黒斗GM:@
幽霊の正体見たり枯れ尾花。とはいかず幽霊騒ぎの現場に赴き出会ったのは本物の幽霊!
それも半端ないどころか世界有数といっても過言ではないレベルの威圧感を纏った、何か。

黒斗GM:@
百戦錬磨というほど修羅場を潜りに潜り抜け、肝の太さだけなら十分に世界最高峰に値するなんて言われてしまうようなメンバーご一行をして、尚。
対峙しているだけで心臓が潰れてしまうかと錯覚させられるほどの威圧感だった。長い旅路の中でも、あのクラスの存在に出会ったのは僅か数人——

黒斗GM:@
おそらくは(本人もそのような趣旨の発言をしていたが)現世の生物ではないそれが語ったのは、現世の者ではあっても死という概念をどこかに置き忘れてきたらしい化け物がデジマに向かっているという知らせだった。

あの不死身の異貌剣士が今、デジマで狼藉を働くのは何故かあの幽霊にとって都合が悪いらしい。
思惑はともあれ皆にとってもデジマが血の海に沈むのは大変都合が悪すぎる。

黒斗GM:@
念の為にベル支部長にも事情を説明し、リフェールと二人で地下室に通じる扉を張って貰ってから
キャンピングカーに乗り込み発進、走り出して間もなく

別の問題が浮上した。

黒斗GM:@
かの遥か北における雪で覆われた大地、から、デジマまで真っ直ぐ向かってくるとは言う。
順当にいけば微妙にクカイの監視網から外れ、デジマのやや南西から向かってくる筈だが。

もう千年以上も昔の話にはなるもののあの辺りを旅したことがあるというハイリに話を聞いてみた所、とてもじゃないがあそこからデジマへの直進は無理、とのこと。

黒斗GM:@
何が住んでいるか検討もつかないような、天をも突かんばかりの巨大な山塊だとか。小宇宙でも広がっていそうなほどに深く、そしてとんでもない面積のある湖だとか。
あのあたりの土地は神代回帰の影響が特に酷く、地形がとんでもないことになっていることが多々あるらしい。

黒斗GM:@
そうなると、ノアゼットはもしかしたら迂回してくるかも知れない。
そうすると、幾つかの進行ルートが出来てしまうのだ。

黒斗GM:クロエ>情報源が千年以上前の、しかもハイリさんの記憶からでしかないので非常に出来が不安ですし不満ですが……何とか仮想地図を書き出して、そこからこちらまでのルートを幾つか割り出しました。
黒斗GM:クロエ>一つは、ほら、よくゾンビの娘さん達に酷い目にあってる街ありますよね、あそこを通ってくる道。
黒斗GM:クロエ>一つは、今リロルのせいで大規模復旧&改修が行われているグレイブロを通ってくる道。
黒斗GM:クロエ>一つは、それでもやっぱり馬鹿正直に直進してきてクカイの側を通ってくる道。
黒斗GM:クロエ>以上三つとなります。
黒斗GM:@
ハイリ、クロエ、エル、ワカメが三時間以上かけて(僅か三時間ともいう)割り出したルートは三つ。
それらが提示され、さてどのルートをあたるかといった話し合いがはじまった。ここから開始となります。

イオン:ハイリ>(ボクの記憶だから不安ってどういうことだろうという目)
イリナ:……(なにがなんだかわからないって顔)
エイル:どれもあり得る話みたいですね
エイル:ワカメ>(できる限り噛み砕いてイリナに説明中)
黒斗GM:クロエ>他意はありませんて。今は悪魔といったって、元は人間じゃないですか、ハイリさん。完全記憶なんて特技がない限り、人の記憶だけが情報源じゃ不安にもなりますよ。
イオン:ハイリ>まぁ、それもそっか。うーん…あの幽霊…の話じゃ、とにかく先代制空の元にいち早く辿り着こうっていう意志だけで動いているんだから、この中で彼の螺子が全部吹っ飛んだ頭でも考えつく「最短」を選ぶはずなんだよね。
エイル:身体能力が計り知れないですから、最短で普通に来そうというのは同感です
イリナ:つまり、この道はおっきな山と湖があるから通ってきづらいよってこと…?(じーっと地図とにらめっこ)
イオン:ハイリ>何が面倒ってクカイの監視網から微妙に外れてるって所だね、カガリビレーダーに補足されてたら今ごろ消し炭だろうに。
黒斗GM:クロエ>問題はその身体能力なんですよねぇ。頭は完全に吹っ飛んでるクセに、身体は結構合理的な動きをしてきますからね、アレ。
イオン:つまり思考云々より前に、いかに力を温存して目的地に辿り着くかもなんとなくわかってるってことー?
黒斗GM:クロエ>そうかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。
イオン:ハイリ>まぁ、さすがに目的地に辿り着く前にボロボロになりました、なんて事は避けたいだろうしねあれも。
黒斗GM:クロエ>身体の合理的判断が力を温存しながらのルートを決めてるか、頭の吹っ飛びっぷりに任せてガチで全力疾走で一直線で突っ走ってくるか……
イリナ:…イオンちゃん、わかる?(やっぱりわからない子)
エイル:戦術として考えるなら、足を3つ用意して月光の若手の人とかに走ってもらい、対象を発見したらこちらに電報を入れ、我々は最速でそこに向かうのが妥当なところでしょう
イオン:んーとー、クロエの言うガチで全力疾走なら直線。合理的に温存するなら他二つのどっちかって感じなのー。
イオン:ハイリ>グレイブロならあの髭の人に連絡入れてもいいしね。ただ懸念なのは、現在のノアゼットのスピードがわからないってことかな、
イオン:ハイリ>連絡が来てから最速でも追いつけない速度の可能性も否定出来ないし、なによりほら…必ず一定の速度で走ってるとも限らないじゃないか。
エイル:速度が分からない以上、地上を走った場合で考えうる最速として見積もるのが妥当でしょうね。
我々を基準とするなら時速300Km程度でしょうか

イリナ:…そもそも、そのノアゼットって人、どれくらい強いの?
イオン:倒したと思っても起き上がってくるくらいには強いの。
黒斗GM:クロエ>ふむ。たしかに、継続的に走ってるところは見たことがありませんが、一回の踏み込みはイオンちゃんと同じぐらい速かったですね。
黒斗GM:クロエ>あれも参考にすると時速300kmというのをとりあえずの基準にしても良い気もしますが……
イオン:ハイリ>300kmか…。判断材料が少ないなぁ。あとはもし頭で考えて無難をノアゼットが選ぶとして、彼の記憶の中の地形情報がどんなものか。中央突破はまぁ今も昔も最難関だろうけれど。他二つの街の存在を知ってるかどうか、っていうのもね。
黒斗GM:クロエ>……ああ、凄く強いですよ。一歩でも対応間違えると誰か死んじゃうかもしれないってぐらいですから。おまけに不死身ですしね。
イオン:継続的が難しくても、その速度を断続的に繰り返していれば相当なの。
エイル:どう倒したものか今から悩ましい限りです
イオン:ハイリ>見つけるまでも一苦労なのに、その先がもっと苦労だよ。
エイル:ワカメ>とはいえ、ノアゼットの情報を集めようにも時間もコネも圧倒的に無さ過ぎる。誰か少しでも情報を持っている当てがあれば良いのだけどね
イリナ:…私、そんな強い人相手に役に立てるのかな。
イオン:ハイリ>ノアゼットの情報なんて、それこそ異貌の、しかも極々一部しか現状もっていないだろうね。
エイル:前衛特化ばかりのパーティですから、後ろにイリナが居てくれるのはとても心強いですよ
黒斗GM:クロエ>役立てますよ。聞きましたよ、本気ではないにしても、あの〝処刑剣〟相手にも結構頑張ったそうじゃないですか。自信持っていきましょう。
イオン:そうそう、大丈夫なの。なんとかなると思えばなんとかなるの。
イリナ:そうなのかな。…みんなに恩返しするためにも頑張ってみるよ。
黒斗GM:クロエ>アテ、ですか。う~ん……異貌の知り合い……スバル先生ぐらいでしょうかね。まさかクカイに行ってリロルに聞くわけにもいきません。
イオン:ハイリ>んー…徐々に力を取り戻しながら此方に向かっているなら思考力も、と考えていいのかな。
イリナ:移動手段…マリーなら、何人か乗せて飛べるかもしれないけど、やっぱり車のほうがいいのかな。
イオン:ハイリ>スピードが半端じゃないだろうしね。…とりあえず、ノアゼットが全盛だった 頃のこのルートの地図、もしくは当時の様子が知りたいかな。街があったかも怪しいし、ノアゼットの記憶が更新されてない可能性もあるからね。アーガードに でも連絡すればデータもらえるかな?
エイル:ノアゼット探すなら空からの方が圧倒的に有利だと思います、ただ全員乗ると重いですしマリーの体力を戦闘前に削るのも良くないでしょう。
索敵をするときだけ空に出て見回ってもらう感じが良いかと思います

黒斗GM:クロエ>イオンちゃんは兎も角、エイルさんと、あと遺憾ながら私、凄く重たいですからね。載せて飛ぶのはいいにしても、長時間飛行はやめた方が良いかと。
黒斗GM:クロエ>それじゃ、まずはアーガードさんに連絡を取りましょうか?
イリナ:じゃあ、偵察は私が行って、3つのルートを探してみる、でいいかな。
イオン:重量オーバーで戦闘前にへばるとそれはそれで不味いの。
イオン:ハイリ>できればもう少しルートを絞りたいんで少し待っておくれ。というわけでクロエ、アーガードに連絡よろしく。寝てても起こす勢いで(
黒斗GM:クロエ>イリナちゃんにはノアゼットの面相も教えませんとね。ワカメさん、よろしく。(電話かけて。……待機中。……待機中。……待機中)
イリナ:う、うん。(初めてのお仕事で張り切ってる)
イオン:めっちゃトゥルルルルって鳴ってるの。
黒斗GM:クロエ>(トゥルルルルルルル。トゥルルルルル)寝てますね(
イオン:ハイリ>あのやろう( 
黒斗GM:アーガード>(トゥルルルルル。トゥルルルル。トゥルルルルル。トゥルガチャ)五月蝿ェェェぇエェェェェッ!!?(
イオン:ハイリ>アーガード、仕事だよ。報酬は火月庵(デジマの老舗和菓子屋)の豆大福のレシピで。
エイル:ワカメ>ふっ、しょうがないなぁ。僕には魔法陣以外の芸術の才もあることを披露してあげよう(と言って、ド下手だが辛うじて人相は分かる程度の似顔絵を描き始める。イメージはワンピー○の劣化版人相画)
イオン:ワカメの画力がチキンレースなの(
黒斗GM:アーガード>今日、久々の、久ッッッ々のオフなんだけど!? 昼過ぎまで寝てたいんだけど!? なんだってお前……等……。
黒斗GM:アーガード>承ろう(キリッ)
イリナ:…ねえマリー…なんでこの絵、所々カールしてるの…?
イオン:ハイリ>話が早くて助かるよ( カクカクシカシカで、その当時の地形情報がほしいんだ。できれは早く、ノータイムで。
イリナ:マリー>『ダメです…イリナ、許してあげましょう…』(哀れみの視線)
黒斗GM:アーガード>あってたまるか、んなもん。ああいや、ちょっと待てよ、確かこの前先代制空絡みで古い地図取り寄せて……家に持ち帰ってきたはずだ……(ごそごそ)
エイル:ワカメ>ふっ、お子様にはこの芸術的感性の迸りは難しかったかな(本人は得意気である)
イオン:ハイリ>無いならないでスフェラに資料室を漁らせるまでだったけどね。5分以内くらいで( と、ナイスだよアーガード。さすが雑務ナンバーワン(
イリナ:う…うん…なんだかとっても、『ぜんえいてき』…だね…(哀れみの目)
イオン:まぁ、この似顔絵でもある程度は分かる感じなの。
黒斗GM:アーガード>その通りだが人に言われるのは癪に障るな、帰ってきたらそのでけぇケツ蹴飛ばしてやっから覚悟しろ(
イリナ:…出来れば大きさとかも教えてほしいな。空からだと顔よりもそういう方が目立つから。
エイル:ワカメ>ふはははそうだろうそうだろう! イリナは話が分かるねっ(そして上機嫌である)
イオン:ハイリ>悪魔虐待だ!( 
黒斗GM:アーガード>でだ。流石に異貌領方面はわからねぇが、千年前にもグレイブロはある。あと、今じゃ暗黒街になっちまってるが、あそこもある。
イオン:私からすれば普通に大きいの、多分空から見たらものすごい速度で黒いのが走ってるからわかると思うの。
イオン:ハイリ>マジでか。あの二つ、随分歴史あるんだね。グレイブロはなんとなくわかるけれど。
黒斗GM:アーガード>どっちも建設途中だがどっちもノアゼットは目撃してる筈だ。当時のクカイ支部長とデジマ支部長にちょくちょく喧嘩ふっ掛けてたからな。
エイル:ワカメ>おーけーおーけー、特別にそれも書き足してあげよう。大きさはヒト型だけどイオンの言う通りかなり大きいね。
数値にするとこんな感じで……(似顔絵に緻密に数字を書き入れ始める)

イオン:ハイリ>なるほど。うーん…他にその辺で、今より地形に変化があるような部分っていうのは無さそうかい?
黒斗GM:アーガード>何でも、え~っと。どっちの支部長も大層な女好きでな、ちょいちょい先代制空にセクハラ働いてたとかで。
黒斗GM:アーガード>ノアゼットは常に堪忍袋の緒がブチ切れ状態だったそうだ(
イオン:ハイリ>なんでそんな身内の恥みたいな情報残しておくかなキミ達も(
イリナ:ん、わかった。大きくて速くて黒いのを見つければいいんだね。…その数字、何?
エイル:よっぽどだったんですね、女好き(
黒斗GM:アーガード>俺に言うな。残ってるもんは仕方ねぇだろが( 地形は、あー。細かいところは特にねぇな。
エイル:ワカメ>∑(ガビンッ) ……とても大きいと言うことさ、うん
イオン:ハイリ>そっか…。けど、喧嘩をちょくちょくふっかけてたって、その支部長達強かったんだね。
黒斗GM:アーガード>カガリビさんとオヤジほどじゃねぇけどな。
イリナ:ふーん…(学がない子)
イオン:ハイリ>この二人がまだいると思っているなら、むしろ街二つのルートは避ける…? いや、でもなぁ。