冶を追求する家、ノーディ家は武力を追求する家、って聞いてますがこの東方大陸にいてもあんまり名前聞きません。
イオン:ハイリ>でもノーディの人間もよく異貌との小競り合いに駆り出されているんだよ。
イオン:ハイリ>現当主はシオンの弟でね…というかシオンはノーディ家から勘当されている身なんで継ごうにも継げないんだけど(
ルナ:普段こっちで何やってるのか想像しづらいよね、確かに
エイル:ワカメ>えーと、ゼクシオンというのはね、たまねぎ剣士として有名な人で……ググると結構ヒットするんだよ。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~feud/babel/contents04_hito.html
(ここをゼクシオンで検索だー、とイリナに説明中)

ルナ:それで有名だったのは初耳な気がする(
黒斗GM:クロエ>しかしまさか、ゼクシオン・ノルディがシオン・ノーディだったとは……シオンって呼ばれてるの略称かなんかだと思ってましたよ。
エイル:ワカメ>僕らとの関係は、昔皆殺しにされかけた感じの仲かな(
ルナ:クリティカルな仲だよね、改めて(
イオン:クリティカルくらったのはこっちだけどねー(
黒斗GM:クロエ>正直、生き残ったのってほとんど偶然でしたからね、あれ(
イリナ:有名なおじ…おにいさんなんだね(ほえーって顔でキャンディぺろぺろしてる。)
エイルワカメ>一番最初に猛威を振るった13階梯の人だったね(
イオン:ハイリ>あの時キミ達が死んでたら僕今頃どうなってたんだろうね(
エイル:ワカメ>(イリナ見て)……絶賛ロリコン疑惑が立ってたし、イリナが居れば案外簡単に教えてくれるかもね
黒斗GM:クロエ>まだ、刀のままだったんじゃないですかね、ハイリさん(
ルナ:イリナさん生贄にするのは気がひけるんだけど(
デュナン:感謝してくれてもいいぞ?(
イオン:ハイリ>回収されてた気がするね(
ルナ:そういえばそこのけもみが昔刀だったのももう大分懐かしいねぇ(
黒斗GM:クロエ>……懐かしいなぁと思って振り返ってみたらイヤなこと思い出しました。ハイリさんのせいで、マスター・ゼアノートに私達、殺されかけましたよね(
イオン:ハイリ>あの話はまぁいいじゃないか(
イリナ:…(拝啓、マリー、元気ですか。私は今、職場がブラックすぎて困っています、助けてください。)
黒斗GM:クロエ>イリナさん、悪足掻きですよ(
エイル:手当が出るだけましと考えましょう(
イリナ:マリー>イリナ、諦めましょう…(悟りを開いた眼)
ルナ:こうしてるうちにも目的地は迫るんだよねー(
イオン:ハイリ>まぁ今だから言うけど誰か死ぬかと思ったね、あの時は(茶ずずー)
エイル:ワカメ>それにほら、今日は話を聞きに行くだけだしさ。予定では(
ルナ:あの頃まだ私いなくてよかった(
イオン:予定では(
黒斗GM:クロエ>ルナさんはルナさんで、あれほどまででないにしろ……というかある意味、精神的に一番辛い事件起こしてくれたことまで思い出しちゃいました(
イオン:ハイリ>あー…(ルナ凝視)
イオン:あれかー(ルナ凝視)
ルナ:(全力で目を逸らす)
黒斗GM:クロエ>あれです。まさかルナさんの剣でルナさん斬る羽目になるとは思いも依らず……(
エイル:ワカメ>さぁ包み隠さずイリナに説明するんだ(
ルナ:あ、あの時はほんとご迷惑おかけしました……(明後日の方向向いたまま)
デュナン:人間離れしてる連中は引き起こす事件も常識離れしてるから本当にタチが悪いな(
イオン:でもよく考えたらクロエの手引でジルを復活させた時も割合肝は冷えたの(
黒斗GM:クロエ>あ、あれは、えっと……!
イオン:ハイリ>その代わり君のところのお家騒動も酷かったけどねぇデュナン?(
黒斗GM:@さてそんな、思い出話&雑談に花を咲かせ(?)ながら走ること、数時間。本日は まこと晴れ晴れとしたお天気ゆえ、もうデジマを出る頃には既にうっすらと見えていた超ド級の巨木型異貌ステファニーの姿は見えていたが。そろそろ、その根 本に佇む、ザ・日本家屋! といった風情の大きな大きなお屋敷が見えて来た。門の側にはトウロウがお弟子さん達とお掃除している姿も見える。
エイル:皆さんスケールが大きいというか、割と歴史を動かしてますね(
イリナ:(大人の見ちゃいけないところを見てる気がする…)
黒斗GM:クロエ>あ、ほら、見えましたよ! 到着しましたよ! そういうハナシはさておいて! ほら!(
イオン:ステフ>(紅葉)
ルナ:そ、そうだね!教育にも悪いしね!うん!(
イオン:ハイリ>よかったね本格的にギスギスする前に着いて(
エイル:ワカメ>流石13階梯、到着する前から強敵だった(
黒斗GM:クロエ>ハハハなんのことデスカネ。ワカメさん、あそこに停めまショウ。
イオン:話題に出すだけで仲間割れを誘発するなんてすごい男なの(
エイル:ワカメ>はいよー、っと(ハンドル切り)
ルナ:油断ならない相手だね、いろんな意味で(
エイル:ワカメ>(停車)
イオン:ステフ>(かなり遠くから皆が来るのが分かっていたのだろう。犬が尻尾振ってるのと同じような雰囲気で盛大にうねっている)
イリナ:マリー>あの、本当に大丈夫な方なのでしょうか…その、イリナが変なことされたりとかは(
黒斗GM:クロエ>トウロウさーん。あとステフ、ごぶさたしてますー。クロエですー。(窓から、ひょいっと顔を出し)
ルナ:可能性がないとも言い切れないのが怖い( まぁ、そのときは全力で守るのでご安心を。
エイル:ワカメ>僕らは死ぬかもしれないけど、イリナは大丈夫だと思うよ。初対面でいきなり殺りにくるような人じゃないし、……多分(
デュナン:守る余裕があればいいが、もし物理的に命がヤバい状況になったら正直手に負えないのである程度は自衛してくれると助かる(
イオン:トウロウ>あ、クロエさん。皆さんもいらっしゃいませー…っきゃう!(箒を持ったまま笑顔で駆け寄ってきた所で袴の裾を踏んですっ転んだ)
エイル:ワカメ>(和んだ)
イオン:つまり何にせよイリナを一番前にしておけばいいってことなの?(
イリナ:マリー>…善処します。
黒斗GM:クロエ>相変わらずボケのキレがいいですね。(窓から顔をこっこめて、車外へと)ほら、皆さんもちゃちゃっと身支度して。降りますよ。
イリナ:私生贄なの!?(キャンディ落とした/ぁ)
エイル:だ、大丈夫ですか(手を差し伸べつつ)
ルナ:すぐに引っ込められる準備はしつつね(
あ、こんにちは、お邪魔します。

イオン:トウロウ>す、すいませんちょっと足が縺れちゃって(エイルの手を借りて立ち上がって砂埃を落としている)
イリナ:(マリーにしがみついて恐る恐る外に)
エイル:ワカメ>ミニにすれば良いと思うよ(真顔)
黒斗GM:クロエ>足が縺れてない時があるのか不安になってきますよね、トウロウさんて。えーと、それでですね、今日はちょっと……えーと……えー。
黒斗GM:クロエ>ルナさん、バトンタッチ(
イオン:ステフ>(うねりが激しくなるとわっさわっさと色づいた銀杏の葉が落ちていく。お弟子さん涙目)
ルナ:大丈夫ですかー?(ワカメの後頭部しばきつつ続いて外に)
ってちょっと説明役押し付けないでよ(

エイル:ワカメ>(ほげっ)
黒斗GM:クロエ>正直、名前も呼びたくないんです。酷い目に遭いましたし(
デュナン:トラウマを想起しない奴が担当する、というのは妥当な役割分担だな(
イオン:心の傷は少ないにこしたことはないの(
イオン:トウロウ>?(不思議そうに首かしげてる)
ルナ:どこまでトラウマなのさ( まぁいいけど…えっと。現在体調不良のサイトウ支部長の件でお伺いしました。シオン・ノーディ氏……またはゼクシオン・ノルディ氏にお目通り願いたいのですが。(改まった口調でトウロウさんに)
イリナ:マリー>みなさんも大変なのですね…(律儀に前の方にいる)
イオン:トウロウ>おじさまにですか? おじさまなら中庭にいらっしゃいますよ、門から入って右手です(開放されている門の方を指さす)
ルナ:そうですか。お邪魔しても?
イオン:どうやらいるようなの、残念ながら(
デュナン:(断ってくれないだろうか……)
イオン:トウロウ>はい、大丈夫だと思いますよ(いい笑顔)どうぞ中庭に直接向かわれてください。
デュナン:(断ってくれないか……)
エイル:ワカメ>(ああ、トウロウさんの笑顔が眩しすぎて帰りたい……)
エイル:皆さん、足掻いてないで行きますよ(
ルナ:はい、ありがとうございます。ほらみんな行くよ(
イリナ:マリー>イリナ、大丈夫ですよ。とって食べられたりしませんから、ね?
イオン:じゃあルナ先頭でお願いなの(
イリナ:…(マリーの背中に登って、バレないように隠れてる)
ルナ:さっきから私、盾にされてない?(
黒斗GM:クロエ>ソンナバカナ、ハハハ(
ルナ:疑念が確信に変わりそうだよ、まぁいいけど(すたすたと中庭へ向かう)
デュナン:気にせず進んでくれていいぞ?(
イオン:ハイリ>頑張っておいで皆(
エイル:他人事みたいに言わないでください本家の人(
黒斗GM:@
中庭。ザ・日本家屋といった様相を成す体に見合い、ザ・日本庭園といった様相を作ってあるそこにはステフがさっきから葉っぱを落としまくっているために掃除に四苦八苦しているお弟子さん達を眺め、
眺めるだけで手伝おうとする素振りがほんの僅かにでも感じられない体の男が縁側に腰掛けて茶を啜っていた。

黒斗GM:@
ジャギと同年代どころか同年齢、の、割には若い。あのハゲクマは年齢の割には老け顔だが、彼はその逆で歳不相応に十は遡って若く見える。
だらしなく着崩したカットソーにスラックスと和装が基本のミサキ家にしては珍しく洋装、しかし成る程ミサキ家の親戚というだけはあってか目付きや口元などはテッサに似ていない事も無い顔。

ルナ:あ、いたいた。さぁ、次は別の人が説明役やってよね(振り返る/ぁ)
イオン:えっ?(
黒斗GM:@
そして、なるほど、確かにこれは〝鬼神〟に並ぶだろうと思わせるだけの〝何か〟がある。威圧感でもない、存在感でもない、何といっていいものかは解らない が、何かはある。それは、ジャギが普段から豪快さの中にひっそりと沈み込んでいる気配と同じ物、その男はそれを纏ってそこに居る。……西で出会ったそのと きには、そんなものはなかったのだが。やはり、古巣に返って来たことが影響でもしたのか……。

黒斗GM:クロエ>オコトワリシマス(
ルナ:トラウマは克服しないと(
イオン:怖いから嫌なの(
エイル:(さりげなく目をそらした)
黒斗GM:クロエ>というか。なんですかあれ。あのあれ。ソレイユで会った時より怖くなってんですけど(
イリナ:(この場にいないふり)
デュナン:精神の安定を保つためには時に逃避も必要だ(きっぱり
ルナ:君らね(
黒斗GM:シオン>……ステファニー。
イオン:ステフ>オヒサマァー?
エイル:ワカメ>(会話してる……だと!?)
黒斗GM:シオン>ミサキ家の敷地内に不審者が居るぞぉ? 殺せ。殺して埋めるか、捨てちまえ。
イオン:ばっちり殺意向けられてるの!(
エイル:ワカメ>さぁ帰ろうか(
イリナ:マリー>あの樹、喋るのですか…あ、やっぱりこうなるのですね(
ルナ:い、一応表の人に許可はもらってきましたよ?(
デュナン:よし帰ろうそうしよう(
イオン:ステフ>オヒーサマァー(めっちゃ蔓を伸ばしてきた)
ルナ:みんなちょっと腰引けすぎじゃないかな今日!(
ルナ:って言ってたらなんか伸びてきたぁ?!
エイル:持病のトラウマが激しくてですね(
黒斗GM:シオン>……(許可、という単語に漸く、目線だけでも皆へ向けて)トウロウが? あぁ、そうか。それならステファニー、殺さなくていい。
ルナ:それ持病じゃないから!( あ、危ない。トウロウさんありがとう…!
黒斗GM:シオン>冗談だよ。別に知らない顔でもないからな、新年会やら忘年会のときに顔合わせてるし。
イオン:ステフ>オヒサマー(了解とばかりにハイリだけ絡めて中庭に引きずっていった)
イオン:ハイリ>(無抵抗て引きずられていった)
ルナ:いえすいません、知ってるからこそ怯えまくってるわけですが……あ、ハイリが。まぁ入場料か(流した/ぁ)
黒斗GM:シオン>入ってくるのは構わんが、入ってくるならこそこそジロジロやらずに居ればいいんだ。だから、不審者だどうだと言われるんだ。
エイル:ワカメ>まぁ不審か不審じゃないかで言われると不審者である自覚はあるからさ(
エイル:(ステフに手を振り)夕飯までには返してくださいねー
デュナン:異貌さえ混じってるしな(ワカメの頭見つつ)
イリナ:…(まともそうな人だから背中から降りてきた)
黒斗GM:シオン>それに……(茶を啜り)ソフィアにもキツ~く、お前達への手出しは禁止もされているから、逆に言えば今俺はお前達に手は出せんのだし安心しろよ。
イオン:ハイリ>ステフステイ! ちょっとステイしててね後で遊んであげるから。寂しいなら絡みついたままでいいからちょっとお話させてね!(
ルナ:そう言ってもらえると安心できます。私もまた死にたくはないので(
エイル:ワカメ>流石ロリコげふげふっ(
イオン:ワカメが自発的に地雷を踏みに行っているの(
ルナ:なんでわざわざ死ににいくかな兄さん(
黒斗GM:シオン>何とでも言え。一回りは歳が離れているからなぁ、そんなのが二人一緒、あぁ、そういった誹りは甘んじて受けよう。
黒斗GM:シオン>そして、手出しして良いとお許しが出たときは存分に刻んでやろう。
イオン:一生来ない事を祈るの(
エイル:ワカメ>いや条件反射というかなんというか、こう隙があると突っ込まずには……って本人悟ってるし
ルナ:同じく( まぁ、とにかく本題に入っても大丈夫…かな?
イリナ:あの、はじめまして…イリナ・H・シノミヤっていいます(一応お辞儀)
デュナン:というか下手に雑談してると地雷を踏みまくりかねないからさっさと本題に入ってくれ(
黒斗GM:シオン>許しがない限りは手は出さん。一度その約束を破った時は、ああ、あの時は本当……本当にもう……ああ、はじめまして。シオン・ノーディだ。
黒斗GM:シオン>本題? 義父殿(テッサ)は居ないぞ。義母上(テッサ婦人)とソフィアちゃんの三人で買い物に行っているからな。
ルナ:ああ、大丈夫です。用があったのはシオンさんになので。
ルナ:……いざというときの抑えがいないことにはかなりの不安を感じますがそれはそれです(
イオン:ハイリ>キミにお話があるんだってさ。(今だステフに絡まれたまま)
黒斗GM:シオン>……俺にか? 珍しいこともあるもんだ。まぁ、座れ、ステフ、人数分の茶を用意してくれ。
イリナ:マリー、珍しくまともそうな人だよ…!(嬉しそう)
エイル:ここだと買い物に行くのも大変そうですね
ルナ:あ、いえいえ、お構いなく…ってステフさん相変わらず万能だね(
イオン:ステフ>オヒサマ(蔓がするする伸びて台所の方に消えていった)
エイル:ワカメ>トウロウさんが居るじゃないかってそれは逆に危険か(
黒斗GM:シオン>そうでもない。立地が立地だけにな、東方ではあまり見掛けないだろうが、自動車などの移動手段は確保してある。
黒斗GM:シオン>トウロウは今、掃除中なので邪魔をしたら悪いし、熱い茶を頭から引っ被りたくないんでな。
デュナン:え、走って街まで移動してるとかじゃないのか(
エイル:テッサさんが運転している姿はあんまりイメージできませんね、失礼ですけど(
イオン:近代的な物との相性最悪なの(
黒斗GM:シオン>親父殿はそれでも構わんだろうが、誰かが、特に今回のように義母上やソフィアなど非戦闘員が一緒に居る場合はそうもいかんだろ。
デュナン:(単独でなら別に構わないんだな……)
ルナ:結構配慮はしてるんですねぇ。少し意外なような、そうでもないような。
イリナ:優しいお父さんなんだね
イオン:ステフ>(人数分のお茶とカステラがのったお盆がするするとやってきた)
黒斗GM:シオン>裏手にな。(裏口の方面を指さして)あちらに色々、車から馬から、まぁ、乗れるものがな。
黒斗GM:シオン>ご苦労、ステフ。ご先祖様の生き血を啜って良いぞ。
イオン:ハイリ>待って?(
デュナン:色々の内訳が気になるんだが(
イオン:乗れればいいってものじゃないの。…で、結局誰がことの説明をするの? 私以外で(
エイル:ジャギさんが最近元気ないのですが、何か心当たりはないでしょうか?(さくっといった)
黒斗GM:シオン>髪の後退がいよいよ本格的に始まってしまったとかじゃないのか?
エイル:それは最近に限りませんので(
ルナ:それはもう不治の病じゃないですか(
イオン:後はもう朽ち果てるだけでしょ?(
黒斗GM:シオン>そうか。暫く遭ってないうちに後退がまた一段と進んだなぁとか思っていたんだが……そうか。
イリナ:マリー>皆さん辛辣ですね(
イオン:ハイリ>いいんだよ、彼の頭皮の運命は5千年前にすでに決まっていた(
エイル:それが現実なのです。後でハイリにサイトウ家の人々の毛の歴史を聞いてみると良いですよ(
デュナン:相手の心情を一々慮ってやるような優しい奴はこの面子の中には居ない(
イオン:ハイリ>泣ける話だよ?(
黒斗GM:シオン>(マリーへ目を向け)そうでもない。むしろハゲのことはちょくちょくとイジってやるぐらいしないと、本気で気にしはじめて精神不安定に陥るかもしれんからな、アレは。
ルナ:まぁ、真面目に言うと、以前に心臓を取られてからの不調が今まで響いてるようなので。何か心当たりはないかなと。
黒斗GM:シオン>誰かにからかわれているうちはアイツも笑えるってものだ、で、その件ではないなら何……あぁ、そちらか。話には聞いているが……。
イリナ:マリー>そういうものなのですか…
イオン:アーガードがやきもきがすぎてそろそろストレスでハゲそうなんで聞いてこいって言われたの。
エイル:組織にハゲは二人も要らないのです(
イリナ:マリー>……ん?シオンさん、竜の言葉が理解できるのですか…!?(あまりのナチュラルさに気付かなかった)
黒斗GM:シオン>何だ。カガリビやカンザキの小僧共からは何も説明がないのか? ジャギに何かしろした、とか、そういうのは?(片眉を上げ、意外、といった具合の顔だ)
黒斗GM:シオン>ん? 解るに決っているだろう。竜言語のような特徴的な声なんぞ理解できないほうがおかしい。
イオン:ハイリ>暫く様子見するしか無いだろうの一点張りだったね。
イリナ:たしかほっとけって、言ってたような…言ってないような
イリナ:マリー>世界には凄い方もいらっしゃるのですね…
ルナ:理解できるほうがおかしいのが一般の認識だと思うんですけどね(
黒斗GM:シオン>……………(上がっていた眉がそそまって、眉間に皺が寄った)あんのガキ共……
エイル:13階梯を通常の人間と比較してはだめですよ(
イオン:まぁそういうわけで分かりそうな人に聞きに来たの。
ルナ:…それもそうか(
黒斗GM:シオン>困ったもんだ、あるいは、ちとネームバリューが過ぎて言い難い、のか。まぁ兎角、あのガキ共は次会った時ゃしばくとして……
イオン:ハイリ>(あの二人死んだな…。)
黒斗GM:シオン>話は簡単だ。生き甲斐っつーのか、ある意味での指針、っつーのか、そういうの無くしてジャギは今、落ち込んでるんだろうって話なんだが。詳しく言うとな。
エイル:ワカメ>ライバルを無くしてやる気でないってこと? 
黒斗GM:シオン>そう、その通り。アイツは強くなり過ぎた。戦略的なもの、図面やら地図やら使って兵隊を戦わせる戦は兎も角として、もうアイツと一対一、単純な殴り合い出来る生き物なんて、世界にもそうは居ない。東方では、鋼鉄将軍か、俺ぐらいのもんだろうよ。
イオン:ハイリ>その数少ない同等の力量を持つ存在が一つ消えたから意気消沈してる、と?
黒斗GM:シオン>しかし俺は今や東方の戦からは一線引いた身、というかこれでも一応、人間 なんでな。アイツと四六時中ど突き合ってるわけにゃいかんしその理由が無い、となると、アイツの力を受け止めてくれる生き物なんて鋼鉄将軍だけだ。それが 居なくなったら多少なりとも動揺、うん、意気消沈だな。そうなってもおかしくねぇだろ。
エイル:ワカメ>僕らが他の空母級にひぃひぃ言ってるってのに(
イオン:次元が違いすぎてもう意味分からないの(
イリナ:確かにそれって、どうしようもない、よね
ルナ:私たちにはまったく分からない悩みだけど、少なくとも事情は分かりました。
イオン:ハイリ>確かに、理由がわかってもどう対処すればいいかって話になるよね。
黒斗GM:シオン>そいつもまた、簡単な話ではあるんだがな。
イリナ:マリー>そんなに強い人なんて、1日2日で用意できるものではありませんし
イオン:ハイリ>? というと?
黒斗GM:シオン>他の空母級共に無茶振りさせてやればいいんだ。ジャギをアイツ等にけし掛 ける、他の空母級も馬鹿じゃないからな、単純なド突き合いなんて勝てんのは分かってる、なら、何とかド突き合いしないようにあの手この手で阻止しようとし てくるだろう。中々、楽しめるハズだ。鋼鉄将軍ではないにせよ、まぁ、多少の気は紛れるだろうよ。
黒斗GM:シオン>……あの手この手の阻止が巧すぎて、俺達は未だ、この戦争に勝ててないワケでもあるしな。
イオン:…身内も身内で厄介だったの。
エイル:要は派手に暴れさせる建前を用意しろということですか
ルナ:派手に暴れても大丈夫な舞台も整えないとだね(
黒斗GM:シオン>あぁ、暴れさせて、気を紛らわせてりゃ、そのうち、勝手に折り合いつけるさ。それでも、どうしてもダメだ、というなら、俺がアイツとド突き合いしてやってもいい。
イオン:ハイリ>まさか妻子持ちでいい年したおっさんの失恋のアフターケアをするはめになるとはね。
エイル:お互いに領地ひとつとか魔王のパーツ一つかけて、天下○武闘会でもやったら良いんじゃないでしょうか(
イオン:聞くだけで背筋が寒くなる催しなの(
黒斗GM:シオン>天下一武○会ねぇ。実現出来れば良い案だが、異貌側が承諾するわけないからな。
エイル:空母級3体と13階梯3人を並べてやり合えば気も紛れると思ったんですが…… あ、駄目ですね、最終戦争になる(
イオン:ハイリ>やめてあげて(
黒斗GM:シオン>最終戦争っていう案も捨てがたい。が、こちらは月光という組織の傘被って戦ってる訳だからな。ジャギ個人の気を晴らすために最終戦争やらかします、では、言い訳が立たん。
ルナ:ただの難癖でしかないですね(
イオン:どんなに言い繕うとも誤魔化せないだろうねー(
黒斗GM:シオン>ま、兎も角、暴れさせてやればいいんだ。大人しくさせとくなんて、気落ちしてる時期を伸ばすだけの駄策だよ、だからさっき俺はあのガキ共に腹を立てたんだ。
イリナ:マリー>どうにか相手方を誘い出せるような何かがあれば良いのですが…
エイル:それには囮が必要ですが、ジャギさんが暴れる必要があるレベルの時を引き付ける囮となると。まぁ、危険ですよね(
エイル:@ミス 時→敵
ルナ:囮がかわいそうになるね(
イオン:ハイリ>考えるまでもなく危険だよね(
黒斗GM:シオン>気落ちしてる理由はわかる、ジャギの性格も知っている、なのに奴等、い や、まぁ……あのガキ共にとっては俺達は、ヒーローみたいなものだ。アイツ等が本当にガキだった時分に俺達は大暴れしていたからな、武勇伝も幾つも立てた ものだ、だからついつい、ヒーローに物申すなんてって気持ちにさせちまったのかも知れん。
黒斗GM:シオン>そういう意味では多少、俺にも非はあるか……ううん。俺も一肌脱ぐべきかな……ううむ。(手を顎に添えて、首を捻り)
ルナ:え、もしかしてシオンさんが相手するんですか?
イオン:もしくは単に脱ぐの?(
エイル:イリナの前ではやめてくださいね(
黒斗GM:シオン>いよいよとなれば俺が相手を、とは、言ったが、本当にいよいよとなった時だけにしたい。お互いタダじゃ済まんだろうしな。……アイツみたいに互角の戦闘に醍醐味感じるタイプじゃないんだよ、ジャギはド突き合いが好きだが、俺は一方的にド突くのが好きなんでな。
イオン:ハイリ>それもどうかと思うよ?(
イリナ:どっちもどっち…(ぼそり)
イオン:ハイリ>うーん…まぁとりあえずの方向性はわかったけど、また厄介な。
黒斗GM:シオン>しかし、うむ。わかったよ、その『いよいよ』も検討に入れて協力しよう。カガリビやカンザキのガキ共に責任転嫁ばかりするのも先の理由で格好が悪い。
黒斗GM:シオン>……くどいが、アレと俺がド突き合うのは本当に最期の最後の最後の手段だ。
イオン:ハイリ>わかったって、でもどうしようもなくなったら本当に頼むよ。
ルナ:なるべく頼まずにすむ道を捜そうか、うん。
イリナ:いつもお世話になってるし、こういう時くらい頑張らないとね
エイル:ええ、まずは策を練りましょうか
黒斗GM:シオン>どうしようもなくなったら、な。……最後にジャギと喧嘩したのは十三年前ぐらいだったか……
イオン:そうしようなのー。
黒斗GM:シオン>……あん時ゃ酷い目に遭った……お互い数ヶ月はろくに動けなくて……動けない間に色んな人にここぞとばかりに叱られて……
イオン:13年前って、まだジャギももう少しふさふさしてそうなの。
イオン:ハイリ>というか、どうしてそんなことにそもそもなったのか。
ルナ:大惨事しか想像できないんですが(
イリナ:おやつの取り合い?(
黒斗GM:シオン>どうだったかな。今一つ覚えてない。今にして思えばくだらない理由だったと思うんだが……
黒斗GM:シオン>何度も何度もくどいが、本当に最後の手段だからな。頭に叩き込んでから、さて、それじゃ、仔細はこれから話合って決めようか?
黒斗GM:@