藍月GM:@
戦闘が始まって、まださほど時間は経過していないが、リロルが会場として選んだこの場所は随分と風通りが良くなっていた。
もともと既に人がいなくなって久しい上、何度も異貌の襲撃をかいくぐってきたようなある意味老兵のような物件だ。
人間の老兵と違いただ消え去るのみという選択肢を自分で選べない分、今の今まで存在こそしていたが。まさか晩年においてこんなチートじみた戦力がぶつかり合う戦場にされるとは思っても見なかっただろう。

藍月GM:@
リロルの負傷度合いは、まださして大きくはない。今だに、右手からは血が流れ落ちている。
…異貌という種族の自己再生力を考えるに、少々長引いているような気はするが。
本人曰く、数ヶ月此処で篭って練りに練った魔力の結晶だったらしい爪を、10本中5本一気に失うという憂き目にあったせいだろう。不機嫌も露わという勢いだ。
クリアスから視線はそらさず、室内を充満する瘴気はそのまま。
今はそれ以上に緊張感とも言うべきか、独特な空気が場を支配している。

藍月GM:@
コンクリ壁からパラパラと、文句を言いたげに小さな破片が落ちていく。
天井にデカデカと空いた孔からは、まだあの青い鳥の眷属たちが、ものを言うでもなくこちらをじっと見つめていた。

藍月GM:@前文は短く。ここからスタートですよー。
エイル:すごく、視線を感じます……
ルナ:気のせいってことにしたい。
藍月GM:鳥ズ>(凝視)
イリナ:マリー>当たり判定が大きいと、どうにも損傷が多くて困りますね…(既に翼に幾らか穴が。)
イリナ:ちょっとくらい休憩させて
イリナ:…もらえないよね…(鳥怖い)
藍月GM:リロル>心配しなくてもあの子達は手出ししない。ちゃんとそう言ってあるから。
エイル:ワカメ>そのぶんHPも高いから良いじゃないかー、ひ弱な僕の身にもなってほしいよ
エイル:焼き鳥にしようとしてもですか?(
ルナ:しないで。(
藍月GM:リロル>それは別(
イリナ:お土産に3羽くらいくれないの?鳥。
藍月GM:リロル>(血を出してる右手をブンブンふって)傷の治りが遅いなの。さすがに付け焼き刃はキツイ…。
藍月GM:リロル>欲しいならあげるけど焼こうとしたら爆ぜるんでいいなら(
クリアス:……ソレイユはな、貴族から平民から何かとワインを嗜む者が多くて、晩餐から晩酌からと人気なもんだ。(急に、関係のないことをぽつりと零す)
イリナ:食べられないならいらない。(
藍月GM:リロル>はい?
エイル:食べられないならしょうがないですね(
ルナ:みんな焼き鳥から戻っておいで(
クリアス:葡萄畑も沢山あるし、品種改良にも余念がない。さてしかし、そうやって出来上がったワインは良い物なのに違いは無いとして、次は保存の問題があげられる。
藍月GM:イオン>焼き鳥から離れてもなんかワインの話しているのがいるの(
クリアス:湿度、温度、気圧、まぁ、色々だ。珈琲豆などでも同じことが言えるな、幾ら良いものを作っても、時間の経過が、酸化が良作を駄作に変える。
イリナ:保存……塩漬けとか……干したりとか……(目から光が消えていくイリナさん。色々大変だった御様子。)
ルナ:…あ、なんか嫌な予感してきた。(
エイル:イリナ、今の私たちには冷蔵庫があります(
藍月GM:リロル>…まぁ、なんとなく分かる。ちゃんと保存できなくちゃ劣化するでしょ?
クリアス:ああ。あえて酸化させることによって旨味を引き出す、という種もあるにはあるが、やはり酸化はさせないに限る。
クリアス:そこで開発されたのが一つの機械、ほら、よく、浮き輪とかを膨らませるのに空気を入れるための機械があるだろう? 知ってるかな? 自動で空気入れてくれるんだ。
藍月GM:リロル>知ってる、前バルにお仕置きでそれのすごい版みたいなので風船みたいにされたことあるから(
クリアス:よくそれで死なねぇもんだ、まぁ、それとは逆に、空気を抜くものがある。飲みかけのワイン瓶の中に突っ込んで、空気吸い取って、真空にしちまうのさ。
クリアス:それで酸化を防ごうっていう話さ。((左手を、持ち上げる。持ち上げた掌は、大きく、天井に向けられた))
イリナ:マリー>イリナ、気を確かに。下手したら巻き添えじゃすまないような予感がします…
藍月GM:リロル>…クッソ嫌な予感がするー。(手を軽く目の前で回す。瞬間、下手に近づいていると引き込まれてしまいそうな勢いで風が渦巻き、リロルの周辺を防御するように取り囲む)
クリアス:……身体能力、筋骨の強度から内蔵の免疫器官からなにからなにまで俺達人間と違うとはいえ、生き物だろうお前ら?
(@ぎしりと、空気が。いいや、空間が軋む。左腕から、左掌から、染み出す、山吹色の魔力が、魔力圧がここにあるものを生き物であろうと生き物でなかろう とその身体を軋ませる程の、魔力が、クリアスの左手に集まっている。一流と称される魔術師のさて何人分、いや、何十人分とも取れないそれが、集りはじめて いる)

イリナ:…はっ…いけない…マリー、私風にはなんにも出来ないから、よろしくね(背中にしがみつき、魔力の糸でマリーに自分をくくりつける。)
ルナ:う、わぁ……半端なくヤバいものの前兆が見える…
エイル:ワカメ>風というより、この場合だと減圧症もしくは窒息死に注意かな。どう注意すればいいのか分からないけど(
藍月GM:イオン>これ、後ろにいれば巻き込まれないで済むレベルかなぁ。
クリアス:(@右手で、腰に巻きつけてあるウェストポートを外すと、エイルへと投げる。中身は、クリアスがここに来るときにも使っていた酸素缶だ、缶も吸入器も予備なのか幾つか詰まっている)
エイル:ワカメ>よしんば、リロルの周囲にだけ真空が発生すると想定しても、空気の爆縮減少によってかなりの衝撃波が起こるんじゃないかな?
イリナ:マリー>多少の窒息ならどうとでもなりますが、内部破裂は私達にもどうにも出来ません…クリアスさんを信じましょう
エイル:(パシッと缶を受け取り)
クリアス:クロエ>……あぁ。これ付けて、窒息に備えろと。思いっきり巻き込むつもりですよね。あ、私は要りません。元々息なんかしてませんし。
エイル:ありがとうございます、用意が良いですね(クリアスに礼を返し)
イリナ:窒息ぐらいなら多分なんとか……5分より先はちょっと保証できないけど…
ルナ:私は欲しいかな…幽霊でも呼吸はしてるんだよ一応…
藍月GM:イオン>生き物なので欲しいの(
エイル:予備もあるので使える人は全員使いましょう(缶と呼吸器を皆に配っていき)
ルナ:ありがとー(受け取ると即座に装着準備)
藍月GM:リロル>(先ほど天井に空いた孔を見あげる。我先にと集っていた鳥が一斉に飛び立っていく羽音が聞こえる)
クリアス:——幾らお前達異貌でも、空気がなければ生きるには不便だろう?
イリナ:マリー>私の口には合わなそうですので、イリナの分だけいただきますね。
藍月GM:イオン>(装着しつつ)というか…風の扱いを完全にマスターすると真空を作れるようになるの?
藍月GM:リロル>不便どころか、死ぬほど苦しい目に合うと思う。(風の渦巻く勢いが増した。身を守るというよりは、張り付いて剥がれない布のようだ)
エイル:ワカメ>風って気圧差によって生じる空気の移動現象だから、極めれば気圧をゼロ(真空)にすることもできるんじゃないかな。理論としては。でも振動破砕を人力で再現するようなレベルだと思うよ(
イリナ:(呼吸器を貰って装着しつつ)みんな、吹き飛ばされそうなら床にくくりつけるくらいはできるから、言ってね?
クリアス:@(広げられた掌が、拳を作る。空気を掴むように、拳を作る。——瞬間、リロルの 周りを渦巻くリロル自身を保護する風が。この博物館に存在している瘴気が。そして、生き物にとっては食べ物以上に、水以上に、大事な。大事な。大事な、酸 素を含む空気全てが、おそらくはこの博物館内、さて、それどころか一体どれほどの範囲であるのかも皆の知覚では検討が付かない程広く。心配されていた爆縮 現象すら無く、静かに、消え去った)
エイル:ワカメ>お願いします(即答)
ルナ:よろしくイリナさん……っ(装着した呼吸器越しに思わず息を止めて)
イリナ:(ワカメは言われる前から縫い付け始めてる/ぁ)…みんな、無事でね…(それぞれに魔力の針を飛ばし、なるべく頑丈に、迅速に縫い付けていく)
藍月GM:リロル>(まるで罠にかかったネズミがギリギリで逃げるように、リロルの周辺を渦 巻いていた風がリロルが開けた口に飛び込んだ。肺に流れ血液に溶け、一時的とはいえ酸素となる風を取り込んで)ッ……(それでも表情は優れない。普通にし ていた呼吸という動作を、封じられてしまえば当然の反応ではあるが)
クリアス:(空間そのものさえ軋ませた魔力もまた吸い込まれたのか、左腕からは山吹色のそれ も消え去っている。やはり、ゆっくりとした仕草で拳は開かれはするものの空気は戻らず、口の端を釣り上げて、弱り果てていく暇でも見学するつもりなのか、 その場から動かず。じっと、リロルを見据え)
イリナ:マリー>((これ、息ができないなんて生易しいものじゃありませんね…音が伝わらない…意思疎通すら出来ません…))(平然としているが、死んだ肉体でもいつまで無酸素状態で保つかは、怪しいところである。)
エイル:ワカメ>(床と一体となっていくって、ある意味新感覚だなぁ)
ルナ:(味方ながらえげつないワザだね……)
藍月GM:リロル>(じとりと、クリアスを睨めつける視線は鋭い。思いの外広い範囲をカバー されて逃げ場がないととうこともあるだろうが…この周辺に詰めていた眷属たちが軒並み息絶えていくのが伝わってくるのだろう。空気が無くとも辺りに漂う瘴 気の濃さは時間の経過とともに増していく)
藍月GM:@あ、いけないいけない。瘴気も吸われてるんだ。
クリアス:セル>(……えげつないにも程が有る)
藍月GM:リロル>(口が動く)「お前…人間にしておくのが勿体無い」(脂汗をかきつつ、ふーっと息をつく。それすらすぐに吸い取られていくのを見ると、しんどそうにその場に片膝をついた)
ルナ:(もう人間やめてるんじゃないかなぁ…/ぁ)
藍月GM:イオン>(人間(笑))
エイル:ワカメ>(人間(笑))
クリアス:(失礼な、とでも言いたそうに息を吐くような動作と共に肩を竦め……たあとに、くるっと首が皆に向き/ぁ)
ルナ:(ぎくっ)
イリナ:マリー>(飛べない、火も使えない。地獄ですね、これ…)
エイル:ワカメ>(ひぃっ)
イリナ:(私何も言ってないよ!)
藍月GM:リロル>(口を開けても何も入ってこないし何も出て行かない。先ほどの風だけでは到底足りそうにもない。片膝だけをついていたのがそのまま両膝になり、やはり疲れたように瓦礫に上に座り込んだ。酸素がいよいよ足りないのか、咳き込むアクションをしているが音は届かない)
藍月GM:イオン>(目をそらす)
クリアス:(つかつかつかつかっと近寄り、ワカメの酸素缶を蹴り飛ばし、右手と左手でイオンとルナの頬を引っ張った)
藍月GM:イオン>(おぶおぶ)
ルナ:(あだだだ)
エイル:ワカメ>(縫われて身動き取れないのに蹴るとか何事!?)
イリナ:(かわいそうだから、拘束は解除してあげる…)(哀れみのめ)
クリアス:(やれやれまったく、とでも言いたそうな顔で引っ張っていた手を離し)
藍月GM:リロル>(あぁやっぱり人間じゃないんだな—的な目で見てる)
クリアス:セル>(速報、リロル嬢が半殺しを通り越してそろそろ全殺しになりそうで御座る)
エイル:ワカメ>(助かった! とばかりにゴ○ブリもかくやという動きで酸素缶に到達してスーハー)
藍月GM:リロル>(手とボディアクションでSOSとかやってる。すぐバテる、酸素無い)
ルナ:(ほっぺさすってぐったりしてる)
エイル:(この機に攻撃しろと?)
イリナ:マリー>(あの、そろそろ私も少し苦しくなってきたのですが…)
藍月GM:リロル>(割りとちょこまか動いてはいるが、余裕はあんまりあるように見えない。恐らく立ち止まらないのは、そうすればさすがにいい的になるのが目に見えているからかもしれない)
クリアス:……。@(左足を小さく上げて、地面を踵で叩く。そうすれば、やはり、消え去った ときと同じように。周囲にこれといって変化はない、踵を打ち込まれたせいで地面に落ちていた瓦礫がほんの少し浮き上がるぐらいの些細な変化はあるものの、 それだけで、先程までの、酸素缶がなければ。あるいは、リロルやセルクラスの異貌でなければ生き残れない真空空間に、再び、空気が戻って来た)
藍月GM:イオン>あ、空気帰ってきたー?
クリアス:まぁ、こんなとこだろ。さあ、ほれ、仕事はこなした。後はお前達の仕事だ(起きろ、って、ぐったりしてるルナの側に屈み込み。脇腹こちょこちょ)
ルナ:(うひぁっ?!/びくぅ)
イリナ:マリー>戻ってきたようですね。はぁ、やはりあるに越したことはありませんね…
藍月GM:イオン>味方に追撃しないで欲しいの!
ルナ:あ、ここからは私たちなんですね…
エイル:ワカメ>ぜーはー、し、死ぬかと思った…… まぁでも、髪で酸素が作れてないことが証明できて良かった……
藍月GM:リロル>(空気が戻ってきた途端におもいっきり吸ったのでむせている。すごいむせている)げほっ、げほっ! こ、これだから人間(笑)はろくな技術持ってない…!
クリアス:クロエ>あと一歩ってところですね>ワカメ
藍月GM:イオン>がんばれワカメ
エイル:ワカメ>頑張らないよっ!?
ルナ:今回ばかりは同意しますリロルさん(
イリナ:ちょっと、まだあれ相手は無理な気がする…風の対処法とかまだ思いついてないし…
クリアス:(脇腹こちょこちょ、脇こちょこちょ、首こちょこちょ)>ルナ
クリアス:同意したか? 今同意したよな?
藍月GM:イオン>クリアス、それ以上は別料金なの(
ルナ:みぎゃぁっ?!(びくん)
クリアス:料金制なのか!?
藍月GM:イオン>(料金表を渡す)
クリアス:(受け取る)
ルナ:私も初耳?!(
イリナ:マリー>あるんですか!?
エイル:時間が経つほど回復しますね。なら速攻で傷を負わせて逃げるのみ。申し訳ないですが早速行かせて頂きます(槍を構え、全身のバネを引き絞り)
藍月GM:イオン>支払いは何所のお金でもいいの
クリアス:セル>……(こっそりとクリアスの後ろから近づいて、料金表見てる)
クリアス:あぁ、そうだな、そうだった。さっさと行った方が良いぞお前達。半殺しにはしたが、いつ元の体調に戻るとも限らんし。
藍月GM:リロル>あーもうやだやだ! これだからチートは! お前ら異貌の立場危うくしたいの!? そのうち異貌を保護する法律とかできるの!? 虐げられすぎだと思う!(
エイル:ワカメ>おいおい、勝手に妹で商売を始めないでくれるかな(セルにポケット版の料金表渡しつつ)
ルナ:知らないところで商売しないで?!ほら行くよ!(剣を構え)
ルナ:そんな事言ったってそっちだってチートくらい抱えてるでしょう(
藍月GM:イオン>(ちなみに一時間制でその後追加時間に合わせてプラス料金がかかる仕様である)
クロエ:クリアス&セル>ふむふむ……
イリナ:…遊んでる場合じゃないね…!(針を5本、リロルに対して不規則な軌道で撃ちだす。前の戦闘から少し習熟が増したのか、扱える針が増えたようだ。)
藍月GM:リロル>まぁリロルかな!<チート
ルナ:なんか知らないうちに怪しいお店に身売りされてる気分なんだけどちょっと!(
藍月GM:イオン>(詳しい連作先を教えている)
ルナ:ですよねチート予備軍!(踏み出して)
クロエ:ほら、行きますよルナさん。イオンちゃんにはあとでしっかり、私が指導しておきますから。イオンちゃんも行きますよ。
藍月GM:リロル>(さきほどまでの重かった体が嘘だというよう両腕を振り回す。そのまま徐ろに、左手についていた爪を見て)…いいや、外に出すより中に入れておいたほうが使える。(そう言ったと思えば、いきなり親指の爪に齧りついた)
藍月GM:イオン>ふわーいなのー。
ルナ:分かってるよっ!
イリナ:(狙いは1つ、リロルを磔の巨人、ガリバーのように地に縛り付けること。ある針は床下に潜り、ある針はリロルの直上から、全く別の軌道で襲いかかる。)
クロエ:やらせませんよ、そんな、あからさまに厄介な事!(片膝をつき、持参してきたバッグから取り出したのは新調したばかりの、アサルトライフル。ストックを銃の尻から展開し肩に付け、狙いを定め)
エイル:チートといえば、我々はハシヒメとの対話の時の恐怖感を忘れません、よっと!(爆発的な跳躍で対象に対して斜め垂直方向に直進、着地後さらに向きを変えて跳躍、イリナの針の動きに合わせ稲妻のような軌道でリロルへと迫る)
イリナ:マリー>私も援護程度は…!(ばち…ばちっ…っと静電気が爆ぜるような、音と共に、口の端から光が漏れる)
藍月GM:リロル>(親指の爪を口の中で噛み砕きながら数歩下がる。床下から迫る針を避ける と同時、口の中で粉々に砕けた欠片を上空の針に向けて、スイカの種でも飛ばすかのような素振りで吐き出した。空中に投げ出された欠片は風となり突風となり 旋風となり、針をあらぬ方向へと吹き飛ばす)
クロエ:(銃身の下に備え付けられているグリップも展開して握ってから、タイミングを見計ら い。針が全て風で蹴散らされたタイミングにて、引き金を引く。今までの拳銃とは比較にならないほどの弾丸が、今までのそれよりずっと大人しい音ではある が、リロルの足に。リロル自身の爪で視界から隠れてしまっているであろう腹や足に目掛けて、フルオートで、しかし一発足りとも目標から外れず弾幕が展開さ れた。)
ルナ:(詠唱を紡ぎ、鬼火と狂骨を召喚。牽制としてそれらをリロル目掛け撃ち放ちながら、同時に剣を構えて突進、距離をつめていく)
エイル:破っ!(リロルが上空を向いた一瞬の隙をに突貫し、着地時の地を這う姿勢から突き上げるように豪速の槍を放つ。狙いは脇下、その先の心臓)
イリナ:それは予想してたけど…っ!(2本は制御不能と見るや、霧のように霧散した。イリナは、残った3本に意識を集中し、更に精度、速度を上げてリロルの両の翼めがけて襲いかかる)
藍月GM:リロル>うえっ…!?(針を吹き飛ばしてすぐ、エイルに気を向けていたせいか空気を裂いて聞こえた発砲音に対処が遅れる。右に飛び退った直後、脇腹を掠った弾丸は服と皮膚と肉をわずかに持っていく。その勢いで鬼火と狂骨はほぼ幸運的に避けるに成功したが)
イリナ:マリー>その精度があれば、私も加勢できるのですが…(囲まれたリロルを見据えながら、自分の攻撃が通るタイミングをじっと待ち続ける。)
クロエ:(初速750m/s、レートは実に毎分950発、装弾数40発のそれを40発丸々打ち切り。撃ち切っても、脇腹をやっと掠ったのを見て)……予想以上に良し! 援護射撃、続けますよ!
クロエ:(弾倉交換、撃ち切ったそれをワカメめがけて捨て)ワカメさん、弾下さい! 4.6x30mm弾です!(予備弾倉に詰め替えつつ、弾薬支給要請も出してる)
藍月GM:リロル>お前らちょっ、ちょっと待つのムリだろうけど!(脇腹から血が滴るそのま ま。不意にその場で体を縮めこませる。地面にすれすれの所で、頭上でエイルの槍をやりすごし、低い体勢のまま前転てその横すれすれを通り過ぎる。そのま ま、イリナの針とエイルをぶち当てさせようとするつもりのようで)
ルナ:クロエいい援護!(相手の回避の隙に接近し、エイルの突きに後から追いすがるように、身を縮めたリロルの頭上から剣を振り下ろすように切りつけ。)……っと、まずいねっ(同時にイリナの針の軌道を見て、エイルが被弾しないよう騒霊でとっさにそれを止めようと)
イリナ:っ!間に合わないっ!(速度をつけた針、イリナの反射神経では軌道を逸らすことができず、一瞬でも早く針を霧散させることに集中する)
エイル:ワカメ>NATO弾のにしてよ面倒くさいっ(と言いつつも正規品とほぼ誤差のないと言える精度の弾を空薬莢から生成してポイポイ渡してる)
エイル:針は任せます!(外したと見るや、勢いを殺さずさらに激しく踏み込み、というか頭から全力で突っ込んでサッカー漫画のヘディングシュートみたいな速度でリロルの側頭部にヘッドバッドをかまそうとする)
藍月GM:リロル>(くぐり抜けた先にルナの姿を見つけ軽く舌打ち。今の状態では横に避ける のも時間が足りない、となれば)とっつげきー!(先ほどの防御につかったような風がリロルを再び包む。触れれば対象を引き裂く旋風を周囲に纏いながら、同 時に風力で速度をプラス。低い体勢のままでルナの腰に抱きつくようにタックルの体勢で飛び込んでいく)
クロエ:今こんな銃しかないんだから仕方ないじゃないですかっ。っと、さっすがワカメさん!(グリップから手を離し飛んでくる弾倉を掴む、左手だけの片手撃ちを再びフルオートでリロルに……ではなく、リロルと、ルナの合間の地面を縫うように弾丸を奔らせる。牽制目的だ)
ルナ:っ……?!(ヤバい、と反射的に思いながらも。その位置から動かず、リロルに対して半 身を向ける体制を取り、振り下ろしたのとは逆の剣を腰溜めに構え。突っ込んでくる相手を本人の速度で串刺しにするか、さもなくとも機動を逸らし、多少のダ メージを覚悟で直撃を避けようとする構え)
イリナ:ルナさんありが…次から次へと、頭追いつかないよもうっ!(騒霊のお陰で、間一髪エイルの鎧に傷をつけたところで霧散する。リロルの足元を綿に変換する。深さはほとんどない。リロルの足を取り、転ばせられればという咄嗟の抵抗。)
藍月GM:リロル>(風で速度を上げたおかげでエイルのヘッドバッドはギリギリの所で当たる ことはなかった。速度を殺さずルナへと突っ込んでいくも、自分の走力ではない分急な動きへの対処はあまり早くできなかったらしい)あ。(それゆえに、ルナ が剣のを構え直した所で対処が追いつかず)
藍月GM:リロル>(ルナの剣先がリロルの周辺を回っていた旋風に触れた瞬間、風船が割れるかのような勢いでリロるを中心に周囲のものを全て吹き飛ばすような風が発生した。瞬間とはいえ激しい台風の中に急に放り出されたような衝撃で辺りの瓦礫や死体が一斉に外側にふっ飛ばされる)
エイル:イリナ、ルナ、感謝します!(飛び込んだ姿勢から綺麗に前転して勢いを殺し、地面に伏せて槍を床に突き立てることで風に備える)
エイル:ワカメ>ぶひゃhhぁぁぁ!?(死体に交じって盛大に吹っ飛ばされた)
ルナ:どういたしま……っ、と、おぉうっ?!(間近で暴風を受けて吹っ飛ばされ。騒霊で空中で体勢を立て直しながら、剣だけは手放さないように握りしめ)
クロエ:っとと。(銃を持っている左手も、弾倉を握っている右手も地面に押し付けて、身体をやや前傾にして、対ショック姿勢)
イリナ:マリー>!?っ!!(一瞬の風の流れを察し、その巨体、翼を畳み床に全体重を乗せる。イリナとクロエの盾になりつつ、風の影響を最小限に抑える。)
藍月GM:リロル>(あちこちから瓦礫が飛んでくる。小石のような小さいサイズでも、風力が 風力なだけには共に喰らえば皮膚を切り裂くくらいは平気でする。その上でそれなりの、野球ボールサイズの瓦礫も容赦なく降り注ぐ。特に中心点に近かったル ナ、エイルの元にはより爆発的な速度を持った瓦礫が脚や腕に飛んでいき。いくつかが腕や足へぶつかるコースを辿る)
藍月GM:リロル>あぁ、怖い怖い。本当にお前達みたいなのがいるから人間は怖い。(風の中から声がする、台風の目的ポジションで一人風の影響を受けていなかったリロルが。その場で手を上に上げている)
ルナ:その言葉そのままお返ししてもいいでしょうかっ!(直撃する小さい瓦礫は騒霊で、中くらいのは剣で受け流し、回避しながら地上に降りる)
クロエ:ありがとうございます、あと、すみませんマリーさん!(対ショック姿勢&マリーガー ドもあって、それに、遠くに居ただけあって暴風の影響からいち早く抜け出し。尻だけを持ち上げて、クラウチングスタートのような体勢から走り出し、盾に なってくれていたマリーの背中を踏みつけて、真上目掛けて跳び。その状態からの射撃、流石に多少ブレはするものの)ああ、もう、弾足りますかね!?
イリナ:どこまで大きいのが出せるかわからないけど…!(自分の意識を全て鍵に収めるかの如き集中力を持って、針山の盾を呼び出す。すると、いつもより1回り程大きな針山が現れる。風と向かい合うように呼び出したそれは、瓦礫を受け流し、イリナ、マリーの致命傷を避ける。)
クロエ:(幾つかがぶつかるのは仕方ないにしても、特に危険そうな野球ボール大よりもさらに 大きな瓦礫だけでも何とか、出来れば砕いてしまいたいが、せめて軌道をズラすべく銃口を滑らせ、弾丸を叩き込むべく引き金を引いた。ルナは自力で対処出来 そうなので、得物を地面に突き刺してしまってやや行動が遅れるかもしれないエイルに飛んでいく飛礫へと弾丸を跳ばす)
エイル:この程度、弾丸よりは見極めやすいっ(地面に刺した槍を左手で握り軸とし、腕を狙う瓦礫は裏拳、足を狙う瓦礫は膝蹴りで打ち砕こうとする)
藍月GM:リロル>(銃弾に砕かれ、針山に受け流され、回避された以上はただの石でしかない瓦礫がそれ以上の力を持たずに最終的に減速して地面に落ちる。エイルに向かっていったもののいくつか、いくつかの破片になって頬をかすめるものの、傷を作るには至らない)
クロエ:よっと。これまた失礼、マリーさん。(真上に飛んだせいで、落ちてくるときもマリーの背中を踏んづけてしまいつつ、弾倉を交換しながらもう一度今度は小さく飛んで地面へと、着地)
藍月GM:リロル>ううーん。まぁ、これくらいじゃ無理だろうとは思ってた、さすがにそこまでリロル舐めプしない。
ルナ:十分肝が冷えましたよ……
クロエ:いいんですよ、舐めプしてくれて。私達と貴女の差は舐めプされるぐらいが丁度良いんです、えぇ。
イリナ:結構、これしんどいんだけど…(針山が霧散すると、堰が切れたように息が上がる)
イリナ:マリー>構いませんよ、その程度可愛いものです。(体を起こし、体勢を立て直す)
藍月GM:リロル>それでも効いてないなら意味ないもん。あと舐めプいくない。…だから。(次、と呟いたリロルの手が、何かを叩きつけるように勢い良く下へ向けられる。……それと同時、リロルを除く全員の体にとんでもなく重い何かが伸し掛かるような重力が襲いかかってきた)
エイル:ワカメ>(場外に吹っ飛ばされ、空中で必死に上昇風(ライズウィンド)の風圧で建物の方へと飛び、何とか僅かに出ていたマリーさんの尻尾にぶら下がった)ま、マリーさん、お願い、引き揚げて……
ルナ:っぐ……あぁ、とうとうこれが来ちゃうかぁ……(騒霊で重圧に抵抗し、剣を支えにして姿勢を保とうとし)
イリナ:マリー>っとと、はい、ただいっ…!?(尻尾を引き上げようとした瞬間、ただならぬ重圧に、尻尾を引き上げることもままならなくなる。)
藍月GM:リロル>…あ、そういえばセル、ここ思い出の場所だっけ。い、今更だけどごめん(
エイル:さっきまで酸素抜かれた状態で、よくもまぁ……(同じく槍を支えにして辛うじて立ち上がり)
クロエ:ぬ、ぐっ!?(身体が地面に叩き付けられそうなほどの重圧に、足を開いて、大きく踏ん張って耐えようと)
ルナ:今からでも場所に気を遣ってくれてもいいんですよ!(
藍月GM:リロル>リロル過去は振り返らない女だし(
ルナ:都合いいなぁ!?(
エイル:ワカメ>ふふ、大丈夫さ♪(勿論重圧に耐えられるわけもなく、尻尾からズルッと滑り落ち)むーりーだーかーらー……(ドップラー効果)
クロエ:セル>……本当に今更だが、構わんよ。戦いの場になる以上は諦めもついているし、遅かれ早かれ、そう遠くないうちにここは老朽化で崩壊するさ。それが今であるだけの事だ。
藍月GM:リロル>(ちなみに以前のリロルは、空中に浮かばなければ重力を使うことはできなかった。そういう能力であると、月光の次データベースにも記録されていた。それが、今はその場に居るメンバーと同じ高さでそれが発動されている)
イリナ:なに…これっ…!このままだと建物、潰れるよね…!?(イリナの身体能力は普通の女の子とさして変わらない。故に、その場に崩れ落ち、身動きがとれない。)
藍月GM:リロル>あ、そこのお前(イリナをぴしっと指差し)
クロエ:セル>それは良いとして。私も掛かってるんだがどうにかして頂けまいか?(平然と立っているが、立っている地面がみしみしと音を上げている/ぁ)
ルナ:というかさらっと能力進化してますよねこれ…!
藍月GM:リロル>正解。
藍月GM:リロル>あ、あれ、セルも? えーとえーと…こ、こうかぁー!(謎の気合でセルにかかる重力を解いている)
ルナ:建物ごと撃墜っ?!
クロエ:セル>(みしぃっ! ……地面の軋み具合が上がった)
クロエ:セル>……………。
イリナ:さらっと、言わないで…!!もう、みんな、足場なくなるけど、気合で何とかしてっ!
藍月GM:リロル>あれー!?(
エイル:(発動原理、きっとアバウトにしか理解知てないんだろうなぁ)
ルナ:この重力基準の加速度で建物ごと地面に叩きつけられるのは…ちょっと考えたくないけど、頑張る(
藍月GM:リロル>(リロルが、セルの重力を何とかしようと四苦八苦している間にセルの足元以外の、全体の床が軋み始めた)
クロエ:クリアス>(瓦礫が積み重なって出来ている山にこしかけて、皆の戦いを見守っていたが、地面を見て)ああ、崩れるな。
エイル:こういう時、ダイエットしておけば良かったかなって、思うこともあります(遠い目)
藍月GM:リロル>(ただでささえ老朽化に加えこの戦闘でやはり相当ガタがきていた建物が、 いよいよもってギブアップになったようだ。ピシピシと走ったヒビはすぐに広範囲に、そして全体へと滞り無く広がっていく。軋みはますますひどく、地震のよ うな激しい揺れまで始まったところで)
イリナ:__綿の…ならくっ!(制御を捨てて、広さと深さを追求した緊急回避、自分より下の足場を全て綿に変える。瓦礫に落ちるよりはまし、上には大穴。イリナの大博打。)
藍月GM:イオン>エイルのはそういう問題?(
クロエ:セル>……私だけ、何故か敵対しているはずの人間より、強く地面に叩き付けられる羽目になるのか……
藍月GM:リロル>うわああああごめんセルー!
ルナ:うわー……とりあえず覚悟決めて受け身とろうっと、うん。
藍月GM:@
(リロルが泣く。セルが達観する。そしてクリアスが一人のんきに状況を肯定する。

———そして、ついに耐えきれなくなった床が、壁が、建物が、一斉に崩壊を始めた)

藍月GM:@