黒斗GM:@
地上数十メートルで行われる、死闘。落下しながら行われる、敵を殺すための手段の数々は幾つもの結果を生んでいく。ルナはその身体の至る所に銃創を作りな がらもノアゼットの体内へと衝撃波を叩き付け、落下後の受け身も考えないほど無謀かつ思い切ったエイルはルナが造った隙と風穴にハルバードと腕を叩き込ん だ、そこに飛来するのはハイリの雷槍。

黒斗GM:@
……通常の生き物ならここで『詰み』だ。

黒斗GM:@
この状況、結果的に跳んだのはノアゼット本人とはいえ跳ばす遠因ともなる刀の一時的奪取はイリナの功績も大きい。
普通の生き物相手なればここで雷槍が奴の脳天を打ち抜き勝って終わる。

黒斗GM:@
勝って終わって初参戦ともなるイリナの功績でも茶化しながら褒めながら帰還すればいい。
しかし、相手は、狂って尚達人技とも呼べる剣技を備える、〝不死身〟の身体を持った、掛け値なしの『化け物』だ。

黒斗GM:@
『化け物』が、不意に身体の力を抜く。力が抜ければ、腹の中に突っ込まれた腕に抵抗する力もなくなる。エイルの豪腕はそれでも易々とはいかぬまでもノア ゼットの腹部を裂き、中央から右側へと一気に引き千切れた。皮と、肉と、内臓の破片と血が雨の中に散っていく、胴体泣き別れまで、もう半分。

黒斗GM:@
胴体の何分の一かを失ってまで行われるのは、絶命必至から活路を開く、死中に活を見出す一打である。
そっと、そらす。刃を虚空へと向け、切っ先が迫り来る雷槍に触れるや否や、その軌道を誘導するために切っ先が優しく揺れるとその雷槍はそれに従って当然の ようにズレた。……そっと、優しく、傍目にはそう見える、この手の技術はよく有る、しかし見ていて信じ難い、それを本身の刀ではなく実体すら定かで無い雷 で行って見せる、常軌を逸する技巧である。

黒斗GM:@
そうして、ズラされた軌道こそが本来の軌道であったかのように奔る雷が、ノアゼットではなく、エイルに直撃した。
片や胴体泣き別れ寸前になり、片や感電しながら、キャンピングカーの向こう側へと、落ちる。

黒斗GM:@こんなところから再開です
ハイリ:げっ…エイル!?
ルナ:ちょ…エイル、生きてるっ?!(自分への治癒魔力で銃創を僅かに再生させつつ、キャンピングカーを回り込んで近付いていく)
エイル:(雷の衝撃は本来トラックをも凹ませるほどの力がある。それをもろに受けたエイルの体は直角にふっ飛び、キャンピングカーの側面に背中から大きくひしゃげさせた)
ノアゼット:(身体が無防備なぐらい、土砂に叩き付けられている。受け身を取っている余裕はなかったらしい、ただでさえ千切れかけている身体が衝撃で余計に千切れそうになりながら何度か地面を弾み、体中を泥塗れにしながら、倒れ伏す)
エイル:ワカメ>んぎゃぁぁぁ!?(だがエイルよりむしろコイツの悲鳴が聞こえる)
ノアゼット:クロエ>き、今日はキャンピングカーの厄日ですね……
ルナ:修理代が出ることを祈るよ。今は正直それどころじゃないしっ
エイル:ワカメ>僕の車になんか恨みでもあるのかお前ーーっ!?(涙声)
ハイリ:車とエイルー!(言い直した)
ノアゼット:………………ッ!!(どす黒い血が迸る、腹からは勿論内部に叩き付けられた衝撃の影響か、耳からも目からも血が零れ落ちていく。それでも、隻腕が力強く、地面を叩き)
ハイリ:っていうかなにあれ、まだ動く気満々じゃないか勘弁して送れよもうっ!
ノアゼット:(その力で上半身が持ち上がる。ダメージの蓄積により震える膝が、地面を叩き、そこからややゆっくりとした動きとは言え、足裏が地面に落ち着き。のそりと、身を起こした)
エイル:げほっ、げほっ! ……いや、さすがにハイリの雷。金属を纏って食らうと、効きます(感電が抜けないのか、両手が痙攣し、動けない様子。衝突自体は車の方が凹んだせいでまだましなようだが、それでも咳き込むと赤いものが混じっている)
ルナ:さすがに深手…だとは思いたいんだけど。あれで動けるのは流石にシャレにならないね…っとエイルっ(エイルのところまで駆け寄り、治癒魔力を送ろうと)
ノアゼット:(治療を阻止するつもりも余力もないようだ、身は起こしたものの、そこから動かない。動いたかと思えば、やはり緩慢な動きで曇天に顔を向ける動作のみだ)
ハイリ:褒められて嬉しいやら複雑やら。これでピンピンしてますはさすがにないと思うけどね…。
エイル:ありがとうルナ、助かります。(両手を握ったり開いたりしながら何とか感覚を取り戻そうとしつつ。視線はノアゼットに向ける)
ルナ:どういたしまして。応急処置くらいだけどね(片手でエイルに触れて治癒を行いつつ、もう一方の手では剣を握ったまま、ノアゼットの動きを警戒し)
エイル:不死身、とは良く言ったものですね。あれだけの傷でまだ動くとは
ノアゼット:……ハァ~…ッ!(顔を雨に打たれながら、呼吸を一つ。その際にまたごぼりと血塊が口から溢れ出た)
エイル:ワカメ>全くだね。あの肉の一片でも持って帰ったら研究者とかに売れないかな? ……何としても修理費むしり取ってやる
ハイリ:まぁ少なくとも、まだやれますって気配がするね。面倒な。(刀の柄を握ったまま、いつでも飛び出せるように身構えて)
ルナ:後のことを考えるのはまだ早いと思うよ…っと。
ノアゼット:(深呼吸らしいものを、一つ。同時に、また血塊が吐出される。深呼吸らしいものを、もう一つ。口から吐き出る血の勢いが、緩まる)
ルナ:……この間に、あっちにも再生とかなければいいんだけどね。エイル、もう動けそう?
ノアゼット:(さらに、もう一つ。口に溜まった痰を吐き出すような仕草で、顔を横に向けて血を吐き出すと、口からの流血が止まった)
ハイリ:不死身の名に恥じない再生力というか。そもそもあれ、痛覚ちゃんと働いてるのかどうかも怪しいよね。
エイル:ええ、本調子とは行かないですが。動くだけならばなんとか……(ハルバードを杖代わりにして何とか立ち上がる)
ノアゼット:(じわりと、この灰色と土気色の風景の中、色が灯る。ノアゼットの身体から染み出される魔力、魔力色は——フォーゲットミーノット)
ルナ:ならよかった。あっちも同じ様子だからね(二つの剣を構えなおし)……って、あの魔力色、私と同じ…?
エイル:……おかしいですね。私の経験だと、胴体泣き別れはこんな速度で流血が止まるような怪我じゃなかった気がするんですが(痙攣とは別に戦慄の震えを感じ、それを苦笑に代える)
ハイリ:あれ、本当だ…ルナと同じ色の魔力が出てるけど、あれは…?
ルナ:すごくイヤな予感がする。魔力色が一緒だからって治癒魔力まで使えたりは…しないといいなぁって期待したい。
ノアゼット:……。(一度、大きく広げられた口が、それなりに離れた皆にも聞こえる程大きな 音を立てて噛み締められる。それを引き金に、さらにルナと同じ、本来ならば存在しないはずの同色が吹き上がる。……いや、似ているのは色だけではない。ど うにも、肌触りのような感触や、魔力圧など、そういったものまで、同じだ。まるで。ルナ自身が注ぎ込んだかのような違和感)
ハイリ:…ルナさん? あれどう思う
エイル:ワカメ>だったらいいんだけどねぇ。でもそれだったらわざわざ同色には見えないと思うんだよね
ルナ:……想定できるのは、さっき私が爆砕の衝撃波として叩き込んだ術の魔力を吸収したか……前世の私がなんかやらかしてたか。
ハイリ:前世のルナはそういえば前科があったね(
ハイリ:あー、どんどん斬りかかりたくなくなってくる…。
ノアゼット:@(——そして、ノアゼット本人が意図してそうしている訳では無い、ように見え る。元は剣技に生きた異貌だ、狂って尚剣技は残りはすれど、魔術の操作までは残っていまい。だというのに、術式が組み上がっていく。ルナ本人がよく使う、 狂月、いや本来使用している治癒魔術、いいやそれよりも随分古く感じる、この時代にはお目にかかれない魔術式)
ノアゼット:@(かつて、紫水晶の塔で見た、古代の魔術式に様式が似ていた)
ルナ:……うん、後者で確定みたい。ちょっと当時の身内贔屓しすぎじゃないかな私っ
ハイリ:……ルナ=サン。
エイル:……アトデ=オハナシガ
ルナ:今回ばっかりはごめん。ほんとごめん。アレが私の狂月プロトタイプ的なものだとしたら、再生力と身体能力向上はあると思うからみんな注意して。(思いっきり目をそらしつつ)
ノアゼット:——————!!(咆哮一閃。音圧だけで雨粒と周りの土砂を弾きながら、術式が その身体に纏わり付く。はじめに、削ぎ落ちた骨。次に、千切れ飛んだ血管、内蔵、筋肉、皮、みるみるうちに、幾分魔力任せな一面はあるものの、以前見たラ ンオットの自己治癒よりも早く、それこそルナの狂月並の速度で、再生していく。……ルナの言通り、狂月のプロトタイプ的なものだ)
ハイリ:………。
ルナ:たぶん前世の私がノアゼットが死なないよう、危機に陥ったら自動発動するように魔術を仕込んでたりしたんだろうね。いやもう、まったく。(遠い目だ)
ハイリ:ル゛ナ゛=ザン゛(血涙流しながらルナを凝視している)
ルナ:ごめんよう。これが終わったらハラキリでも何でもするよう(
ハイリ:クロエー。撮影の準備しておいてー(
ノアゼット:クロエin車内>はい。あ、ハラキリなんかしたら生まれてきたこと後悔させてやりますのでご安心を(
ハイリ:あぁもう仕方ないな! 行くしか無いじゃないかこんなのっ!(雨で濡れてる顔を手で拭いながらノアゼットに向けて走りだした)
エイル:特性青汁の用意をよろしくお願いします(
ルナ:仲間が怖いっ?!えぇい、過去の自分の始末は自分でつけるっ!(同じく、剣を構えて走り出し。同時に自らも狂月を発動させて)
エイル:仕方ないですね。ある程度回復の時間は取れましたし、第二ラウンド。行きますか!(感触を確かめるように頭上でハルバードを回し、正眼に構えると勢いよくノアゼット目がけて飛びだす)
ノアゼット:……ッハッハ。(ハイリが駆け出す頃には既に再生は完了、血痕は残るものの、既に対峙した頃の状況に戻っている。……急に、食い縛られていた口の口角が持ち上がり、笑った。今の皆の遣り取りを見て、何か懐かしいものでも思い出したか、笑った)
ノアゼット:クロエ>異貌だった頃のルナさんもこんな感じで皆に叱られてたんですか!?(
ルナ:知らないよっ!覚えてないよっ!でも否定もできそうにないよっ!!(
ハイリ:すっごい快活に笑われたね!(身を低く保ちながら正面に迫る。足を開き腰を落とした体勢で、先ほど泣き別れかけた胴体に再び離別を告げさせようとばかりに右側から切りつけようと)あとフォロー宜しく!
ノアゼット:(直ぐに口元が引き締まる。ゆらりと、切っ先が揺れ……右側から斬りつけてくるハイリの、刃に合わせた、途端。爆発でも起きたかのような衝撃が走り、優しげに揺れた腕から突如豪腕へと変化して、ハイリの身体ごと後ろへと吹き飛ばすような膂力で剣を振り抜く)
ハイリ:ぐっ、が…! こ、の(数秒、持ちこたえ)馬鹿力がぁーーーーっ!!(ドップラー効果付きで軽く後ろに吹っ飛んだ)
ルナ:フォロー、りょう、かいっ!(ハイリが吹き飛ばされるなら、それと入れ違うように距離を詰め。詠唱を紡ぎ、光を纏った剣を胴体の傷口に捻じ込もうと突きを放つ)
ノアゼット:(ハイリを吹き飛ばした剣が空に高々と持ち上がり、それを戻す間もなく入り込ん でくるルナの一撃に対し、下がる。地面に摺足が故の軌跡を残しながら、一歩、二歩、二歩半分。大股で、二歩半分、ルナが限界まで腕を伸ばし切って、ルナの 切っ先が腹に届くか届かないかの位置に、見切って、下がる)
エイル:三段構え、次はどうですか!(地面に吸い付くような低い姿勢でルナ追い越すように突っ込み、脇を狙った突きを地面から突き上げるように放つ)
ノアゼット:(下がってから、持ち上げられていた剣の柄を手の指と手首の回転でくるりと回して、ルナの剣を自分の剣の峰で持ち上げ。自分の剣では足らない広さを、ルナの処刑剣で補う、処刑剣の広い腹にてエイルの突きを受け止めて、それを自分の剣で支え……)
ノアゼット:(衝撃によって、足場の悪さも手伝って、大きく一メートルは真横へとこれまた軌 跡を残しながら、引き摺られる。引き摺られただけで吹き飛ばないの以前通り、だが、問題は、その衝撃。ノアゼットは平然と受け止めて見せるが、それほどの 膂力がないルナの腕に、エイルの一撃が響き渡る事になる)
ハイリ:(地面を軽く転がってから泥まみれで起き上がり)器用だなぁ、本当に(泥を跳ね上げながら再び駆ける。正面でルナとエイルを相手している間に背後へと回り込み、直線を描くように突っ込むと抜いたままの刀で首を貫くような突きを放ち)
ノアゼット:クロエ>腕がないなら人のを使えばいいじゃない、戦法ですか。ハイリさんもさっきやられてましたね
ハイリ:そんな立ってるものは親でも使え戦法毎度やられても困るんだよね!
ルナ:くぅ……ほんと、器用だねっ(衝撃に片腕全体が痺れ、一時的に麻痺したようになる。エイルの突きに対する盾にされた自分の剣を手放し、しかし同時に一歩、二歩、踏み込んで、空いているもう一方の剣で、横薙ぎの斬撃をもう一度胴の傷目掛け放つ)
エイル:大丈夫ですかルナ! ふむ、もう少しタイミングを考える必要がありそうですね
エイル:(同時攻撃で利用されないように構えを直しながら一歩下がり)
ノアゼット:(足の甲が跳ね上がり、手放されたルナの処刑剣を小さく蹴り上げ、地面に落ちる それを自分の顔元まで持ってくると、引き締められた口が大きく開けられ、歯で柄を噛む。首の力のみで旋回する処刑剣がルナの横薙ぎを、再びくるりと順手に 戻した自身本来の刀を首の後に配置し、後ろを見もせずにハイリの一撃を受け止めて見せる)
エイル:攻撃範囲がピンポイントだから防がれる、ならば……!(槍の中腹辺りを持ち、顔の真横に穂先が来るように構えると)
エイル:うおおおお!!!(そのまま闘牛のごとく全速力でノアゼットの胴体にショルダータックルをかましに行く)
ノアゼット:(そこから、全身を弛めるように腰を落とせば、再び衝撃が奔る。ルナとハイリの身体を弾き飛ばせるほどの膂力で、処刑剣と刀を振り抜き)
ルナ:ほんっとに、器用…っと!(剣から手を離し、相手の膂力に逆らわず自分から吹き飛ぶ。同時にエイルのタックルに巻き込まれないように距離を取り)
ハイリ:くっそ…っ!(体ごと弾き飛ばされて後ろに飛び退り)だからってこのまま引き下がれないんだよ!(泥の地面に片膝をついて両手をつける。地面に這うような雷撃がノアゼットの足場を爆ぜて崩そうと走り)
ノアゼット:(一度、ぐるりと身体が回転。360度余さず回転して停止、即座に次の動作に移 る……前に、雷が足元に飛来した。回避動作が間に合わない、ぐらりと小さく身体が傾ぐ……足を焼かれ、足場が陥没し、それでも小さくしか揺れない身体のバ ランスには目を見張るがその小さくをエイルが捉えた、それでも尚、刀を握る手を一瞬とは言え離し、刀ごと、その身体を貫かれぬようにハルバードの穂先を 握ったが、ショルダータックルに巻き込まれる)……ッ!
エイル:(持ち上げられないように、そして突進の勢いをさらに高めるべく身を屈め、下から押し上げるように全身のバネを地面に食い込ませてグイグイと体を押し込んでいこうとする)
ハイリ:さすがうちの馬力担当…! とはいえ下手に斬りかかるとまたそらされてエイルの邪魔しちゃうから難しいな…
ルナ:こういう力押しはエイルに限るね…!(一度手放した剣を、騒霊で回収しながら)
ノアゼット:(身体が大きく軋む。肉が、骨が、悲鳴を上げながら、地面に大きな轍を残しながら、エイルの突進の勢いを止められずにどんどん森へ目掛けて一直線)
ハイリ:あ、ちょっ、何かずいずいいってる!(二人の後を追いかけて)
ノアゼット:(いよいよ森へと突入せんといったところで反撃体勢が整う。一度、両足を地面か ら離してしまい、エイルのこの勢いだからこそ下手に体勢を崩すこともなく身を屈め。震脚、様式は違うがまさに地面を大きく揺らし、離れたところにいるルナ 達の足場さえも揺らす一打にして楔を地面へと叩き込む。急ブレーキ、今度はエイルの体勢を崩すつもりだ)
ルナ:予想以上に押し込んでいった…っと!(足場の揺れにふらつきながらも後を追い、エイルの背を鎧越しの騒霊で後押しして支えようと)
ハイリ:っ…! あぶ、なっ…(たたらを踏みつつも持ちこたえ。再び地面に手を当てると足場を崩した雷撃をしつこく、ノアゼットの足元にうち放ち)泥のお陰で少し爆ぜるだけでも効果が望めるのは嬉しいんだけどね。今度は効くかどうか…。
エイル:くっ!(急制動をかけられ、なまじ前進の勢いが強すぎて体がどうしても浮いてしまう。しかしこのままふっ飛べば後がないとばかりにやけくそ気味にハルバードから手を離し、騒霊の力も借りてノアゼットの腰に抱き着こうとする)
ノアゼット:(目論見は、成功。エイルの体勢が崩れた分だけ自身の体勢は整え易い、ハルバー トを手放すその一瞬で既に腰が下がり体幹が安定、自身の腰へとエイルの両腕が触れるか触れないかのうちに、その首目掛けて口に咥えたままの処刑剣を叩き付 け……ようとして、ハイリの雷撃が足元を直撃。かなり深くまで足が埋まっていたため周りの泥を弾き飛ばし、足を焼かれずに済んだものの、急に足場が安定し なくなり、滑る)!?
ハイリ:よしっ! さすがにどんなに踏ん張っても、泥じゃあ地面ほどの安定は得られないようだね。
ノアゼット:(滑って、体勢を大きく崩して、後ろに倒れこんでいき。……ほぼ、偶然の産物だが。後ろに倒れこんでいく際に、エイルの顔付近にまで自身の体勢が崩れ、エイルの額と自身の額が、激突!)ッ!
ルナ:雨とハイリの雷は何かと相性いいねっ(相手が倒れこんでいく隙に距離を近付けようと)
エイル:へっ?(マジデッ? っという顔をしたのも一瞬のこと。そのまま火花が飛び散るように額がゴッチコン☆ と、大衝突)
ノアゼット:(@ゴッチコーンっ☆)
ルナ:うわ、痛そう……(
ノアゼット:@(挙句に、ノアゼットは衝撃でエイルの首元に腕を回し。エイルはエイルで勢い が止まらずにノアゼットに抱き着く羽目になり、急制動をかけられたとはいえども大型キャンピングカーに匹敵する突撃は止めるものもいないし止まらない。二 人仲良く抱き合うという形になって、地面へとこれまた盛大に叩き付けられ、叩き付けられたあとは浮き上がり、森へと突入。二人仲良く、森の入口の木々を何 本もへし折り、何本も何本も圧し折り、最後は、どっかぁん!!! っと、ものすごい音を立てて巨木にぶつかり、停止した)
ハイリ:あれ、これボク成功? それともしでかした?(
ルナ:両方…かな(
ノアゼット:クロエ>……ハイリさん、あとできっとエイルさんにシバかれますよ。きっと(
ハイリ:……。
ハイリ:(*ノω・*)テヘ
エイル:はぁうはひぁ……(格ゲーだったら頭上にヒヨコがグルグル回ってそうな表情で、目までグルグルさせながが巨木の元に倒れてる)
ノアゼット:……ッ!!?(あまりの事態に戦術的な理解が追い付かないのか、あまりの衝撃でそういった思考が頭が働かないのか、あるいは両方。目を白黒させながら、巨木の下に倒れてる)
ルナ:まぁ、反省は後にして、追おうか。エイル、無事ー?(森へと駆けていき)
ハイリ:そ、そうだね。一応チャンスはチャンス、エイルー! 早急に正気に戻ってー!(ダッシュで森のなかに駆け込んでいき)
エイル:えい、る……? ……。ここは、何処でしょう? そして私はいったい? (特大のたんこぶを摩りながらまだフラフラしている、ダメージが抜けきらないらしい、色々と)
ノアゼット:……ッ! ……。……? ……ハッ!!?(されどさすがは不死身の名を冠す身体。直ぐに意識を取り戻し……本来ならば、先制攻撃のチャンス、なのであろうが。エイルの首に回していた腕を解き、エイルの肩を軽く押して、そっと離れようとしている)
ハイリ:(紳士…?)
ノアゼット:クロエ>……戦人としてはチャンスですけども。ご婦人と抱き合いながら戦うとか武人としてねぇわってことじゃないですかね(
エイル:……ッハ! すみません私としたことが殿方にはしたないところを!(ババッと跳び上がって距離を取り頭を下げてから) ……あれ?
ルナ:記憶飛んでる?!っと、よかった戻った。……なんか根っこは似てるのかなこの二人(駆け続けながら)
ノアゼット:(エイルが離れた途端、飛び起きて。エイルとほぼ同じタイミングで正座しながら頭下げてる武人)
ハイリ:エイルしっかり! 今戦闘中だから、そこの不死身の紳士ノアゼットと対戦中だから!(
エイル:(同じく頭下げつつ、これはとりあえずお互い不問にしようと目配せ)
ルナ:剣技だけでなく、紳士の作法もしっかり身に染み付いてるんだねこのひと…(
ノアゼット:……(目配せを受けて、頷きながら、立ち上がっている)
ノアゼット:クロエ>これで正気なくしてるってんだから気合入ってますよね(
ハイリ:武人二人がこの件を水に流しているね(
ハイリ:(このついでに大元の原因がボクであることも忘れてくれないかな二人とも)
エイル:失礼しました、その、色々と。(皆の方に駆け寄りながら槍を拾いに行き)
ルナ:筋金入りの武人だね。じゃあまた仕切りなおしといこうか。
ノアゼット:クロエ>思えば、ルナさんと一緒に飛んでる時も、ルナさんのこと盾にしたいなら抱き着きでもすりゃ成功してたのにしてませんしね。筋金入りって怖いですね(
ハイリ:イオン>女主人に仕えていたからそのへんは確りしてるんじゃないかなー(
ルナ:紳士で助かったよ。カンペキな蜂の巣になるところだった(
ノアゼット:……。(森に突入する際に手放したものの、一緒に吹っ飛んできていたらしく木に突き刺さっていた愛刀を引き抜き)
ノアゼット:(仕切り直し。その言葉に応じるように剣を虚空で一振り、腰を大きく落とし、片手ながらも正眼に構えた)
ノアゼット:@