風月@GM:@
生徒によって評価は分かれそうだが、生徒たちの知らない世界を教えたという意味でソウの授業も意義はあったのだろう。
「今度はどんな授業かな?」
段々と面白くなってきたらしい生徒たちの期待の視線の元、休みを挟んで次はワカメの番だ。

風月@GM:@
下馬評では一応それなりに授業はできそうと言われていたが、元が元だけに心配は拭いきれない。
そんな不安もどこへやら、一張羅のマントを翻して壇上に立つ姿はいつも通り、ワカメの表情は無駄に自信ありげで不遜な笑みで満ち溢れている。
果たしてどんな授業になるだろうか。

風月@GM:@というところからスタートですー
ハイリ:イオン>何か企んでそうな顔をしているの。
風月@GM:ワカメ>(壇上で偉そうに咳払いし――)
ルナ:ソウさんとは別ベクトルで不安になるね…
イリナ:ワカメさんだし…なにかやらかしそう…
アーガード:悪そうな顔だな。(いい加減ネクタイが苦しくなってきたのでちょっと緩め)
風月@GM:ワカメ>まず最初に言っておくよ。僕のことは―― G!M!E!(ガガガッ! と黒板に殴り書き) グレート・マジシャン・エドワードと呼ぶように!(ばばーんと下手な字を指さす)
ハイリ:(Gの上にワMの上にカEの上にメってルビ振ってる)
アーガード:(G)現代に蘇った(M)モズクの仲間の(E)エドワードってのもありだな。
風月@GM:生徒>ワカメー
アーガード:生徒>わかめー
ハイリ:イオン>ワカメー
ルナ:生徒>ばかめー
風月@GM:ワカメ>誰がモズクだっ!? ワカメでもないっ!? 僕はかの有名な国立魔術学院の…… だれだバカって言った奴ーー!!(むきーっ)
イリナ:生徒>お味噌汁のみたいな~
イリナ:…ほんとにエドワードって名前だったの?(
風月@GM:ワカメ>ぜー、はー。ふ、ふふふ…… 良いだろう、そうまで言うならば僕がただの改造の仲間じゃないことを証明してやる! いいかそこの笑った奴! よーく見るんだ(チョークを乱暴につかむと、黒板に子供落書きのような汚い魔法陣を書き散らかし始める)
ルナ:実はほんとなんです。もうワカメで定着してますけど(
ハイリ:イオン>イリナ、エロワードはワカメの偽名なの。だから親しみを込めるなら本名で呼んだほうがいいの(
ハイリ:@あ、誤字った(
イリナ:@故意な気がしてならない
イリナ:(混乱する幼女)
ルナ:まぁどっちでも好きなように呼べばいいですよ(
風月@GM:ワカメ>天才は、どんな逆境でも、それを踏み台にしてみせる、んだ……っ!(ガ ガガ! と書き込まれていく魔法陣、その上に大量のマグネットを使って藁半紙の束を逡巡もなく張り付けはじめる。ついでに文鎮を数本と黒板消しも乗せてい き、30秒もしないうちに何かのカタチが出来上がる)
アーガード:エドワード、アルフォード、シーヴァー。あの家の男系って結構、古風っつーか、クラシックっつーか。そういう名前、多いよな。
風月@GM:ワカメ>(ワカメが短い詠唱と共に手をかざすと、教室の空気が変わる。1度温度が下がるような、空気中の見えない何かが音もなく吸い込まれるような感覚が笑っていた生徒たちの肌を駆け抜ける)
ハイリ:まぁ家柄が家柄だしね。
ハイリ:生徒>あれ、なんか涼しい?
風月@GM:ワカメ>(瞬間、魔法陣から青白い稲妻がスパークし、教室が真っ白に染まる。……生徒たちが瞬きをしながら前を見ると、マグネットと藁半紙は一瞬にして消え去り、代わりに一抱えもあるレシプロ飛行機の模型が教壇に鎮座していた)
イリナ:…(珍しくかっこいいことを言ってるワカメに驚き)
アーガード:生徒>っわ。なにしてんだろ、ばかめ先……飛行機だーっ。
ルナ:おぉ。また派手な召喚を…
風月@GM:ワカメ>僕の呼び名はこの際置いておこう。今日、君たちに教えるのはコレさ。……魔術!
風月@GM:ワカメ>(模型を手に取って少し弄ぶと、すっと空に投げる。すると飛行機はくるくると教室の上空を旋回し始める)
ハイリ:生徒>すごーい!ワカメ先生がこれ出したの?
イリナ:あんなこと、出来るんだ…(召喚魔法は初めて見たイリナちゃん)
風月@GM:ワカメ>そうとも。これは僕が考えた魔術だ。どうだいグレートだろ?
ルナ:生徒>すごいすごーい!(ぱちぱち拍手)
風月@GM:ワカメ>(……子供は素直でいいなぁ/しみじみ)
ルナ:なんだかんだで努力は怠らない人ですからね、兄さん。凄いね。
イリナ:生徒>どうやってやったのー!?(飛行機を見上げ)
風月@GM:ワカメ>だめだ目から汗が。こほん。(動力が切れる前に飛行機を捕まえ)
アーガード:魔術っつーのは、古くは西方三国同盟における魔術圏ソレイユの創始者クラナ・イシュハを祖に持つとも、あるいはそれよりも前からあるとも言われる、色んな凄いことを引き起こせる術の総称のことだぞー。(横から軽い解説を入れてる)
ハイリ:しかし最初から機械召喚出してくるとは、何か思った以上に気合入ってる?
風月@GM:ワカメ>想像したのさ。(どうやったの、と聞いた生徒に答え)
イリナ:生徒>???
風月@GM:ワカメ>まずは、こんなことができる自分を、想像したんだ。明確に、はっきりと、何よりも強くね。
ハイリ:生徒>それだけでいいの?
風月@GM:ワカメ>そう、でもそれだけじゃダメだ。その思いを持ちながら勉強して、僕は「召喚術」という、想像を叶える手段に巡り合ったんだ
アーガード:生徒>召喚術ー?
イリナ:生徒>意外と頑張ってんじゃん
風月@GM:ワカメ>想像したものを呼び出す魔術さ。世界とドレードしてなんだって出すことができるんだ。あくまでトレードだけどね
風月@GM:ワカメ>僕はね、神様と同じことがしたかった。その夢を、魔術で叶えたんだ
ハイリ:…今、生徒たちとは別の意味でボク達初耳なことを聞いている気がする(ひそひそ)
ルナ:…私も同じくだよ(ひそひそ)
風月@GM:ワカメ>皆に今日学んで欲しいのはそれさ。皆は、夢ってあるかな?
風月@GM:ワカメ>何でもいいよ、空を飛びたいとか泳げるようになりたいとか。些細なことでも良い。ある人、手をあげてみて?
アーガード:生徒>(手を上げる)
イリナ:…(俯いて、こっそり手を挙げる)
風月@GMワカメ>はいじゃあ君、いいね、語ってくれ
アーガード:生徒>えっと。魔術、とかとは、関係ないけど。おれ、月光の支部長になるんだ!
アーガード:生徒>そんで、支部長になったら、じ、じ、ジャクちゃんと結婚する! 俺を超えたら娘をやるってクマーが言ってた!
アーガード:あ、ジャギ君。もう一回、廊下に立ってなさい(
風月@GM:ワカメ>なるほど、それは実に格好いいね。男気に溢れててとてもいい!
ハイリ:今すぐパイルバンカー出しそうな顔しない(
ルナ:最近の小学生は進んでるねぇ…はいジャギさん落ち着いて(
風月@GM:ワカメ>じゃあ、その姿を頭に思い浮かべることはできるかな?
風月@GM:ジャギ>BUUURAAAA!!(目が光ってる)
アーガード:生徒>……(目を光らせながら雄叫びあげてるジャギを見て)……え、えっと…。
風月@GM:ジャク>……お父さん、静かにしてないと嫌いになるからね
ハイリ:はいはい、ジャクちゃんもあぁいってるし、静かにしようー…ねっ!(ジャギの腹部に容赦なくストレート叩き込む)
風月@GM:ジャギ>ぐぼぁ!? ……ぁぃ(自主的に廊下に移動、その後直立姿勢に移行した)
風月@GM:ワカメ>ああ、あれは気にしなくていいから(ぁ
ルナ:クマの置物だと思いましょう(
ハイリ:あんまり煩かったらボクらで毛をむしるから気にしないでいいよ(
風月@GM:ワカメ>他の皆も想像してごらん。突拍子が無くても良い、何よりもやってみたいことをやっている自分をね
アーガード:生徒>い、今はちょっと……無理かも。前までは、直ぐできるかなって思ってたけど。
ハイリ:生徒>はいはーい。私は病気も怪我もすぐに治せるようになりたいでーす。
風月@GM:ワカメ>アーガードの授業があったからかな? なら、想像ができる範囲で強くなった自分を思い描いてみるのはどうかな
ルナ:なるべく身近なイメージの元があるとやりやすいかな。
風月@GM:ワカメ>お、それも良いね。もしそれができたら、皆が喜ぶだろうね。治療と言うのもとても具体的で良い
アーガード:生徒>うん。異貌って、思ってたよりずっと凄いみたいだし、月光の人もすごいんだってわかったから。……ん~。
イリナ:(みんな積極的だなぁ…)
アーガード:生徒>うん、ちょっと強くなるぐらいなら出来るよ、想像!
風月@GM:ワカメ>それもとても良いことさ。よし! じゃあそれで行こう!
風月@GM:ワカメ>さあさあ、皆は想像できた頃合いかな? 夢を叶えてる自分を。じゃあ…… それを絵にしてみようか。水彩絵の具は持ってるよね!
ハイリ:生徒>ありまーす
ルナ:生徒>はーいっ
風月@GM:ワカメ>いいね、じゃあ難しい授業はちょっとお休みで、お絵かきの時間だ!
風月@GM:ワカメ>良くできた子にはそうだな。その夢を叶えるための魔法を教えてあげるよ(あえて魔法と呼び、気障にウィンクしながら)
風月@GM:ワカメ>はい、じゃあ制限時間は30分。想像の翼を広げてみよう!
アーガード:(一旦教室から出て、イオンやルナ達の分の水彩絵の具やら画用紙やらを貰って戻って来た)ん。(渡す)
ルナ:生徒>ほんと?!ワカメ先生ふとっぱら!(
イリナ:生徒>オレ、絵下手なんだよなー…
ルナ:…あれ、私たちも描くの?(受け取り)
アーガード:生徒>ちょっとお腹出てるだけあるな!(
風月@GM:ワカメ>良くできるってのは上手いのとは別だよ、僕の魔法陣だってぶっちゃけヘタクソだろ? 大事なのは、自分の気持ちがハッキリ描かれているかどうかさ
風月@GM:ワカメ>あとお腹出てるとか言った君。あとで職員室に来るように。顔だけアルパカにしてやる(
アーガード:生徒達に混じって授業受けるっつーのも、交流になっていいんじゃねぇかなと思ってさ。
ハイリ:あぁ、ルナのそういうの見てみたいなボクも。アーガードはやらないのかい?
アーガード:生徒>アルパカ!?
アーガード:俺か? 俺もやってみるよ。
イリナ:生徒>おー!それなら出来るぜ!(ガシガシ描き始める)
ルナ:うーん。そう言われても、私のなりたいもの、ねぇ…(首傾げてる)
ハイリ:イオン>(きゃっきゃしながら絵を描き始めた)
風月@GM:ワカメ>そしてニヨニヨ動画にあっぷして工作でランキング1位にしてやるからなっ(
ルナ:生徒>はーいっ(かきかきかき)
ハイリ:じゃあボクは二人のを楽しみにしているよ。
ルナ:ハイリハイリ、一人だけ傍観はずるい。(
風月@GM:ワカメ>ん、皆も好きに描いてみると良いよ
アーガード:ハイリの分もちゃんとあるからな(
ハイリ:いいのかい? この東方大陸がステフの緑で覆い尽くされるさまを書いて子どもを泣かせても(
イリナ:…(かなり使い込まれたスケッチブックと絵の具を取り出して、こそこそ描きはじめる)
ルナ:描くだけ描いて廊下に立たされるがいいよ(
アーガード:オヤジと一緒に廊下に立てばいいよ(
風月@GM:ワカメ>描くのは自由さ、描くのは(
ハイリ:うーん…分かったよ。(緑の絵の具チューブをたっぷり出しつつ/ぁ)
ルナ:何でもいいんだよね、何でも。うん、じゃあとりあえず思いついた(絵の具の筆を手にとって)
アーガード:(筆をとりスケッチブックを前にして)んー……
風月@GM:ワカメ>魔術とは、夢をかなえる手段の一つだ
風月@GM:ワカメ>でも、皆の夢に辿り着くための手段は、魔術だけじゃないだろう
ハイリ:イオン>(スケッチブックに筆を叩きつけるかのごとくなお絵かき)
風月@GM:ワカメ>大事なのは結果さ。自分が何をしたいかを知ること。そしてそのために何をしなくちゃいけないかを知ること
風月@GM:ワカメ>それが、何よりも子供のうちにやらなくちゃいけないことだと僕は思うよ
風月@GM:ワカメ>はい、じゃあ適当に良いこと言って時間を稼いだから、皆できてる頃合いだよね?(ぁ
ルナ:……兄さんが先生みたいだと思ったらそうでもなかった。描けたけどさ(
アーガード:台無しじゃねぇか、このビールっ腹(
ハイリ:イオン>それ言わないほうがいいのにねー( でも描けたの。
風月@GM:ワカメ>失礼な。主にワインだっ(
アーガード:糖尿病まったなしだな(
イリナ:…(暫く前に筆を置いて、眺めていたスケッチブックをぱたんと閉じて机の中にしまう)
風月@GM:ワカメ>ふっ、血糖値を下げる魔術をいつか開発するもんねっ(やっぱり高いらしい)
ルナ:うわぁ(
アーガード:やっぱ高ェのかよ血糖値! ……ん、どした、イリナちゃん。しまっちゃって。ほれ、出してみなって。恥ずかしがるこたねぇよ。
ハイリ:今のスキルに加えて医療魔術まで極めたらそろそろキミガチで実家に連れて行かれるんじゃないかな(
風月@GM:ワカメ>はい、じゃあスケッチを隣の人と交換して、感想を書いてみようか(イリナの姿を見てナチュラルに言いだした/ぁ)
イリナ:…(恥ずかしそうに俯き、ふるふると首を振ってる)
アーガード:じゃ、ワイン腹の先生もああ言ってることだしイリナちゃんは俺と交換だ。
イリナ:…(この外道)
ルナ:(ご愁傷様ですって顔してる)
イリナ:(悪魔、といった視線をワカメに送り、しぶしぶ机から出す)
風月@GM:ワカメ>大丈夫さ、人の夢を笑うような奴が居たら僕がぶっ飛ばす(ここだけ妙に顔も声も真剣に)
アーガード:普段一緒に行動してる仲間にゃ見せにくいかもしれねぇが、そうでもない俺なら幾分見せやすいだろ。(自分のスケッチブック差し出し)
ハイリ:イオン>じゃあ私はお前と交換なの(さっき支部長になりたいと言っていた生徒と交換してる)
アーガード:生徒>はーい。(イオンと交換)
イリナ:(パラパラとめくり、そのページだけ破り、裏向きにして渡す)
ルナ:じゃあ私はハイリ、交換しようか(ずいっと)
ハイリ:…ふぇーい。(渋々顔で交換してる)
風月@GM:ワカメ>授業に対する不満は後でご意見箱にね(
ハイリ:イオン>(生徒に渡したスケッチブックには、腕が六本生えてそれぞれの手に違う武器を持って赤い目をかっと見開いている下手くそなバケモノの絵が描いてある/ぁ)
アーガード:(イリナに貰ったスケッチブックを表向きに)(アーガードのスケッチブックには、絵ではなく文字が、書道のような勢いで達筆に黒で、一文字、『武』とある)
風月@GM:ワカメ>あと、絵は後で親御さんに見せてあげると良いよ。とても喜ぶから、お小遣いをねだるネタにでも使うと良い(
ルナ:(ハイリに渡したスケッチブックには、テーブルいっぱいの料理と食材の山盛り/ぁ)
イリナ:(絵は、柔らかな絵本のようなタッチできれいなドレス、ケーキ、ぬいぐるみ、その中心にマリーと寄り添っているイリナが描かれている)
風月@GM:ワカメ>(壇を降り、作品を確認しながら生徒たちの間を縫うように歩き始める)
アーガード:生徒>お、おう……(イオンに渡された絵には、支部長目指して修行中という題目で、大岩を砕いてる自分が書かれていた)
イリナ:…武…強くなるってこと、かな(迫力に気圧される)
ハイリ:(ルナに渡したスケッチブックには、いつも以上に広い、おそらくステフの上だろう緑 の絨毯の上で寝ているルナやワカメ、アーガードなどの月光と賞金首メンツ、アビスのメンバーやルナもしらないような顔の人たちが眠っている。本人はその端 で、刀を腰に刺した状態で背中を向けている。割りと上手い)
イリナ:(書き忘れてた。背景は薄暗く、月明かりに照らされています)
ハイリ:(ちなみに時間がなかった関係か、人物は皆棒山の神様風デフォルメで描かれている/ぁ)
風月@GM:ワカメ>どれどれ、君は具体的でいいね、君はちょっと無難なところに落ち着き過ぎかな……(歩きながら、魔法陣を書くために持ち歩いてる小型スケッチブックにコメントを書いて一人一人に配ってる)
ルナ:おや、これは……(あらあらって表情でハイリとスケッチブックを見比べてる)
ハイリ:イオン>腕がいっぱいあれば色んな武器がつかえて、今よりも強くなれると思うのー(こっちはこっちで自信満々だ)
アーガード:誰よりもな。男の子なら一度は夢見るお題目だよ。決して叶うことはねぇだろうがな、夢は夢だ、描くのは自由だよ。イリナちゃんのこれは……
アーガード:んー。幸せになる、とか?
ハイリ:あんましこっちみないでよ( というかルナのこれは…日常?
イリナ:…好きなものが、ずっとなくなりませんように…って(俯き、小さな声で呟く)
ルナ:みんなをお腹いっぱい食べさせられるだけの食料がほしい(
アーガード:ッフフ、そんなに恥ずかしがらなくても良いじゃねぇか、イリナちゃん。女の子らしいっつーとなんだが、素敵だと思うぜ。
ハイリ:つまりお金がほしいということで?(
ルナ:正確には家計費がほしい( で、そういうハイリは、この絵のこころは?
イリナ:…そう、かな…?
ハイリ:大事なものが全部手元で大人しくしててくれればあっちこっち駆けずり回らなくていいだろうなって話。
ルナ:あぁ、なるほど……切実だね、頭撫でていい?
風月@GM:ワカメ>(先ほど傷を治したいと言っていた生徒には「治療魔術の基礎を覚えるの に必要な参考書の名前と扱っている店舗、そして治療魔術を専門に扱っている私塾の連絡先」を、支部長を目指していた生徒には「月光の訓練要綱が載っている 公式サイトのアドレスと、やる気があるなら斎藤家に弟子入りしてみろとのアドバイス」を)
ハイリ:高いよ(
ルナ:晩御飯にから揚げ一個追加(
風月@GM:ワカメ>(強い気持ちを込めた生徒に対しては、それを叶える手段を真剣に考えてコメントに書き記していく)
アーガード:そうさ。そうとも。ほら、こんないい夢、見せたがらないなんて勿体無いしよ。他の皆のも見にいかねぇ?
ハイリ:5個(
ルナ:3個(
ハイリ:………いいだろう(
イリナ:…(しばらく考えた後、小さくうなずく)
ルナ:交渉成立ー(満足げにハイリの頭なでなでしようとするひと)
ハイリ:イオン>(アーガードとイリナの前にさっきの悪鬼が描かれたスケッチブックをもってそっと現れる)
ハイリ:おうふっ、だーからこういうのは苦手なんだってもうー!
アーガード:お、イオンか。……なんじゃこの化け物。
ハイリ:イオン>理想の私なの(澄んだ瞳)
ルナ:そういうハイリも可愛いと思うよ、うん。(によによ)で、娘さんの将来の夢がクリーチャーになってるけど大丈夫なのお母さん?(
アーガード:き、綺麗な眼をしながらなんてもんを描くんだ……!(戦慄)
ハイリ:Σボクが自分のことに精一杯な間になにしてんのあの子!?(
イリナ:…材料があれば、腕増やせるかもしれないけど、これは…(ドン引き)
ハイリ:イオン>腕、いっぱい、武器、いっぱいもてる、私、強い(
風月@GM:ワカメ>イリナのスケッチは現在進行形という感じかな。イオンは、うん…… 自己改造の医療魔術とかイリナに頼むとかアビスに行くとか手段はあるけど頼むから自重してほしいな(ぁ
風月@GM:@そしてワカメが一通り教室を回りきったところでチャイムの音が鳴り響く
アーガード:そんなことになったらまた西での賞金が跳ね上がるだろうなぁ……
ハイリ:イオン、勘弁しろください(
風月@GM:ワカメ>幻想種が幻滅されたらただの想種になっちゃうよ(
ルナ:ただでさえ私たちの中でも賞金額高いのにイオン(
風月@GM:ワカメ>おっと、もう時間だね。名残惜しいけど、少しでも先を考えるきっかけになれば幸いだね
アーガード:いよいよレコードホルダーの称号が見えて来るな。たしか、イオンの賞金額って70億だっけか。時価は別にして、確か最高額は……えーっと。
アーガード:おっと、授業終わりか。
ハイリ:最高額は時価だから、あれに迫られちゃ困るんだよ。
アーガード:生徒>ワイン先生、ありがとーございましたー。
ルナ:生徒>ありがとーございましたっ!
風月@GM:ワカメ>あと、今回は詳しく触れなかったけど召喚術に興味を持った子は遠慮なく後で聞きにおいで。それじゃ、G・M・Eをよろしく!(最後にまた台無しにしながら壇上を降りた)
ルナ:生徒>ありがとーワカメせんせー(
ハイリ:生徒>ありがとーございましたー!
イリナ:…(思ったよりまともな授業だったなぁって顔)
イリナ:生徒>ありがとなー!(ぶんぶん)
風月@GM:ワカメ>(席に戻り)……くっ、なぜワカメが先に定着するんだっ!?
ハイリ:イオン>語感だと思うの(
アーガード:あと三倍上がれば時価以外の最高額に届くな。(端末でちょちょいと調べて)値がきっちり付いてる中で、かつ個人では214億9千万だ。
風月@GM:ワカメ>まったく、僕のどこがワカメに似ているというんだ
ハイリ:それも相当な額だね。
風月@GM:ワカメ>ああ、あと次の授業はハイリだけど準備は大丈夫かい
ルナ:それはまたとんでもない額が。と、それじゃ頑張ってねハイリー
アーガード:……調べてビックリしたんだけど何したんだよコイツ。情報らしい情報がねぇんだけど。皆さんの合計金額より高ェんだけど。
ハイリ:うん、大丈夫だよ。じゃあ僭越ながら…よいしょっと(教室の隅にあった丸められた紙を片手に立ち上がり)
ハイリ:…? 妙だね、あとでアビスのデータベースで調べてみるよ。よ…はいそれじゃあ次はけもみ先生の授業だよー。
アーガード:生徒>けもみみだー。よろしくおねがいしまーす。
風月@GM:ワカメ>賞金掛けてる人に聞かなきゃ分からない感じなのかな、全力で関わりたくないけど
ハイリ:イオン>関わりあいにならないのが一番なのー。
風月@GM:生徒>ハザード人かな?
ハイリ:はーい、こんにちはー。それじゃあボクは歴史の授業をしようと思うよ。まぁ歴史と言っても…。(黒板に持っていた紙を広げて磁石で貼り付ける。5千年前の世界地図だ)
イリナ:(見ても何が何だかわからない顔)
ハイリ:まだ大陸が今のようになる前の話しだけどね。はい、月光から貴重な地図を借りてきたよ。これが約五千年前のこの世界の形だね。今とぜんぜん違うでしょう?
風月@GM:エイル>おお、久々に見ますね、懐かしい
アーガード:ゼアノート>うむ、懐かしい。
アーガード>うわぁーっ!!?(何時の間にか隣に座ってたゼアノートにびっくりした)

風月@GM:生徒>ホントだ、あそこにあるの(黒板の横の世界地図)とぜんぜん違ーう
ルナ:私は歴史の資料でしか見たことないや。へぇー(興味深そう)
ハイリ:うわぁー!(
風月@GM:エイル>ど、どっから湧いて来たんですか!?
ルナ:……あれ、なんかいる、なんかいちゃいけなそうなのがいる(
イリナ:(∑ビクッ)…だ…誰…?(最近影を潜めていた人見知り属性)
ハイリ:だ、大丈夫だよイリナ。その人ボクの身内だから。
ゼアノート:ゼアノート>時空間の狭間から湧いて来た。……(サングラスを外し)娘の、 授 業 参 観 だ 。(目が、くわっ!! と開いた)
ハイリ:お、お父さん恥ずかしいんだけど…(だがまんざらでもない/ぁ)
風月@GM:ワカメ>……本当に胸を張って大丈夫と言えるかい?
ハイリ:…授業続けまーす(
ルナ:親バカなお父さんが増えた(
風月@GM:ジャク>同類……(ぁ
ゼアノート:ゼアノート>何、私のことは天井のシミか何かだと思ってくれて構わない。さあ、授業を続けてくれ。
イリナ:…(なんか怖い)
ハイリ:えーと、まぁ、それでだね。五千年前に発生した大きな戦争のせいで、大陸は段々と形を変えて今のようになったんだ。けど形が変わっても大地そのものは変わりないわけでー(きゅぽっとマジックの蓋を開けて)
ハイリ:(地図の上に透明なプラスチックのシートを固定し、その上から世界地図の大陸を大きく4つ分にまるで区切り、それぞれに「ソレイユ」「ハザード」「ラクナス」「東方」と書き込んだ)かなり雑だけど、だいたいこの夫々円で囲んだ部分が、今ある夫々の大陸に対応しているんだ
ゼアノート:生徒>へー。俺達が済んでるところって、島? がすっごい一杯合体してんだー。かっけぇ!
イリナ:生徒>(首を90度傾けたりとかして眺め)あっ、ほんとだ!
風月@GM:生徒>えー、じゃあ大陸って今もまだ動いてるんですか?
ハイリ:勿論、沈んでしまった大地も数多くあるけれどね。そう、東方は特に島の集合体という感じなんだ。形は見る影もないけれど、名残はある。
ルナ:生徒>名残ってどんなー?
ハイリ:うん、そうだよ。昔ほど大規模じゃないけれど、少しずつ動いている。本当に少しずつ。だから数千年後にはもっと形が違うこともある。
ハイリ:例えば、ここはデジマだから海が近いけれど。もっと内地の町で、その辺の地面をどんどん掘っていくと。高確率で貝殻の化石が出てくる。
ハイリ:それは昔、その辺りに海があったという証拠だね。運が良ければ今はもう絶滅している種類の物が見れるかもしれない。
ゼアノート:アーガード>子供達にゃ発掘させたもんは見せられても発掘現場は見せられねぇのが残念だけどな。……戦艦の破片とか、戦艦に積まれてた大砲とか、そこらへんの物騒な大戦の名残とか出てくるから危なっかしくて仕方ねぇ。
ハイリ:その辺はちゃんと回収しておいていただきたい。
ゼアノート:アーガード>この前なんかEMP発生式手榴弾が出て来てな、五千年も前の代物だってのに爆発しやがってなぁ。スフェラが巻き込まれてた(
ハイリ:あぁ、何か包帯まみれだったのはそのせいか(
ルナ:埋れてるのは化石だけじゃないっていういい証拠だねぇ(
ハイリ:まぁ、この通り。危ないものが埋まってたりもするんで、何か妙なものを見つけたら下手に触らないで大人の人に言ってね。
風月@GM:ジャギ>危険だから地質調査するときはまず最初にスフェラに歩かせるようにしてるぜ(
ハイリ:スフェラ…(
ゼアノート:アーガード>地雷犬ならぬ地雷狐か……
ゼアノート:……(口元に手を当てて、ちょっと横向いた/ぁ)
ハイリ:まぁ、そういう危険がなければ化石発掘も楽しんだけれどね。…お父さん今ツボった?(
ゼアノート:なんでもない、気にしないでくれ。
ハイリ:えー…話を戻すと。こんな感じでこの世界の大陸移動、厳密に言えばこの世界がいまのような状態になった歴史は、イコール戦いの歴史でもあるんだよ。
イリナ:(こっくりこっくり)
ゼアノート:生徒>(一応、言われたことはノートに書き込んでいる。変なもの見つけたら触らない、とか)
ハイリ:五千年前の世界にはそもそも瘴気はなかったし、ガスマスクを付ける必要もなければ異貌もいなかった。
ゼアノート:生徒>えー。うそだー。
風月@GM:生徒>……へー、そうなん……ええええっ!? 瘴気、なかったの!?
風月@GM:生徒>何で、じゃあ魔術も使えないじゃん!?
ハイリ:ふっふっふ、嘘だと思うでしょう。でも本当なんだよ。まぁ、かといってすごく平和だったかと言えばそうでもない。けど、少なくとも生身で出歩いて肺が腐るような場所は世界の何所にもなかった。
ルナ:……(昔々の事をちょっとだけ思い出して、なんとなく懐かしい表情になってる)
イリナ:生徒>すげー!マジで、すげー!
ハイリ:あぁ、このへんはボクよりも魔術士組のが詳しいんだけど、魔法というのが合ってね。今よりもそれは希少で、おとぎ話のような扱いをされていたんだ。
風月@GM:エイル>瘴気があることが普通の世界、それを受け入れている子供たち、改めて見ると複雑な心境です……
ゼアノート:アーガード>俺も正直実感湧かねぇんだけどな。……その時代を知ってるのがここに数人、居るからなー。
イリナ:(机に突っ伏して)
ハイリ:さて、それじゃあ質問。さっきワカメに未来像を描くように言われたけれど、キミ達は10年後の自分と、この大陸を想像できるかい?
ゼアノート:アーガード>ほら、寝ない寝ない(イリナの背中側の服を引っ張り)
風月@GM:ワカメ>GMEだっ(
ハイリ:どういうふうになっているとかじゃなくて、純粋に10年後の自分の周りが、どんなふうになっているか、考えられるかな?
ルナ:生徒>んー……?(首をかしげて考えてる。ぴんとこない模様)
ハイリ:イオン>ワカメGME(
風月@GM:ワカメ>よし(
ハイリ:イオン>いいんだ(
風月@GM:生徒>えーっと、まだ戦ってる、かな……? 大陸は、そんなに変わらない?
イリナ:うー…難しいことわからない…(駄目なタイプの生徒)
風月@GM:生徒>「きっとジャギ先生たちが異貌を倒してくれてるよ!」「もしかしたら人間全滅してるかも」「僕の家だけ大陸移動して絶海の孤島にならないかな」
イリナ:生徒>10年位で変わらないだろー
ハイリ:何か若干壮大なひきこもり願望がいるんだけど( まぁそう具体的には出ないよね。 10年なんてさすがに先すぎるだろうし。…けど、そんな先じゃなく。もしかしたら明日にでも、自分の日常が無くなるかもしれない。それがこの大陸の現状 だ。それを守るための大人は当然、たくさいいるけどね。
ハイリ:5千年前の人たちだってそうだった。自分は普通に生活して、普通に仕事もして、普通に大きくなって、なんてことのない人生を歩んで。そして死んでいくって、誰もがそう思っていた。
ハイリ:そう思ってる所にいきなり兵器が文字通り降ってくるんだから、青天の霹靂も良いところだったろうね。
ゼアノート:………………。
ルナ:……(目を瞑って話を聴いている)
ハイリ:結局のところ、どんなに大陸の形が変わろうと。どんなにそれまでの常識が変わろうと。決して今いる場所が絶対に安全ではないというのは変わりがない。人がいる限り、変わらないと思う。
ハイリ:……と、いうわけで!
イリナ:……(重い話になって、真剣に聞いている)
ハイリ:このけもみ先生からキミ達への助言、というかお願いだね。別に難しいことじゃない。ただ感謝を忘れずに生きてほしい。今の自分がいることを、回りに親や友だちがいることに。たまにふっと思い出した時でいいから感謝するんだ。
ハイリ:そして将来、キミ達が大人になった時に。その気持を教えてあげてほしい。それだけで十分、悔いなき人生が送れるはずだ。
ゼアノート:いつなくなるか、知れたものではないからな。明日もまた平和な日常が続く保証など、五千年前から、いいや、人類有史以来より、どこにもないだろう。
ハイリ:それを頭の隅に置きつつ、あとは自分の夢に向かって邁進しておくれ。
ルナ:生徒>……はーいっ(こくこくとしっかり頷いた)
ゼアノート:生徒>はい!
ハイリ:お父さんが言うとものすごい説得力なんだけど。えー、なんか重くなったけど、ようは一日一日大切に全力で生きるように、以上!
イリナ:…(お母さん、今何してるんだろう…)
風月@GM:ジャク>(お父さんたちには頑張ってほしいけど。でも頑張り過ぎて怪我はしないでほしいな。居なくならないでほしい)……でも、今は居てくれて、ありがとう
ゼアノート:フッ。妻を娶り、まさにその保証がないということを他の人間よりも知れる立場にいた癖その生活に慢心し、妻を亡くした男だからな、私は。
ルナ:生徒>けもみせんせーありがとー!
ハイリ:というわけでボクも、全力かつ自分に素直に生きることにするっ!おとうさーん!(教壇から逃げるようにゼアノートに抱きつきに行く系赤面けもみ)
ルナ:いってらっしゃーい(ほのぼのしながら見てる)
ハイリ:冷静になったらめっちゃ恥ずかしかった! 冷静になったらめっちゃ恥ずかしかった!(
イリナ:仲良さそうで、いいなぁ
風月@GM:ワカメ>大丈夫さ、今その状況も十分に恥ずかしいよ(
風月@GM:ジャギ>(羨望の眼差し)
ゼアノート:まぁ、取り戻してやったが(抱きついてきたけもみの頭をわっしわっしと撫で)……取り戻し過ぎて、遂には出来なんだ子共まで、出来てしまったが。
ハイリ:『ワカメ後で割く』(突然の旧時代語(スワヒリ))
風月@GM:ワカメ>(語感で殺気を感じた)
ゼアノート:ただ、ハイリ。言うべきことを一つだけ忘れているのではないか?
ハイリ:ふおぉおぉ…ボクにはこういうの向かないわぁ…あ、そうだ。一応昔の歴史で知りたいことがあったら聞きにおいで。答えられることは教えるから。
ハイリ:ふえ?
ゼアノート:……全く。私達という身の上において、言っておかねばならんことだろう。仕方あるまい、娘の不始末は親が取らねばな。
ハイリ:??
ゼアノート:(けもみを離し、席から立ち上がると、教壇に立った)
アーガード>……(に、似合わねぇ……圧倒的に似合わねぇ、あの絵面……俺達よりすげぇぞあれ……!)

ルナ:(みんなが普段写真撮りたがる理由がちょっとわかった/ぁ)
風月@GM:ワカメ>(なんだろう、普通に立ってるだけなのにハートマ○軍曹を思い出すこの感じ/ぁ)
ハイリ:(威圧感パないなぁ…)
ゼアノート:ハイリの保護者にあたる者だ、世には〝マスター・ゼアノート〟と呼ばれるが、ここではカイト・スフィーリアと本名でここに立たせて貰う。
イリナ:…(怖い)
ハイリ:生徒>(ヤクザさんかなぁ)
ゼアノート:ヤクザではない(
ゼアノート:ハイリが言ったように明日の保証等、どこにもない。いつ何時、君たちの大事な者が君たちの目の前から居なくなるかはわからない。
ルナ:生徒>(かしこまった姿勢で聞いている)
風月@GM:ジャク>(なんか、実感がこもってる。気がする……)
ゼアノート:そうなった時、悲しいだろう、悲しいなんてものじゃないかもしれない。そうなった時、或いはそのような悲運を招いた元凶を憎むこともあるだろう。
ゼアノート:そして、取り戻したいと思うこともあるかもしれない。
ハイリ:(目を閉じた)
ゼアノート:取り戻すためには、ありとあらゆることを覚悟し万物全てを犠牲にしてでもそうありたいと願うかもしれない。私は、そうだった、そうした。私以外の幾人もが、そうやってきた。
イリナ:(真剣に聞いている)
ゼアノート:だが、それは、世界は常にそうであったように成し得ぬことだ。そうであらねばならないが、もし万が一億が一、大切な人を取り戻したときには……
ゼアノート:多大なる満足感の裏に、一抹の後悔を残す。
ゼアノート:何故ならば、大切な者が望んだ君は、その時にはもう居ない。大切な人を取り戻すことに必死になり、必死になり、必死になり、遂には、別物へと変貌を遂げているからだ。
ルナ:生徒>別物……
ハイリ:そして、一度踏み出せば、たとえ取り戻したとしてもその変貌は止まらない。
ハイリ:成り果てたそれを動かすのは脳でも心臓でもなく、呪いまで消化された信念のみ。
イリナ:お父さん…(過去の自分のことを思い出し)
ゼアノート:人間ではなくなっているかもしれない、生物ではなくなっているかもしれない。異 貌でもない、人でもない、そんな者に成り果てる。自分では最早寿命では死ねない、歪なものだ。……君達の大事な人は、君達がそうなるのを絶対に望まない。 経験者は語るだ、如何な人生の経験はまだ足りぬ君達でも私が、ここにいる誰よりも違うのはわかる筈だ。
ルナ:生徒>……(ためらいがちにこくんと頷く)
ハイリ:生徒>ちゃんとわからないけど、なんとなく、違うのは分かるかな…。
風月@GM:ワカメ>……夢と妄執は違うものさ
ハイリ:嫌味と受け取っても?
イリナ:(そっか、みんな先に大きくなって、みんな先に死んじゃうんだ…)(少し淋しげな表情)
ゼアノート:私のようになるな。繰り返す、君達の大事な人は君達が私になることは決して望まない。大事な人を思うからこそ、その人が亡くなった時には、目一杯涙を流し、恥も外聞もなく泣き叫び、思う存分悲しめ。それ以上を求めるな。それが、その人にとっての一番の供養となる。
ハイリ:……そうして、キミが朽ちたその時には必ず再会できるんだ。それまでの長い時間を、踏み違えないように。
ゼアノート:……例え今は意味がわからずとも、その時が来る迄、この事を覚えておいてもらえれば幸いだ。……一言じゃなかったな、すまん。以上だ。
ハイリ:人して生まれるなら、人として生き、人として死ねってことだね。おとうさんお疲れなさーい。
ゼアノート:うむ。柄にもなく喋りすぎて喉が痛い。アキラのことをコミュ障だと笑えんな、これからは(サングラスを着け、席に戻ってくる)
風月@GM:生徒>(大半がよく分かってない様子だが、それでも大事なことを教わったと言うことは理解したようで、神妙に頷いている)
ルナ:お疲れ様でした(控えめに拍手して)
イリナ:(私…やろうと思ったら、できちゃううんだよ、ね。…もっと、鍵の使い方、真剣に考えないと…)
イリナ:(小さく拍手)
ハイリ:たまにはいいんじゃないのかな。まぁ、お父さんやボクやアキラみたいなのが増えるのはあまり好ましくないしね。
ゼアノート:ありがとう。ッフ、私がこうなる前の写真でも用意しておけばもっと説得力があったかもな。驚くぞ、今とは比べ物にならんほど快活な男だった。
ハイリ:アレはもはや別人だしなぁ…(ぬぅ、と考えながらもナチュラルに膝に載せられている)
風月@GM:ワカメ>どうしてこうなった、ってやつだね。でも大人は皆自分のようになるなって言うね(自嘲気味に笑い)
風月@GM:エイル>軽いのと重いのが交互に来ますね、この授業は。しかし次は授業ではなく、給食! 全力を尽くすときです!
ハイリ:イオン>ワカメのようにはなろうとしてもなれないの。不死身だし
ゼアノート:ッフフフ。大人が子供に胸を張って言える、数少ない常套文句の一つだ。こういう時にこそ言わぬ手はあるまい?
ルナ:時間が経つって、そういうものですよね(苦笑して)
ハイリ:イオン>(がたぁん)
風月@GM:@