怜一:@
煙のように吹き上がる小麦色の、おそらくは何らかの力。あきらかに、ロード・オブ・アビスの中において百戦錬磨と言って過言でないカラーシリーズ達でさえ知らぬ力。
其れを見るや否や迷いもなく飛び込み怜一の胸元へ飛び蹴りを放つアビスもさすがのものだが、
怜一も真っ先に飛び込んでくるのはアビスであろうと予測をつけ反応するのもさすがのもの。

怜一:@
まともに受ければ胸骨の一本二本と言わず全て砕きかねない蹴りを妙技『弾滑り』にて受け流し、
その際にぐるりと回転した半身を以て加速させた右腕に一気に小麦色の力を集めてからの掌底。

怜一:@
顎を打ち脳震盪狙い、いいや、顎そのものを引き千切らんと予想されうる怖気走るそれを器用にも、両足を地面に付けぬ不自由なままにブリッジのように身体を 海老反りにしてそれを避けるアビス、おまけとばかりに頭とは反比例して跳ね上がるもう一方の爪先が意趣返しに怜一の顎を狙い。やり過ごされた右腕が逆再生 のように軌道を戻し肘撃で爪先蹴りを受け止め……

怜一:@
跳ね上がる膝、打ち下ろされる足刀、打ち上がる膝、それを囮にした肘、そこから繋がる拳——
打ち下ろす拳槌打ち、足を持ち上げスカす、打ち下ろす掌底、打ち上がる弧拳、平手受け——

怜一:@
平拳、弧拳、正拳、足薙ぎ、下段蹴り、膝、肘、肘、拳、蹴、拳、蹴、拳、拳、拳、拳——

怜一:@
身を翻し、着地し、不安定な体勢のままに。壁を背に、大きな動きを制限したままに。
アビスと怜一の連撃に次ぐ連撃、一秒の間に何十発と放たれ続け、その一発たりとも互いの身体に届かぬ殴打の交わし合いは最後に手刀で終わる。互いの腕を交差させる一撃は、互いの腕が邪魔となってあと数センチ互いの首に届かないところで、一旦、停止した。

怜一:@こんなところから再開です。
怜一:ふぅぅぅぅ……なんつーおっさんだ。銃なきゃ戦えませんみたいな面して、銃使わなくてもここまでやるかよ。ちょっと、気落ちしちゃうわー……
パープル:いい勝負してるの。このまま見ていたくなるの(
グリーン:というか割り込める気が一切しません(マリンを揺さぶってる)
パープル:同じくなの。
アキラ:全て捌いておいて良く言う(その姿勢のまま肩を竦め)
怜一:グレイ>ううん、レッドが勝てない訳だ。親父殿が一発も当たらないなら兎も角として、親父殿が一発も当てられんとは……
パープル:端的に、バケモノなの。
マリン:『う゛お゛お゛お゛あ゛ぁ゛……はっ、…………あっ、幻覚か!』(やっと正気付いて)
アキラ:やっと起きたか
グリーン:おはようございます、まぁ起きても地獄なんですが(
怜一:一発ぐらい当てられると思ってたんだけどなぁ……ッチ、厄介なのも起きるし(あーぁ、っといった感じで肩竦め)
パープル:遅いの、マリンのねぼすけ。さあ地獄に特攻なの(
アキラ:マリン、こいつは共闘して当たらねば攻撃が通らなそうだ
マリン:『くそぅ、流石に二発同時はキツかった……!』(手甲で何度かフェイスガードごしごしやって、パワードスーツ装着中なのを思い出して汗拭き機能を作動させてる)
マリン:『オーケイ、任せてくれ親父殿。……ごめんイエロー姉、ちょっと無茶やるから、あとでメンテお願い』(起き上がり、音高くバトルアックスの柄を握って))
怜一:やれやれ、ま、いっか。(交差させていた腕をはじき、両肘を後ろの壁に叩き込んでくぼませるほど溜めを作ってから、両手でアビスの胸に手を当て、突き飛ばす)
アキラ:イエロー>あいよー、死なない程度にがんばりや。頑張ったら次は好きなオプションつけたるわ
グリーン:ロケットパンチとかですかね。<好きなオプション
怜一:(ダメージ狙いではなくただ単純に突き飛ばして、壁を背にしていてはやりにくいとそこから身を離して広い空間へと身を戻す)
パープル:死ななきゃ安いの、いってくるの。(手をひらひらふりつつ、構え)
アキラ:(インパクトの直前にバックステップを踏み上体を逸らして威力を流しつつ、身を捻りながら着地しようとする)
怜一:身体やったら硬ってぇし。なにいまの感触。鉄でも叩いてるみてぇなんだけど。なにこのおっさん。
アキラ:パープル、ヤツの幻は作れそうか(ちらりと銃を掲げつつ)
怜一:(着地したときも狙おうとするでもなく、腕をぷらぷらとさせながら)……到達者っつーのはホントろくでもねぇな。
アキラ:到達者にもなって柔かったらそれはそれで詰まらんだろう?
パープル:作ることはできるけど。アレが人間か軽く疑わしいせいで、類感精度に影響が出るかもしれないの。簡単に言うと、幻ダメージのフィードバック率低下の可能性大。
怜一:失敬な。人間だぞ。遺伝子配列は、ちっと、その、なんだ。一族同士での交配と、昔の血のせいで今の人間とはちっと違うかもしれねぇが。
グリーン:ろくでもないですね(
アキラ:まぁ遺伝子については我々がとやかく言えた義理はないな(
パープル:それなら少し安心したの。じゃあ、はい。(自らの傍らに、少なくとも造型は寸分違わぬ怜一の幻を、幻術と呪術を組み合わせて作成し)
怜一:仕方ねぇだろ。俺の故郷は超がつくほど秘境なんだから。……(幻を見て)……(懐から手鏡を取り出し)……。
怜一:俺、もうちょっとイイ男じゃねぇ?
アキラ:不確定な要素はできるだけ潰すに限る、可能性は低くてもな(何食わぬ動作でその幻の怜一の顔面を能力を込めた弾丸で撃ち抜こうとする)
グリーン:パープル、その幻の額に肉って書きましょうよ。
マリン:『とりあえず——リミッターカット』(硬い炸裂音と共に、四肢や首の、関節回りのパーツが一部弾け飛ぶ。マリン自身の膂力を原動力とするこのパワードスーツに、従来の意味での「リミッター」は存在しない。この操作で解放されたのは——各関節の可動領域だ)
パープル:幻呪は幻の正確さが骨子。モノの顔形を観察する目は養っているつもりなの。……つまりコレがあなたの限界。(
(まったく動かぬ幻は、何も妨害がなければそのまま無防備に弾丸に撃ち抜かれ、その破壊力の数割、最大で4、5割ほどを、本人へと移し変える)

アキラ:イエロー>怜一とやら、そう思うならパープルをおだて倒して毎日貢ぐとエエで。そうするとちょっとイケメンになるって噂や(
怜一:(幻の額が撃ちぬかれた、ほんの一拍を置いた後。ダメージを移し替えられ、強い衝撃に額を撃ちぬかれたように、怜一の顔が跳ね上がった。——さらに一拍後、パープルの額に怜一が受けたであろう衝撃の更に半分ほどにまで低下しているだろうが似たような衝撃が走る)
怜一:……厄介な技使いやがる。(額から、じわりと血が滲み出し、顎にまで伝わり滴り落ちながらも、顔を戻し)
アキラ:大丈夫かパープル?(睨むように怜一を凝視しつつ)
グリーン:ダメージは入ってますか。…マリン。
マリン:(手足の動きを阻害しかねない箇所にある装甲をパージすることで、若干の防御力低下と引き替えに、運動性能を底上げする。後頭部付近、装甲をパージされた個所からこぼれ出た鮮やかな朱色の髪が、魔力の昂りに呼応して逆立ち)
パープル:あ、づっ…!(額に受けた衝撃に、ほぼ反射的に陽炎のような、自己防衛用の自分の幻を一瞬だけ投影し、ダメージをそちらに受け流し)…ちょっと脳が揺れたの。おのれ父親なの。(
グリーン:恨む相手間違えてませんかそれ(
パープル:ダメージの発生源的には間違ってないの(
怜一:そうだそうだ、おのれお義父さん、娘に対しひどいよなぁホント(
アキラ:中継地点の問題も考慮に入れて欲しいものだな。それがお前の能力か?
マリン:『そろそろ閉じろよその減らず口(』
パープル:基本的に全く誇れない父親で困っているの。それはさておき、さっきの反射は気になるけれど。
怜一:いいや、ただの呪い返し。良く言うだろ、人を呪わば穴二つって。見くびってもらっちゃ困るぜ、こちとらそういうことに関しちゃプロフェッショナルだ(肩を竦め)
アキラ:すまんなパープル。だがお蔭で少しは相手の情報が取れた
怜一:俺の専門はな。今から、お見せしよう。さっきは、不発だったが……(両腕を、自らの前で交差させ)
パープル:呪術仲間とは、同業者なの。面倒くさい。…?
アキラ:イエロー>返すだけってことは、無効化はできないんやね。じゃあここ一番の時に幻作ってくすぐってやったら効くんちゃう?(
パープル:私もくすぐったくなるからヤなの(
グリーン:どんな戦場ですかそれ(
マリン:『やらせるかッ!』(一歩目からほぼ最高速度。床を踏み割り、先のアビスと同様初動を潰すように突進し、勢い任せに石突きでの打突を胸の中央へ見舞おうと)
アキラ:イエロー>自分で自分をくすぐってもくすぐったくはないやろ? 物理的なもんを移すのか、相手のくすぐったいという感覚を移すのかによるけどな
怜一:(交差させた腕を解きながら、大きく腰と足を落としかなり低い体勢に。右腕は前方に、左腕は腰だめに、レッドが使う拳法によく似た構えを取り。その間際から部屋中に、怜一を中心に放電のような形で広がる、小麦色の光)俺の専門は、悪魔退治。
怜一:貴様等への、天使が作り上げた金属を介さず、致命的ダメージを負わせる、術法よ。
パープル:ド直球に天敵だったの。(光を避けるように目を手で覆い)
アキラ:我々も元はそうなんだがね。いつからこうなったのやら(マリンの動きに呼応し、こちらも地面を弾くように怜一へと駆ける)
グリーン:その件に関しては親父殿は胸に手を当てるといいかと。しかし、私の能力だと中々攻めあぐねますね…。
怜一:(@その放電のような形で広がり続ける光は目を塞ごうと耳を塞ごうと枝分かれし幾つも幾つも小さな筋が皆の身体へと当たる。当たれば、痺れる。動きに支障を来すほどではないが、ほんの僅か指先に力が入りにくくなったり足先の力が抜けるような効力が有る)
パープル:ま、私は殴り合い関係ないから、補助に徹させてもらうの。(アキラの体に被せるように、それでいてアキラの視界をには映らないよう調整しながら、アキラと全く同じ外見、しかし動作のタイミングだけが微妙にズレた幻を出現させ、相手を幻惑させようと)
マリン:(接近により、光の効力を間近に感じながらも、「根性」の二文字を全身に漲らせて打撃を敢行する)
アキラ:ちっ……(光を受けてわずかに体を揺らしつつも、直線的に怜一に突っ込む。と見せかけ、3m程手前でマリン・怜一の頭上を飛び越えるように宙に跳ぶ)
グリーン:(手を何度か開閉させて)じわじわと力が抜ける感じですね。嫌なものですが…マリンが男気を見せていますし頑張りますか。
怜一:(両腕を大きく広げ、マリンの身体ごと突っ込んできた石突きへと両の手を平手打ちのよ うに叩き付け。白刃取り、それでも直ぐには勢いを止めきれずに靴が擦れ地面に轍を残しながら大きく後退、押され、押され、折角放れた壁へと再び背中をつけ るところまで、後退してから、停止。……怜一に直接触れられると、放電の光に当てられたどころではない、マリンの身体から膂力を一気に吸い上げられるよう な気持ち悪い感覚に襲われる)
怜一:すっげぇ力……! パワーだけならあのおっさん以上か、おっそろしいスーツだな、おい!
パープル:むぅ…父さん、動きが複雑なの(アビスの跳躍の動きにもしっかり合わせて、怜一にとってはアビスの姿が2重にブレているように幻を動かし)
グリーン:(怜一の間合いから遠く離れるように後退する。手近の壁に手を付け)…ふー……。(壁と手の間から滲み出るように魔力を放出。それがゆっくりと壁を伝って天井に上がっていくのを見上げ)
マリン:『ぐっ……悪かったな……このパワーは、オレの自前、だァァァァァァァァァッッッ!!』(本来ならばバイタル回復の為に用いるAEDを作動させ、無理矢理全身に気合いを入れ直し。石突き側を跳ね上げ、怜一を身動きの取れない上空へ投げ上げようと)
怜一:(ちらりと、頭上へと飛来するアビスへと目を向け。急に乱視になったような錯覚に襲われ、目を細めるが、その黒瞳にもじわりと小麦色の光に包まれ)
アキラ:悪いな、もう少し合わせてくれ(高々と宙を舞いながら、空中で3発ほど銃を撃つ。その凄まじい反動を利用して大きく軌道を変え、上空から稲妻のように怜一の首を狙い踵を振り下ろす)
パープル:分かってるの。そう易々と見破らせはしないの。(攻撃の瞬間に更に1つ、合計3重のブレが生じるようにアキラの幻を展開させ)
怜一:っあ、そうでしたか、そいつぁ失敬ェェェェッ!?(目線をマリンから離したのが悪かっ た、動きに対応できずに放り上げられ。天井に着地も出来ずに、電灯を破壊し壁を破壊し、背中から盛大に叩き付けられた。おかげで、コートに三発もの穴が空 き、右腕が大きく蹴りで裂かれながらも、アビスの連撃からは逃れた)痛ッてぇ!!
アキラ:よくやったっ!(振りぬいたマリンのパワードスーツを身を捻って避けつつ、着地。その屈んだ姿勢のまま転がり、仰向けの姿勢で怜一目がけて撃てるだけの銃弾を乱射する)
マリン:『ちっ、ちょっとずれたか。親父殿、追撃行く?』(石突き側を上げたことで、丁度斧を大きく振りかぶったような体勢。そこから軽い手首の捻りで斧の柄を回し。斧の刃ではなく側面が上を向くように持ち直して、アビスに着地点を提示)
マリン:@あ、ちょっと遅かった。まあいいや
グリーン:それだけの攻撃でその気軽なリアクションもどうかと…よし、こんなものでしょう か。(壁から手を離して天井一面に広がった魔力を確認。もやもやしていた霧状のそれは、そのまま「部屋の天井」を模して固まった)マリーン、少しだけ頭上 注意でお願いします。親父殿はまぁ、大丈夫でしょう。
パープル:いい一撃なの、マリン(アキラの銃弾の乱射に更に無数の弾丸の幻を作り出し、擬似的な弾幕を見せ付けて)
マリン:『了解、好きにやっちゃってくれ!』(いつでも斧を震えるよう、改めて全身に力を入れ直しながら身構え)
怜一:さっきから何回人を壁に叩きつける気だこの女! 俺ぁボールじゃねぇんだぞ!?(落ち てこない、かなりめり込んだようで身体が天井から離れない間に飛来してくる銃弾の雨霰。小指、人差し指、親指だけを立て他の二指を折りたたんだ、奇妙な手 の形を目の前で構えると、これまた皆が見たことのない文字列で構成された結界が形成され)
グリーン:ありがとうございます、では。(指を鳴らす。天井を模した魔力の固まりが、材質の特性をもったまま。怜一の頭上へと瓦礫を降り注がせるように崩壊を始めた)
怜一:ちょ、ま、あだだだだだだだ!?(分厚い、とても分厚い合金製の壁にでも減り込むよう な音を立て、結界に次から次へと銃弾が吸い込まれ叩き付けられ、それでも、罅一つ入らず怜一には届かない。が、天井が崩れ、本人もその結界にべちゃりと落 ちて、背中にしこたま瓦礫と瓦礫の形をとった魔力がぶつかっている)
アキラ:返して来るかもしれん、その時を気を付けろ!(発砲音の中で珍しく声を張り上げ。弾を撃ち尽くすとコンマ5秒もかからず次のマガジンに差し替える)
怜一:畜生! 何だ手前ェ等さっきからチマチマチマチマ痛ェことしやがって! 嫌がらせかコルァ!?
パープル:む。あれも対悪魔とかそういう結界?(アキラが全弾撃ち尽くす直前、ただの幻の弾丸に威力のある幻の弾丸を混ぜて放ち。幻の銃弾は通常の防御であればすり抜け、ヒットすれば通常の銃弾で撃ち抜かれた程度のダメージを呪術的に与えようと)
グリーン:嫌がらせですよ。
パープル:呪術なんて嫌がらせに使ってナンボだと思うの。
マリン:(自分のところに落ちてくる瓦礫にも、装甲で耐えて微動だにせず、怜一が落下してくるようならすかさず迎撃の一振りを叩き込む構え)
怜一:悪魔か手前ェ等! ……あ、そうだ、悪魔だ。悪魔だからって嫌がらせしちゃいけねぇんだぞ!(これまた、金属質な音を立て。幻の弾丸も、妙な結界に防がれた)
パープル:悪魔だからそんなの知ったことじゃないの。あ、やっぱり弾かれた。(結界の効果を確認して、ふむふむ、と頷き)
怜一:(背中についた色々なものを振り払いながら、立ち上がり。右足で踏みつける、すると結界そのものが急下降、怜一を覆えるぐらいの幅と長さを持った結界が、マリンとアビス目掛けて落ちて来る。本人も、一緒に落下)
怜一:(落下中、その奇妙に組んだ指をマリンとグリーンに向け。左手が大きく下がる、弓を構えるような動作を取り)
マリン:『失せろォ!』(迷いなく戦斧を叩き込む。防がれたなら防がれたで受けた結界ごと、正面の壁に叩き込む勢いで)
グリーン:ッ? マリンッ! 何か来ます!
アキラ:(怜一をにらむと素早く身を翻して四肢を地面に着け、怜一が押し付けられた壁に向かって跳躍。三角跳びの要領で怜一のさらに上を取ろうとする)
パープル:マリン、躊躇ないの。好きにやれなの(突っ込んでいくマリンを守るように、怜一の動作に応じて透明な、しかし呪術で不壊性を付与した幻の壁を彼女の周囲に浮遊するように作り出し)
怜一:(怜一の後ろで、小麦色の光が幾つも展開され、形を取り、出来上がったのは……無数の独鈷杵のような光の群れ。それは、勢い良く回転まではじめ、怜一の左手が引き伸ばした弦を離すような仕草をすると……一斉に放たれた。文字通り、矢のような速度で)
怜一:(二人目掛け。そしてたまたま、自分の真上にまで跳ね上がったアビスにも、殺到する)
アキラ:(あれが悪魔の力に反応するというのなら……)仕方ないか
パープル:残ったなけなしの魔力、持っていきやがれ、なのっ(アビスとグリーンにも同様の壁を。更に三人の幻も作り、ダメージに備える)
グリーン:クッ…!(壁の背後で身を捩って矢の軌道からも逃げようと)ろくなもんじゃない気配がしますねっ…!
アキラ:(右手の断層全てに魔力を混め。己の魂とも呼べるそれを、光に向けて、光すら切り裂くような勢いで思い切り投げつける)
アキラ:@ミス 断層→弾倉
怜一:(——硬い。そして、戦斧越しに再び伝わる、全身から力を吸い上げられるような感覚。 砕けこそしないが、叩き込むことには成功する、足場がいきなり軌道を変えて真後ろに下がり、本人も接着されているかのような勢いで後ろに投げ上げられ、三 度背中が壁へと激突した。ついでに、自分の結界にも挟まれた)あっづ!? だ、だから、何度も何度も……!
マリン:(パープルの援護とイエローの発明を信じて独鈷杵は無視。そのまま結界と壁で押し潰さん)
マリン:(押し潰さんばかりに力を込める)
怜一:(壁に、パープルの結界とそれぞれの作り上げられた幻に独鈷杵が突き刺さる。途端 に……ダメージフィードバック率、80%といったところか。幻の元となった人物の、足に、腹部に、肩に。魔力が、体力が、根刮ぎ吸い上げんとばかりに力を 吸収していく弾倉が出来上がる。しかし、実物に突き刺さらない以上本格的な効力は得られないようで、直ぐに消える。ただ、深刻なダメージは……幻を作った パープル本人と、マリン)
怜一:(魔力の発信元を辿りダメージを与える機能でも搭載されているのか、パープルの魔力回路そのものに直接拳を叩き込まれるような衝撃が走り。パープルの援護があったとは言えそれを切っ先分、通過した独鈷杵はスーツをも透過し、マリンの腹へと突き刺さる)
パープル:……ぐえ。これはなかなか、きっついの。(表情一つ変えないままながら、ぺたん、とその場に座り込み。ダメージの移し変えが完了しきったところで、幻と壁が消える)
グリーン:っ、は…こ、こらパープル…無理をしないでくださいと、言ってるじゃないですか。クソッ…(幻のお陰でダメージは少ない。一瞬の目眩を脚を踏みしめて堪えると珍しく毒づいて)
怜一:っの、人を、潰れ饅頭にしようたぁ……良い趣味してんじゃねぇか……!(結界に手を触 れ、押し戻すために力を込め、それでも圧力でじわじわと後退としながら踏ん張っていたが。その力も急激に抜き、自分が自分の結界にしこたま顔面と全身を叩 き付けられようとも首を大きく捻る。独鈷杵の群れ、結界、それら全てを安々と貫通してきた弾倉を首を捻り避け、それでも、首元を斬られて血が吹き出した が)うっそぉ……!!? お、俺の結界を簡単に……
パープル:そうは言っても、ダミーの幻を通してこっちにまでダメージを伝えてくるとは思わなかったの。というかちょっと喋るのも辛いの、今。(いつもと変わらない声色と顔色なものの、指先には震えが走り、脱力している)
マリン:『ッッ……!!』(フェイスガードの下、歯を食いしばって痛みに耐え、それでも押さえつける力は緩めるまいと踏ん張り続け)
アキラ:(空中で左の銃を連射して体に捻転力を与えると、そのままギュッルギュル音が聞こえそうなほど横回転しつつ、怜一の頭上へ落ちると同時に右の拳をその延髄に叩き込もうとする)
グリーン:そりゃそうでしょうよ。というかマリンは頑張りすぎです…。
怜一:……!!(結界に、よりよくしこたまぶつけたのは顔面らしく鼻血まで吹き上げながらマ リンの膂力に壁にめり込み続ける力。たまらず、結界を解除。そこまで力を込め続けているが故に急に結界の感触を無くし、身体が前方に流れるであろうマリン の首へと、炎のように吹き上がった小麦色の光に覆われた肘打ち。同時に、右手であの奇妙な構えを作り、きっちり延髄分をカバーするための結界を首元数セン チの部分へ展開し延髄打ちを防ごうと)
グリーン:パープル。何かナイフとかありますか? 普通のでいいんですけれど。
アキラ:貴様……!(横目でパープルとマリンを確認し、さらに拳に怒りの力を乗せて打ち抜こうとする)
怜一:こっちの台詞だ貴様ァ!? く、首……畜生、血管ちょっと切れた……いや、それより、俺の結界ぶち壊しやがって! 
パープル:一応、あるの。幻にぶっさす用。(震える手で懐から小さなナイフを取り出し、床を滑らせるようにグリーンに放り)
グリーン:お借りします。(滑ってきたナイフを足で止め、つま先で引っ掛けて上へと飛ばしたのを受け取り)まったく、女性にばかり無体をするなんてとんでもない変態様ですね。
アキラ:やかましい! うちの娘に手を出した奴は万死に値する!(
グリーン:同意します親父殿(
怜一:グレイ>同意(
パープル:いいからカッカしてないで冷静に仕留めてほしいの。(ばたり、と倒れ伏しつつ)
グリーン:…そういえば親父殿に回収されてからとんと本人には会っていませんね。(じわりと、全身から魔力を出して練り上げ始める。気軽な量ではない。下手すれば自分の魔力全部出しますくらいの勢いだ)
アキラ:イエロー>喜んで良い場面とは思うんやけど、なんやろうなこの胸に去来する微妙な感じ(口で言い表せないのでなぜか力の抜ける音をギターで鳴らしつつ)
マリン:(急な抵抗の消失に上体を前に流しながらも、柄に備え付けられているスイッチをトリ ガー。同時、両刃を持つ斧の頭部で小さな爆発が起こり——そこから、分離された柄の部分だけを引き抜く。手に持つ獲物の最も重い先端部をパージすることで 動作を高速化し、一気に上体を屈ませて肘打ちをかわそうと)
グリーン:(いやに粘質な魔力がべちゃりと落ちて、暫しもごもごと蠢いてから…卵が割れるようにぱかっと魔力の固まりが開いた)
パープル:言っておくけど皆無理はしすぎるななのー(くたー)
怜一:(おそらくは、まともに食らっていたらパワードスーツ越しでも首の骨に損傷があったで あろう肘撃。それでも、大きく屈めればスカせるほど遅いものでもないそれが頭上をカスっていっただけで、首の骨が圧し折れそうな負荷がかかる。……それで も尚一番不味いのはあの光。カス当たりだけでマリンの身体に、落雷でも直撃したかのような強烈な振動が全身を覆う)
グリーン:(中から出てきたのは、白い鴉だ。東方で賞金首達相手に立ち回っていた時に連れていた、烏の姿をした九十九の鍵…を、己の能力で再現したもの)…お久しぶりです、クレーエ。
怜一:(身体に不可が掛かるとか、光に触れたら不味いとか、そういったものを一切合切無視し たアビスの拳の一撃。結界が、壊れこそしないが、衝撃が投下した。大きく顔が跳ね上がり、身体が痙攣し、首と鼻から押し出されるようにさらに血が吹き上が る)がはっ!!? っぐ、の、無茶、しやがって……!(大きくよろける、身体)
グリーン:さぁクレーエ。今の貴女の主は親父殿ですよ。どうぞ助けてやってください。(空にその存在がいる限り、主と認めた対象の気配を著しく削減し、乱し、敵に感知させることを困難にする力を持つ鍵に、アキラを指さすとそのままその場に座り込んだ)
怜一:(が、倒れない。大きく、大きく、体勢は崩れても、膝はついても、頭を垂れることをよしとせずに踏み止まり。パープルだけに見える、組み替えた指先)
マリン:『っぐ、が……!』(引き抜いた柄を杖のように床に打ちつけ、何とか体勢を保つ。パワードスーツの、胴体部に内蔵されている生命維持機能をフル稼働させ、痛み止めから何から、半ばドーピングに近い勢いで投与してなおも戦闘態勢を維持)
パープル:……気をつけるの。また、何かくるのっ!(猛烈な疲労感の中、精一杯に息を吸い込み、声を吐き出し)
怜一:(人差し指と中指だけを立て、他は折りたたんだ手に。いつのまにか、部屋に漂う光は消え失せ、その全てが集中しているような光を宿すそれがパープルには見えた)
怜一:……失血で意識が朦朧とするより、首に一撃貰うよりなぁ! 結界と一緒に傷ついた、プライドのほうが、痛ぇつーんだよ!!(ダメージが残る足、立ち上がらない足で、振り向き)
パープル:敵の手元に注意!光線の可能性もあり!触れられたら死ぬと思えなのっ!
マリン:(左手で柄を杖に、右手でパージされ落下してきた戦斧のヘッドを受け止め、弾き上げ)『ならその前に……斬り落とすとかどうかな、親父殿』
アキラ:ああ、ここで押し切らずにいつ押し切る。行くぞ!
グリーン:まったく…これだからプライドの高い人は困りますね。(その場に座り込んだまま、パープルにもらったナイフで手の甲を刺してる)あー、痛い、痛いけど意識失ったらクレーエが消えてしまう…。
マリン:(戦斧のヘッドは、組み込まれた機構の作動に従い、ちょうど中央で前後に分離。両刃の大戦斧から、二振りの片刃のハンドアックスへと姿を変じ)
怜一:喰らって、思い知れ! まだ、言霊破棄は出来ねぇが、見えようが見えまいが、この距離なら十分っ! 繰神式修業経流術……『弧月』。(指を、アキラと、マリンへ向け)
アキラ:(安定剤の通る首元の管をぶち抜き、両足を悪魔その物と言える禍々しい下肢へと変化させていく)お¨ッ、おぉぉぉぉっ!!
怜一:(——ピン、と、鋭利な糸を張り巡らせたような音がした。何の気配もなく、何の感触も なく、何のダメージもなく。小麦色の光で形成された巨大な三日月が、二人の身体を貫通している。先に述べた通り、ダメージはない。しかし、身体が重い!  普段の数十倍の重力を受けているような、それでいて頑健な鎖で何十にも巻かれているように身体が重い)
マリン:(ハンドアックスの片方を右手で掴み取り、左手で取れないもう一方は、使おうと思えばアビスが取って使えるよう軽く空中にトスして、)『この血を……甘く見るなァァァァァッ!』(光を集めた腕を断ち落とさんと、右腕一本で風の呻りを上げて投げつけ)
怜一:及び。(そして、ここからが本命。両手を、あの形に組み換え。両腕で、何もないが、あの独鈷杵を作り上げた時のように弓を構えるように構え——)
グリーン:…悪魔と悪魔祓い、かつ実力者であれば後者のほうが明らかに有利でしょうけれど。(クレーエにアキラの気配を阻害させる命令を下から出しつつ)それを押しのけるのであれば実力か…あれですね、根性なんでしょうね
アキラ:プライドなど抱えたまま墓まで持っていけ! この先へは絶対に通さん!!(銃を捨て てアクスを受け取り、数十倍程度なら体重1トン程度、この体であれば余裕で動けると言わんばかりにドスドス走りこんでその斧を単純に脳天へと叩き込もうと する。こと、ここに至れば小細工は無用)
怜一:血……だぁ!? 甘く見てるのは、テメェ等だ! 五千年前の無念ここで晴らさず、いつ 晴らす!(右腕に、戦斧の一部が突き刺さった。多少、重力の影響もあったのだろう、ほんの少し威力が足りない、切断するには。あと、ほんのもう少し突き刺 されば切断される程、深く食い込み、いよいよをもって失血死が見えてくる程の血を流しながら——)
マリン:(体にかかる荷重は、カス当たりの光から浴びたダメージで跳ね除けるまでには至らないものの、持ち前の膂力で踏ん張り続け)
パープル:無念…と言われても、心当たりは…父さんにはあるかもしれないの。
グリーン:ですが…親父殿も親父殿で…魔王との最終戦に間に合わなかったらしいので、無念度合いはおなじじゃないですかね…(
怜一:矜持が、俺達がここまでやってきた証だろうが!! いよいよそこまで忘れたかボケ悪 魔ァ! それならその忘れた頭、停止させたらぁ!!(踏み込む。脳天目掛けて振り抜かれる一撃を、恐れず、防がず、一歩を踏抜き。床が、地面が、このフロ ア全体が揺れ動く、上の建物までをも揺らすようなグレイ以上の震脚を以て——)
怜一:『砕月』(己の持つ破魔の力を全て一箇所に、左拳に集め抜く。まるで、グレイが能力を発現したかのような鈍色で、悪魔にこそ心底怖気の走る、左拳をアビスの心臓目掛けて、放つ)
怜一:グレイ>……世界には、自分と似たような者が三人いるとは言うが。まさかこんなところで、法術者が、自分と似たような技を使うとは。奇縁だねぇ。
グリーン:しかも存在の属性は真反対ですか。
パープル:ンなこと言ってる場合じゃ、ないと思う、のっ
アキラ:証など要らん! 誇りなど捨てた! 5000年前などとうに終わっている! 今だ!  今目の前に倒れている娘の無事以外に思い出すものなど無いわ!(振りかぶる、振り下ろす。其れだけの動作に筋組織が千切れるまで全力を賭し、恐らく目の 前に在るのがマムの塊だろうと斬り潰すような一撃を脳天目がけ放つ)
怜一:グレイ>あ、そうそう、ついでだけど親父殿。寿命減らしてでもいいから踏ん張りなさい。死ぬから。
グリーン:生憎私とパープルじゃあ行ってもミンチなので、ここで見てるしか無いのが切ないですね。
アキラ:(グレイの言葉を聞き届けたのか、インパクトの瞬間に両足を踏ん張り、胸筋で受け止めるかのように力を込める)
パープル:回路に直接ダメージ貰って、全力防御で魔力も使い果たした私が前に出ても肉壁にすらならないの(ぐったりとたれている)
グリーン:まったく…あー…一瞬でいいから現役に戻りたいですねぇ…。そうすればあそこにも混ざれるんですけれど。(羨ましそうな目で見てる)
パープル:時間遡行でも覚えるの。
マリン:(アビスに迫る一撃がマズい軌道に乗っているのを見、駄目押しか、援護か、せめても の抵抗か何かとして……左手に握る柄を、斧の刃を分離して露出した、槍のように鋭く成形された側を前にして、怜一目がけ最後の力を振り絞って投擲。投擲後 は、自分の体を支えるものを失ってそのまま倒れ伏しながら)
マリン:『やっちまえ、親父殿』
グリーン:体つくり変えたいです。
怜一:(@互いに、全力で、全霊をかけて、当たったのは、ほぼ同時——いや、拳がほんの少し ばかり先か。アビスの全霊をかけた一撃が脳天を裂くギリギリで止まってしまうほどの拳撃、アビスの心を打ち抜き皮も肉も内蔵も震わせるそれは衝撃一つとっ ても他のカラーシリーズでは耐えられまい。小麦色の法力はさらにその先へ。心臓にまで辿り着き、悪魔の力で動いている心臓を止めようと流れていく。流して いく。しかし、グレイの言葉を聞き届けだ故、一気に心臓に集められた魔力を注ぎ切れない。おそらくは五分の一以下にまで一気に注ぎ落とし……止まった。そ れは、マリンが最後の力を振り絞り投げ抜いた槍が腹部を貫通した為、でも、あったが。ぎりぎり、ぎりぎりのところで、力を、注ぎ込めなかった)
アキラ:イエロー>あー、こりゃどっちか死ぬかも知れへんな…… お?(俯瞰するように戦場を眺めながら)
アキラ:イエロー>あ、グリーン、体作り変えたくなったらいつでも言ってや。素敵でカッチョいいロボットに改造したるわ!
怜一:……………っふ。ぅぅぅぅ(ゆっくり。ゆっくりと、あまりの集中故か止まっていた息を吐き出し)修行不足。敗因は、それだけだった。次は、俺が生きてたら、殺してやるよ。
怜一:(それだけ、言うだけ言ってから。ぐるんと、目が真上に跳ね上がり、白目を剥いて、糸が切れた人形のように倒れた)
グリーン:そういうのはいいですから(
パープル:…どうなった?よく見えないの(倒れてるので角度的に。)
怜一:グレイ>ああなった。(パープルを抱き起こし)
パープル:ん、ありがとうなの。……相討ち爪先手前、ってところ?
怜一:グレイ>どういたしまして。うん、どっちも即死は免れたけどどっちも今直ぐ治療しないと死ぬ感じだね、あれは、ハッハッハ。
パープル:治療…出来る人は?
グリーン:ブラック、お願いします。
アキラ:いつでも来い。その時こそ返り討ちに……(胸から、口から、首筋から、その他色々なところから噴水のごとく血を吹き出してこちらも後ろ向けにぶっ倒れる)
怜一:グレイ>残念なことに、ブラック、イエロー、シェリルくんと軒並み揃ってる。死ぬのが難しいレベルだねぇ、この布陣では。
マリン:『うあー……親父殿ぉー、大丈夫かぁー……』(声はかけつつも、こちらも糸が切れたブリキ人形の如く転がってる)
アキラ:ブラック>み、みみみ皆さん無理しすぎですっ! えーと、えーとお父さんととりあえずそこの怜一さんから取り掛かります! 手伝ってください!
怜一:シェリル>私もっすか。まぁ、魔力分解に人体解剖学やら何やら必須っちゃ必須ですけどー。はいはい、手伝いますよ。
パープル:よろしくたのむのブラック……とりあえず私は後でいいの。術の行使に後遺症が出る可能性はあるけど、死なないの。
怜一:グレイ>きちんと怜一君も治しちゃうブラックの優しさに、このままアレは殺しちゃおうと思う自分の腹黒さに涙ちょちょ切れな私であったとさ。
パープル:戦い終わったら治療係の判断が絶対なの。ブラックにお任せするの。
怜一:グレイ>パープルは、私がやろうじゃないか。何、似たような能力の使い手同士だ。ブラックの次ぐらいにパープルの魔術回路の構造は私のほうが詳しい。
アキラ:ブラック>ではシェリルさんは怜一さんの止血処理をお願いします、私はお父さんの方を、ついでに副作用を抑えるのも一緒にやっちゃいますので
パープル:ん、じゃあ頼むのグレイ。変なことしたら万年呪う。
グリーン:優秀な治療班がいると安心しますね。
怜一:グレイ>頼まれた。治療のために服は脱がすけど、ここで劣情催すレベルで性格破綻はしていない心算だ。
怜一:シェリル>はいはーい。ていうかなんでこの人、頸動脈切れてて右腕千切れる寸前で内蔵滅茶苦茶で魔力枯渇してんのに生きてんの?(怜一の止血処理しつつ)
マリン:『身の危険を感じたら躊躇せずサックリやるんだよ(』
アキラ:ブラック>(ジャラジャラとどこから出したか不思議なぐらい様々なメスやら針やらを取り出し、早送りで再生してるような動きで止血から縫合まで行っていく)
パープル:グレイの性格は全く信用していないけど、ここは頼むの。
グリーン:よかったですね兄さん。ある意味信頼性抜群ですよ(
怜一:グレイ>ハハハ、日頃の行いが活きてくるねぇ、ここで。……ふむ、回路が幾つか断線してたりズレてるな。
アキラ:イエロー>人間名乗るならその時点で死んどけって話やね(二人の足元に小型球状の金属の玉をぽいっと投げると、電子音と共にそれが展開し、空中に心拍数から各種身体状態を示すデータをモニタリングし始める)
アキラ:イエロー>……なんで心臓動いとんのや(数値を見てシェリルと同じことを呟いた)
怜一:グレイ>(右腕に、殺すためではないためか、普段ほどのおどろおどろしさはない魔力が漂う。パープルの服を脱がし胸に腕を沈め、ゆっくりと動かし断線修理を始めた)
パープル:全力で守った分、広範囲攻撃から流れてきた負担を纏めて引っかぶったのは失敗だったの…(力を抜いて、大人しくされるままに)
怜一:シェリル>ね。アビスよりすごい元気に動いてんですよこの人の心臓! うっわ。マジで同じ人間の身体弄ってる気がしないんすけど。
怜一:グレイ>失策だったが、仕方のない失策だよ。まさかパープルとほぼ似た精度で呪い返ししてくるとは思わん。よし、とりあえず繋げて、あとはズレた回線を、と……。
アキラ:ブラック>シェリルさん、その人の血液接種できないですか? すごく…… 気になります(何故か顔が蒸気している)
グリーン:こんだけむちゃくちゃされたんですし、血液くらいもらってもバチ当たりませんよ
パープル:まぁ、あれはあれで少しでも皆のダメージを引き受けられたと思ってよしとするの。ん…(軽く手を握って開いて、繋がった具合確かめつつ)
マリン:『治療代としては安いもんだろ。もらっちゃえもらっちゃえ』(ぐったー)
パープル:拝借してしまっていいと思うの。下手に触らないように。
怜一:シェリル>よし、じゃ、採取して……ぎゃあぁぁぁっ!!? ちょ、ちょ、ちょっと、イエロー! ハンマー! 創世楽昌でもいい! この人目ェ覚ましそう!? 嘘ォ!?
グリーン:Σちょっと早すぎやしませんか!?
アキラ:イエロー>まぁ最初に仕掛けたんはたぶんレッドやし、されたというかした方なんやろうけど…… うをマジか! よっしゃハンマーや!(10tと書かれた実質5Kgぐらいのでかいハンマーをシェリルに渡し)
パープル:いくらなんでも復活が早いのっ
怜一:シェリル>(ごんっ! っとすごい音を出した後、ぴくりと動いた怜一の指が動きを止めた)あっぶねぇ……
マリン:『……助けるつもりなのか殺すつもりなのかわからなくなってきてない?(』
グリーン:は、はやく血液を採取して治療をしてから身動き取れない程度に足の健とか切っておきましょうよ(
パープル:命は助けても意識は戻ってほしくないの(
怜一:グレイ>もう遺伝子配列というか、身体の作りが私達とも通常の人間とも違うのでは?
怜一:グレイ>……これで、よしと。どうだい、パープル? 違和感はある?(ずる、と、パープルの身体から指を引き抜き。襟とボタンを止め治し)
アキラ:ブラック>クロロホルムでも注射しておきましょうか。致死量ギリギリで(
怜一:シェリル>本来は止めるところですけど、今回は止めません、ブラック。というかそうしないとマジで起きそう。
グリーン:丈夫さだけでみれば完全に人間やめていますね。
パープル:んー…(握って開いて。掌サイズのSDブラックの幻を作ってみて)問題なさそうなの。感謝するの、グレイ。
アキラ:ブラック>怪我人は大人しく寝ていないとだめなのです(ここで心拍数を下げるのはさすがにまずいと思ったのか。麻酔効果のある薬品をたっぷり染み込ませたガーゼを怜一の鼻の下にべったり張り付けてテープで固定した)
怜一:グレイ>どういたしまして。ただ、まぁ、ブラックにも後で言われると思うが。一月ぐらいは大きな魔力の消費はしないようにね。
アキラ:ブラック>……ふぅ。こちらも、一命は取り留めました。後は本部に戻って本格的な治療を…… あ、そうだレッド姐さんも起こさないと!
怜一:グレイ>さて……(立ち上がり、レッドに近寄り)ああ、ブラック、任せたまえ。(動かないレッドの項に手をあて)
パープル:分かってるの。消費しようにも元が足りてないの、今は。
アキラ:ブラック>はい、ではレッド姐さんはお任せします
グリーン:そういえばレッドはずっと意識が戻らないままでしたか。大丈夫ですかね。
怜一:グレイ>ん。——『解』(怜一と同じ、言語のよく分からない言葉を発し、かるく押す。すると、レッドの身体から例の小麦色の光が追い出されるように噴出し、直ぐに消えた)
怜一:グレイ>術式で身体の運動中枢とそれに関わる幾つかを縛られているようだから、それを追い出せば動けるよ。
(ぶしっ! っと、レッドに当てていた手の皺から爪の先から至るところから血が吹き出し)……ちなみに、私達が彼の法術を使うと、こうなるので気を付けるように。

グリーン:すっごい血出てます(
怜一:シェリル>ていうかすっげぇ普通に動いてるから忘れてたけどアンタも超がつく重傷じゃありませんでしたっけ!?(
アキラ:エイロ―>(スポーツバックでも担ぐような動きでアビスの肩を掴み、ひょいと背負う)超痛そうやし使うのは止めとくわ(
パープル:身をもって説明ありがとうなの。やれてもやらないの。
グリーン:兄さんもわりと意地を張りますよね(
マリン:『意地があるんだよな、男の子には(』
グリーン:(突っ込まないでおきましょう)
グレイ:こういうところで張らなければ私は意地の使いところが無くなる。兄妹達があまりに頼れすぎるからね。
アキラ:レッド>ん、ん……(二三度、瞬きを繰り返し)ぅ……ぅぅんっ!(意識を起こすように首を振り)……ぷはっ!(ガバッと上体を起こした)
パープル:あ、起きたの。
グレイ:しかし、マリン。お手柄だったじゃないか? あの一投、あれがなければ親父殿、多分死んでたよ。私なら殺す自信があったね、あれがなければ。
アキラ:レッド>(そしてはらはらと落ちるアビスの白衣を慌てて引っ掴み、胸元を隠しつつ素早く羽織る)
グリーン:おはようございますレッド。
グレイ:おはよう、レッド。
パープル:流石レッド、しっかりしてるの(
アキラ:レッド>お、おはよう、ございます(物凄くばつが悪そうな顔で)
マリン:『そうかな? 役に立ったなら良かっ——っと、おはよう。気分はどう?』
グリーン:とりあえず何から聞きますかね。
パープル:おはようなの。とりあえず勝手にいなくなった分、ぺしるべき?(
グレイ:パープルも、自身が魔力回路に損傷を負いはしたが、あれがなければ皆動けなくなっていたかもしれない。戦功は、上の上だろう。
グレイ:二人共、帰ったら何か好きなものでも作ってあげよう。私の怪我が治り次第だが、腕を奮うよ。
グレイ:……逆に、死にかけた親父殿とね。そこの、レッド・スピネルさん。意識はレッドしかないね? ちょっと、顔、こっち、向けなさい。ね?
グリーン:兄さんが料理をするなら私も手伝いましょうか。何が食べたいか考えておいてくださいね。
風月@GM:レッド>重傷と言えるほどの怪我はないわ。……はい
風月@GM:レッド>(クレイに顔を向け)
パープル:怪我がたいしたことないなら、よかったの。
グレイ:(レッドの前に屈み込み)……。(己の血で塗れた右掌で、レッドの頬を強く叩く)
グリーン:あ。(兄さんわりとガチで怒ってますねこれ…)
パープル:(ここは黙って見守っておくの…)
風月@GM:っ!(衝撃を吸収することも敢えてせず、大きく体が傾ぐ)
グレイ:……血化粧が出来てしまったね、私の血液だが。いやなに、私もレッドを本人の血で血化粧する程、悪趣味ではない。
グレイ:それ、帰るまで拭わないようにね? それをひとまず、私の仕置としておこう。
グリーン:(何かマニアックだ/ぁ)
マリン:『~~……』(グレイの怒りももっともだとはわかっているので、口を出したいのを堪えている)
グリーン:まぁ、ここにいる面々で叱るのもなんですし。長兄が直接手を下したのでよしとしましょうか。
グリーン:あぁ、けれどレッド。一つだけ。よろしいですか?
風月@GM:レッド>独断専行、及び捕虜になったにもかかわらず自害すらできなかったこと。……申し訳ありませんでした(今一度頭を下げ、立ち上がる)
パープル:私は正直もう、早く帰りたい気持ちが強いの。また変なのと出くわす前に。
ん、謝ってくれたなら、それでいいの。おかえり、レッド。

風月@GM:レッド>一つと言わずいくらでも、どうぞ
グレイ:(立ち上がり、レッドに背を向けてグリーンのために場所を譲る。が、レッドのほうには振り向かない)
グリーン:いえいえ、口うるさいのはシェリルさんやハイリさんに任せましょう。ただ、もう「二代目」とかはいりませんよ。ブラックのあれは過ぎたことですが…割りと死ぬほど絶望的になるので(笑顔を一切崩さないまま)
グレイ:シェリル>え、私? 私が口うるさい担当にされるほど私普段から口五月蠅いですか!? あ、レッドさん、見えてます? 私も来てますよ!
パープル:(あ、グリーンもすごい怒ってるの)
グリーン:そういうわけじゃありませんが、ほら、見ての通り私達口下手ですから。(にこにこ)
グレイ:シェリル>口下手。ハハッ(心底呆れたような顔して笑って、直後にハイキックくらってる)
マリン:(グレイの肩やら頬やらを無言で指でぐいぐい突いて、抗議と程々にしなよの意を表明してる。ゴツいパワードスーツの指で/ぁ)
グレイ:グレイ>痛い。マリン。優しくつついてるつもりなんだろうけど、抗議が口じゃなくて指に出てる。痛い(
グリーン:(思いの外体重の乗ったいいハイキックだったという)
風月@GM:レッド>ごめんなさい、グリーン…… 全て私の力不足だわ
パープル:力不足とかそういうことじゃないの、まったく。
グリーン:……はぁ…今後、何か単独で動く時は必ず報告!いいですね!
グレイ:グレイ>(マリンのフェイスガードに口元を近付け)……マリン。親父殿がこういうこと、出来ると思うかね? 出来ないなら、私がやる他ないのだよ。
マリン:『たしかにね。でもそれはそれ。これはこれ(』
パープル:しばらくはレッドを一人にしちゃだめな気がしてきたの、いろいろ。くっついて面倒見るの(
グレイ:グレイ>いいや、それはそれでもこれでもない、長兄の務めだ。……日を跨いでまで怒りはしないから安心しなさい。
風月@GM:レッド>悪いけどそれはできないわ。今回私が単独で動いたのは、アビス内部の情報が外に漏れていたから。その原因の第一として疑われたのが月光だったからよ。まぁ、空振りに終わったけれど
グリーン:………レッド(にこり)
グレイ:シェリル>(ハイキックで轟沈後、意識を取り戻して起き上がる)まあまあ、グリーンさん。お説教は帰った後。(ぽんぽんと肩を叩き)
グリーン:(わしっとレッドの頭に手を載せて撫でる、撫でるってか掻き回している)ほんっとうにこの子は誰に似たんでしょうね…!
グリーン:えぇ、帰りましょうか。やれやれ…。
パープル:本当に真面目でいい子なのはいいんだけど……なの(近付いてって、爪先立ちでレッドの頭をなでなで)
ん、帰るの。

グレイ:シェリル>あ、私は特に言うことないですよ。安心してください、フ。どや、このイケメン臭。
グレイ:シェリル>……そういえば、帰る前に。折角ですし適当に何か物色して帰りますか、何かいいものあるかも。
風月@GM:レッド>言いたいことは分かりますから。説教なら甘んじて受けるわ、本当にごめんなさい
パープル:そんな事してまたヤブヘビにならなければいいけれど。…ほら、レッドももう、元気出すの。
マリン:『それ、自分で口に出すと三枚目臭になる気がする』>シェリル
グレイ:シェリル>私が三枚目臭出さなかったらそれ偽物ですよ、マリンさん
グリーン:何かありますかね、めぼしいもの。
マリン:『なるほど。つまりシェリルの顔したイケメンがいたらぶん殴っていいんだね?(』
風月@GM:レッド>シェリルも、来てくれてありがとう
グレイ:シェリル>どうぞ、間違いなく偽物ですよ、それ( ……へ? えぇぇぇぇっ!? あ、は、はい、ど、どういたしまして。
パープル:そんなに驚かなくていいと思うの、シェリルも(
風月@GM:@辺りを見渡してみれば、机の上にはそこかしこに情報記録媒体が転がっていたり、日記のようなものが置いてあったりする
グリーン:なんで驚くんですか
グレイ:シェリル>い、いや、レッドさんが私にお礼言うとかそらビックリするに決まってるじゃないですか。
グリーン:(試しに日記を拾ってパラパラ見てみる)
風月@GM:レッド>別に突っ込む要素とか無かったから普通にお礼言っただけなのに何で驚くのよ(
パープル:まぁ、ちょっと珍しい光景ではあったの。写真撮っておけばよかったの。
グレイ:シェリル>普通にお礼言われることが珍しいどころか超レアシーンでしたので(
マリン:『レッド。無茶するのは止めないけど、これに懲りたら、次やる時はオレも誘ってくれると嬉しい』(のそのそ近付いて、皆と同じようにレッドの頭を撫でる。パワードスーツのゴツい手で/ぁ)
風月@GM:@日記>『○月○日 本日はコンビーフ(ワサビ風味)の発売日です。当然並んで買ったのですが、味は期待したほどでもなく……』と言うことが数十冊に渡って書かれている(ぁ
グレイ:シェリル>いや、普段の蹴られたり燃やされたりは自業自得なんでそらいいんですけど、それがあまりに日常的過ぎて……
(コンビーフ日記に火を着け/ぁ)

グリーン:(燃える日記を床に置いた/ぁ)まさかここにあるの全部そうですか…。
パープル:燃やしたくなってきたの(
風月@GM:レッド>今回は月光の本部長が居ないと聞いていたから最少人数で潜入したの。うん、必要であれば声をかけるわね(苦笑しつつ撫でられまくり)
グリーン:ちなみにレッド、あの男がここにいた理由は知りませんか?
マリン:(ぐわしぐわし撫でり撫でり)
風月@GM:レッド>その辺りの情報は全部ダミーよ、いや本物かもしれないけど重要なものは無かったわ。本物は……(怜一にはがされた荷物を漁って、中から一枚の光ディスクを取り出す)コレよ
パープル:(てしてしぺふぺふなでなで)おぉ、目ぼしいものは既に回収されてたの。さすがレッド。
グレイ:シェリル>ちょっと、もう、マリンさん。扇動しないで下さいよー。目についたら止めなきゃいけないし、貴女が動いたら目立つし(
グリーン:我々にとっては意味が無いと思えばまぁダミーですか。
風月@GM:レッド>理由なんて知ってたら来なかったわよ( 恐らくは個人的な友好関係、ってやつだと思うけど……
グレイ:シェリル>お、さすがレッドさん。それなら、ここで再生……は、そこの変な生き物(怜一)が目ェ覚ましそうで恐いんで帰ってから見ます?
パープル:帰ってからの方がいいと思うの。ここで再戦するのは、ちょっと。
グリーン:そうですね、ここで見るのはちょっと怖いです。
風月@GM:レッド>これの中身は、端的にまとめるとこんな感じだったわ。”亀裂に九十九の鍵を放り込むと、その亀裂はこの世から消滅する” つまり、鍵を全て集めればこの世の瘴気は消滅する。異貌も居なくなるし魔術全般も使えなくなる……
マリン:『……それはまた』
グレイ:シェリル>……中身も拝見してましたか。あとそれ、うん、ちょっと後悔。私みたいな、普通の寿命の人間が聞いちゃいけない内容だった!
パープル:…それはまた。確かに重大な内容なの。
グリーン:…わりと衝撃的ですね。
風月@GM:レッド>月光の非公開情報、それがこのディスクの中身。詳細は後で見分するとして、アビスとしても鍵に対し何らかのアクションを取る必要があるわ。帰ったら作戦を練りましょう
グレイ:シェリル>うーわー。また、これまた……ロード・オブ・アビス、居心地いいのはありがたいんですけど……こんな、世界規模の大事に巻き込まれるとか……んもう!
パープル:了解なの。じゃあ、なおさら気をつけて帰るの。
グリーン:そうですね。…気になるのは、月光…いや、セラフはこの情報を元に鍵をどうするつもりなのか、ですが…とりあえず帰りますか。
風月@GM:イエロー>そういえばさっき物資搬入用の物質伝送装置を見つけたで。あれをちょちょいっと改造すれば外に出るぐらいは出来そうや
グレイ:シェリル>腐食竜のときといい……今回といい……たまに後悔するんだよな此処に居ると……聞いた以上協力しますけど……(ぶつぶつ)
グレイ:シェリル>いいですね、それ。直ぐに外の空気吸えるのはありがたいです。
パープル:ナイスなの、イエロー。じゃあ改造よろしくお願いするの。
風月@GM:イエロー>まぁ失敗したら下半身地面に埋まったりするけどカンニンな!(
風月@GM:@