風月@GM:@ではでは、デジマ学園特別授業編、はじめまーす
風月@GM:@
風月@GM:@
デジマ学園初等部 6-48

これがイリナの通うことになったクラスの番号である。
ちなみに1クラス20人。高学年から専門によってクラスが細分化されるため、こんな数になるらしい。
広すぎる校舎には戸惑ったものの(校内に電車すら走っている)、人見知りの激しいイリナにとっては少人数なのは良かったかもしれない。

風月@GM:@
保護者としてドラゴンが出てきたことには流石に驚かれたものの、数週間もすれば皆慣れる辺は東方クオリティである。
そんなわけで思ったより簡単にイリナはクラスに入り込めたのだった。

風月@GM:@
そして通学しながらノアゼットとの死闘をさらっとこなしたりしつつ、さらに数週間後のこと。

風月@GM:@
「おっすー、今日は危なくない依頼を持ってきてやったぞー」

風月@GM:@
その言葉を聞いた瞬間、瞬時に判断して逃げようとする皆の首根っこを摑まえる巨漢が1人、夕飯前のメンバーたちにエンカウントした。
今日は珍しくジャギの方から出向いて皆に依頼を持ってきたらしい。
というかもっと珍しいことにジャギの格好は紺色のスーツにネクタイ(水玉ピンク柄)姿である、ムチムチで今にもはち切れそうなのが目に痛い。

風月@GM:@そんな目に痛いものを見つけた辺りからスタートでーす
デュナン:(二、三度深呼吸して)……よし、どんな物騒な依頼内容でも落ち着いて聞く心構えはできた。詳しい話を聞かせてもらおう(
風月@GM:ジャギ>危なくねぇって言ってるだろが。今日は本当に危なくねぇんだよ。ホントホント(
イリナ:危なくない依頼って…ノアゼットと戦った時も言ってたような…(
デュナン:あー、はいはいわかったわかった。で、今度はどこの戦地に行けばいいんだ? 敵は何級だ?(
イオン:ラクザ行きとかなら準備期間が欲しいの(
風月@GM:ジャギ>信用してねぇなお前ら(
風月@GM:ジャギ>あーこほん。突然だが、先生をやってみないか
イリナ:…先生?私が?(小首を傾げ)
デュナン:経験上、「そんなに危険じゃない」とか「大したことは無い」とかいう枕詞は一切信用しない事にしてい——なんだって?
イオン:てーちゃー?
風月@GM:ジャギ>おう。デジマ学園初等部の、だ
デュナン:TPAから苦情が来るぞ?(
イオン:ハイリ>どうしたんだい急に。職員が揃って辞表でも出して逃げたとか?(
イリナ:イリナ>先生、ちょっと前まではそんな様子なかったよ…?
風月@GM:ジャギ>最近生徒が増えてきて人手不足らしくてな。加えて3国から全国統一テストをやれとか無茶振りされたせいで、採点期間中は一時的に教師が足りなくなるらしい
風月@GM:ジャギ>まぁ早い話、苦情は出さないから何とか「学活」の授業のコマを埋めてくれないかと泣きつかれたってわけだ
イオン:学活って、何すればいいのー?
イリナ:私も、あんまり学校行けてないからあんまりわからないけど…生徒が先生って、どうなんだろう?
風月@GM:ジャギ>えーっとだな(カンペ見つつ) 「将来社会に出た場合に必要になる知識を体験を通して教えて欲しい」のだとよ
イリナ:…野草の見分け方?
イオン:人肉の捌き方?
デュナン:異貌との戦い方?
風月@GM:ジャギ>早い話が、戦闘知識でもサバイバル能力でも良い。東方じゃ必要なもんだからな
デュナン:それをこの面子に任せるのは、児童への悪影響が強過ぎると思うんだが(
イオン:ハイリ>一番安い旅費で西方に行く方法と向こうでの定住手続きとかも必要かな。(
風月@GM:ジャギ>しかたねぇだろうちも人が足りねぇんだからよ(
イリナ:竜語講座とか…みんなもマリーと話してみたいって言ってたし…
風月@GM:ジャギ>ああもちろん普通の授業ができるってんならそれでもいいぜ。授業の進み具合の資料もある
風月@GM:ジャギ>おう、良いじゃねぇか竜語講座、将来就職に役に立つな!
イオン:ハイリ>ふむ、まぁ、そういう平和的な依頼ならいいかもね。
イリナ:役に立つの!?(
風月@GM:ジャギ>ま、最悪自習用のプリントも用意してある。だから安心して好きに教えて来い
デュナン:最初からそのプリントじゃ駄目なのか?(
イオン:というか、その格好見る限りジャギも授業やるの?
風月@GM:ジャギ>小学生が1~6時限まで全部自習で勉強になると思うか? それだったら誰でもいいからなんか教えろって話になるだろ(
イリナ:…教室が紙飛行機だらけになる未来しか見えないよ…(
風月@GM:ジャギ>おぅ、みっちりジャリどもをしごいてやるつもりだ!>授業
イオン:ハイリ>殺す気かい?(
デュナン:トラウマになって不登校児が出たらどうする気だ(
イリナ:そういうクラスの子達なら…大丈夫、かなぁ…
風月@GM:ジャギ>誰が戦闘訓練するっつったよ、俺が教えるのは算数だよ さ ん す う 
イリナ:えっ?
デュナン:(クマでもわかる初等科算数の授業か……)
イオン:ハイリ>(それはクマではなくサルじゃあ…)
風月@GM:ジャギ>イリナの担任の先生に頼まれてな。円の計算をどうしても覚えてくれない子が居るんで何とかしてくれってよ
イリナ:…(びくっ)
イオン:ハイリ>なるほど、イリナも世話になりそうだね
風月@GM:ジャギ>なわけでイリナ、当日は楽しみに待ってろよ!(にぃぃぃ……っとクロコダイルが走って逃げ出しそうな笑みを浮かべた)
イリナ:帰る!森に帰るぅぅ!(脱兎)
デュナン:トラウマと不登校児を量産するなよ(
風月@GM:ジャギ>(ガシッと襟首掴んで持ち上げ)
イオン:(イリナに投網ぶっかけて捕獲中)
イリナ:算数なんて日常生活で使わないのに!(じたばた)
イオン:ハイリ>つまりイリナは必要最低限使う引き算足し算掛け算割り算はできるんだね。
風月@GM:ジャギ>円周率が使えなきゃ射角からミサイルがどの程度飛ぶか計算できねぇだろうが(クマの教える日常生活での算数の活用例)
デュナン:それを初等部の内から教えるのがこっちの土地の「普通」か……(トオイメ
イリナ:で…できるよ!それに、日常生活でミサイルは撃たないもん!
イオン:残念ながらイリナ、東方だと割りと飛んでくるの。ミサイル(
イリナ:マリー>(ガトリングとか撃ってるんですが…って顔)
イリナ:…え?
風月@GM:ジャギ>ま、最後の小テストで60点以上取ったら月光の食堂でイリナの好きなメニューを出してやるよ。だからちっと頑張ってみな
イリナ:…『ちょこれーとふぉんでゅ』、食べれる…?(目がマジになる幼女)
風月@GM:ジャギ>おぅ任しとけ、山みてぇにでっかい奴を用意してやんよ
デュナン:(……このパーティ、何で食で釣られる奴しか入って来ないんだろう/ぁ)
風月@GM:ジャギ>っつーわけで授業は1週間後だ。それまでに各自1コマ分の授業を考えといてくれ
イオン:ハイリ>(仕方ないよボクらだもん…)
イリナ:…!(おめめきらきら)え、えっと、『えんしゅうりつ』が……3!(
風月@GM:ジャギ>ああ、あと給食はもちろん無料で食える。いくらでもだ(
デュナン:今の時代は楽になったな>円周率
イオン:ひゃっはぁ!
風月@GM:ジャギ>およそ3は5000年前に3.14に戻ったっつの(
イオン:ハイリ>イリナキミなんでそんな部分だけ知ってるの(
イリナ:授業で言ってた…気がする(訳:気合で記憶を掘り起こした)
イオン:ハイリ>忘れなさい(
風月@GM:ジャギ>担任の先生が疲れた顔してた理由はこれか(ぁ
イリナ:3.14の点って何…?(
デュナン:少数点の概念も駄目か……!(
イオン:ハイリ>これちょっと先長いぞ…!(
風月@GM:ジャギ>1週間後に教えてやるよ。体にな(
イリナ:ひっ…(びくぅっ!)
イオン:ファイトなのイリナ
風月@GM:ジャギ>んじゃ、俺ぁ娘の迎えがあるんで失礼するぜ。授業に必要なもんがあれば言ってくれ、可能な限り用意する。じゃな!(ガッハッハと高笑いしながらクマは去って行った)
デュナン:前途多難だな……まあ頑張れイリナ。俺達も付いてる、が基本的には自力で何とかする他ない(
イオン:ハイリ>学ぶというのは大事なことだからね。
イリナ:お金使わなければ…算数なんて使わないのに…(涙目)
風月@GM:エイル>一つのパイを均等に切るにも、算数を使ったりします。知ってたらお得なものだと思って頑張りましょう。チョコフォンデュのためにも!(
イリナ:チョコフォンデュ…頑張る……(ぐっ)
イオン:ハイリ>(便利で助かる子だ…)
デュナン:(その調子で授業も上手くいけばいいが……)
風月@GM:ワカメ>ふふん、この僕が講師か。小学生には勿体ないけど、少しだけ英知を分けてあげようかな
イリナ:ここの図書館…算数の本、あるかな…?(絵本コーナーしか行かない幼女)
風月@GM:エイル>ハイリとデュナンは何を教える予定ですか?
イオン:ハイリ>刀に関してのことは普段学園に出入りしてるミサキの人間が教えてるから、ボクは歴史の話でもしようかなと思うよ。
イオン:ハイリ>とりあえず神話にならない程度の昔から(
風月@GM:ワカメ>あると思うよ、マンガで覚える算数とか、そういった系統が良いんじゃないかな >イリナ
デュナン:そうだな……いくつか考えてみてはいる。ひとつは、属性魔術の基本概念と、その応用方法の可能性について
風月@GM:エイル>どのあたりから神話になるのか難しいところですね。アーサー王伝説は神話の部類でしょうか(
イオン:ハイリ>それが神話じゃなかったら何が神話になるんだよ(
風月@GM:ワカメ>魔術か、この辺りはプロが教えることは少ないから良いんじゃないかな
デュナン:もうひとつは、エメリアルフォックスの歴史的・学術的価値について(
風月@GM:エイル>私からすれば北欧神話辺りが神話の部類だったのですが(
イオン:ハイリ>ボクが人間だった時点でエイルの話は神話だよ。あと今堅苦しいジャンルに言い換えただけでペット馬鹿を堂々とひけらかす予定のヤツがいたんだけどあれは(
風月@GM:ワカメ>……エメリアルフォックスってこの辺に居たっけ(
デュナン:居るじゃないか、一匹(堂々と言い切った)
風月@GM:エイル>それは将来役に立つ知識なのかは…… 役に立たせる実例が居るから困りますね(
イリナ:竜の言葉は将来役に立つんだね…マリー(
イオン:ハイリ>あとワカメ、キミの授業にそんなに不安はないけれど。ちゃんと子どもにわかりやすく言うんだよ。
イオン:ハイリ>そうでなくても機械召喚なんて変態じみたことするんだからキミ(
風月@GM:ワカメ>必要さ。だってイリナのクラスで教えるんだろ? だったら皆もマリーと仲良くなった方が楽しいじゃないか
イリナ:でも、なんとなくわかるだけだから、どうやって教えたらいいか考えなきゃ…
デュナン:翻訳家がもう一人付いてれば捗りそうだが(
イオン:助手が必要なの。といっても特殊すぎるの。
風月@GM:ワカメ>ふっ、その点は問題ないよ。小学生に僕の理論はさすがに高度すぎるからね! 僕は皆に魔術に興味を持ってもらうことから始めるよ
イリナ:ルナさんも同じ原理で聞き取ってるから……うーん、簡単なところから…(考え中)
イオン:ハイリ>まぁ、とりあえず教える授業も決まったし。そろそろ行こうか。
風月@GM:エイル>そうですね、そろそろ夕食の時間でした(
イオン:ハイリ>そっちかい(
風月@GM:エイル>えっ
風月@GM:@